USCPA試験 合格体験記｜Y.Sさん

Y.Sさん
東京理科大学ご卒業
勤務先：総合商社

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USCPA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは？

海外のメンバーと向き合う中で「あなたは何の専門性を持っているの？」と聞かれた時に、「＋αとして経験を補強できるもの」として、加えて「今後グローバルで自身のキャリアをアピールできるもの」として、USCPAが一番効率的且つ効果的だと感じた為です。

学習開始時の英語力・会計知識は？

会計知識：日商簿記2級

英語知識：TOEIC® L&R Test 890点、英語は日々の業務で利用。

TACをお選びいただいた理由は？

以前、同じ会社の後輩がTACを受講して合格していました。一方で自身は別の予備校で途中でギブアップした経験もあり、今回最後のチャレンジとして臨みました。加えてBecker 30コースでは経験者向けのコースとして時間的にもコンパクトに講義が設定されており、直ぐにアウトプットを行える事が決定要因となりました。

TACの講座でよかったところ（講師、教材、カリキュラムなど）

先ず圧倒的にBeckerオンライン演習ソフトでの学習は効率的です。問題数はかなり多いですが、繰り返し何度も解く事で、実際の試験でも問題の読み方等、戸惑う事無く向き合う事ができました。海外から受講しておりましたが、講師の方や講座スタッフの方にも悩んだら直ぐに相談できる体制があるので、特に不自由を感じる事は無かったですし、講師の方の説明や要点がそのまま試験に出た事もあり、非常に助かりました。

通学・通信どちらで学習されましたか？合格までの学習期間は？

Web通信です。TACでは2021年1月から受講開始し、全科目合格まで計1年4か月掛かりました。以前、別の予備校に通っていた際にはBECを合格しましたが、その後 AUDに2回落ちてBECが失効となり、その後モチベーション続かず一度断念し、今回再起した形となります。

合格までの学習法（全般的なこと／科目別）

会計やファイナンスの業務経験者の方であればアウトプット重視で、先ずは問題をしっかり読める様になる事、自身の思考の癖を把握する事が重要だと思います。私が受けた順番はFAR⇒BEC⇒REG⇒AUDであり、REGを最後に持ってくる方も多いと思われますが、これは個人の自由だと思います（私はAUDを最後にゆっくり時間をかけて進めたかったためです）。

全科目に共通して言える事は以下の通りです。
・Beckerオンライン演習ソフトの問題演習をアウトプットとして、重要範囲を複数回繰り返して定着させる事（但し、解答を記憶してしまう事もあるので、適度に期間を空ける等の工夫も必要）。特にAUDの問題文の読み方については他の科目よりも時間を要すると思います。
・講師の方に出題傾向等を可能な限り相談してみる事や、インターネット上の情報を上手く活用する事（特にREGではBasisが主要論点にもなることがあり、闇雲に全範囲を勉強/演習するのは（特に社会人の方にとって）大変だと思います）。
・BECのWC（論述問題）は接続句や何かを説明する際の定型表現等を幾つか記憶しておくと、ストーリーの起承転結を描きたい時に有用です。

受験手続・受験時のエピソードなど

私の場合は在海外という事もあり、海外のテストセンターの状況がよく分からず戸惑いました。そういった時もTACのスタッフの方と相談し、且つ自身でもNASBA/Prometricに連絡を入れるなど、疑問を極力解消した形で受験する様に心掛けました。

勉強したことが仕事に役立っていることは

沢山あり過ぎて書けませんが、当然日々の業務では同僚、金融機関、監査人等を相手にUSCPAの学習で身に付けた知識/用語で会話する事ができますし、自身のキャリアとしてはこれからライセンス申請、加えてその先はCFAへの興味等も有り、ようやく試験合格を以てスタートラインに立てたかなという感じです。

これから合格を目指す方へのアドバイス

YouTube等でもよく言われていますが、相応のコミットメントが求められる試験であり、自身の余暇、仕事の付き合い等をある程度減らす事も含め、如何に集中できる環境を作れるかが鍵だと思います。当然、試験直前、試験後の結果を待つ間も含め、常に頭の中で気になって眠れない期間もあるかもしれませんが、それを乗り越えた時に見えてくる何かが必ずあります。如何に楽しめるか、Be positiveで頑張ってください！！