社会保険労務士試験 合格体験記｜小清水 春香さん

X（旧Twitter上）で知り合った合格者の方が ＴＡＣで合格されていたので気になっていました。 １年目の受験前に ＴＡＣの中間・公開模試を受けて、どちらも択一２０点台のＥ判定でした。その悔しさからエンジンがかかった初受験は選択３４／択一４０点まで上げることができました。
２年目、同じＴＡＣの模試で点を取れるようになったら合格できる可能性があるのではないかと考え、複数年かけることなくあと一年で決めたい強い思いがありました。ＴＡＣのカリキュラムで体系的に論点を網羅して、模試対策から本試験へつなげたいなと考えました。 また、岡根先生の講義は１年目の模試の解説で受けたことがあったので、イメージしやすかったのも決め手でした。

講義は１回分をチャプターごとに分け２日で聞く形で進めました。
週に２回の配信で生活のリズムを作りやすくて良かったです。
１歳の子育てと２人目妊娠の育休中でしたので、朝子どもが起きる前１時間半程で講義を受け、隙間時間や夜寝かしつけの後に演習する形で進めました。 講義に並行して過去問１０年分、合格のツボ（択一対策）にて予習復習しました。どちらもWｅｂ、電子書籍を使い、iPadでもiPhoneでも場所や環境を選ばず出来るようにしました。
実力テスト前までにはトレーニング問題集をマイトレにて３回転しました。岡根先生が満点を目指すように講義で何度も仰られていたので、強い気持ちで臨むことができ、満点が取れた時には喜び、よくない結果だったときはとても悔しい気持ちになりその後のやる気につながりました。
問題のダウンロードサービスのPDFファイルをiPadをつかって何度も解きました。解説も電子データになっていたので大変使いやすかったです。

講義を終えたあとは、回転目標数に足りていないところ（過去問１０年分の４周目、合格のツボ３周、トレーニング４周）を何度も演習しテキストを読んで書き込むことを繰り返しました。わからないところは講義を聞き直しました。
４月末に第二子を出産しましたが、ちょうどインプットとアウトプットの境目の時期でしたので、答練が始まるまでは少しだけペースを落とし、しっかり体調を整えながら問題を解く期間にしました。
実力完成答練、総合答練は直前期に各４～５回転しました。解説が詳しく丁寧に書かれているので、しっかり読み込みテキストに転記し理解し覚えていきました。 オプション講座は統計・白書セミナー、横断セミナーを受講しました。統計・白書は１年目対策の仕方がわからなかったのですが、ＴＡＣの講座を受け答練などで出たところを書き込む方法で２年目はしっかり対策できました。横断セミナーは知識の整理に活用しました。気になる箇所を書き込んでおき、試験当日もテキストを持ち込み読みました。 他には、労働判例を毎日１０判例ずつ読み、各科目の目的条文を毎日音読しました。 最後の１週間でテキストを一巡読みましたが、演習やルーチンにしていたことは試験前日まで毎日同じように続けていたので当日も落ち着いて問題を解くことができました。

岡根先生の講義はとてもわかりやすく面白かったので、育児との両立で大変な中でも毎日楽しく講義を受けることができました。法律の背景からお話してくださるので、１年目で得た知識の点と点がつながっていく感覚でした。何度も同じ解説の仕方で繰り返してくださるので、耳に残り、問題を解く時には、岡根先生がこう言ってたな、と思い出しながら解くことができました。最後の講義での自転車のお話、メンタル的に本当に辛かった直前期に何度も再生しやる気に繋げました。最後まで素敵な講義を本当にありがとうございました。
テキストは、大事なところと判例や通達のメリハリがついていて覚えることの優先順位がつけやすかったです。また、私は自分の苦手なところをしっかりマークしたいので２色刷りが好みで使い易かったです。答練などの解説は関連事項含め詳しく書かれていて、その問題以外の論点も合わせて効率よく学習できました。 カリキュラムは答練が充実していたので直前期新たなものを買い足すことなくＴＡＣを信じてやり抜くことができました。

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