USCPA試験 合格体験記｜只松 進也 さん

只松 進也 さん
勤務先：株式会社三井不動産アコモデーションファンドマネジメント

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USCPA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは？

簿記2級に受かった後に簿記1級の勉強をしていた際、日本の公認会計士の資格を持った会社の同僚に「簿記2級とTOEIC600点があれば、USCPAを受験したほうが良い、簿記1級は名刺に書けないが、USCPAは名刺に書けるし、市場価値も簿記1級より高い」と勧められたからです。

学習開始時の英語力・会計知識は？

会計知識：日商簿記2級合格
英語知識：TOEIC® L&R TEST 665点（2006年）

TACをお選びいただいた理由は？

アメリカで一番メジャーなBeckerの教材を使えることが最大の決め手でした。また、TOEIC600点以上で受講料が割引になること、24か月教室フリーパスがあることも決め手になりました。

TACの講座でよかったところ（講師、教材、カリキュラムなど）

【TAXのテキストの完成度が高い】
他の予備校に通っている人もTACのREGの直前対策は受講する人は多いです。Becker online演習ソフトに掲載されているほとんどの問題で日本語解説まで付いています。

【24ヵ月教室フリーパス】
TACの授業は、各科目どこかの校舎で四半期毎に行われています。24か月教室フリーパスを使って、自分のペースに合わせて、授業を通学で受講できて、講師に直接質問できることも合格に直結しました。

【ゼミ】
FARとAUDは不定期でゼミの開講があり、ゼミを受講しました。ゼミでは同じタイミングで受験する人が多くいるため、自分と同じ悩みを抱えている人と一緒に勉強できました。ブラッドリー大学の単位認定試験や本試験の出願手続きなどの直近のノウハウをゼミで教えたり、教わったりすることができました。

通学・通信どちらで学習されましたか？合格までの学習期間は？

通学で学習しました。
授業時間以外で、自習で問題演習を行った時間は、FAR 662時間、BEC 518時間、REG 368時間、AUD 462時間です。

合格までの学習法（全般的なこと／科目別）

【インプット期】
授業を受講した後は、次回の授業までに前回の範囲のテキストと問題集の問題をテキストの解説を見ないで解答できるようにすることを徹底しました。通学の授業のペースについていけない時は、いったん通学を止めて、今まで学習した範囲でテキスト・問題集の問題がすぐ解けるようになることを優先しました（ただし、安易に通学を止めるのはよくないです。通学を一旦止める目安は授業の折り返し地点です）。一旦通学を止めても、ビデオブース振替フォローを利用する、もしくは、翌四半期に開講されている授業に再合流するなどして、リカバリーしました。このタイミングでBecker online演習ソフトを使うと消化不良になるので、避けたほうが無難です。

【アウトプット期】
インプット期でTACのテキストと問題集の問題を全範囲解き終わったら、次は1ヶ月以内にTACのテキストと問題集の問題を最初から最後まで解きました。1か月以内というのがポイントです。1ヶ月以上経過すると以前学習した内容を忘れていきます。短い期間でテキストを回すことがコツです。3回転することを目安にしました。2回転目くらいからBecker online演習ソフトのTBSで簡単な問題を解き始めました。また、会社での休憩中などコマ切れの時間にBecker online演習ソフトのMCを解いていました。この時期から本試験の出題形式に慣れていきました。

【直前期（試験2か月前）】
2週間以内にTACのテキストのみを使い、このテキストに掲載されている問題を全て解きました。基本的な知識を忘れないように記憶のメンテナンスをするためです。同時にBecker online演習ソフトのMCとTBSを解けるだけ解きました。Becker online演習ソフトのMock examは全科目使わないで本試験に臨みました。この時期に同じタイミングで受験する人とで毎週4時間の勉強会をしました。

受験手続・受験時のエピソードなど

本試験の際、パスポートを忘れて受験を断られた方を目の前で目撃しました。TACの直前対策セミナーで配布される持ち物リストを指差し確認することは必須です。
日本受験の申し込みをする際の決済手段として、JCBカードが使えませんでした。VISAカードを急遽作ることになりました。

勉強したことが仕事に役立っていることは

現時点ではありませんが今後の業務に活かしたいと思います。

これから合格を目指す方へのアドバイス

TACで科目別ゼミがある時は、積極的に参加することをお勧めします。ゼミに参加するメンバーは自分と同じ位の実力で、勉強のペースも同じです。私はゼミ終了後にも、直前期にゼミの有志と集まってTBSの勉強会を行いました。自分一人ではTBSを解こうという気になりませんが、仲間と今日はこの範囲を解くとなれば、強制的にTBSを解くきっかけになります。他の人がどのような思考過程を経て、TBSを解いているかを知ることがTBSの実力を高める早道です。4人で集まったBECのWCの勉強会では、周りの受験生が何をどの位書くかを比較することで、合格レベルのWCに近づくことができました。この勉強会のメンバー4人は全員BECに合格しました。