社会保険労務士試験 合格体験記|神崎 敏彦さん

本当にTACの教材、先生方は過去の本試験の傾向を長きにわたって良く分析されていると思います

神崎 敏彦さん

一発合格

DATA BANK

受験回数 1回
受講講座 1.5年本科生:教室講座
得意科目 国年
不得意科目 一般常識
1週間の平均学習時間(導入期~基礎期)

15時間

1週間の平均学習時間(直前期) 30時間
TACを選んだ理由

2021年からTAC行政書士講座を受講し1発合格できました。その際に「TACのカリキュラムに従って勉強すれば合格は近い」と確信していましたので、社労士試験受験を決めた際にもTAC受講以外の選択肢はありませんでした。TACのテキストは試験対策には最高の教材だと思います。更に、十分なアウトプットができるだけの問題演習も含まれており、講座に含まれている教材だけで十分合格できる力が付くと思います。勿論、通いやすさ、都合で講義に参加できなかった場合の振り替えやWebフォローなどのフォロー制度が整っていることも安心でした。更に、事務局の方々が皆さん親身になって応援してくださっていることが常に感じられ、ややもすればささくれ立ちそうな受験期の心に潤いを与えてくれました。

講義編の時期の学習方法

①講義前にサラッとテキストを読む。不明点を抱えて講義に臨む。②講義を受ける③講義中の不明点を解決するためにテキストを精読する。この際に、(町田校竹之下先生の)レジュメとテキストを照合しながら読み進める④トレーニングの該当箇所並びに過去問の該当箇所を解く。行政書士講座の際に担当講師から助言いただいた「一講義 (2.5時間)に対して予習復習は6時間」をベースに受験勉強を進めました。実力テスト、科目別答練の一週間前から該当箇所の復習(主としてトレーニング、過去問)を始め、受験後は(特に間違えた問題を中心に)復習。実力テスト、科目別答練は本試験前に時間を決めて全ての問題(回)を3回づつ行いました。以前に正解を選べていた問題でも、時折間違ってしまうなどジレンマの連続でした。

直前編(答練)の時期の学習方法

TACのオプションは全て受講しました。講義以外に3回全ての問題を解きました。TAC関連の予想問題集も2冊揃え、各3回実施。総合答練も教室での受験に加え、自宅で3回実施。とにかく、直前期は問題演習に注力しました。その上で、あやふやな項目をテキストに戻って確認することを繰り返しました。模試はTAC2回、他社2回を受験し、それに加えて(間違った問題だけではなく、正解であった問題も含めて)時間を決めて3回づつ行いました。

生活と受験勉強との両立の仕方について

私は週3-4日のパートで勤務しており、また勤務先も自宅付近なので、フルタイムで勤務されている方に比べれば時間確保は比較的楽だったと思います。勤務日は毎朝1-1.5時間、帰宅後1-1.5時間の勉強時間を確保することを課し、休日はそれらに加えて3時間前後の勉強時間を確保しました。1週間の勉強時間の目標は20時間とやや低めに設定し、それを超えることを一つの励みにしました。
幸い行政書士試験の際に勉強する習慣がつきましたので、机に向かうことは苦になりませんでした。「決めた時間帯に机に向かう」習慣を最初の3か月間継続できるか否かが合否を決めると思います。

TACの講師について

私の場合は町田校の竹之下節子先生との出会いが無ければ、合格には及ばなかったのではないかと思います(行政書士講座の際にも素晴らしい先生との邂逅が合格を呼び込んでくれました)。竹之下先生の「私が貴方を合格させます」という気合をヒシヒシと感じる講義、先生ご自身も時間の無い中で一発合格されたご経験を有し、そのノウハウを惜しみなく伝授してくださいました。更に、先生のレジュメは単なるテキストの要約ではなく、テキストだけでは分かりにくい部分を図表や他の表現で示し、内容の理解促進に大いに役立ちました。

TACの教材について

TACの教材は本試験に出るところを(殆ど)網羅していると思います。従い、勉強する範囲や重点箇所が自ずと明らかになります。独学では重点的に勉強する箇所を知ることはできませんので、水先案内人としてのTACは私にとっては必要不可欠の存在でした。更に必要なテキストや問題集がワンセットになってコースの費用に含まれているので、「あれもした方が良いかな、これもしなくては」と疑心暗鬼になることなく「唯々、目の前の教材に取組めば良い」と考えることで心の余裕が生まれました。

その他、TACを受講して良かった点

本当にTACの教材、TACの先生方は過去の本試験の傾向を長きにわたって良く分析されていると思います。その分析の上に立って、最近の社会情勢や試験作成委員の考え方の傾向等を踏まえて、次年度受験用の講義をされていると感じました。従い、単なる過去問の集積ではなく、過去に立脚した次年度本試験向けの対策や試験に向かう姿勢が自ずと形成できたと思います。

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