USCPA試験 合格体験記｜桜内 文城さん

桜内 文城さん
ご出身大学：
東京大学法学部
1988年ご卒業

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USCPA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは？

日本の公認会計士ですが、英語で会計を学んでみたいと考え、USCPA試験にチャレンジしました。

学習開始時の英語力・会計知識は？

会計知識：　日本の公認会計士
英語知識：　英語圏での留学で修士とPh.D.（博士号）を取得

TACをお選びいただいた理由は？

日本の公認会計士試験でもTACにお世話になっていたから。

TACの講座でよかったところ（講師、教材、カリキュラムなど）

USCPA試験は受験資格を得るまでの手続が煩雑ですが、TACの詳細なマニュアルに随分助けられました。
また、手続に関する質問にも丁寧にご回答いただき、心より感謝しています。

通学・通信どちらで学習されましたか？合格までの学習期間は？

Web通信で講義を受講
・NTS（受験票）取得までに8ヶ月
（その間にTACのWeb通信講座を受講すると共に、BRADLEY大学で単位取得）
・NTS取得後はBeckerオンライン演習ソフトで7ヶ月
合計で1年3ヶ月かかりました。

合格までの学習法（全般的なこと／科目別）

【全般】
日本の公認会計士なので、インプットのTAC講義は倍速で聞きました。
BRADLEY大学の単位取得試験は過去問を1周して臨みました。
本試験では、Beckerオンライン演習ソフトを2周すれば十分に合格ラインに到達できると思います。

【FAR】　
NTS取得後、Beckerオンライン演習ソフトを使い始めたのですが、試験日を1ヶ月後に設定していたら演習ソフトを1周もできませんでした。
1科目目の受験でMCQ（４択問題）に時間をかけ過ぎ、時間配分に失敗したので、「落ちた」と思っていたところ合格していました。

【BEC】
1科目目のFARで冷や汗をかいたので、Beckerオンライン演習ソフトを2周できるよう、試験日を2週間延期して臨みました。

【REG】
日本の公認会計士・税理士ですが、アメリカの税法と商法が対象の科目なので、余裕を持ってBeckerオンライン演習ソフトを2周した上で臨みました。

【AUD】
監査業務は日米にあまり差がなく、ラクかな？と思って最終科目としました。
Beckerオンライン演習ソフトを2周して臨んだところ、本番でMCに時間をかけ過ぎて文章量の多い「TBS：総合問題」で時間不足になり、初の不合格。
気を取り直してBeckerオンライン演習ソフトの3周目をこなした上でUnlimited Practice Testsを繰り返した結果、Becker Promise(MCQ/TBSともに正答率90％超)に達し、2回目の受験で合格できました。

受験手続・受験時のエピソードなど

1科目目にFARを受験した時、貸与された電卓の底がガタついて、ブラインドタッチでの入力が不正確になり、何度も再計算する羽目になりました。
実は、Beckerオンライン演習ソフトのエクセルはネット上では使いづらかったので、本番もそうかも？と思い、貸与された電卓を使ったのが失敗でした。（合格していたので結果オーライではありますが）
その後、2科目目にBECを受験した時にスクリーン上のエクセルを試してみたら普通に使えたので、そのことを最初から知っていれば、普段の勉強でもアプリのエクセルを使ったのに…と思った次第です。
公認会計士の実務でも電卓ではなく、後から検証可能なエクセルを使うのが専らなので、電卓を使わせる日本の公認会計士試験（コンピュータ型ではない）は改めるべきだと感じました。
それから、これもFAR受験時ですが、向かい側の受験生が周囲を威嚇するようにキーボードを乱打していて気が散り、相当嫌な思いをしたので、2科目目以降は耳栓を常備するようにしました。

勉強したことが仕事に役立っていることは

今後は国際会議や海外案件に携わりたいと思っています。

これから合格を目指す方へのアドバイス

インプットや単位取得は最小限の時間で済ませましょう。
とにかくBeckerオンライン演習を繰り返すことが合格への近道だと思います。