USCPA試験 合格体験記｜井上　実優さん

井上　実優さん
出身大学：岡山大学

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USCPA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは？

自分の強みである言語力と興味のある会計学が合わさった資格であったからです。実際に始めたのは大学４年次でしたが、大学生のうちに自分のスキルを資格という形で示せたら、将来の選択肢が広がるのではないかと考えました。また、世界共通言語と言われるうちの２つ(英語と会計)を網羅している点にも魅力を感じました。

学習開始時の英語力・会計知識は？

会計知識：日商簿記２級
英語知識：TOEIC ®L&R TEST870点 インターナショナルスクール(高校)卒業

TACをお選びいただいた理由は？

友人からの勧めでTACに興味を持ち、テキストや講座がわかりやすいとの情報があったのでTACを選びました。友人の話を聞くと、講座、講師の方々、教材すべてがきちんと整っており、勉強がしやすそうだと考えました。さらには、歴史も長く、大手企業であったので信頼が置けるのではないかと思いました。

TACの講座でよかったところ（講師、教材、カリキュラムなど）

聞いていた通り、講師の方々の授業はとてもわかりやすく、教材も解説が充実していたところです。また、重要度が問題集に書いてあったり、授業で触れてくださったりして、効率的に勉強ができたと思います。そして、講師の方々が親身になって相談にのってくださり、的確なアドバイスをくださったことで短期合格ができたと思っております。さらにはベッカーオンラインによって本番さながらの問題演習ができ、準備万端で試験に臨むことができました。

通学・通信どちらで学習されましたか？合格までの学習期間は？

WEB通信です。合格までの学習期間は約８〜９ヶ月です。

合格までの学習法（全般的なこと／科目別）

全般的なこと
まず、授業を全科目一通り見て、そのあと問題演習をベースに学習をしました。もともと会計の知識があったので、問題を解き、わからない箇所はテキストに戻って復習をするという方法で勉強をしていました。
[FAR]
範囲が最も広く、問題集も多いですが、まず全ての問題集の重要度A.Bの問題を一通り解きました。５冊すべてを網羅することで、自分の苦手な範囲や全体像を見据えるようにしました。公会計はUS特有の論点であったので、テキストを一通り読み、知識の整理を図りました。
[AUD]
計算科目と比べて、英語力や論理的思考が特に必要となる科目だと思います。実務経験がないので想像しにくい部分もありましたが、監査人の視点を心がけ、問題の傾向や引っかかりやすい箇所を意識しながら問題を解くようにしました。
[BEC]
Written communicationが唯一ある科目で、各範囲のポイントを箇条書きにしてまとめるようにしていました。広く浅くの教科であるので、それぞれの範囲を満遍なく勉強していました。
[REG]
最低限暗記するべき箇所は抑えて、ベッカーオンラインのSIMは全くわからない問題がないように網羅するように心がけました。勉強期間が最も短かったのですが、直前対策まとめにメモを集約し、活用させていただきました。

受験手続・受験時のエピソードなど

全科目アメリカで受験をし、手続きは特に問題なく、すんなりと進めることができました。試験中はエアコンや外の音が多少気になりましたが、仕方がないと割り切ってなるべく集中するように心がけました。休憩時間には、飲み物やクッキーを食べてリフレッシュしていました。

勉強したことが仕事に役立っていることは

現在大学生で、今後就職することになるので、監査法人でUSCPAの知識が生かせる業務に就きたいと考えています。USCPAの勉強を通して会計知識はもちろん、英語のスキルも向上し、英語の文書を読むスピードが上がったのではないかと思います。

これから合格を目指す方へのアドバイス

もし、勉強に集中できる環境でしたら、短期合格を目標にすると良いのではないかと思います。まとまった時間をある程度とって勉強することで、全体像やつながりが見えてくると思います。私は、試験日を決めてしまい、「やるしかない！」という状況にすることでモチベーションを上げていました。受験に関する不安もあると思いますが、TACの講師の方々のアドバイス、そして教材を網羅していれば、合格する試験だと思います。頑張って下さい！