USCPA試験 合格体験記｜T.Fさん

T.Fさん
出身大学：一橋大学

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USCPA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは？

転職活動の際、グローバルで会計知識を活用できることを軸に面接を受けていたところ、資格の有無を尋ねられることが多く、当時悔しい思いをしたため、転職後にチャレンジを開始しました。

学習開始時の英語力・会計知識は？

会計知識
日商簿記2級　実務経験5年
英語知識
TOEIC®L&R TEST 945点

TACをお選びいただいた理由は？

そもそも受験の仕組みが分からなかったときに、無料受験資格取得状況診断サービスが大変役に立ったからです。また、割引も適用されたからです。

TACの講座でよかったところ（講師、教材、カリキュラムなど）

BECの草野先生の講義は、ユーモアを交えつつ重要なポイントを押さえていたので飽きることなく特に素晴らしかったと思います。また、小泉先生の講義は論点が明快かつ解説が出題頻度とマッチしており大変わかりやすかったです。

通学・通信どちらで学習されましたか？合格までの学習期間は？

Becker 30コース（通信講座）で学習しました。仕事をしながら時間を見つけて勉強していたので、既定の期間から大幅に遅れ、結果、講座申し込みから合格まで2年間かかってしまいました。

合格までの学習法（全般的なこと／科目別）

上記の通り仕事の傍ら学習を進めてきた関係で、そもそもテキストの通読を終えるまでに1年以上かかってしまいました。そのため、最初の方に学んだ知識が順に抜けてしまっていること、また法規の改正や出題範囲の変更等により知識が日に日に陳腐化していることに気づきました。そこで、4科目同時受験ではなく合格率の低いFAR＋AUDを先に受験、受かっていたらREG＋BECを受けることとし目標を小分けにしました。また、学習もBecker Online演習ソフトに切り替え、間違えた問題だけ集中的に復習するようにしました。Becker Online演習ソフトは常に最新の「法規＋出題範囲」にキャッチアップしているので、このおかげで合格できたと言っても過言ではありません。（最終的なComplete率は80％強でした）

受験手続・受験時のエピソードなど

よくあることのようですが、私もNASBAの学歴審査時に「Evaluation」状態で随分待たされました。問い合わせのメールを一通送っただけですぐにStatusが進んだので、あまりにも進捗がなさそうなら連絡してみると良いと思います。それ以外の手続きは、TACの受験生情報サイトに事細かく手順が書かれているので不便はありませんでした。
また、講義の中で触れられていたTipsも本当でした。Research問題は全問捨てましたが合格できました。BECのWritten Communicationは、正直模範解答の3分の1くらいの分量しか書けず大変不安でしたが、Structureには細心の注意を払うようにしたのでちゃんと得点に繋がったようです。ただ、手ごたえのあったAUDが合格ボーダーギリギリだったのは驚きました。手ごたえと結果が一致しない試験、というのも本当かと思います。

勉強したことが役立っていること／今後役立てようと思っていること

まずは自身のキャリアアップ上わかりやすい実績を作れたことに喜んでいます。今後は自身のやりたいことをもう一度見直し、License取得も視野に入れつつ頑張りたいです。

これから合格を目指す方へのアドバイス

特に社会人の方は、勉強のためにまとまった時間が作れない方が多いかと思います。ただ、USCPA試験は出題範囲の多さとシラバスの変更頻度を考えると、短期集中で一気に4科目合格をもぎ取るのが最も効率的な方法だと思います。私は序盤にダラダラと少しずつ勉強してしまっていたので、その点に気づいていれば2年もかからずもっと早く合格できたと思います。平日は始業前の1時間、終業後の2時間を何とか捻出するように習慣を変えました。努力が必ず報われる試験なので、ぜひ社会人の方も頑張っていただきたいと思います。