USCPA試験 合格体験記｜K.Kさん

K.Kさん
法政大学 2023年ご卒業
お勤め先：監査法人内定

DATA BANK

USCPA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは？

どうにかしてアメリカで働きたいと大学２年生の夏に思っていたところ、USCPAの記事をwebで見つけました。調べていくうちに自分でも挑戦できるかもと思い、TACに行って申し込みました。

学習開始時の英語力・会計知識は？

会計知識：なし
英語知識：IELTSバンドスコア6.0

TACをお選びいただいた理由は？

他社の説明会にも行きましたが、TACの方がサポートが手厚いと感じました。また、Beckerオンライン演習ソフトを使えるということがとても魅力的でした。

TACの講座でよかったところ（講師、教材、カリキュラムなど）

講師の説明がとても分かりやすく、会計初心者の私でも理解することができました。REGのTAX直前対策まとめはポイントが整理されており、特に助かりました。

通学・通信どちらで学習されましたか？合格までの学習期間は？

Web通信で学習しました。まず単位が足りなかったので、Bradley大学の試験で単位を取ることから始め、インプットから会計単位取得までに約1年ほどかかりました。それから1年間のアメリカ留学を経験し、後にようやく本試験を受け始めました。受講開始から合格まで約3年ほどかかりました。

・総合学習時間　：　２０００時間程度
・各科目の学習割合（※総合学習時間＝100％とした場合）
　FAR：３０％、BEC：１０％、REG：２５％、AUD：３５％

合格までの学習法（全般的なこと／科目別）

【FAR】
講義を受けてすぐにMCQ（4択）問題を解きました。講義を見たら、改めて問題を解きながら復習するようにしていました。会計初心者だったので、理解するのに時間がかかったのを覚えています。ある程度理解できたら、Beckerのオンライン演習ソフトを使ってTBS（シミュレーション）問題を中心に解きました。Simulated Examでは６３点ほどしか取れず、まだ準備不足かと思いましたが、FARに関しては本番の試験の方が、若干簡単に感じました。

【BEC】
こちらは留学中に取っていた授業と重なる分野が多くあったので、試験準備は他の科目よりも短く済みました。ITの部分が意外と試験にも多く出て焦ったのを覚えていますが、合格率も高く、基本的な問題を確実に取れば合格する科目だと感じました。

【REG】
覚える量が一番多かったと感じた科目でした。TAX直前対策まとめを食事中に見るなどして、Form1040のどこについて問われているのかが分かるように全体を意識することを心掛けました。BeckerのMCQよりもTBSを先に解くことで、TAXを体系的に理解できたと感じました。Business Lawは頻出分野を中心に押さえておくとよいと思います。1回目はダメでしたが、体系的に学ぶように心掛けてから、理解度が深まり、問題を解くペースも上がりました。最終的にTACの問題集はだいたい５回転くらいしました。

【AUD】
理解力が問われる問題が多く、一番苦戦しました。時間をかけても理解度が上がりませんでしたが、友人に説明するなどして教えられるレベルまで知識を習得しました。本番ではリサーチ問題が他の科目に比べて一番取りやすい科目だと感じました。実際に本番でもリサーチ問題が出題され、確実に答えられたので、出てラッキーだったと思います。

受験手続・受験時のエピソードなど

大学在学中に出願したため、出願州がアラスカ州にほぼ限定されましたが、途中からカリフォルニア州で働きたいと思った時に変更がとても難しいという事実に直面し、とても困りました。州の選択は、今後アメリカでキャリアを築きたい方は慎重に行う必要があると感じました。

勉強した中で仕事に役立っていることは

これから監査法人で働くので、英語力とUSCPAの合格実績を活かして頑張ろうと思います。

これから合格を目指す方へのアドバイス

勉強開始から1年以内で合格する方もいらっしゃるようですが、私も含めほとんどの方は結構時間がかかっていると思います。時間はかかっても毎日少しずつ進めるのが合格までの最短のルートだと肌で感じました。
また、試験日の休憩時間は甘い物を持っていくと糖分が摂れてリラックスできると思います。