森島 良太さん

ご出身大学:名古屋大学

2020年3月ご卒業

お勤め先:自動車部品メーカー大手

DATA BANK

USCPA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは？

会計の専門性・英語力の観点から会社の先輩との差を感じたからです。その方は監査法人出身の方であり、指導を受ける中で自身の会計の専門性・英語力の不足を痛感しました。そこで、会計の専門性・英語力を高めることができるUSCPAの学習を決断しました。また、FAS（ファイナンシャル アドバイザリー サービス）業界に強い関心があり、その業界に応募する際にUSCPAは重宝されると伺ったことも受験の強い動機になりました。

学習開始時の英語力・会計知識は？

会計知識：簿記1級
英語知識：TOEIC ® L&R TEST 730点

TACをお選びいただいた理由は？

説明会参加時の丁寧な説明に加え、Becker Online演習ソフトやサポート体制の充実に魅力を感じたからです。また、TACの講座を受講し、JCPA、USCPAの資格を取得した会社の先輩（前述）よりTACの講座は質が高いと伺っていたからです。

TACの講座でよかったところ（講師、教材、カリキュラムなど）

【講師】

非常に分かりやすい講義でした。知識の丸暗記ではなく、本質を理解しながら勉強を進めていくことができました。

【教材】

非常に質の高い教材でした。日本語と英語のそれぞれでテキストが構成されているので、英語が苦手な方でもスムーズに読むことができると思います。

また、Becker Online演習ソフトを使用することができる点も非常に良かったです。演習ソフトでは本番と同じ形式で演習を積むので、安心して本番に臨むことができました。正答率を90%程度まで引き上げれば、余裕を持って合格することができます。

【サポート体制】

分からないことがあれば、メールで質問できる体制が整っていたことは非常に心強かったです。

回答も非常に丁寧であり、勉強の助けとなりました。

通学・通信どちらで学習されましたか？合格までの学習期間は？

通信で学習し、学習期間は18か月程になります。

合格までの学習法（全般的なこと／科目別）

勉強方法は全科目共通であり、「講義➡テキスト➡Becker Online演習ソフト」の流れです。

まず講義を受講し、全体感を理解します。次にテキストを熟読し、講義で理解した内容を定着させます。最後にBecker Online演習ソフトで演習を積み、ＭＣ・TBS共に正答率を100%まで引き上げることに注力しました。その際、講師の方も仰っていますが、TBS対策を後回しにしないことがポイントです。TBSはMCと比べ、難易度も高いので、後回しにしたくなる気持ちも分かりますが、演習ソフトのTBSは良問ばかりであり、自身の理解度の定着や向上に非常に役立ちますので、TBSを積極的に解くことをお勧めします。

受験手続・受験時のエピソードなど

【受験手続】

受験までに行うべきこと（学歴審査等）が非常に多いので、早めに動くことをお勧めします。また、試験日の予約についてですが、受験希望日の1か月前ではすでに満席だと思いますので、2～3か月程前に受験日の予約を完了させておくと良いです。（私は3か月前には予約を完了させていました）。

【受験】

大阪会場で全科目を受験しましたが、非常に快適であり、特に不自由はありませんでした。

勉強したことが仕事に役立っていることは

【会計の専門性】

普段の経理業務で役立っています。また、会社の先輩（前述）からの指導もUSCPA受験前と比較し、簡単に理解することができるようになったので、大きな進歩を感じました。

【英語力】

USCPA受験前より英語に対する抵抗感がなくなりました。

ここで身に付けた英語力を基礎として今後はspeakingスキルの向上に努めていきます。

【転職】

USCPA全科目合格が評価され、第一志望の企業から内定を頂くことができました。

これから合格を目指す方へのアドバイス

試験制度も変わり、合格までに2年弱を要する資格であるため、USCPA取得のハードルは高いと思います。しかし、合格によるメリット（会計の専門性・英語力・転職市場における価値向上）も非常に大きいと感じます。そのため、希望のキャリアのためにUSCPAが必要と感じられる方には迷わず取得を目指して欲しいです。まずは自分のキャリアを考えることから始めてみてください。応援しています。