USCPA試験合格体験記｜A.Iさん

試験制度変更に負けず、コツコツ続けました

A.Iさん
ご出身大学：
慶應義塾大学
お勤め先：
インフラ系企業

DATA BANK

USCPA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは？: インフラ系の事業会社で５年間勤務する中で、専門性を身につけられておらず、将来のキャリアに不安を感じており、USCPAの取得を通じて会計・英語という二つの強みを得たいと思いました。
また、USCPAの取得によって海外とかかわりのある業務に就きたいと考えていました。

TACをお選びいただいた理由は？: 日商簿記3級と2級の学習はTACから出版されたテキストを使用しており、丁寧かつ無駄のない説明であったことから、USCPAについても引き続きTACを選びました。
また、受講相談をした際に丁寧にご対応いただけたことも理由の一つです。

TACの講座でよかったところ（講師、教材、カリキュラムなど）: テキストは緻密かつ無駄がなく、やりこめば確実に80点以上の安全圏で合格できる内容だと思います。
特にFARの仕訳集やREGの直前対策まとめは、毎日読み込むことで回答スピードの向上に大きく寄与したと考えています。

通学・通信どちらで学習されましたか？合格までの学習期間は？: 受講形態：通学講座（Webフォロー利用）

学習期間： 2022年8月～2024年4月（約1年９か月）

学習情報：
・総合学習時間： 1,200時間程度
・各科目の学習割合（※総合学習時間＝100％とした場合）
　　⇒ FAR：45％、BEC：15％、REG：15％、AUD：25％

合格までの学習法（全般的なこと／科目別）: 4科目ともに、まずは講義を1.5倍速で１回視聴し、１日分の視聴が完了するごとに対応する範囲の紙の問題集を１周解きました。全範囲を一周した後は、BeckerをMC・TBSともにひたすらにランダムですべての問題を解き終えるまで演習しました。平日はMC36問・TBS１問、休日はMC72問・TBS3問という具合にペースを定め、極力ペースを維持して問題演習を続けました。

受験期間中にライフスタイルの大きな変化があり、勉強時間の確保が難しい時期もありましたが、最低でもMC10問は解いてから寝ようと心掛けました。どれだけ忙しくても全く勉強しない日を作らないことが、社会人受験生の鉄則だと思います。

2024年１月の試験制度変更をまたぐ受験であったことから不安が大きかったですが、WEBで講師の方と個別面談を行い、新試験制度への対応方法をともに練ったことで乗り切れました。特にAUDについては旧試験制度で一度不合格になりましたが、新試験制度で追加となる範囲を丁寧に教えていただき、無事に合格することができました。

受験手続・受験時のエピソードなど: NTSの発行・受験会場の予約等の手続については、TACの案内に従えば問題なく進めることができました。
本試験受験時には、テストレット3と4の間の15分休憩に加えて、テストレット2と3の間、4と5の間にもトイレ休憩を取っていました。多少試験時間のロスにはなりますが、トイレまで体を動かすことで頭のリフレッシュになりました。

勉強した中で仕事に役立っていることは: USCPAの取得をきっかけに海外関係の部署に異動したので、取引先企業の英文財務諸表のチェックを自力で行うことができています。

これから合格を目指す方へのアドバイス: 最初の科目となるであろうFARでは、分量の多さに思わず逃げ出したくなることもあると思いますが、しんどい時・時間のない時でもMC10問だけでいいので勉強を続けることが大切だと思います。「今日は10問だけだけど、取り組めた」という小さな達成感が自分を後押ししてくれます。とにかく１科目受かれば一気に視界が開けますので、TACの教材を信じて日々コツコツと取り組んでいただければ大丈夫だと思います。また、毎日支えてくれる家族への感謝を忘れないようにしてください。