2024年度 公務員講座 合格者の声
面接試験は「自分らしく」が大切
猪熊 菜結さん
Profile
| 最終合格先 | ●伊丹市 ●航空管制官 |
|---|---|
| 出身校 | 関西学院大学 社会学部 在学中合格 |
| コース | 教養本科生 |
| 受講校舎 | 梅田校 |
| 入学年月 | 2023年4月 |
| 民間就活経験 | なし |
| 最も力をいれた科目 | 数的処理 |
- 公務員を目指した理由・キッカケ
- 空港がある街で生まれ育ち、小学生の時に「航空管制官」という仕事を知ると同時に国家公務員であることも知りました。その夢を追い続けて高校と大学の選択もしてきたため、就職活動する際に改めて専門性の高い仕事である航空管制官になる決意をし、そのために国家公務員試験に挑戦するのは必然でした。コロナ禍が落ち着きインバウンドが回復する日本において「国民全体の奉仕者」として日本の空の安全を守り、空を利用する全ての人に安全を与えたいという思いもありました。
- TACを選んだ理由・良かったところ
- 航空管制官の採用試験は他の職種と比べて試験科目が特殊です。民法や経済学などの専門科目がない代わりに英語試験（読解、文法、リスニング、スピーキング）と適性試験があります。これらの試験科目は過去問で対策するしかなく、かつ私は英語が得意だったため、苦手な教養科目、特に数的処理を得意にするために予備校を探していました。いくつかの予備校で体験講義を受けた中でTACの講師の方が最も説明がわかりやすく、自分が疑問に感じた箇所もまるでそれがわかっていたかのように細かいところまで解説して下さるところに魅力を感じてすぐにTACに入校を決めました。
- 所属校舎・担任講師のおすすめポイント
- 梅田校のおすすめポイントはなんといってもアクセスが良いところです。特に阪急梅田駅からは徒歩10分くらいで、講義が21時過ぎに終わるときも治安的に安全でした。校舎があるビルにはサイゼリヤやコンビニが入っているため、早く到着してサイゼリアで昼食を食べたり、自習の眠気覚ましにコンビニに軽食やスナックを買いに行ったりなどビル全体をフル活用させていただきました！梅田校は受付のスタッフの方も非常に優しく、入校したてでTACの仕組みがわかっていなかった時も優しく教えてくださいました。担任の講師は親身になって相談に応じてくれる時もあれば厳しくアドバイスして下さるときもあり、特に面接練習では自分をブラッシュアップするのに繋がりました。
- 択一試験対策
- 公務員試験は試験科目が多いです。そのため文章理解と数的処理の必ず点数を取った方が良い科目以外の人文科学や自然科学、社会科学は後回しにせず早い段階で広く浅く学習することをおすすめします。そうすることで直前期に「あれもこれも対策しないと」と焦らずに済みます。私の場合人文科学を2月まで講義以外で一切手をつけておらず捨て科目にする気持ちでいました。しかし直前期になって気になり中途半端に手をつけてしまったため、心配事が増えて効率が悪くなり、他の科目に手をつけられないことがありました。あらかじめ全科目の知識を広く浅くつけておくことでその後の受験学習計画や本番の際にも役立つことがあると思うので、早い段階で知識ゼロのまま捨て科目を作ることはあまりおすすめしないです。私は運良く一次試験で7割強取れましたが不安だらけだったため、私を反面教師にして学習してください！
- 面接試験対策
- 私が公務員の面接試験を通して感じたのは想像以上にコミュニケーション能力がみられているなということです。民間の就職活動経験もない私は公務員の面接は形式的なお堅いものだと思っていたため、面接カードや面接で使うエピソードも真面目なものが良いと思っていました。しかしTACで模擬面接を受け、公務員の面接試験は「人物試験」であり、コミュニケーション能力やストレス耐性が重視されるため真面目すぎるものより、もっと自分らしさを出せる明るい興味を引くエピソードを使った方が良いというアドバイスを受けました。そこで大学での真面目な研究のエピソードから和菓子屋でのインターンシップのエピソードに変え、関心を持った事柄は自分の推し活に関わるニュースに変更しました。そうすることで自分らしさを面接カードでも表現でき、当日の面接でも試験官の方が大変興味を持って質問してくださいました。「面接カードは何を書けばいいかわからない」「面接ってどんなエピソードを話したらいいの」と不安がたくさんあると思いますが、まずは万人受けしそうな真面目なエピソードよりも自分らしさが出るエピソードを探してみてください！そしてTACで模擬面接を受けてブラッシュアップすることで、自信を持って当日を迎えることができると思います！
- これから受験する人へアドバイス
- 公務員試験は長期戦です。受験対策も含めると大学生活のうち約1年半を費やすことになると思います。周りが就職活動を始める前から対策し、周りが就職活動を終えた後も試験を受けている（結果を待っている）というのは中々精神的に辛いものがあります。そんな時には是非もう一度「なぜ自分は公務員になりたいのか。この職種に就きたいのか。」ということを考えてみてください。自分が合格するための試験にさえ合格できない人が、入省後国民のために自己研鑽し、従事することはできないと思います。公務員試験は「合格した後も頑張り続けられるか」その精神力を試されていると捉え、強い思いを持ち続けて頑張ってください！
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2023年 11・12月入学
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