どんな人が国家総合職を目指す? 志望動機編
どんな経緯で国家総合職試験を目指すようになったのか?官庁訪問で特に気を付けていたことは?就職活動を通していちばんつらかったことは?
そんな疑問を内定者にぶつけてみました!今回は【志望動機編】についてお答えします!
国家総合職LA企画
~志望動機クロストーク~
■国家総合職LA企画 クロストーク
2022年目標「TAC・Wセミナー国家総合職講座」を受講し、2022年度に内定されたLA(=内定者アドバイザー)が企画から動画編集まですべて手掛けたクロストークです。
トークテーマ ▶国家公務員を目指したきっかけ
葛西さん 厚生労働省内定者
佐藤さん 総務省内定者
髙宮さん 環境省内定者
谷口さん 消費者庁内定者
長井さん 経済産業省内定者
野里さん 防衛省内定者
橋本さん 文部科学省内定者
+【下記回答者】
山口さん 総務省内定者
内定先省庁を選んだ理由は?
<葛西さん> 個人の力だけでは解決できない障壁を軽減したいと思ったからです。国民生活に寄り添う厚生労働省では、疾病・困窮・介護・失業など、人生のあらゆる段階に存在する障壁を軽減できると考えました。
<佐藤さん> 地方を良くしたいという思いを軸に就職活動をしました。総務省自治分野では地方の複雑な課題に対し様々な角度から解決に取り組むことができると知り、自分にピッタリだと思いました。
<髙宮さん> 地方との関わりが強い省庁であることと、今後の社会のホットトピックかつ基盤にかかわることができる点に魅力を感じ、自分の関心分野ややりたいことと合致したからです。また、職員の方との相性がよかったことも決め手の一つでした。
<谷口さん> 社会は様々な個人が形成している合同体であり、個人の利益を充分に守ることが社会全体の利益に繋がるものだと思います。世界の一体化がますます進むこれからにおいて、日本社会と関係する消費者全てを保護し自立(自律)させることが世界全体の利益となることでもあり、一個人の利益にもなることです。他の省庁も様々な格差の是正等を行っていて官庁訪問中にも迷っていましたが、最も身近で最も多くの人々に関わる消費者行政が自分のやりたいこととマッチしました。
<長井さん> 子どもたちがこの国に生まれてよかったと思える日本にしたいと思い就活をしていました。様々な課題の根幹には経済があり、日本を豊かにすることで達成できると考えたからです。ですが、正直他の省庁とかなり迷いました。最後は課題に対してどのようなアプローチができるのか、省庁の雰囲気など、総合的に考えたうえで決めました。
<野里さん> 日本の安全保障に貢献したいと思い就活をしました。外務省と防衛省の説明会にどちらも同じ頻度で通っていました。最終的には自衛隊というアセットを持ち、平素から日本の意思と能力を世界に示す活動を行い、有事の時は最後の砦として日本を守ることができ、平時でも有事でも安全保障に関わることができるという点に惹かれ防衛省を選びました。
<橋本さん> 誰もが主体的に選択できる社会を作りたいと思い就職活動をしました。教育を通じて、国民全員が選択できる力を養成していくことができると考えました。「主体的に選択する」の捉え方によって他省庁とも迷いましたが、能力の向上が解決の根本にあると考えたので、文部科学省を志望しました。
<山口さん> 最初は誰もが安心して暮らせる社会を作りたいという思いを軸に就職活動をしていました。ですが様々な省庁を訪問するうちに、人々の「安心」を包括的に守るにはどの省庁の政策も欠かせないと気づきました。ならば最終的な政策の届け手である地方自治体の基盤づくりを通して、全ての省庁の政策がきちんと活かされる社会を作りたいと考え、総務省を志望しました。
今後のキャリアを通して、実現したい夢はなんですか?
<葛西さん> 当たり前の幸せが、少しでも長く続くようにしたいです。
<佐藤さん> 地方のそれぞれの魅力を高めるとともに、持続可能な地方ひいては国を作っていくことです。
<髙宮さん> 環境問題が進む中で、それをポジティブにとらえ環境資源を活用した循環型社会を実現し未来の世代につなぎたいです。
<谷口さん> 周囲への負荷の少ない消費方法の思考など、良き消費者としての自覚を持たせるような教育を通して個人の利益と社会の利益双方を追求しつつ、誰一人悲しまない社会を目指したいです。
<長井さん> 日本人が日本人であることを誇れる、豊かな国を次世代に継承したいです。
<野里さん> 日本を取り巻く安全保障環境が急速に変化する中でも、日本の独立と安全を守り続け誰もが平和に暮らせる社会を実現したいです。
<橋本さん> 個人の能力が最大限向上される教育を実現したい。そのうえで、能力の違いを理解し、互いに補完しあうという考えを当たり前にしたいです。
<山口さん> 地域格差によって、暮らしの安心が脅かされたり、何かを諦めなければならない状況があったりしてはならないと考えます。そうした地域格差をできる限りなくすことに尽力し、誰もが好きな場所で暮らし、夢を追い求められる社会を目指したいです。
―――みなさん貴重なお話をありがとうございました!
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