2025年度 公務員試験の日程を解説!

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試験の流れと全体像を把握しよう

公務員試験を突破するには、試験を「知る」ことが重要です。
このページでは、2025年度の公務員試験の日程を解説。どのような選抜過程があって公務員になれるか?スケジュールも紹介します。
併願受験を検討する時期もチェックしていきましょう。

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公務員試験の流れ

モデルケース

一般的な公務員試験の流れ

1

出願(3・4月頃~)

2~5月頃にその年の試験案内が自治体・職種ごとにホームページに公表され、3~4月頃から受験申込受付がスタートします。近年はインターネットによる受験申込受付が主流です。

出願

2

1次試験(5・6月頃~)

筆記試験として教養択一・専門択一・論文試験・専門記述試験が実施されます。専門記述は国家総合職・外務専門職・東京都・裁判所一般職・国税専門官・財務専門官・労働基準監督官など、一部の試験種のみで実施されます。

択一:五肢択一式でマークシートに解答する形式です。

1次試験

3

2次試験以降(7・8月頃~)

1次試験合格者を対象に、人物試験として個別面接などが実施され、志望理由や自己PRに関する質問がなされます。個別面接はほぼ全ての公務員試験で、集団面接・集団討論は地方上級や市役所などで実施される傾向にあります。これを突破すると最終合格となります。

4

採用面接

最終合格者を対象に、主に個別面接が実施されており、受験生の意思確認を行う場となります。併願状況や複数の試験に合格した場合はどうするのかなどが問われます。なお、国家総合職や国家一般職(大卒)は、各府省及び機関が実質的には採用面接として『官庁訪問』を実施します。

面接

5

内定(8・9月頃~)

原則として、翌年の4月1日からの採用ですが、既卒者・社会人は、10月から採用されるケースもあります。

上記は、一般的な公務員試験のモデルケースです。試験実施時期や試験の内容、選考過程は自治体・試験種・年度により異なりますので、受験の際は必ず最新の試験案内をご確認ください。

Point!

  • 公務員試験を就職活動としてとらえること。筆記のウェイトが高いのが民間との違いである。
  • 勉強開始の段階では志望先が未定でも問題はない。勉強しつつ仕事内容を調べて志望先を決めればよい。ホームページを見たり、採用説明会に参加したりして情報収集をしたうえで、受験する年の前年の年末位を目途に併願先を含めて志望先を決めるとよいだろう。
  • 国家一般職・国家総合職では、最終合格≠採用であり、採用されるためには、「官庁訪問」を行い、内定(内々定)を確保する必要がある。他の試験種も、名目上は最終合格≠採用となっているところが多い。

2025年度(令和7年度)
公務員試験の日程(1次試験)※大卒レベル

2025年度
1次試験日程 試験種 申込期間
3月

4日(火)~

17日(月)

特別区Ⅰ類(早期SPI枠)

2月5日(水)10:00~

2月18日(火)17:00

8日(土) 参議院事務局総合職 2月3日(月)~2月25日(火)
9日(日) 衆議院法制局総合職 1月24日(金)~2月25日(火)
11日(火) 参議院法制局総合職

2月3日(月)~

2月28日(金)15:00

12日(水)~

25日(火)

東京都Ⅰ類B(新方式)

2月14日(金)10:00~

2月28日(金)15:00

16日(日) 国家総合職(院卒/大卒各区分) 2月3日(月)~2月25日(火)

19日(水)~

4月1日(火)

横浜市(春実施枠) 3月3日(月)~4月1日(火)
23日(日) 衆議院事務局総合職

2月20日(木)10:00~

3月6日(木)23:59

22日(日) 国立国会図書館総合職/一般職

2月3日(月)10:00~

2月19日(水)17:00

4月

3日(水)~

16日(水)

京都市(京都方式) 3月1日(土)~3月28日(金)
20日(日) 特別区Ⅰ類(春試験)

3月7日(金)~3月24日(月)

20日(日) 東京都Ⅰ類B(一般方式)

2月14日(金)10:00~

3月13日(木)15:00

20日(日) 名古屋市(行政)

3月3日(月)~3月24日(月)

27日(日) 東京都Ⅰ類A

2月14日(金)10:00~

3月13日(木)15:00

5月 10日(土)

裁判所事務官総合職/一般職・

家庭裁判所調査官補

3月14日(金)10:00~

4月7日(月)

18日(日) 愛知県

3月26日(水)~4月18日(金)

24日(土) 衆議院事務局一般職

4月3日(木)10:00~

4月17日(木)23:59

25日(日)

国税専門官・財務専門官・労働基準監督官・食品衛生監視員・皇宮護衛官・航空管制官・法務省専門職(人間科学)

2月20日(木)~3月24日(月)

(1日目)31日(土)、

(2日目)6月1日(日)

外務省専門職員 3月21日(金)~4月4日(金)
6月 1日(日) 国家一般職 2月20日(木)~3月24日(月)
15日(日) 地方上級(県/政令市)

後日各自治体HPで公表されます。

7月 13日(日) 市役所B日程 後日各自治体HPで公表されます。
9月 5日(金)~24日(水) 東京都Ⅰ類B(新方式・第2回)

8月6日(水)10:00~

8月19日(火)15:00

14日(日) 特別区Ⅰ類(秋試験)

7月17日(木)~7月31日(木)

21日(日) 市役所C日程 後日各自治体HPで公表されます。
10月 未定 市役所D日程 後日各自治体HPで公表されます。

上記の表で記載した試験日程は、1次試験の日程になります。(2025/3/1時点)

2次試験以降の日程は、試験種によって異なりますので、注意してください。詳しくは各自治体の採用HPをご確認ください。

公務員試験の併願はOK?

  

       公務員試験は、日程が重ならなければ複数の自治体を受験することができます。受験の申し込みも原則無料なので、

       毎年、多くの受験者が複数の受験先を併願します。受験科目や職種などを鑑みながら、併願先を考えましょう。


地方上級志望の場合の併願例


 ①特別区or東京都

 ②a市役所(SPI利用や独自日程など)

 ➂b県庁(地方上級試験) 

 ➃c市役所(市役所B日程)

 ⑤国立大学法人


 東京都Ⅰ類Bの試験と特別区Ⅰ類の試験は、例年同じ日に実施されるため、併願することができません

 仕事内容や試験内容も大きく異なっているので、しっかり検討して併願先を決定しましょう。


 また、市役所によってはSPIの利用や独自日程での試験を行っている場合があり、うまく活用すれば多くの自治体を併願することができます


 例:横浜市<春実施枠>(1次試験:3月19日(火)~4月2日(水))と、地方上級試験(1次試験:6月16日(日))は併願が可能。

国家一般職志望のAさん


 ①国家総合職

 ②裁判所事務官

 ➂都庁

 ➃国家専門職(国税専門官or財務専門官or労働基準監督官)

 ⑤国家一般職

 ➅地方上級(市役所)


 国税専門官、財務専門官、労働基準監督官の試験も同様に、例年同日に実施されるため、併願することができません

 

 Aさんは国家一般職を第一志望に、日程や受験科目を鑑みながら併願先を決定し、複数の受験先から内定の連絡を受けています。

地方上級(特別区)志望のBさん


 ①国家総合職

 ②参議院事務局総合職

 ➂特別区

 ➃国家一般職

 ⑤財務専門官

 ➅地方上級(市役所)

 ⑦国立大学法人


 Bさんは第一志望である特別区の試験前に、試験慣れのため参議院事務局総合職と国家総合職を受験しました。

 また、体調不良のため、国家一般職・財務専門官の1次試験を辞退しています


 このような不測の事態にも、併願先が複数あれば安心です。

 !公務員試験を併願するメリットは・・・

 〇希望の職種に就ける可能性が高まる!

 〇第一志望の試験前に、試験会場の雰囲気に慣れることができる!

 〇不測の事態が起こった場合の保険になる!

 !公務員試験を併願するデメリットは・・・

 〇スケジュール管理をしっかりしなければならない。

 〇不合格だった場合、モチベーションが下がってしまう可能性がある。


 既に述べた通り、公務員試験は日程が被らない限り、併願数に上限はありません

 余裕がある限り、積極的に併願すると良いでしょう


 しかし、1次試験の日程が重なっていないからといって、全ての試験種を最後まで受験できるとは限りません

 

 多くの自治体は、主に2次試験以降に行われる面接を、1週間から2週間など、ある程度の期間を設定して行います。

 受験者は自治体から割り振られた日程で試験を受けることになり、大抵の場合、日付の変更はできません。


 その結果、予期せず複数の試験の日程が重なることがあるため、注意が必要です。

 (例:国家一般職の2次試験(面接)と特別区の2次試験(面接)が重なる)


 各自治体が公表している試験日程を鑑みながら、自分に合った受験先を選びましょう!

Point!

  • 例年、5~6月の週末(土日)を中心に1次試験日が設定される。1次試験日が重なっていなければ、いくつでも併願受験してよい。年度によって試験日程は多かれ少なかれ変更されるので注意。
  • 多くの合格者は、万が一のリスクを回避するために、4~6つ程度の試験種を併願受験している。

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