税理士ブログ/準備できていますか? 全国公開模試を本番の税理士試験に活かすための心構え
この記事の監修「財務諸表論講師 山田晃司」
皆さん、こんにちは。
いよいよ6/11(日)から6/18(日)にかけてTAC全国公開模試の会場受験がスタートします。今回は、全国公開模試の受験経験を8月の本試験の活かすための心構えについてお伝えします!
全国公開模試の重要性とメリット
税理士試験の受験対策にあたり、全国公開模試は非常に重要な要素になります。既に受験されたことのある方はご存じだと思いますが、全国公開模試は、実際の本試験と同じ形式で行われます。試験時間や出題形式、試験科目などが実際の本試験と同じです。これにより、受験生は本番と同様な雰囲気に慣れることができ、より正確に実力判定を行うことができます。
また、全国公開模試の会場受験では、TAC受講生以外の方も多数受験されるため、緊張感漂う独特な雰囲気をまといます。そのため、日頃実施している答練などと比較し、実力を発揮しづらい側面があり、その結果としてご自身の気がついていなかった弱点や課題が見えてくることがあります。8月本試験に万全に望めるよう、全国公開模試を活用していきましょう!
全国公開模試を本試験に活かすための心構え
①8月の本試験と同じく、真剣な気持ちで受験しよう!
模試だからといって、気軽な気持ちで受験してしまうと、公開模試のメリットが発揮できません。今からでも本試験に臨むような気持ちを作っていきましょう。
②実力が発揮できるように戦術を組み立てよう!
本試験の2時間は体感的にあっという間に終わってしまったと言う方が少なくありません。全国公開模試も同じく「時間が足らない」と感じる方が多いと思います。試験時間内に実力を発揮するためにも、各問にどれくらいの時間を使うなど、本番さながらの戦術を組み立てて公開模試に臨んでください。
③模試前日から当日までを、本試験と同じような過ごし方をする!
前日の睡眠時間から、当日の起床時間、食事、復習、休憩のタイミングまで本試験を模した行動をとってみてください。本試験と同じルーチンを経験することで、本試験当日は、緊張し過ぎず対応できるはずです。
④公開模試が終わったら、受験した所感をメモする!
受験直後は、緊張から一時的に解放され脳が活性化します。ご自身が本試験に向けて取り組むべき様々なアイデアが浮かびあがるタイミングでもありますので、忘れないうちに直ちにメモを残しましょう。
⑤自宅受験生も、会場受験を模した環境で受験する!
受験会場が近くにない方や、都合で自宅受験される方も、①~④を参考にして、模試に取り組んでください。可能ならば図書館や自習室を利用したり、自宅で受験される場合は、パソコンやテレビ、スマホ、教材などを遠ざけ、時間もきっちりカウントして受験してみるなど工夫してください。また、受験会場には壁掛け時計がない場合がほとんどなので、腕時計、小型の置時計など利用するといいでしょう。
最後に
いかがでしょうか。全国公開模試の経験を活かすことで、8月の本試験により自信を持って臨むことができます。全国公開模試は本試験ひと月前にご自身の実力を把握し、効果的な対策を講じるチャンスになりますので、本試験の成果を最大限に引き出すためにも、全国公開模試を積極的に活用しましょう!