外交官(外務省専門職)合格体験記

一意専心

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熊手 駿さん

Profile

研修語 豪語
出身校 大阪大学 外国語学部(在学中合格)
合格年度 2024年度
選択科目 経済学
外務省専門職の志望理由:なりたい自分を想像して

私は高校生のころ、大学で英語を専攻しようと決め、せっかくやるならとことん極められる職業に就きたいと思っていました。また、その語学力を平和のために役立てたいとも考えていたところ、外務省専門職という職業を見つけ、「これしかない」と憧れてしまい、すぐに目指すことを決めました。
海外経験や実際の専門職員の方との出会いもないまま、かなり短絡的に始めた外務省専門職試験ですが、勉強する中で、将来なりたい自分を想像したときに、「誰とでも仲良くできる」「常に自分を高め続けられる(人間力や教養)」「超アクティブに行動できる」「組織の下支えになれる」「多くの人のためになる」「幅広くより1つの分野に特化できる」といった要素が浮かびました。これらを勘案した結果、自分の社交性や行動力を活かした他国との関係構築で、日本の平和・繁栄に貢献したい、そして自分の理想とする人物像に近づきたい、と考えるに至り、より強く志望するようになりました。

TAC・W セミナーのおすすめポイント:他社の追随を許さない合格実績

外務省専門職を目指す=TAC・Wセミナーに入会 の認識で大丈夫です。そのくらい、毎年の合格者に占めるTAC.・Wセミナー生の割合は非常に高いので、私も迷わず入会を決めました。他の受講生も同様の理由で入会を決めている方々ばかりでした。そのため、試験会場でも周りは一緒に頑張ってきたTAC・Wセミナー生だらけなので、孤独な感じは全くしません。
そして、TAC・Wセミナーは外務省専門職試験に関する情報量がすさまじく、学習の時期ごとのスケジュールや井能講師による月1の担任カウンセリング制度など、ある程度言われた通りに学習を進めていると自然と合格に近づくカリキュラムになっています。私は国際法や経済学は完全に初学でしたが、学習時の心持ちや予習・復習方法まで明確に指示してくださるため、非常に安心して学習を進められました。特に時事論文は個人での対策が難しいと思いますが、総合模試の模範解答を暗記することで、かなりスラスラと書けるようになりました。

私の国際法試験対策:脱・完璧主義

私は国際法の基本マスター講義の受講を10月から始めましたが、一般的には論文マスター期終盤である1月初頭までかかってしまいした、、、 それも、1コマ受講するたびにミニテストと章末問題集を3日に分けて3周復習してからしか次に進まないという恐ろしい制約を自分に課してしまったからです。確かに国際法は、復習を怠ると単語がまず頭に残らない(初学者にとっては外国語のようだとよく言われます)ため不安にはなりますが、論文マスター期、論文答練期、直前期と、後から復習できる機会はまだまだあるため、受講はひとまずスピーディーに進めることを、強くおすすめします(昨年の合格者アドバイザーの方からは「改宗せな」と言っていただきました)。私はそのせいで経済学や時事対策に費やせる時間がかなり限られることとなりましたので、、、、、 その結果、外務省専門職試験のみならず、人生において自分の忌まわしき完璧主義を脱するべく、ベッドの天井に「脱・完璧主義」とでかでかと書いた紙を貼り付けることとなりました。幸い、本試験が基本マスターの内容が大いに活きる問題だったため、私の空回り努力が報われることにはなりましたが、優先順位としては答案化問題を丸暗記することが先だと覚えておいて下さいね。

海外経験が無かったとしても

私は上述の通り、外交官の理想像に憧れて受験を決めたため、海外経験がなく、特定地域への思い入れ等の国際色が他の受験生より薄いことが悩みでした。私の経歴を見て「何で外交官目指したの?」ってなって当たり前なほどです。1年間その弱みについて悩み続けましたが、あるときから「一度も海外に行ったことはないのに外交官というバリバリの国際職を目指すって、逆に相当の覚悟の証明になるのではないか」と開き直って考えるようにしました。それ以降、弱みにばかり目を向けるのではなく、体育会の部活動で培った社交性や体力、人よりも通りやすい声、参考書で磨き続けた英語への愛など、他の受験生と差別化を図れる自分の強みに目を向け、そっちを押し出そうとしたことで、視界が晴れました。実際、外務省は「多様な人材を求めている」ため、一人くらい海外経験のない純日本人がいても面白いだろう、くらいに気楽に考えました。それ以降も海外経験のなさが大きな弱点であることには代わりませんが、どの受験生も、英語が苦手、大学の授業が多くて対策の時間が確保できない、人前で話すのが緊張する等、大なり小なり何かしらの痛いところを抱えているため、ポジティブ思考が良いと思います!

最後に:苦しい時期を乗り越えて

短い人生の中で、最も苦しんだ1年間でした。しかし、チャレンジして良かったと心から感じています。というのも、外務省専門職試験とは、短い時間で結果を出す効率性、苦手科目から逃げない忍耐力、周りの受験生とうまくやっていく協調性、有益な試験情報を集める情報収集能力、人前で発言する度胸など、成長する上で欠かせない要素を詰め込んだ場であるからです。実際、私は試験が終わってから、(昔よりは)考えをまとめて話せるようになっていたり、色んな物事に自分の意見を持つくせが身についていたり、社会人の方々と臆せず会話ができるようになっていたりと、我ながら成長したんじゃないかなあと嬉しく感じます。険しい外務省専門職試験を乗り越えた先には、大きく成長を遂げた自分にきっと出会えます!

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