2022年度 行政書士試験 合格体験記｜08

Y.Sさん

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行政書士を目指したきっかけ／学習時の環境

　仕事において契約に触れる機会が多く、少しでも法律知識を身につけようと思ったことがきっかけです。働きながら学習を並行し、また4月に転勤を挟み環境の変化が大きくあった中での受験となりました。

独学ではなく受験指導校を利用しようと思った理由

　独学では学習の継続がおろそかになる可能性があり、また集中しない学習を行う可能性があったため受験指導校は必要と感じていました。また参考書を読むだけではわからない、合格に必要なことを教えてくれるという要素があり、時間を費やし勉強する以上は合格可能性を少しでも高めたいと考え、最初から独学は考えていませんでした。

TACを選んだ決め手

　豊富な合格実績や長年のノウハウがあると共に、仕事をしながら通学で勉強するため自分が学びたい曜日・時間帯に講義があり、校舎も通いやすい位置にあることでTACを選定しました。

本試験までの学習方法（基礎期・直前期など）

　基礎期においては、最初に各法令の過去問をひと通り見てどういった出題がされるかの雰囲気を掴んだのち、講義を受講しました。そののち、改めて過去問をひと通り解き、自身の弱いポイントを把握したうえでテキストを再度読むというサイクルを回しました。直前期においては条文素読と本番を想定した答練を重ね、試験の感覚と時間配分の理解を深めるとともに自分の弱点把握をし、弱点部分は改めてテキストを読むという形で理解の底上げを行いました。

直前期答練や「全国公開模試」の活用方法

　直前期答練では自身の理解度を図る事は勿論、本試験当日に慌てないために試験の雰囲気に慣れ、また試験における時間配分を体に覚えさせることができました。また答練の点数を見て「このままでは合格できない」という焦りを自身の直前期におけるモチベーションに昇華することができ、合格に向けて自身の追い込みとして活用することができたと思います。

受講形態やフォロー制度で良かった点

　受講形態は教室講座で、フォロー制度は「Webフォロー」「クラス振替出席フォロー」を活用しました。教室で学ぶことで自身の勉強への集中度をあげる事ができたと共に、講師の方の目線、表情などからもここが重要なポイントであるという雰囲気を掴むことができました。また、どうしても出席できない日が発生しても「Webフォロー」での受講や、「クラス振替出席フォロー」で別校舎・別日時の同一講義へ振り替える事もでき、転勤が発生しても自然と別の校舎で受講を続けることができました。

教材で良かった点

　各科目で必要な部分が網羅され、「基本テキスト」と「過去問集」を回せば合格に至る事ができる構成になっていると感じました。各種答練も本当に必要な時期に必要な回数が受講できるセットになっており、TACが推奨する通りに学びをなぞれば合格に至るというノウハウが詰まった構成になっていると思います。

カリキュラムや、講師で良かった点

　講師は、淡々とテキストを読み上げるのではなく、テキストに記載されている内容をイメージし易いように咀嚼して説明し、また出題頻度が少ない項目はばっさりと切り捨て、また必要と思われる項目は追加で説明してくださいました。講師の方々のおかげで、限られた時間で合格に繋げる事ができたと思います。

これからの受験生へメッセージ

　1年に1回の試験であり、試験までの長丁場においていかにモチベーションを保って勉強をし、いかに長く理解を定着させるかというのが重要だと思います。今年の試験で絶対に合格するという強い思いをもって、TACを信じて勉強を続ければ合格に至ると思います。