社会保険労務士試験 合格体験記|斎藤 雅さん
法律の勉強が初めてでも、一発合格できました!
斎藤 雅さん
DATA BANK
受験回数 | 1回 |
---|---|
受講講座 | 総合本科生:教室講座 |
得意科目 | 厚年法 |
不得意科目 | 安衛法 |
1週間の平均学習時間(導入期~基礎期) | 40時間以上 |
1週間の平均学習時間(直前期) | 40時間以上 |
- 社労士を目指すようになったきっかけ
-
スキルを付けつつ、私のように社会保険を知らずに困っている人を助けるためにそのプロである社会保険労務士資格の勉強を始めたことがきっかけです。
私が前職を退職した時、失業手当すら知らずに経済困難に陥り、スキルも無く転職活動も上手くいきませんでした。もし雇用保険を知っていたら?労災申請していたら?あの時の私は何も知らなかったのでとても不安な日々を過ごしていました。なので、自分のように知らずに困っている人の助けになりたいと思い、社労士を目指しました。
- TACを選んだ理由
-
TACを選んだ理由は、合格実績・授業内容・立地です。私は初学者で一発合格を目指していたので、分かりやすく密度の高い講義を望んでいました。その点で基礎からしっかり学ぶことが出来、かつ、対面授業も出来るTACを選びました。また、私は隣県から通学していたので駅から近く通いやすかったのもTACを選んだ決め手です。合格実績も他校と比較して多いのも信用できる点です。
- 講義編の時期の学習方法
-
とにかく予習と復習です。予習では次やる内容のテキスト箇所を読み込み、トレーニングで問題を解いてから講義に臨みました。復習では過去問を使い、解いた後に教科書に自分なりの解釈を書き込んだりしました。
実力テスト等ではあまり良い点を出せませんでしたが、その度に復習をし間違えた個所は別途ノートに書いて常に持ち歩き、隙間時間に活用するなどしていました。何度も間違えた問題をノートに書き、自分なりに分かりやすくまとめた事は記憶に残りやすく効果的な方法だったと今となっては思います。
- 直前編(答練)の時期の学習方法
-
講義終了後は放置していた労働基準法に戻り、始めからやり直しました。最初に習ったところは結構忘れていましたが、テキストを読むと「そうだった」と記憶が戻ってきた気がします。そこからは1日に3~4科目を行い、4日で全科目1周を心がけました。教科書読み→過去問を繰り返し、直前期の8月はインプット多めでしたね。また、科目の勉強の際に必ず選択式の問題を30分を行っていたことが本試験での基準点割れを防げたのかなと思います。
私は基礎すら出来ていなかったので、答練や模試は正直あまり復習はしませんでした。難しい問題よりも基礎固めに重点を置いていたからです。新しい問題に触れて慣れる為の答練や模試と捉えていましたね。
オプション講座は「統計・白書セミナー」を受けました。社一や労一では白書・統計対策をしなければならないのですが、あまりにも幅広いのでオプション講座で補いました。今年の労一選択でオプション講座の内容から出題されたのでとても有意義な講座でした。
- 学習を続けるのが苦しい時期やスランプの経験など
-
スランプやプレッシャーに陥ったときは、試験合格後のビジョンを考えていました。「開業するもよし、大きな会社への転職も出来るかも!」と心躍らせ、マイナス思考を避けました。
私の場合は勉強の手を止めることなく、どうしても出来ない日はマイトレなどを使い少しでも忘却を防ぎました。一番落ち込んだのは、公開模試の時です。直前期の7月末の公開模試で択一30点だったので。(笑)でも、どんなに落ち込んでも試験の日はやってくると思い諦めずに勉強を続けました。
- TACを受講して良かった点
-
講師の先生はとても親切で講義での質問や個人的な相談にも乗ってくれました。受験生に寄り添い鼓舞する先生に出会えて本当に良かったです。Web講義の岡根先生の講義はユニークで動画を見ながら笑ってしまった事もあります。Web講義でも通学講座でも素晴らしい先生方ばかりでした。
カリキュラムについては、私は総合本科生でしたが、法律の勉強を一切したことがなかった私でも付いていける内容とスピードでした。講義や実力テストの復習の際にもWeb講義で何度も見ることが出来たのも良かったです。
TACのテキストについては過去問の出題年月日が記載されており、どの項目がよく出題されているのか把握することが出来ました。また、細かな内容も多く記載されており覚えるのが大変でしたが、近年の本試験では細かな内容も選択式で出題される事もあるのでとても良いテキストだと思います。
- 全国模試を受験して良かった点
-
全国模試では新しくレベルの高い問題に触れることが出来ます。また、本試験の受験環境に慣れる目的でも受験して良かったと思っています。模試の結果は順位や苦手科目を知ることが出来るので、モチベーションアップにも繋がりました。
- オプション講座を受講して良かった点
-
統計・白書は幅広く学習しなければならないので、自己学習では手薄になりがちです。総合本科の講義でも統計・白書はありますが、広く浅く知識を得たかったのでオプション講座を取りました。統計に関しては、なぜそのような統計結果になったのか等の深堀りも出来たので自己学習の時よりも記憶に残りやすかったです。白書の内容も必要事項をまとめてくれているので効率よく学習することが出来ました。実際に選択労一でオプション講座の内容が出題されたので、講座を受けて本当に良かったです。
- フォロー制度の活用法
-
■クラス振替出席フォロー
用事がありいつもの曜日に出席できない場合に活用しました。そのおかげで講義の欠席はかなり少なく済みましたし、違う先生の授業で新たな気づきを得ることも出来ました。
■社労マイトレ
移動中やテキストを持ってこられない時など、隙間時間に役立ちました。寝る前の布団に入っている時間にも使えるし、どうしても勉強に気が乗らない時などにも手軽に活用出来ます。
■自習室
自習室は静かな雰囲気で目標を持って勉強している方々ばかりです。その中で勉強すると自分のやる気も出ますし、ダラダラせず勉強がとてもはかどりました。
- 社労士資格をどのように活かしていきたいか
-
私はまだ社会経験が足りないのでまずは一般企業での経験を経てから、社労士事務所にて修業し、40代になるまでに開業しようと考えています。最終的には、独立開業して若者に社会保険の知識を広める活動をしたいです。私もそうでしたが、社会保険を深く知らずに社会に出ていく若者が多くいると思います。なので、社労士の資格を活かして社会保険を正しく理解してもらうための活動を行い、社会に貢献していきたいです。
- これから学習を始める方への応援メッセージ
-
色々な勉強方法がありますがその中でも自分に合う方法を見つけ、TACを信じていけば合格に繋がると思います。初学者の方は慣れない法律や勉強内容で戸惑いもあると思いますが、その度に先生に相談して解決策を見つけていってください。そして、最後まで諦めないことが合格への近道です。私も法律の勉強すら初めてでしたし、そもそも勉強すらしたことが無い状態から一発合格しました。最後に、テストや模試の成績が悪くても、最後まで自分とTACを信じて駆け抜けてください。応援しています。