外交官(外務省専門職)合格体験記

外専合格がゴールではない

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I. Yさん

Profile

研修語 フランス語
出身校 神戸大学 国際人間科学部(在学中合格)
合格年度 2024年度
選択科目 経済学
外務省専門職の志望理由

幼いころから飢餓や貧困についての関心があり、先進国と途上国間の格差が問題意識としてありました。現在の大学で日本が行う開発協力について学んだことや、ゼミで日欧関係について学ぶ中で日本の外交姿勢に触れ、日本の外務省で働くことに興味を持つようになりました。またフランスへの留学を通じて日本を客観的に捉え、それまで自分が認識してこなかった日本の強み、魅力を認識し、日本のために働きたいと思うようになり、日本の外交官として働くことの意義を見出すようになりました。このように人生を通じた自分の想いや経験が積み重なり、外務省専門職員を志望しました。

TAC・Wセミナーの強み:圧倒的な情報量と合格者アドバイザーの存在

私が受験期間を通じて感じたTAC・Wセミナーの強みは、圧倒的な情報量と合格者アドバイザーの存在だと思います。一次試験、二次試験共に、様々な情報を把握し、それを活かすことができるのかが大きなポイントだと感じました。膨大な暗記量学習量を求められる一次試験の学習は、どこに比重をおいて勉強をするのか、何を意識しながら暗記するのか等をTAC・Wセミナー講師の講義を通して理解することができます。また二次試験対策でも、過去の先輩が残してくださった体験記、面接質問集、面接再現等が大変参考になります。そしてそれらをもとにした自主ゼミでの二次試験対策も大変有意義なものでした。
また、外務省専門職試験は他の国家公務員試験と比べても特異で周りに受験者がほぼいないということもかさなり、結局は自分との戦いで、行き詰ることもあると思いますが、そうしたときに経験に基づいた的確なアドバイスをくださる合格者アドバイザーの存在がとても心強く、モチベーションにもなり、長丁場の外務省専門職受験を乗りきる力になっていました。

オススメ講義:時事論文対策講義

時事論文対策講義では外務省が毎年発行している外交青書についての説明があります。外務省専門職を目指す人で、最初から日本外交についての理解がしっかりある人は多数派ではないのかなと思いますが、そうした人たちにぴったりの日本外交入門講義だったのではないかと感じます。この講義を通して、日本の外交官として働くとはどういうことか、国益とは何か、大まかなイメージをつかむことができました。そしてここで得た知識理解は、時事論文試験だけでなく、国際法、二次試験、入省後にも生きていくものだと思います。この講義を受験勉強を開始した初期の段階(九月ごろ)で受講したことの価値は大きかったです。

暗記が苦手でもなんとかなる!

外務省専門職試験の特に専門科目二つは、TAC・Wセミナー講師にここは丸暗記をしましょうとよく言われ、正直暗記命の科目です。しかし、表題の通り、私は暗記が大の苦手でした。どのくらい苦手かというと、文系なのに大学受験の理科で物理科学を選択したり、社会科目で地理を選択するくらいには苦手でした。ですが、苦手なりに試行錯誤したことでなんとか乗り切ることができました。
まず受験科目は、国際法、憲法/経済学、時事論文、基礎能力、外国語翻訳です。外務省専門職試験を受験をする多くの人が国際法や憲法/経済は初学であり、理解や暗記に膨大な時間がかかるので力を入れて学習しますが、この5つの科目は全て偏差値換算の100点満点です。つまり受験戦略として、専門科目以外の3科目に大きく比重をおいて学習するのも一つの手なのかなと思います。(もちろんある程度専門科目を学習した上での話ですが!)私の場合、英語は特段得意ではなく、外務省専門職試験で英語受験をする人と比べると苦手な方だったと思いますが、過去問等を用いて翻訳練習に力を入れたことで当日も納得のいく点数をとることができました。
加えて、経済学を選択したことも暗記の苦手な私にとって大きなプラスとなりました。経済学は、国際法や憲法と違い、丸暗記という作業をしなくても、理解をすれば答案を書くことができる科目です。その分、理解するまでに労力を要しますが、できてしまえばこっちのものです。そして一度理解して、答案の型が分かるようになれば、学習のためにそれほど時間を要することはないので、特に論文答練期から直前期にかけて、国際法の暗記や他の科目に時間を割くことができました。実際、直前期は経済学にそこまで時間を割かなかったですが、5科目中経済学の得点が一番高かったです。
また国際法も、もちろん最終的には丸暗記をしなければならず、またそれは私にとっては苦痛だったのですが(笑)、暗記にとどまらず国際情勢と絡めながら理解することを心がけたことで、なんとか乗り切ることができました。
長々と書いてしまいましたが、暗記が苦手な人の一つの考え方として捉えてもらえればと思います。

最後に:外専合格がゴールではない

外務省専門職受験の先を見据えることが何よりのモチベーション維持方法でした。一番精神的にきつかった一次試験の受験期間は自分はなぜこの試験を受けているのか?外務省に入って何をしたいのか?どういう外交官になりたいのか?等、自分の想いの根幹を思い返すようにしていました。このように日々考えていたことで、目標を見失わずに学習に励むことができ、また受験期間を通じてその思いが洗練されていき、二次試験にも大きく活きました。そして学習のモチベーションになり、今自分が悩んでいることがちっぽけな気がしてきます。(個人差ありです。)暗記や理解が思うようにいかず、目の前のことで精一杯でくじけそうになることもあると思いますが、一呼吸おいて目標を思い返してみることをお勧めします。

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