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高卒で公認会計士を目指すには?成功するための完全ガイド

会計士 高卒で公認会計士を目指すには?成功するための完全ガイド

公認会計士資格は、一般的には大学在学中や卒業後に資格を取得するケースが多いですが、高卒や高校在学中からでも目指すことは十分に可能です。学歴に関係なく、強い意志と計画的な学習を持って挑戦すれば、公認会計士として成功する道が開かれています。

この記事では、高卒から公認会計士を目指すための具体的なステップや、成功のために押さえておきたいポイントを徹底解説します。あなたの将来を切り開くための第一歩として、ぜひ参考にしてください。

高卒で公認会計士を目指す理由

会計士 高卒で公認会計士を目指す理由

公認会計士は高卒でも目指せる

公認会計士は、高卒でも取得可能な資格です。受験資格が不要なため、学歴に関係なく、必要な知識を習得することで試験に合格することができます。そのため、高校在学中・卒業後すぐに公認会計士を目指す人も一定数いらっしゃいます。

キャリアパスの自由度と将来性

公認会計士は、多様なキャリアパスを描くことができます。監査法人をはじめとし、企業の経理・財務部門、コンサルティング会社、税理士法人など、様々な活躍の場があります。さらに、独立して自分の事務所を開設することも可能です。高卒から早期にキャリアをスタートすることで、若いうちから多くの実務経験を積み、将来のキャリアの幅を広げることができます。

高い年収と生涯獲得賃金の上積み

公認会計士資格を取得することで、高収入と安定を得ることができます。平均年収は1,000万円、つまり会計士としての活動期間が1年増えるごとに、生涯獲得賃金が1,000万円増えることと同じです。高卒ですぐに公認会計士を目指し合格することで、会計士としての活動期間を増やし、生涯獲得賃金の上積みを狙うことができます。

大学へ進学はするべきか?

会計士 大学へ進学はするべきか?

高校卒業後、大学進学してから公認会計士を目指すか、大学進学をせずに公認会計士を目指すか、悩まれている方もいらっしゃると思います。ここでは、大学進学のメリットとデメリットについて、詳しく解説します。

大学進学のメリット

1.幅広い分野の知識を得られる

大学では、幅広い分野の教養を学べます。社会人として今後必要となる基礎知識やIT・語学スキル。経済や経営系の学部なら、会計やビジネスに関する理論を深く学べるでしょう。また、公認会計士試験に関連する講義を履修することにより、学習の相乗効果を発揮できます。

2.人的ネットワークの形成

大学進学には、単に学術的な教養だけではなく、ゼミやサークル活動などを通じて、他者と関わる経験を得られるメリットがあります。ビジネスや会計の知識を共有できる友人や先輩と出会うことで、専門的な人脈を形成できます。そこで得られるコミュニケーションスキルや人的ネットワークは、将来的なキャリア形成において有利に働くことがあります。

3.新卒採用の機会を得られる

一般的に就職活動は、高卒に比べて大卒の方が採用企業数・採用枠・初任給などの様々な面において、優遇されています。仮に、何らかの理由で公認会計士受験を諦めて一般の就職活動に切り替える場合、高卒よりも大卒の方が有利な条件で就職活動を行うことができます。

ただし公認会計士試験に合格し、監査法人に就職する場合は、学歴に関係なく初任給や年収が定められることが一般的です。そのため、高卒・大卒での待遇の違いはありません。

大学進学のデメリット

1.時間と費用がかかる

大学進学には、時間と費用がかかるというデメリットがあります。大学受験には、入試対策やそれに伴う時間と費用がかかります。また、大学進学後も入学金や学費、一人暮らしをする場合は生活費などの経済的な負担が数年間にわたって生じます

2.会計士としての活動期間が短くなる

例えば4年制の大学に進学する場合、大学生活に4年間を費やすことになります。すなわち、公認会計士の活動期間の最大値が、4年間減少することに繋がります。1年でも多く、会計士としての活動期間を確保したい場合、大学進学はマイナス面として捉えることもできます。

なお大学在学中に合格して、大学生の内から「学生非常勤」として監査法人で就業するケースがあります。その場合は、丸々4年間減少するわけではありません。


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公認会計士になるための受験プラン

会計士 公認会計士になるための受験プラン

公認会計士試験の概要と科目

公認会計士試験は、短答式試験と論文式試験の二段階に分かれています。短答式試験では、財務会計論、管理会計論、監査論、企業法が出題され、論文式試験ではそれらに租税法、選択科目が加わります。

商業高校などの出身であれば、簿記などの知識を有しているケースがありますが、多くの方は知識ゼロから学習を始めることになります。公認会計士試験は競争試験のため、周りの受験生との成績比較によって合否が決まります。そのため、独学で合格を目指すのは難しく、受験予備校に通って目指すのが一般的です。

高卒・大卒などの学歴に寄らず、公認会計士受験では1~2年間の長いスパンで学習を進めていきます。そして複数の科目を同時並行で学習するため、効率的な学習プランが必要です。

TACでのサポートと学習環境

TACでは、高卒生専用のコースを提供しています。高校在学中から学習する場合は、当該コースで学習を始めることで、経済的な負担などを軽減したり各種サポートを受けながら学習できます。

高校卒業後に目指す場合は、「受験専念」かアルバイト等で「働きながら目指す」かなどにより、選ぶべきコースが変わります。一度、予備校で受験プランを相談するのが良いでしょう。

なお受験に専念できる環境があるのなら、期間の短いコースで合格を目指すのも良いでしょう。各予備校では、様々な受験プランに適したコースが用意されているため、自分に合ったコースを選んで1回の試験で合格することを目標に、学習を進めていきましょう。

試験合格後の就職活動

先にも触れたように、監査法人の採用条件は「公認会計士試験合格者」であることです。採用にあたって、高卒・大卒といった学歴は、基本的には考慮されません。ただし、採用面接では「なぜ大学進学を選択しなかったのか?」といった質問が投げかけられるかもしれません。その際は、採用担当者が納得できる、明確な理由を返答すれば問題ありません

合格後の就職活動に不安をお持ちの場合、TACでは「就職サポート」として監査法人の就職活動を強力にサポートする体制を整えています。採用選考情報・模擬面接・エントリーシート添削・個別相談など、様々なプログラムを用意しています。過去に高卒で内定を得た方の情報なども有していますので、論文式試験の受験後にサポート担当者に相談すると良いでしょう。


高卒から公認会計士になった先輩の声

会計士 高卒から公認会計士になった先輩の声

実際に高卒で公認会計士試験に合格した「先輩」たちの成功体験を紹介します。彼らの経験談から、なぜ公認会計士を目指したのか、そして合格を勝ち取れたポイントを学ぶことができます。公認会計士に挑戦する際の参考になさってください。

高卒合格者の声

商業高校出身、震災を機に目指した公認会計士!

私は商業高校で簿記に興味を持ち、東日本大震災での被災を機に、公認会計士を目指しました。高校3年生から勉強を始め、TACの講師陣のわかりやすい授業と充実した学習環境で合格を果たしました。日々「なぜ会計士になりたいのか」を自問し続け、目標を見失わず、逆境にも負けずに勉強を続けたことが成功の秘訣です。自分の決意を強く持つことで、辛い時期を乗り越えることができました。(TAC合格体験記より)

高卒合格者の声

パートと勉強の両立、会計士を目指した理由!

20代後半で正社員を目指した際、日商簿記3級だけではなかなか雇ってもらえず、より強い資格を取得しようと考え、公認会計士を目指しました。はじめは税理士を考えていましたが、TACの説明会で女性にも働きやすく、報酬の良い公認会計士に魅力を感じて方向転換しました。パートと勉強を両立しながら、校舎の通いやすさと講師の丁寧な指導が大きな支えとなり、無事合格を勝ち取りました。(TAC合格体験記より)

高卒合格者の声

図書館で出会った本が導いた、会計士の道!

図書館で会計に関する本を手に取ったことが、私の公認会計士を目指すきっかけとなりました。多様なキャリアパスと業務内容に惹かれ、会計士を志すことに決めました。TACを選んだ理由は、受講者数が多く、模試が本番に近い結果となることでした。合格の秘訣は、重要な論点に集中し、計算科目を徹底的に学習したことです。日々の努力が実を結び、合格を手にすることができました。(TAC合格体験記より)

高卒合格者の声

同僚の挑戦が、私を変えた!

同僚が公認会計士試験に挑戦している姿に刺激を受け、私も挑戦することを決意しました。TACを選んだ理由は、合格者数の多さと受講者の規模です。自分に合った学習ペースで進められるTACのカリキュラムが非常に役立ちました。合格の鍵は、自分を信じ、あきらめずに努力を続けることです。最後までTACのサポートを受け、仲間と共に切磋琢磨し、合格を勝ち取ることができました。(TAC合格体験記より)

まとめ

会計士 まとめ

高卒から公認会計士を目指すことは、決して簡単ではありませんが、適切な学習計画と強い意志があれば十分に可能です。早い段階から専門知識を身につけ、実務経験を積むことで、将来的なキャリアの選択肢が大きく広がります。

自分の目標を明確にし、それに向けて計画的に努力を続けることが大切です。困難に直面しても諦めず、常に前向きに取り組む姿勢を持ち続けてください。応援しています!

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