資格試験・資格取得の情報サイト>社会保険労務士>社会保険労務士とは?どんな仕事?試験制度は?まとめてお答えします!>社労士試験の合格には過去問が重要!過去問の種類と取り組む際の3つのポイント

社労士試験の過去問は何年分解けばいい?
過去問の種類と取り組む際の3つのポイント

社労士試験の合格には過去問が重要!
過去問の種類と取り組む際の3つのポイント

計画的な対策が必要となる社会保険労務士(社労士)試験では、過去問を利用して出題傾向今の自分の実力を把握しておくことが欠かせません。社労士試験においては、過去問を10年分解くことをおすすめします。

本記事では、社労士試験過去問題集の種類や活用方法合格に向けた勉強方法のポイント正答率などをわかりやすく解説します。

社労士試験への合格に過去問対策が重要な理由

社労士試験への合格に過去問対策が重要な理由

社労士試験に合格するためには、過去問を使った対策が必須とされています。その理由は、主に次の3つです。

●試験の出題傾向がわかる
●自分の苦手分野が明確になる
●今の実力を把握できる

試験の平均的な合格率は6~7%程度で推移しており、決して高くはありません。効率よく社労士試験の勉強を進めるためには、過去問を使って出題傾向を把握したり、勉強の成果を確認したりする必要があります。

試験の出題傾向がわかる

社労士試験の過去問を解くことで、試験の出題傾向を掴めるのが1つ目の理由です。知識として理解はしていても、いざ問題の形で出題されると理解があやふやで解答ができない場合もあるでしょう。

社労士試験で実際に出題された問題に触れられる過去問題を上手く活用すれば、インプットした知識を使ってどのように問題を解くかがわかるようになります。難易度の高い社労士試験をクリアするためには、事前に過去問に取り組み出題傾向を知っておく必要があります。

自分の苦手分野が明確になる

過去問を解いてみることで、自分でも気付かなかった苦手分野が明確化されます。理解できていると思っている部分でも、実際に問題を解いてみて初めて弱点に気付くケースもあるはずです。

解答にたどり着けなかった設問を詳しく分析し、理解が不足している項目や要素を洗い出すようにしましょう。強化すべきポイントが把握できれば、今後のスケジュール管理や勉強方法の見直しに大いに役立ちます。

社労士試験の勉強を上手く進めるためには、過去問で解けなかった問題を分析する視点が欠かせません。

今の実力を把握できる

現時点での自分の実力を測るために有効なのが、過去問題です。しっかりと時間を守って社労士試験の過去問を解き、どのくらい正答できているかをチェックしてみてください。

社労士試験の対策進度に問題があるとわかれば、今後の勉強スケジュールを見直す必要があるでしょう。また、時間内に過去問題を解ききれない場合は、試験時間の配分に気を付けるとともに、実践に則した形で過去問を繰り返し解く練習が有効です。

実力を正しく把握することは、社労士試験対策の進捗調整をするために重要なポイントだといえます。

社労士試験の過去問題集の種類

社労士試験の過去問題集の種類

社労士試験の過去問題集は、次の2つに大別されます。

一問一答形式
選択形式

それぞれの特徴や使い方を理解して、目的に合った問題集を検討できるようにしましょう。

一問一答形式

社労士試験の過去問題集として一般的なスタイルであるのが、一問一答形式です。項目・分野ごとに整理されている問題に、一問一答の形で解答していきます。

テキストで学習した順番に問題を解いていくため、頭のなかで情報を整理しやすくなり、スムーズに進められるのがメリットです。ただし、わからない問題や、初見の問題が出てきた場合には必ずテキストを見直し、確認作業をするようにしましょう。 なお、1つの項目で多くの過去問題が出題されている場合は、頻出項目であると判断できます。注意深く見ておきましょう。

選択形式

選択形式の社労士試験過去問題集は、穴埋め問題に特化している問題集です。テキストや教科書で学んだ知識に関する説明文を読み、抜け落ちているキーワードや数値を埋めていきます。

5つの選択肢から解答を選ぶ択一式の問題とは違って、説明文をしっかりと理解し穴埋めするキーワードを20個のなかから選別しなければなりません。より詳しい知識理解が求められる出題方法であるため、選択形式問題の対策を忘れずにスケジュールに組み込み、過去問題集に取り組む必要があるでしょう。
※選択形式の出題は、「年度別過去問題集」のような社労士試験の実際の出題形式に近い問題集に収録されているケースが多いです。

社労士試験の過去問に取り組む際の3つのポイント

社労士試験の過去問に取り組む際の3つのポイント

社労士試験の過去問に取り組む際は、次の3つのポイントを意識するようにしましょう。

1. 過去10年分の問題を解く
2. 最新の法改正に注意する
3. 予想問題集と併用する

過去問題集もただ単に問題を解くだけでは、思ったような効果が得られない可能性があります。効果を上げるポイントを理解し、効率的に勉強を進めてみてください。

過去10年分の問題を解く

社労士試験の対策として過去問題集を活用する場合は、過去10年分を目安に取り組むようにしましょう。収録年数が少ないものですと、演習量として不十分に感じますし、逆にあまりに収録年数が多いと情報が古い問題もあり、現在の知識定着にはそぐわないものもあります。

社労士試験の過去問題集を選ぶ場合は、過去10年の内容を網羅したものを探してみてください。

最新の法改正に注意する

法改正に関する情報は、敏感にキャッチする必要があります。社労士試験には、その年の4月までに改正された内容が出題されます。

過去問題集の編集・発売時期によっては、一部掲載内容と試験問題の解答が異なってしまう可能性があるでしょう。テキストや過去問題集だけに頼るのではなく情報収集をこまめにおこない、法改正に関する事項は忘れずに整理をしておくクセを付けておいてください。

予想問題集と併用する

社労士試験の出題傾向把握や模擬演習に有効な過去問題集ですが、すべてがそのまま再出題されるわけではありません。試験には時事問題や白書などタイムリーなトピックが採用されるケースも多いため、過去問題集とあわせて予想問題集の活用を検討しましょう。

予想問題集は最新のデータ予測でまとめられた問題集であるため、過去問題集でカバーできない知識を復習するのに有効です。2つの問題集を上手く組み合わせて、社労士試験合格に近づけるようにしましょう。

目安となる正答率

難易度が高いとされる社労士試験の合格率は平均6~7%程度で、年度によっては5%を下回ることもあります。過去問を解く際は、正答率100%をめざして取り組むようにしましょう。

社労士試験における過去問題集の重要性は、多くの受験生が理解しているため、何年分もの過去問題を繰り返し解いて対策をしてきます。過去問題集の対策を怠り、自分だけが正解できない設問が多くなるほど、社労士試験合格が遠ざかってしまうのです。

社労士試験の過去問題集を使って勉強を進める際は、間違ってしまった問題を完璧に理解できるまで繰り返し、自信を持って試験に臨める状態を目指しましょう。

社労士試験は過去問で対策しよう

社労士試験は過去問で対策しよう

難易度が高い社労士試験は、過去問題集を利用して出題傾向を正しく把握し、対策進度を確認しながら進めることが重要です。当日に落ち着いて試験問題を解くためにも、実際に時間を測って問題に取り組むのもよいでしょう。

社労士試験の過去問題集は主に2種類あり、まずは一問一答形式の過去問題集でテキストの順に沿って全体的な理解度を高めるのがおすすめです。次に選択形式の過去問題集で、より深い知識理解を進めるようにしてみてください。

社労士試験に合格するためには、テキストや過去問題集で基礎を固めるのはもちろん、時事問題や法改正に関する情報をチェックするのを忘れてはいけません。時間を決めてニュースを見るようにするなど、日頃から関心度を高めておくとよいでしょう。

『無料』令和5年度社会保険労務士試験 解答解説集

令和5年度 社会保険労務士の本試験問題について、TAC講師陣がまとめ上げた各問題の詳細な解説をいますぐPDFでご覧いただけます!今後の学習の一助としてぜひご活用ください。
自由に閲覧・印刷できるだけでなくPDFダウンロードも可能です。
以下のフォームにご入力の上、ご請求ください。

お申込いただいた場合、個人情報の取り扱いにご同意いただいたものとして取り扱わせていただきます。

注目!いまオススメの試験対策

社労士 キャンペーン

早割キャンペーン 実施中!

長年の指導ノウハウを凝縮したTACのスタンダードコース。基本知識から応用まで効率よく学習し、合格に必要な実力が十分に身につく!
★早割キャンペーン第3弾 11/30(土)まで!

sharosi_panftop_04.jpg

デジタルパンフレットを閲覧する

紙と同じ内容のパンフレットを、パソコンやスマートフォンから、郵送を待たずにいますぐご覧いただけます。

お申込いただいた場合、個人情報の取り扱いにご同意いただいたものとして取り扱わせていただきます。

社会保険労務士についてもっと知ろう!

社労士について知る

社会保険労務士になるには

なるには

社会保険労務士になるには

社会保険労務士になるには、例年8月下旬に行われる「社会保険労務士試験」に合格することが必要です。ここでは受験の申込から合格後の流れまでを解説していきます。 続きを読む »

社会保険労務士の仕事内容

仕事内容

社会保険労務士の仕事内容

社会保険労務士の仕事は大きく3つに分けることができます。労働問題が世間をにぎわせている昨今、労務面から経営上の問題点を指摘し、改善策を助言するコンサルタント能力を持った社会保険労務士が求められてきています。 続きを読む »

社労士の平均年収はいくら?実際に稼げるのはこんな社労士だ!

年収

社労士の平均年収はいくら?実際に稼げるのはこんな社労士だ!

社労士(社会保険労務士)は、仕事と勤務形態の幅が広い人気の国家資格です。それでは実際に、社労士の平均年収はどれくらいなのでしょうか?ここでは、社労士の平均年収と稼げる社労士のスキルについて解説しています。資格取得を目指している人は、ぜひ参考にしてください。 続きを読む »

社労士試験について知る

社会保険労務士の試験制度を詳しく解説!

試験制度

社会保険労務士の試験制度を詳しく解説!

社会保険労務士の試験は「選択式」「択一式」の二つの試験形式があり、大小ふくめて10科目が出題されます。 ここでは社会保険労務士の試験形式と出題科目について詳しくみていきましょう! 続きを読む »

社労士試験の合格率とは?

合格率は?

社労士試験の合格率とは?

この記事では、社労士試験の合格率や合格率が低い要因などを解説します。独学でも合格は可能かどうかや合格するためのポイントまでまとめました。 続きを読む »

社労士試験の難易度が高い理由と合格のためのポイントを詳しく解説

難易度

社労士試験の難易度が高い理由と合格のためのポイントを詳しく解説

この記事では、社労士試験の概要や難易度を高めている要因、効果的に勉強するコツなどを解説します。自分に合った対策方法を見つけてみましょう。 続きを読む »

社会保険労務士の試験科目・合格率・難易度は?

合格率・難易度は?

社会保険労務士の試験科目・合格率・難易度は?

合格率は年によって増減はしますが、約6%~7%で推移しています。「10名が受験をして1名が合格できるか?」という大変厳しい合格率ですが、このような低い合格率には理由があります。ここではそちらについて触れていきます。 続きを読む »

社労士試験の学習について知る

社労士試験の過去問の種類と取り組む際の3つのポイント

過去問

社労士試験の過去問の種類と取り組む際の3つのポイント

計画的な対策が必要となる社会保険労務士試験では、過去問を利用して出題傾向や今の自分の実力を把握しておくことが欠かせません。

本記事では、社労士試験過去問題集の種類や活用方法、合格に向けた勉強方法のポイント、正答率などをわかりやすく解説します。
続きを読む »

社労士は独学でも合格できるの?問題集の選び方や勉強方法をご紹介!

独学

社労士は独学でも合格できるの?問題集の選び方や勉強方法をご紹介!

社労士の資格を取得したいものの、独学でも合格できるのか不安に感じる方も多いでしょう。ここでは、社労士は独学でも合格できるのかについて解説します。
教材の選び方や勉強方法も紹介するので、独学で社労士の資格取得を目指す方は参考にしてください。 続きを読む »

社会保険労務士の勉強時間は?

勉強時間

社会保険労務士の勉強時間は?

一般的に、社労士試験合格のための勉強時間は800時間前後といわれており(個人差はあります)、勉強を開始した時期が早ければ早いほど、合格する確率も高くなる傾向があります。ここでは学習開始時期別の勉強の進め方について解説します。 続きを読む »

社労士とのダブルライセンスで、さらに上を目指す

FP&社会保険労務士 ダブルライセンスの魅力

FPとの相性

FP&社会保険労務士 ダブルライセンスの魅力

社会保険労務士は、FP資格を取得した次のステップとしてチャレンジするのにオススメの資格のひとつです。ダブルライセンスにおすすめの2つ資格を、学習面・実務面でのアドバンテージを挙げながら説明します。 続きを読む »

行政書士

行政書士との相性

社労士と行政書士はダブルライセンスがオススメ

社会保険労務士の資格を取得するなら、併せて行政書士の資格も取得しておくと業務の幅が広がります。扱う分野の異なる2つの資格ですが、ダブルライセンスを目指すとどのようなメリットがあるのでしょうか。 続きを読む »

中小企業診断士

中小企業診断士との相性

社労士と中小企業診断士はダブルライセンスがオススメ

社会保険労務士の資格を取得するなら、併せて中小企業診断士の資格取得も目指してみてはいかがでしょうか。ダブルライセンスのメリットや、どんな方にオススメかを解説します。 続きを読む »

社労士を目指す

第1歩を踏み出しましょう!

対策を始める

第1歩を踏み出しましょう!

社会保険労務士を目指すなら「実績」のTACです。毎年多くの合格者を送り出しているTACで合格を目指しましょう!

社会保険労務士への第一歩はココからスタート!

資料請求

この講座のパンフレットを無料でお届けいたします。

無料でお送りします!

無料講座説明会

まずは「知る」ことから始めましょう! 無料セミナーを毎月実施しています。

お気軽にご参加ください!

社会保険労務士のお申込み

申込み方法は4種類

申込み方法は4つ

TAC受付窓口/インターネット/郵送/大学生協等代理店よりお選びください。

申し込み方法をご紹介します!

インターネットから申込む

インターネットで
すぐに申込む

インターネットで、スムーズ・簡単に申し込みいただけます。

スムーズ・簡単!

電話やメールで、受講相談を受け付けています。

TACの受講相談で疑問や不安を解消して、資格取得の一歩を踏み出してみませんか?

>TAC受講相談