資格試験・資格取得の情報サイト>公務員>2024年度合格体験記|合格者の声>2024年度合格体験記| 早稲田校合格者 木下泰一さん

2024年度 公務員講座 合格者の声

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どの校舎でも自習利用できる

早稲田合格者

木下 泰一さん

Profile

最終合格先 ●東京都Ⅰ類B(行政/一般方式)
●国家一般職(大卒)
●国税専門官A
●裁判所一般職(大卒)
出身校 早稲田大学 教育部 在学中合格
コース 総合本科生
受講校舎 早稲田校
入学年月 2023年6月
民間就活経験 なし
最も力をいれた科目 数的処理
公務員を目指した理由・キッカケ
 大学の課外活動で自治体に向けて政策提案を行う機会があり、そこでヒアリングや調査を行う中で空き家問題や高齢者問題など一見関係ないようなことさえ、それぞれの問題が結びついていると知りました。そして、その問題解決には行政が横断的な視野で取り組むことが必要ということを実感し、公務員を目指しました。
 また、将来自分が取り組みたいことを考えたときに興味のある分野にいくつも関わることができるという点で行政の仕事に携わりたいと考えるようになりました。
TACを選んだ理由・良かったところ
 はじめにTACを選んだ理由は単純ですが、周りのすでに公務員を志望していた友人がTACを選んでいたからです。サークルやゼミに5,6人いましたが、全員TAC生だったので、良いところなんだろうなと考えて入学しました。
 実際に入ってみて良かったと思うところは、対面で講義が受けられる点です。他予備校だと映像講義しかないというところもあるそうですが、大学の講義後に対面で受けることで、講義を溜めることなく計画的に進めることができたと考えています。
 また、自分は自宅で集中して学習するのが苦手なので、どの校舎でも自習利用できるシステムは特に直前期に役に立ちました。
所属校舎・担任講師のおすすめ
 早稲田校は小規模校舎なので、対面の講義に出たり、自主ゼミに参加したりしていると顔見知りができて、相談しあえる仲間ができる良い環境でした。特に直前期には試験対策をしていると不安になることも多かったので、同じ志望先のメンバーと情報交換や雑談をすることでストレスや不安解消することができていました。
 担任講師の鈴木先生は学習のスケジュールや科目選択の際に特にお世話になりました。私が第一志望としていた都庁は専門記述があり、その科目の選び方を併願先との兼ね合いも含めて教えていただきました。また、直前期に実施されていた論文自主ゼミでは受講生同士だけでなく、担任講師の鈴木先生からも論文を書く時の視点をアドバイスいただき、大変参考になりました。
論文・専門記述試験対策
 論文対策で一番初めにやったことは〈型〉を知ることです。数をこなして得るものを多いとは思いますが、まずはどういう要素が必要なのか、どういう順序で書いた方が良いのかなどを論文対策の講義や早稲田校で行われた書き方レクチャーの回に参加して理解を深めました。試験種によって文字数や求められるものは異なるので、志望度の高いところから確認していくとよいと思います。そして、実際に論文を実際に書いていきました。直前期には週に1回のペースで論文自主ゼミがあったので、自主ゼミ用+添削で提出する用の2本ぐらいを週ごとに作成していました。直前になればなるほど、択一対策に力を入れたくなるので、論文を作成する時間は決めておきました。
 専門記述対策は、対策講義に出席した後、その各テーマごとの概要メモを作成した方が覚えるということで、各テーマのメモをA41枚で作成し、試験までに4科目100テーマぐらい用意しました。学習方法としては重要語句からメモが脳内で復元することを繰り返して、覚えて、週に何回か実際に答案用紙に書くことをしていました。特に憲法はいくつかの試験種で使えるので厚めにカバーしました。
効率的学習法
 私は、担任講師のすすめで1日に数多くの科目に触れること、隙間時間の活用を意識して取り組んでいました。公務員試験は広く様々な科目に取り組む必要があるので、定期的に触れていないとまた一から取り組まなければならないことになります。なので、自分は1週間の大まかなスケジュールを立てて、計画的に進めることを意識しました。特に直前期には試験と同じように午前に教養→午後に専門という流れを作るようにしました。
これから受験する人へアドバイス
 まず、第一に伝えたいことは準備の期間がとても長いので挫けないでほしいということです。自分は本格的に講義や対策を始めたのは大学の春学期の期末が終わった受験前年7月頃でした。そのころにはすでに受験前年4月から始めていた人は1周目を終えた科目があったりと、焦りを感じていました。また、1度学習したのに少しの期間触っていなかったことで忘れてしまうこともありました。約1年間の準備期間の中にはこのような焦りの基になるようなことが多々あると思いますが、準備期間が長いことで、最終的には先に始めた人に追いつくことができます。なので、諦めず積み上げていくことが肝心になります。
 たまには休息する日を設けて、メリハリある勉強計画を立てることで積み上げていってください。

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