USCPA試験 合格体験記｜立原 尚さん

立原 尚さん
出身大学：中央大学

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USCPA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは？

理由は大きく3点あります。1つ目は、大学受験を機に、長年勉強してきた自分の英語力を今後も活かしていきたいと考えたからです。2つ目は、1科目ずつ受験でき、ステップアップしていけるという受験形態が自分に合っていると思ったからです。3つ目は、将来は海外で働くという選択肢も残しておきたかったからです。

学習開始時の英語力・会計知識は？

会計知識：日商簿記3級程度
英語知識：TOEIC ®L&R TEST 710点

TACをお選びいただいた理由は？

自分の周りで公務員や公認会計士を目指している人達が、皆TACに通っていたため馴染みがあったからです。他にも、TACはアメリカのUSCPA受験予備校で最大手であるBeckerと提携しており、オンライン演習ソフトを使用できる点にも魅力を感じました。

TACの講座でよかったところ（講師、教材、カリキュラムなど）

Web通信講義でしたが、授業の解説は大変わかりやすく、ほぼ初学者の私でも理解できました。特に、専門用語など、その学問分野特有のクセがある部分も、なるべく授業中に噛み砕いて説明していただきました。教材に関しては、量は多いですが、授業中に試験で出やすい箇所や、注意点なども補足してくれるので、その内容をよくテキストに書き込んだりしていました。つまり、重要な点から抑えていけるようなカリキュラムになっていると思います。

通学・通信どちらで学習されましたか？合格までの学習期間は？

Web通信講座で学習しました。
受講自体は2018年7月入学で始めましたが、途中離脱期間もあり、その後本格的に勉強を始めてから約2年で全科目合格することができました。

合格までの学習法（全般的なこと／科目別）

全般的なこととしては、まずは、Web通信の授業で、わかりやすい解説があればそれらをテキストに書き込んだりしていました。次に、授業が終わった単元からTACの問題集を解いていきました。授業とTAC問題集が1周終わった後、2周目の、テキスト、TAC問題集をやり込みました。その際、間違った箇所や気になる箇所に付箋などで目印をつけておきました。そして、3周目は、テキスト、TAC問題集共にそのチェック箇所のみ確認しました。4周目以降はテキストのみやり込み、まだわかっていない論点だけをノートにまとめ、自分オリジナルのインプット教材を作成していました。問題に関して4週目以降は、Becker online演習ソフトで解いていました。具体的には、Becker online演習ソフトのランダム問題（問題数を各科目のMC（四択問題）のtestlet1つ分に設定）を5～6回とsimulationを単元ごとに1～2周しました。さらに、Simulated Exam（模擬試験）をやり込み、最新のAICPAリリース問題を1周確認しました。試験直前期には、テキストの回転率を上げ、なるべく全ての重要論点を何回もレビューするように心がけていました。
科目別的には、REGに関してだけは、Becker online演習ソフトを1回も使用せず、TACのテキストと問題集だけで合格できました。他の科目は上記の通りです。

受験手続・受験時のエピソードなど

当たり前のことですが、受験をする上で試験当日のコンディションや集中力で結果は雲泥の差となることがはっきりわかりました。そのため、試験2週間ほど前から、当日の試験時間に集中力のピークを持っていけるように、生活リズムを試験の日を想定したものへと変えたりしていました。

勉強したことが仕事に役立っていることは

自分に合った勉強のやり方というものを多く見つけることができました。振り返ってみると、USCPA受験前や受験期間前半は、勉強のやり方が今よりもかなり下手くそであったなと感じます。いろいろな方法を試し、やり方を変えた部分、最後まで変えなかった部分等ありますが、それらを踏まえて今後とも新たな分野の学習を続けていきたいと思います。

これから合格を目指す方へのアドバイス

TACのテキスト、問題集＋Becker online演習ソフトを何周も繰り返せば、必ず合格できる日が来ます。自分のやっている教材を信じて、最後までやり遂げられることを願っています。どうしても勉強が辛く、捗らないときは、なぜUSCPAを目指しているのか、その原点に立ち返ってみてください。ぶれない原点が明確にあれば、前に進んでいけると思います。