理系（技術職）公務員合格体験記
建築職本科生

古谷　尚紀さん

DATA BANK

公務員を目指した理由

　前職では民間の会社で、公共事業に関わっていました。その際に国家公務員の方と関わる機会が多くありました。国家公務員の方の国を良くするために仕事に取り組んでいる姿勢に憧れ、私も日本を良くするために働きたいと思い、国家公務員を志すようになりました。民間の企業よりも幅広く、色んな仕事が出来るという点も魅力の一つでした。また本音では、家族や友達との時間を大切にしたいという思いがあり、ワークライフバランスがとりやすい仕事をしたかったというのが公務員を目指した理由でもあります

TACを選んだ理由

　大手の受験対策予備校だと安心できるという考えから大手の何カ所か話を聞きにいきました。他の受験対策予備校では、建築の講義がなく独学でしてもらいますとのことでしたが、公務員の学習を始めるのが遅く不安だったので、建築の講義があり講師がいるＴＡＣにしました。国家一般職の建築では製図の問題も出るので、製図の講義があるという点もＴＡＣにする決め手でした。建築の担当講師は、建築以外のことも親身になって相談に乗ってくださりＴＡＣにして良かったなと思います。

所属校舎・講師のおすすめポイント

　私は、渋谷校で講義を受けていました。渋谷では多くの講義が行われているので分からないことがあったらすぐ講師に聞くことができ、合格につながったと思います。講師には質問メールで家からも相談することができ、悩んでいることは講師にすぐ相談し学習に集中することができました。自習室もありＴＡＣに行ったら学習に集中するという習慣が作れたのも良かったと思います。渋谷校ではロッカー（有料）もあったので、たくさんある教材を置けたのも良かったです。今では、独学ではなくＴＡＣで学習して本当に良かったと感じています。

専門試験対策

　建築職の試験では、物理や数学、建築の問題が出ます。物理や数学は講義を受けて毎日問題を解くことで得点源にしました。建築は、ＴＡＣでは公務員の過去問に合わせて教材が作られているので、その教材を印刷し、移動中しか見ないと決めて学習をしていました。製図は、図面を書くと建築の担当講師が添削をしてくれるので、それを繰り返して自信をつけました。講義を受けて何度も何度も教材を見て建築の一次試験を合格することができました。製図の点数は、2次試験で使われます。製図でも平均以上の点を取れたことが最終合格につながったと思います。

人物試験対策

　面接は自信がなかったので、模擬面接を自信がつくまで利用しました。他の予備校では面接練習の回数が決まっている所もあるようですが、ＴＡＣでは自分の時間があえば繰り返し模擬面接を受けることができるので、その点が非常に良かったと思います。また、毎回丁寧なフィードバックをもらえるので、次の模擬面接には課題を解決して挑もうと考え取り組んでいました。面接での回答や面接カードの作成に悩んだ時も、担任講師が相談に乗ってくれたので自信をもって本番の面接を受けることができました。

効率的学習法

　公務員試験の試験科目は多岐にわたっています。もちろんすべての教材を持ち運ぶととても重いです。ＴＡＣ渋谷校にはロッカー（有料）があり教材をそこに置いていました。私は持ち運ぶ教材は最小限にして、携帯電話で撮った教材の写真を電車等の移動時間に見るようにしていました。またテキストを自分で音読しそれを録音して移動時間に何度も聞くことによって頭に定着させるようにしていました。耳や、目等の五感を使って学習すると記憶の定着がされやすいと思うからです。耳で聞く方法は電車が混雑していても学習時間にあてることが出来たので、仕事をしながら学習をしていた私にはとても良い学習法でした。

これから受験する人へ

　私は、12月という遅い時期から学習を始めましたが、最終的に合格することができました。仕事をしながら学習をしていたので時間を作るのに苦労しましたが、効率良く学習できるように日々意識しながら移動時間も学習してなんとか時間をつくっていました。公務員試験は時間をつくり、毎日自分の決めたことを、コツコツできる人が合格できる試験だと思います。コツコツと頑張れば合格するのは難しくない試験だと思うので、合格のために逆算して毎日の学習スケジュールをこなし体に気を付けて頑張ってください。