USCPA試験 合格体験記｜青山 裕爾さん

青山 裕爾さん
出身大学:京都大学
　2014年卒業
勤務先:コンサルティング会社

DATA BANK

USCPA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは？

もともとBig4ファイナンシャルアドバイザリーファームに勤務していたのですが、大企業のクロスボーダーのM&A案件が多く、英語の会計表現を理解したい、会計やビジネスに関する包括的な知識を身に着けたい、今後のキャリアの武器が欲しいと思い、USCPA試験にチャレンジすることを決めました。

学習開始時の英語力・会計知識は？

会計知識：証券アナリスト、日商簿記2級
英語知識：英検準1級

TACをお選びいただいた理由は？

資格といえばTACだと思い、まずTACのUSCPA講座について調べました。そこで無料のセミナーがあることを知り、セミナーに参加してみました。セミナーでは、出願方法や出願州の考え方、学習内容やスケジュール等についてとても分かりやすく教えていただき、TACを選びました。

TACの講座でよかったところ（講師、教材、カリキュラムなど）

講師の方々は各科目のプロでとても分かりやすく説明されており、テキストも英語と日本語訳・解釈が併記されていて、講義はとても腹落ちしやすかったです。また問題集がAICPAリリース問題を含めて非常に充実しており、実際の試験問題もほとんどカバーされていたのではないかと思います。科目でいうと、REGが一番暗記量が多いのですが、別冊でいただける直前対策総まとめ講義の教材が覚えるべき項目や数字を網羅的・整合的にまとめられているので、試験直前はとても助かりました。

通学・通信どちらで学習されましたか？合格までの学習期間は？

Web通信で、1年半の学習期間でした。

合格までの学習法（全般的なこと／科目別）

USCPAの学習は1科目ずつ勉強して受けるか、全科目を勉強してから受けるかに分かれると思います。私の場合は学習した内容を実務に活かしながら勉強したいと思いましたので、まずは全科目を勉強してから1科目ずつ受けました。この方法のメリットとしては、各科目の内容が横で繋がり、理解が深まることと、科目合格したときのExpireの心配が少なくなることです。一通り講義を受けてInputが終わったら、あとはひたすら問題集を解いてOutputを鍛えました。試験時間は各セクションの時間配分だけ決めて、模試は1度も解かずに問題集を優先させました。結果、全科目1発で合格できました。

受験手続・受験時のエピソードなど

USCPAは受けるまでに単位取得、英文成績証明書の米国への送付など手続きが煩雑なのですが、細かいこともTACに聞けば教えていただけたので、スムーズに受験まで進められました。実際の試験は各科目4時間と長丁場ですが、問題を解いているとあっという間です(笑)

勉強したことが仕事に役立っていることは

会計を理解していることで財務分析や財務戦略を考える際に役立っていますし、専門的な英文もスラスラと読めるようになりました。また、BECではコーポレートガバナンスや経済学、ITを米国の先進的な視点で学べたので、ビジネスに関する多面的な知識も実務で役立っています。

これから合格を目指す方へのアドバイス

USCPAは勉強を続ければ必ず合格する資格です。ただでさえ専門的な内容を英語で受けることになるので、大変に感じるときもあると思いますが、勉強内容に興味をもって、時間を掛けて勉強を継続すれば合格に向けて1歩ずつ前進していきます。英語と会計という必須のビジネススキルを同時に学べ、実力として証明できるのはUSCPAならではだと思います。モチベーションを高く保ち、とにかく続けることが大切です。