宅建士(宅地建物取引士)の勉強法・学習法は?
宅建は合格率が15~17%程度であることが示すとおり、決して取得が簡単な資格ではありません。短期間で取得したいならば、計画的・効率的な対策が必須です。具体的な勉強方法は以下の通りです。
- まずは試験(てき)を知る
- 勉強(学習)の優先順位を考える
- 法律用語を頭にインプットする
- 過去問集でトレーニングする
- 答練や全国公開模試などの予想問題でブラッシュアップする
このページでは、資格の学校TACが、試験の特徴や配点比率などに触れながら、宅建の勉強法・学習法を会話形式でご紹介します。これから宅建の勉強を始める方はぜひ参考になさってください。
登場人物
不動 知恵(ふどう ちえ)さん
不動産の売買でひと儲けしようと考えている会社員。実家の不動産屋を継ぐため宅建資格を取ろうと考えている。埼玉県在住。
鑑(かがみ)先生
宅建をはじめとして様々な不動産の資格をもつ。不動産資格の魅力を伝えるべく、予備校で宅建の科目を教えている。車はアメリカ製が好き。
宅建士講座 デジタルパンフレットを閲覧する
独学か?予備校か?│宅建の勉強法・学習法
まず前提として、宅建は独学で合格できるのでしょうか。
結論としては、「時間をかければ独学でも合格はできる」がTACの回答です。
では、予備校を使っていただく理由とはなんでしょうか。それは「短期で合格できるから」です。
宅建を取得する理由は人それぞれですが、試験に合格し資格取得を目標に据える以上、「いつまでに試験に合格するか」を明確にしなければなりません。その目標を半年後にするのか、1年後にするのか、2年後にするのかを明確化したうえで独学か予備校を使うのかを決めましょう。
宅建は独学で合格できるのでしょうか。
知恵さん
鑑先生
結論としては、「合格できる」。
だけど、正しくは「時間をかければ独学でも合格できる」かな。
逆に、予備校をつかう理由は何だかわかるかな?
・・・時間の節約ですか?
そのとおり。
時間を節約して、短期合格するために利用するのが予備校だね。
宅建を取得する理由は人それぞれだけど、試験に合格して資格取得を目標に据える以上、「いつまでに試験に合格するか」を明確化する必要がある。目標が明確な人ほど予備校を使った方がよいと思うよ。
わたし、友達とどちらが先に資格をとるか競っているので、
次の試験で必ず合格したいんです。
となると、予備校を使った方が効率がよいね。
宅建試験合格には結構時間がかかるんだ。
予備校を使えば、講義の時間も含めて300時間~400時間くらいで対策を終えられる一方で、独学は教材選びなどの学習環境づくりからスタートするから時間がかかる。法律を勉強したことがない人なら過去問もとっつきづらいしね。
わたし、仕事しながらの勉強になるので
独学はむずかしいと思っていました。
宅建試験の合格率は15~17%。
20万人が受験して合格できるのは3万人しかいない国家試験なんだ。
決して簡単な試験でないから油断せずに本気で目指そう!
わかりました。
ココがTAC式!
TACコース生なら講義と教材をセットで提供します。内容面においても、出題のトレンドから外れた古い論点を除外したり、最新の法改正に対応させたりするなど、毎年内容を刷新しています。合格まで必要にして十分な内容になっているため、TACで提供したコンテンツ以外を新たに購入する必要はありません。
また、他にも
・ わからない点を講師に質問できる
・ 周りに競争相手がいるので、モチベーションを維持しやすく勉強の習慣を生活に根付かせやすい
・ 学習の順序があらかじめ決められているので迷わなくてよい
などの学習環境をご利用いただけます。
その1:まずは試験(てき)を知ろう!│宅建の勉強法・学習法
宅建試験では、4つの科目(ジャンル)から合計50問が出題されます。
まずは宅建試験の科目別配点を確認しましょう。
1問は1点で採点され、合計50点満点です。解答方法は4つの選択肢から1つを選ぶ択一式です。
宅建の勉強法を詳しく教えてください。
まずはその1。「試験(てき)を知る」ことだね。
宅建試験では、4つのジャンルから合計50問が出題される。
まずは宅建試験の科目別配点を確認してみようか。
意外に問題数が少ないですね。一見簡単そうにみえますけど・・・。
他の国家試験と比較しても問題数は少なめで、科目も4つ。
だけど、実は出題される法律の種類は多岐に渡って範囲が広いから、勉強する範囲も広いんだ。
優先順位をつけてメリハリをつけて学習しないと時間がいくらあっても足りなくなるよ。
あなどれないですね!
それぞれの科目について詳しく見ていこう。
<民法等>
■ 不動産取引における民法とは・・・
人と人との利害調整を規定した法律です。数ある法律の中でも最も身近な法律です。
不動産を購入したり借りたりする際に交わす「契約書」に記載されている、トラブルが起こった場合の処理方法や、トラブルを未然に防ぐための約束事を定めた法律が民法です。
■ 宅建試験における民法とは・・・
最大の関門です。他の科目よりも出題範囲がずっと広く、深入りしても満点を取るのは至難のワザです。したがって、この科目をいかに絞り込めるがかが合否のポイントとなります。
民法を学ぶことで得られた基本知識は、宅建業法や法令上の制限を学ぶ際にも活かすことができるため、最重要な科目と言えます。
まずは「民法等」。人と人の利害調整を規定した法律だね。
ものを買ったり売ったり、貸し借りしたりするときのルールを規定している。遺産相続のルールも民法に従うんだ。
不動産取引するために絶対覚えなきゃいけない法律ですね。
その通りだね。
一方で、宅建試験における「民法等」は「最大の関門」といってよい。
なぜですか?
なにより出題範囲が広い!
民法だけでも条文の数が1000以上もある。民法の他に借地借家法、区分所有法、不動産登記法などの関連法令も含めて「民法等」と呼んでいるんだ。
多すぎ!
そう。だから、この「民法等」をいかに効率よく絞り込めるかが合否のポイントになる。
習得までに時間はかかるけど、民法を学ぶことで得られた基本知識は、宅建の他の科目にも活かすことができるから頑張って学んでいこう。
他の科目に活かせるなら、絶対に手抜きはできませんね!
<宅建業法>
■ 不動産取引における宅建業法とは・・・
お客さんに不利が生じないように、宅建業者や宅地建物取引士の仕事上のルールを定めています。不動産業界に進まれた場合には業務に直結する法律です。
また、皆さんがマンションなどの賃貸借や売買をする際にも「宅建業法」の知識が大きな味方になります。
■ 宅建試験における宅建業法とは・・・
宅建試験の中心となる科目であり、この科目が不得意であるならば合格はむずかしいと言えます。基礎力を身に着けてヤマかけせずにマスターしたい科目です。
逆に配点は20問を占めるため、得意になれば大きな得点源となる科目です。
次に「宅建業法」。
宅建業者や宅建士の仕事上のルールを定める法律だね。
宅建士になったら仕事に直結する内容だからしっかり覚えよう。
わかりました!
この科目の配点を見て欲しい。
20問! 全部で50問だから…40%を占めるんですね。
その通り。
配点比率からみても、宅建業法が苦手なままだと合格はむずかしくなる。
基礎からしっかり学習して、ヤマかけしないでも確実に点が取れるようになりたいね。
そうですね。得意科目にして得点源にできるよう頑張ります。
<法令上の制限>
■ 不動産取引における法律上の制限とは・・・
「住み良い街づくり」「安全な家づくり」をしていくためのルールを定めた様々な法律です。都市計画法・建築基準法などがこれに当たります。
人によってはあまり馴染みがないかもしれませんが、学習していくと自分の住んでいる街を見る目が変わるはずです。
■ 宅建試験における法令上の制限とは・・・
学ぶべき法令が多いためか、10人中8人が「不得意科目」と答える科目です。ただし、出題されるパターンはある程度決まっているため、得意科目にすれば安定して得点できる科目でもあります。
次は「法令上の制限」だ。
都市計画法とか建築基準法とか、聞いたことないかな?
建築基準法は知っています。
家を建てる時の容積率とか建蔽率とか、建物の高さ制限にも関わる法律ですよね。
そうだね。
また、都市計画法も人の生活に大きく関わっているよ。
道路を敷設したり、街の区画整理をしたりするためのルールを定めているんだ。
なるほど。覚えたら街の見方が変わるかもしれないですね。
だけど、苦手にしている人が多い科目だね。
法律の種類が多いし覚える数字も様々だからね。
とはいえ、出題パターンはある程度決まっているから、得意科目にすれば安定して得点できるジャンルともいえるね。
また、「民法等」「宅建業法」で点を稼いでおけば、負担は減らせるよ。
<その他関連知識>
■ 不動産取引におけるその他関連知識とは・・・
住宅ローン、防災、広告、地理、地価、経済情勢など実務的な内容が多い科目です。
■ 宅建試験におけるその他関連知識とは・・・
年度によって難易度に差があり、かなり勉強しても歯が立たないことがある反面、全く勉強していなくても解けることもあります。
そのため、比較的学びやすい項目に絞って基礎的な知識をインプットし、手を広げ過ぎないことが肝心です。
「その他関連知識」という科目もある。
実務的な内容が多いけど、難易度は高めだから手を広げすぎず、基礎知識を押さえることがポイントだ。
「民法等」「宅建業法」でできるだけ多く得点しておいて、この科目での負担を減らしておくのが王道の作戦だね。
配点比率の高い科目から攻略するのがコツなんですね!
その2:勉強(学習)の優先順位を考えよう!│宅建の勉強法・学習法
宅建試験は全50問。内、例年35~38問以上得点すれば合格となります。つまり7割~8割程度以上を正解できる実力を身に付ければよいのです。
出題される可能性の低い論点や難しい論点は可能なだけ避け、試験の出題傾向や科目の特性に合わせて学習項目にメリハリをつけましょう。
宅建試験って、何問正解すれば合格なんですか?
例年、35~38問くらいだね。割合でいうと7割~8割くらい。
だから満点を目指す必要はないんだ。出題される可能性の低い論点や難しい論点はできるだけ避けて、試験の特性に合わせてメリハリをつけて学習項目を選ぼう。
それでは、勉強方法その2。「勉強の優先順位」を考えてみよう。
結論から言うと「民法等」から学習を始めることが効率的だね。
なぜですか?
「民法等」は配点比率が高い(28%)ことはもちろんだけど、法律を初めて学習する人が学ぶことで、法律の基本的な考え方がわかるようになる科目なんだ。
あらかじめ民法等の学習を終えていれば、後で学習する「宅建業法」や「法令上の制限」など他の科目も効率的・効果的に理解することができるよ。
短期合格するために必要な知識なんですね。
その通り。
そして、民法等の次は「宅建業法」に力を注ぐべきだね。配点比率が4科目中最大(40%)となっているから、宅建合格のために避けては通れない科目なんだ。
仮に民法等と宅建業法の2科目で満点が取れれば合計得点34点・・・・。
合格点まであと数問にまで届きますね。
そうだね。この学習法が「メリハリ」だね。
民法等と宅建業法は高得点を目指して、残り2科目の負担を減らすようにしよう。
その3:法律用語を頭にインプットしよう!│宅建の勉強法・学習法
宅建試験は法律の試験です。問われる知識は「不動産の知識」よりも「不動産に関わる法律の知識」であることを忘れてはいけません。
そして、法律は時代とともに改正を経て絶えず変化していくものです。
そのため、「最新の法律」を、信頼できる講義と教材でインプットすることが何より大切です。
具体的な勉強法について教えてほしいです。
過去問集から解きはじめてもいいですか?
えっ!? もちろん、解けるのなら過去問集はどんどん解いて回してほしいけど・・・・・・。
実際解けるかな?過去問を読んでみよう。
平成25年 民法等
Q.抵当権に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。
1 債権者が抵当権の実行として担保不動産の競売手続をする場合には、被担保債権の弁済期が到来している必要があるが、対象不動産に関して発生した賃料債権に対して物上代位をしようとする場合には、被担保債権の弁済期が到来している必要はない。
2 抵当権の対象不動産が借地上の建物であった場合、特段の事情がない限り、抵当権の効力は当該建物のみならず借地権についても及ぶ。
3 対象不動産について第三者が不当に占有している場合、抵当権は、抵当権設定者から抵当権者に対して占有を移転させるものではないので、事情にかかわらず抵当権者が当該占有者に対して妨害排除請求をすることはできない。
4 抵当権について登記がされた後は、抵当権の順位を変更することはできない。
===(それから5分後)===
被担保債権?物上代位?妨害排除請求?
ちんぷんかんぷんです。
大学で法学部だった人や、法律資格を学んだことがある人はある程度馴染みがあるかもしれないけど・・・・・・。
法律用語はわからない人の方が多いと思うよ。
外国語学部だったので、初めて見る用語ばっかりです。
抵当権はなんとなく知ってましたけど・・・・・・。
宅建試験は不動産の知識よりも、「不動産に関わる法律の知識」が問われる試験なんだ。
だからあらかじめ法律用語を頭にインプットしておかないと問題が読めないんだよ。
そのため、過去問題集から解き始めると、新しい用語が出てくる度につまずいてしまうことになる。
なるほど。
そこで、勉強方法その3。「法律用語を頭にインプットする」。
問題を解く前に、まずは法律用語をひと通り頭にインプットしてしまうんだ。その方が断然勉強が捗るはずだよ。
わかりました。
では、具体的にインプットはどのようにした方がよいですか?
テキストを読み込む方法もあるけど、一番のおすすめは講義を聞くことだね。
講師は経験上みんながつまづく法律用語をピックアップして詳しく解説するし、その制度ができた背景や趣旨まで説明するから、知識が定着しやすいんだ。
わたし、暗記しても忘れちゃいがちなので助かります。
それと大切なことなんだけど、法律は毎年少しずつ改正がおこなわれるんだ。
だから、「最新の法律」を信頼できる講義と教材で学んで欲しい。
法改正ってそんなに大切なんですか?
かなり大切だよ!
本試験では改正された法律がかなりの高確率で出題されるんだ。
誤った知識や古い知識をインプットすると、イチ論点ごとに点を落としてしまうことになる。
それは怖いですね。
だから受験勉強を始める前に、講義や教材が最新の法改正に対応しているかを必ず確認して欲しい。
ココがTAC式!
TACのカリキュラムでは、入門、基本、要点整理、直前、と段階を追って念入りに知識をインプットできますので、知識ゼロから始める方でも、着実に力をつけていただくことができます。予習は不要です。講義を受け終わったら、講義と同じ時間だけ復習時間をとるようにしてください。
また、出題可能性の高い「法律改正」については、最新情報を入手次第、講義で解説していくので安心です。
その4:過去問集でトレーニングしよう!│宅建の勉強法・学習法
宅建試験は過去に出題された問題を焼き直したり、ベースにして出題される場合が多いです。知識のインプットをひと通り終えたら、過去問題集を解くトレーニングに進みましょう。
だだし、やみくもに過去問題集を解いても点数は伸びません。
まず、問題文中の「法律用語」が理解できない方は明らかなインプット不足です。わからない分野の講義を再度受講するか、テキストを読み返し復習することで問題への対応力を養成しましょう。
次に、問題文は理解できるけれど解けないという方は、心配ありません。先に正答を確認し、全ての選択肢を読みこんで納得できたら次の問題へ進みましょう。
この2ステップを繰り返すことで、問題対応力と得点力は自然と身についていきます。
勉強法その4。「過去問でトレーニングしよう」。
インプットをひと通り終えたら、過去問を使ってトレーニングするのが有効だ。
具体的に何回くらい過去問を解けばよいのでしょうか?
もちろん人によるけど、3回以上繰り返す!
宅建試験は、過去に出題された問題を焼き直したり、ベースにして問題がつくられているんだ。だから過去問題集を繰り返し解くことで本試験の対応力が身につくんだ。
わたしも早速解いてみます
ただし、やみくもに過去問題集を解いても点数は伸びないよ。
まず、問題文中の「法律用語」が理解できない場合は明らかなインプット不足。わからない分野の講義をもう一度視聴するか、テキストを読み返して復習した方がよいね。
===(それから5分後)===
・・・・・・読めます!
わたし問題を理解できるようになってます!
おめでとう!
講義を視聴してインプットが順調に進んでいる証拠だよ。
・・・・・・だけど答えがわかりません。
それは問題ないよ。
先に解答を読んでしまって構わない。
??構わないんですか??
問題を読んで理解できるようになったら最初のステップはクリアだ。
あとは、解答の選択肢ごとに解説を読み込む。これが次のステップ。
この2つのステップを繰り返せば、自然と問題の対応力が身について問題が解けるようになるよ。
宅建の過去問
宅建の勉強に必須のツールが過去問です。過去問の入手方法、過去問の活用法、過去問の活用に際しての注意点などを詳しく解説していきます。
ココがTAC式!
TACの過去問集は難易度(重要度)別にA・B・C(A=基本的な問題、B=標準的な問題、C=応用的な問題)のランクがつけられており、優先的に解くべき問題がわかるようになっています。
誰でも解ける問題(難易度が平易な問題)を本試験で解けなければ他の受験生に点差をつけられてしまうため、必然的に重要度が上がります。つまり、難易度=重要度となります。
他の受験生が解ける問題は必ず解けるようになることが大切です。難易度(重要度)が区分けされていることで、勉強し始めに高難易度の問題に当たることも少ないため、学習途中でつまずきづらいのも特長です。
最初はA・Bランクから着手し、慣れてきたらCランクへと歩を進めましょう。
また、TACの過去問集は時間がない場合に割愛できる問題や、後から解くべき問題なども明確に示し、無駄なく学習できるようになっています。
その5:答練や全国公開模試などの予想問題でブラッシュアップしよう!│宅建の勉強法・学習法
インプットと過去問集でのトレーニングをひと通り終えたら、最新の傾向から作られた問題や今年の予想問題に触れて、知識をブラッシュアップしていきましょう。
また、全国公開模試は多くの受験生の中での順位(自分の立ち位置)を知る貴重な機会になりますので、独学を決めている方も受験することを強くおすすめします。
基本講義を受け終わりました!
毎日過去問題集でトレーニングもしました!
ちゃんと目標を立ててカリキュラムを消化しているようだね。
つまずいたところはあったかい?
民法の物権変動を理解するのに時間がかかりました。
土地の権利関係について第三者が出現してから複雑になってしまって・・・・・・。
だけど先生に講義の後も分からない点を図説していただいたので理解できました!
それはよかった。教えた甲斐があるよ。それでは次に進もうか。
その5。「答練や全国公開模試などの予想問題でブラッシュアップする」だ。
答練では最新の出題傾向から作られた予想問題が出題される。また、法改正の問題も出題されるのでぜひ受講して欲しい。
法改正は毎年出題されやすいんでしたよね。
その通り。受験生にはイチバン注意してほしい部分だね。
また、カリキュラムの最後に用意されている公開模試は総仕上げとして絶対に受験してほしい。成績表で受験生の中での順位がわかるからね。
公開模試には全国から大勢の受験生が参加するから、公開模試での順位が本試験での順位に直結する可能性が高い。自分の立ち位置を知るためにも受験してほしい。
ココがTAC式!
TACでは最新の傾向から作成した答練(答練練習)や全国公開模試を解き、再度インプットすることで知識をブラッシュアップできます。
ミニテスト⇒基礎答練⇒応用答練⇒直前答練⇒全国公開模試 と難易度が徐々にUPしていきますので、実力が身についていく過程を実感できるはずです。また、インプットとアウトプットを繰り返すことで本試験に強い体質ができ上がり、短期間でも問題を解答する力を身に着けることが可能になります。
===(それからしばらくして試験直前)===
答練と公開模試を受けて、しっかりと復習しました。
かなり自信がありますよ!
まさに「人事を尽くして天命を待つ」だね。
今までやってきたことを信じて本番に臨もう!
試験前はしっかりと睡眠をとることを忘れずにね。
はい、わかりました!
本試験、頑張ってきます!
まとめ│宅建の勉強法・学習法
宅建は難易度の高い資格ではありますが、独学で合格を目指すことは可能です。ただし、独学は対策に時間がかかる点を覚悟した方がよいでしょう。
短期間で効率的に学習したいならば、予備校の利用を検討してみることを強くおすすめします。
その場合の勉強方法は、以下の通りです。
1.まずは試験(てき)を知る
2.勉強(学習)の優先順位を考える
3.法律用語を頭にインプットする
4.過去問集でトレーニングする
5.答練や全国公開模試などの予想問題でブラッシュアップする
TACならば、最新の情報で作られた教材と講義で、知識ゼロからのスタートでも安心して学習できます。皆さんもTACで宅建合格を目指してみませんか。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
宅建士試験について、「試験制度が知りたい」、「合格者の学習体験談について知りたい」という方は次のページもご参考になさってください。
<Powered by TAC宅建士講座>
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