国家総合職 合格体験記
国家総合職を目指すとは
長島 光紀さん
プロフィール
内定省庁 | 文部科学省 |
---|---|
出身校 | 一橋大学 社会学部 |
コース | 政治・国際コンパクト本科生 |
受験区分 | 大卒程度 政治・国際区分 |
- 国家総合職を目指した理由・キッカケ
-
大学・アルバイト・NPOの経験を通して
大学の講義にて教育社会学を受講し、現在の日本における格差問題の存在、そしてそれらを解決するための手段としての教育に関心を持ちました。また自らも塾講師のアルバイトや居場所支援のNPO法人などで働く中で、こうした問題を肌で感じ、大学卒業後も教育に携わりたいと考えるようになりました。教育に携わる方法は現場の教員や教育系の民間企業など多岐にわたりますが、その中でもより広範囲により多角的に教育に対してアプローチできるという観点から、文科省の国家総合職を志望しました。
- TAC・Wセミナーを選んだ理由・良かったところ
-
手厚いサポート
私がTACを選んだのは政治国際区分へのサポートが特に手厚いと感じたからです。私は10月頃から試験勉強を始めたため、効率よく勉強を進める必要がありました。そこでいくつかの予備校を比較したところ、オンラインの講座で政治国際区分をカバーしている予備校は少なく、その中でもTACは合格実績や合格者の体験記などが充実していたため、TACでの受講を決めました。 実際、テキストは非常に要点がまとまっており、オンライン講座のコンパクトコースではありましたが、各科目を効率よく勉強できました。おそらく独学ではこの短期間で合格ラインに到達するのはかなり大変だっただろうということを考えると、TACの講座を受講して良かったなと思っています。
- 所属校舎または講師のおすすめポイント
-
ともに勉強する仲間
私はWebやオンラインでの受講がほとんどだったので、校舎や講師のおすすめはあまりできませんが、一緒に勉強したり官庁訪問に向けた議論などができる友人の存在はとても貴重なので、ある程度、国家総合職の志望者が多い、もしくは友人などが所属している校舎を選択するといいかもしれません。
- 専門試験対策
-
学習効率を意識して
政治国際区分の各科目は正直暗記です。もちろん暗記のなかにもロジックはありますが、最終的にはいかに効率よく知識を定着させていくかがカギになります。ハーバード大学のある研究によれば、1日の終わりにその日学習した内容を15分振り替えるだけで学習効率は23%向上するそうです。(出典明確ではありません。)私はこの記事を見てその日学習した内容を1日の最後に振り替える癖をつけたところ、効率よく知識を定着させることができた!ような気がします。ぜひお試しあれ!
- 面接・官庁訪問対策
-
アウトプットの機会
説明会への参加や白書、文献の講読では知識のインプットはできてもアウトプットはできません。官庁訪問で大事なのは自分なりの意見や政策に対する考えをアウトプットすることです。TACでは官庁訪問対策のゼミはもちろんこと、同じく国家総合職を志望する同志たちがいます。ゼミのようなかしこまった場に限らず、食事中や帰り道などの何気ない会話から同じ志望者たちと議論し、アウトプットする機会を作るのがおすすめです。
- これから受験する人へアドバイス
-
楽しむ気持ち
試験勉強も官庁訪問対策も自分の志望を実現するための手段。ぜひ楽しんで取り組みましょう!数多くある試験科目やその内容も行政官としての職務と無関係ではありません。自分が国家総合職として職務に取り組むときにどのように活かせるのか、自らの学問的な知見を深めるつもりで勉強に取り組む意識が大事です。 国家総合職を志す皆さんは、何かしら自分の中に日本の現状に対する課題意識や理想を抱いているはずです。たかだか1年弱の就職活動、この熱い思いを忘れずに、乗り切っていきましょう!!