2022年度 行政書士試験 合格体験記|19

アウトプットしながら知識を確実にできた!


K.Aさん

DATA BANK

受講コース 答練本科生 上級講義付き
[教室講座]
受験回数 3回
2022年度本試験の得点 法令科目:138点
一般知識:44点
総得点:182点
得意科目 なし
不得意科目
民法/商法 等
合格までの学習期間【合格までのTAC学習期間】2年4ヶ月
【TAC以外も含めた総学習期間】2年4ヶ月
1日の平均学習時間(TAC講義含む) 基礎期(学習開始~8月頃):5時間
直前期(9月~本試験まで):8時間
行政書士を目指したきっかけ/学習時の環境

 定年後も社会貢献を真剣に考えた時に、海外勤務の際に現地スタッフに大変お世話になり、本邦で就労している外国人のサポートをしたいと考えました。この場合、行政とのパイプが必要になると考え、行政書士という資格が最適と考えたためです。学習環境は、母の生活サポートをしながら勉強時間を確保しました。

独学ではなく受験指導校を利用しようと思った理由

1.長年の受験指導の蓄積と知見と講師陣の充実は独学では無理と考えたため。
2.独学では勉強のペースとモチベーションを維持することが困難であると考えたため。
3.勉強机を並べることによって情報交換や励まし合いなど、メリットが大きいと考えたため。

TACを選んだ決め手

 合格実績、講師陣の評判、カリキュラム、教材の充実度など総合的に見た場合、他社よりメリットが大きいと判断しました。また、自宅からの通学時間や「自習室」など周辺環境なども決め手となりました。

本試験までの学習方法(基礎期・直前期など)

 2月から勉強を再開しました。その際、昨年度の不合格になった内容を分析し、大まかな学習スケジュールと各クールの目標、それとなぜ、行政書士の資格を取得するのか、という意味を再度確認しました。
2月~5月(基礎期、第1クール):知識の再確認の意味でテキスト+過去問で勉強時間を60%、40%の割合で配分で行い、知識の正確性と追加に軸足を置きました。
6月~8月(アウトプット期、第2クール):答練と過去問に勉強時間の80%、新たな知識の習得を20%の割合で勉強しました。昨年、全滅した記述対策も小池先生の著書の市販書籍を購入して勉強を開始しました。
9月~11月(直前期、第3クール):答練で間違えた問題を項目別に洗い出し、その復習と関連過去問を徹底的につぶしました。同時に勉強の最初の30分を重要ワードの定義、重要判例の文章の暗記に費やしました。

直前期答練や「全国公開模試」の活用方法

 間違えたテーマの洗い出しを行い、エクセルで縦軸に間違えた科目、テーマ、横軸に答練回数、「総合答練」「全国公開模試」等を列記することによって、自分の弱点を見える化しました。それをベースに過去問を繰り返し、徹底的につぶすように勉強しました。それと共に記述対策に勉強時間を30%程度に増やしたことは有効であったと考えています。

受講形態やフォロー制度で良かった点

 時間、地理的条件等が適えば教室講座の受講をおすすめいたします。やはり勉強のモチベーションを維持するにはこの点は重要です。また、講師に直接、質問できることのメリットは大きく、記憶に残りやすいです。「Webフォロー」は自分の苦手科目を克服するために再度視聴して知識を再確認するには有用であると思いました。

教材で良かった点

 「スーパー答練」は自分の弱点を見出せる点で大変、有用でした。特に重要テーマ(三ツ星)で間違えた問題と関連過去問が紐づけられていた点は効率的な学習には良かったと思います。「答練本科生 上級講義付き」の使用テキストである『合格革命 行政書士 基本テキスト』(TAC出版刊)は、文字だけではなく図等が適度に差し入れられ見やすかったです。

カリキュラムや、講師で良かった点

 「答練本科生 上級講義付き」は、本試験まで「スーパー答練」で3回転出来たことが良かったです。小池先生の熱い講義と佐藤リサ先生の的確な答練解説がメリハリがあり、本試験まで一気に走れたと思います。特に受験回数が2回目以降の受験生はアウトプットをしながら知識を確実にしていけるので良いカリキュラムだと思います。

受講して良かったオプション名と、その理由

 「表で覚える!民法頻出条文」は、とにかく範囲の広い民法の知識の整理に役立ちました。受講後はこのオプションで指摘された条文のみに集中してチェックしました。民法を苦手にしている受講生におすすめです。「直前!40字記述式問題演習」(旧:「40字記述得点力UP」)は、具体的な予想問題をテーマに解答の説明が実践形式であり良かったです。「超・直前ファイナルチェック」は、何より精神安定剤となりました。本試験直前の受験生の不安を拭い去ってもらったことが大きかったです。

これからの受験生へメッセージ

 8月末までには自分の弱点を把握し、それ以降は弱点克服に集中してください。雑音に惑わされることなく、この点に集中できればビクトリーは直ぐそこです。心が折れそうな時もあると思いますが、ほとんどの受験生は同じ気持ちです。あなただけではありません!!試験終了の合図があるまで諦めずに頑張ってください!!

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