USCPA試験合格体験記｜W.Mさん

会計初学者でも合格できました

W.Mさん
ご出身大学：獨協大学
2013年ご卒業
勤務先：監査法人

DATA BANK

USCPA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは？: 現在の職場（監査法人）へ転職してきた際、「英語に抵抗がないなら挑戦してみてはどうか」と先輩から勧められたことです。コロナ禍で在宅勤務が始まって家にいる時間が長くなり、勉強時間の確保が見込めたのでUSCPAに挑戦してみることにしました。

TACをお選びいただいた理由は？: 資格の勉強をしていた友人・知人がTACを使っていたためです。実際にTACでUSCPAに合格した同僚がいたことも決め手の一つでした。

TACの講座でよかったところ（講師、教材、カリキュラムなど）: 【BEC直前対策のWC簡易版回答例】
Beckerの解答例だと「本番でこのように書けるだろうか」と不安でしたが、TACの回答例は短く簡潔ではあるものの要点は押さえられていたためとても参考になりました。おかげでBECだけは一発で合格できました。

【REGのTAX直前対まとめ】
何がどこの項目(Above the line deduc./below the line deduc.等)なのかを整理し、全体像の把握に役立ちました。

通学・通信どちらで学習されましたか？合格までの学習期間は？: 通学・通信どちらも可能なコースを選んだものの、通信での学習がメインでした。学習開始から合格までの期間は2年7か月です（FARのexpire（失効）ギリギリ）。

合格までの学習法（全般的なこと／科目別）: 【全般】講義を一通り視聴⇒Beckerの紙の問題集（実践トレーニング集）でMC（四択問題）を2周(1周目に各問題の正答の根拠となる論点が示されているテキストの該当箇所をメモしておく)⇒３周目は2回とも不正解だった問題のみを解く⇒Becker Online演習ソフトでTBS（Task-based Simulation）を２周＆ランダムでMCを毎日最低10～20問解く。
また、頻繁に間違える論点についてはミスノートに自分の言葉で説明して書いておき、試験前日に見直すようにしました。

上記に加え、各科目で下記を実施
【FAR】公会計が毎回20%出題されるとの事だったので、直前期は毎日公会計のMCを最低10題は解きました。
【AUD】レポート集の音読。ＭＣは正解以外の選択肢がどうして不正解なのかをきちんと説明できるまで理解することを心掛けました。
【BEC】WCの練習。Q4に記載した通り、答え合わせの際は直対にある簡易版解答例を参考にしました。
【REG】（学習法というよりは反省点ですが）MCを１周終えた時点でTBS中心に学習するべきでした。１回目のfail（不合格）後TBSメインの学習に切り替えたところ、１か月で12点ＵＰし合格できました。

受験手続・受験時のエピソードなど: 大学での専攻が外国語だったことから経済・会計の単位がほとんど無く、単位を集めるのに苦戦しました。勉強開始から本試験一科目の受験まで1年以上掛かってしまいました。
また、円安の影響で、学習を開始した当初より受験料が高額になってしまったことは痛手でした。

これから合格を目指す方へのアドバイス: 時間とお金が掛かる試験ですが、毎日コツコツ勉強すれば会計初学者でも合格可能です。
講師の方々の出題頻度に関するアドバイス（「ここは頻出/ここはあまり出ない」）を信じ、出題頻度の低い論点は深追いし過ぎないよう濃淡をつけて勉強すると良いかと思いました。
気持ちが折れないよう時々適度に息抜きしつつ頑張って下さい！