科目別合格戦略 簿記論
簿記論の試験傾向
簿記論は企業の営業活動をどのように記録し、計算するかを学習する科目。試験は制限時間2時間で3問出題され、第1・2問は大学教授が出題するため学問的な問題、第3問は実務家が出題するため実務的な問題が多く出題されます。
近年の学者試験委員問題では、第一問・第二問ともに個別問題の出題が多く、仕訳問題や比較問題・相対問題といった1つの取引について様々な角度からの出題が多いという傾向があります。一方、実務家試験委員問題では、有価証券の期末評価や固定資産の減価償却等の一般的な個別論点に関する決算整理を行う総合問題が出題されています。
合格のために身につけること
基本論点に対する正答率と解答テクニック
3回転学習で定着率U P&豊富な演習量で実践力強化!
簿記論では、まず、ステップアップを図りやすくするために、年内は基本論点、年明はその基本論点が定着しているかを確認しつつ応用論点などの「+α」を習得し、直前期においてこれらの「総まとめ」を行います。このような3回転学習によりしっかりと知識の定着を図るとともに、「実力テスト」「上級演習」「答練」等の豊富な問題演習を通じて、本試験レベルの問題への対応力を養います。
簿記論の合格戦略に向けたTACの取り組み
教材間の連携により、実力がステップアップ!
最重要となるコア問題を確実にマスターすることが合格の秘訣!
基本テキストには各論点ごとに、理解を深めるための「設例」が盛り込まれています。この設例は言わば、各論点の理解を深めるためのコア問題。100%計算問題で占められる簿記論合格のためには、基礎となる一つひとつの仕訳や計算式を確実に消化し、自分の知識として吸収する必要があります。TACでは、この設例を出発点として、様々な問題パターンを出題します。また、難易度も実力テストへ向けて、ステップアップできるように作成しています。
総合問題対策を強化
総合問題を解く力が自然に身につく!
簿記論合格のためには、総合問題でライバルに差をつけることが最大のポイントとなります。すなわち、各論点の知識の習得だけでなく、実践力の強化が必要となります。TACでは、総合問題の解答に必要な「集計力」や「資料を読み取る力」などを磨いていく上級演習や各種答練を繰返し実施。合格に必要な実践対応力の強化を実現します。
充実したトレーニングと豊富な解答解説
どこよりも詳しく!かつ分かりやすい解説を掲載
講義で学習した内容は、トレーニング(問題集)を使用して復習を行います。しかし税理士初挑戦の方が多い簿記論では、学習のコツを掴むまで、思ったように復習が進まないことも・・・。しかしTACなら安心です。トレーニングには、非常に充実した「解答への道」を収録!解答の導き方が、順を追って分かりやすく詳細に解説されているので、一人で復習していても迷うことなく、正しい理解のもとに復習を進めることができます。
TACなら本試験の出題傾向に対応した、合格に必要な知識と解答テクニックを身につけることができる!
簿記論合格には、本試験の出題傾向に合わせて精選された各論点の理解はもちろんのこと、総合問題として出題された時、『解法』『資料の読み取り』『解答要求の取捨選択』『タイム・マネジメント』などの合格答案作成能力が絶対に必要となります。しかし、これらのテクニックを自力で身につけようと思っても、なかなかうまくできないものですし、社会人の方にはかなりの負担となります。TACでは、それらのテクニックを具現化し、精選された豊富な演習問題に基づき、メソッドとして惜しみなく受講生に提供します。
簿記論 安部 洋平 講師