社会保険労務士試験 合格体験記|宗 加奈恵さん
使いやすく構成された教材が、自分の学習方法に合っていました。
宗 加奈恵さん
DATA BANK
受験回数 | 1回 |
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受講講座 | 総合本科生:Web通信講座 |
得意科目 | 雇用法 |
不得意科目 | 厚年法 |
1週間の平均学習時間(導入期~基礎期) | 20~25時間 |
1週間の平均学習時間(直前期) | 40時間以上 |
- 社労士を目指すようになったきっかけ
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前職では人材派遣の営業をしており労働者派遣法などを勉強していましたが、手に職をつけたいという思いと、元々興味があった人事や労務関係の仕事をしてみたいという思いから勉強を始めました。
- TACを選んだ理由
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友人が違う資格講座でTACを使っており、テキストや問題集が使いやすい、またスクーリング制度などもあり、自分の都合に合わせて講義を進めることができると思ったからです。
- 講義編の時期の学習方法
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受講する直前にその回の範囲を一通り予習し、講義で扱われる内容を把握して臨みました。受講後はトレーニングの第Ⅰ部(一問一答)の問題を解いて、受講した内容の復習を行いました。実力テストや答練を受ける前は、トレーニングの第Ⅱ部(択一式・選択式)を重点的に解き、特に択一式の解き方に慣れるようにしました。また、講義が3科目進んだら2つ前の科目に戻り、トレーニングの第Ⅰ部を解いて、あやふやだった範囲を中心に基本テキストを見て知識を定着させました。
通信講座を受講していたので、講義を溜めないよう、計画的に取り組むことを意識しました。
- 直前編(答練)の時期の学習方法
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■4~5月
全講義終了後から初回の答練まで約1か月の期間があったので、その期間で科目ごとに、まずは実力テストを解き直しました。この時点で知識が抜けている範囲や自分が苦手な範囲を明確にし、その部分は特に重点的にトレーニングの第Ⅰ部を解き、基本テキストを読み直しました。答練が始まってからは上記の勉強法に加え、トレーニングの第Ⅱ部にも取り組みました。この時期は質より量を意識していて、とにかく問題をたくさん解いていました。
■6~7月
中間模試(6月下旬)、公開模試(7月中旬)の前は過去問を解き、問題量や時間の感覚を掴んだうえで、時間配分を決めて模試に臨みました。そして模試のやり直しは、解答の正誤問わず1問ずつ解説を見て、分からなかった選択肢をチェックしてから解説講義を視聴しました。やり直しにはとにかく時間をかけ、解説講義では触れられなかった部分や、まだ論点を理解しきれていない範囲は基本テキストを徹底的に読み直し、なるべく早く理解できるように努めました。またこの時期は実力テストや答練を用いて労働保険、社会保険ともに満遍なく復習を行いました。
■試験1か月前~2週間前
過去5年分の過去問を解き、やり直しは基本テキストを用いて丁寧に行いました。また判例や言葉の定義、各科目の苦手な範囲等を、試験前に見やすいようにルーズリーフや付箋にまとめました。
■試験2週間前~前日
過去問と模試を実際の試験時間に合わせて解くことで、時間配分や試験中の疲れ方など把握しました。また、上記の付箋などにまとめたもののうち、覚えきったものは外し、新たに不安な点を追加するなど、試験当日の勉強にも意識を向けて取り組みました。
- 学習を続けるのが苦しい時期やスランプの経験など
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勉強を始めた当初は週2回ある講座をスケジュール通りに受けることだけを意識して、復習などは余力がある時に行い、勉強自体にストレスを感じないようにしていました。直前期はとにかく毎日机に向かい、試験が終わるまでの我慢だ、と自分を奮い立たせて頑張っていました。
- TACを受講して良かった点
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基本テキストがとても見やすく、簡潔にまとめられていたため、読みやすく復習もしやすかったです。独学も考えましたが、市販の教材は内容が詰められているため読みにくく、持ち運びもしにくく感じたので、科目ごとで分けられているTACの教材は個人的にとても合っていました。また、テキストは余白があるので自分の中で気付いたことやまとめなどもメモすることができたのも良かった点です。
トレーニングに関しては1問ずつチェックリストがついているため、分からなかった問題や不正解だった問題が分かり、自分がどの問題が苦手なのか一目で分かりました。また第Ⅰ部と第Ⅱ部に分かれているため、自分の実力や復習に応じて使い分けることもできました。
- 全国模試を受験して良かった点
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現段階での自分の実力と、マークシートを用いて、本番の試験のような緊張感の下で受験できたことです。
- フォロー制度の活用法
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基本テキストを読んでも分からない点をメールにて質問しました。
- 社労士資格をどのように活かしていきたいか
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今後は実務経験を積み、将来的には就業規則の作成支援などを行いたいと考えております。
- これから学習を始める方への応援メッセージ
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勉強を進めていく中で辛いことや苦しいことはきっとあると思いますが、できなかったことに目を向けるとよりしんどくなることを実感しました。私自身、勉強しても全然覚えれず、悔しくて泣きながら勉強していた時期は、焦りと不安で勉強に集中ができず、空回りするばかりでした。このままではだめだと思い、「以前間違った問題に正解できた」「理解できなかったことが理解できた」など、できたことだけに目を向けるように意識するようにしてからは、焦りや不安はかなり薄れました。
しんどい時こそ、できた自分を褒めて、頑張りすぎず力を抜くことも大事かなと思います。自分のペースで頑張ってください!
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