合格体験記
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合格報告会
「合格報告会」をTAC新宿校で実施しました。会の中では実務家の先生による「新人研修、就職、独立、実務」等の体験談や、TAC講師による「特別研修、認定考査対策」など、合格後に役立つ講演を実施しました。
合格報告会に参加された方から喜びのメッセージをいただきました!
一発合格者 合格体験記
例年「一握り」と言われる一発合格者。
難関試験として知られる司法書士試験に、なぜ一発合格できたのか。
2回目以降の受験生と比べて、勉強に充てた時間は決して長くはありません。
そのような状況下で、どのように一発合格を掴み取ったのでしょうか?
一発合格者とは、2024年度司法書士試験対策用Wセミナー初学者向けまたは中上級者向けコースを受講し、その後初回の試験(2024年度司法書士試験)に合格された方です(一般的に言う「お試し受験」は受験回数に含めておりません)。
受験回数、学習時間等の内容は、体験記ご提出時にご本人様に申告いただいた内容をもとに記載しております。また、受講講座名は原則として最新年度の名称で表記しています。
各種コースや講座のカリキュラムは、受講生を対象に実施しているアンケートをもとに、毎年見直しを行っております。そのため、体験記に記載されているものから名称・内容等が変更される場合や販売を終了する場合もございます。最新情報は案内書等をご確認ください。
寺谷 貴幸 さん
2024年合格目標:20ヵ月総合本科生<山本オートマチック>
【主な受講講座】
●「20ヵ月総合本科生<山本オートマチック>」Web通信講座
【受験回数】1回
【学習開始時の職業】受験専念 【合格時(合格年の直前期)の職業】受験専念
【得意科目】民法・不動産登記法・商法(会社法)・民事保全法・民事執行法・供託法
【不得意科目】・商業登記法・民事訴訟法・司法書士法・憲法・刑法
【1日の平均学習時間】6時間 【学習開始時からの総学習時間】2000時間~2500時間
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
<受験のきっかけ>
私が司法書士を目指したきっかけは、あまりポジティブな理由ではありませんが、自分の経歴では資格がないと人並の人生を送ることはできないと考えたからです。前年に行政書士も受験しましたが、行政書士は求人が少なく、いきなり独立開業するのは不安だったため、いずれは司法書士になろうと考えていました。
<学習時の環境>
学習時は退職しており、勉強に専念できる環境でした。机や椅子、学習端末などの物理環境も、前年の行政書士受験時に一式揃えていたため、あとは講座を受けるだけという理想的環境だったと思っています。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
<独学ではなく受験指導校を選んだ理由>
行政書士試験と並行して、主要四科目だけ予習的に独学しようと思いオートマを読みましたが、挫折しました。自分の能力では独学で難易度の高い資格を取ることは不可能だと思いました。やはり、自分で本を読むより、その分野を熟知した先生に教わる方が早く習得できると思い、予備校を利用することに決めました。
<Wセミナーを選んだ理由>
オートマ著者の山本浩司先生の講義を受けるためです。オートマ民法の分かりやすさに感動しましたが、不動産登記法・会社法に挫折してしまったため、山本先生の講義を直接受ければなんとかなるのではないかと一縷の望みを抱き、TAC/Wセミナーに決めました。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
<学習スタイル・スケジュール>
私は他の人と比べて、特殊な学習スタイルだったと思います。復習はほとんどせずに、ひたすら講義を繰り返しました。民法と不動産登記法は5周、会社法と民訴系は4周、その他憲法以外は3周、憲法はある程度知識があったため、学習する必要があまりなく1周しかしませんでした。
余裕のある20ヵ月コースだったので、2023年の9月までには民法と不動産登記法はほとんど完成していました。会社法が完成したのは1月頃です。その他はギリギリまで完成せず、民事訴訟法は最後まで完璧ではありませんでした。
一日のスケジュールとしては、2コマ講義を聴くことを基本にしていましたが、調子が悪いときは1コマだけのときもありました。講義から離れたのは模試が始まる直前期で、この時期は過去問とでるトコを周回しながらテキストを読んだりしておりました。
<科目別勉強法、重視したポイント>
インプット期は、会社法、商登法、民訴以外はほぼ講義のみです。講義を繰り返しただけです。会社法商登法民訴は山本先生の講義だけでは中々理解することができず、自分でテキストを熟読する必要がありました。
重視したポイントは、山本先生がよくおっしゃっている「基礎」です。基礎を徹底的に反復することを心がけました。
記述式は、まずオートマ記述式を2周し、その後、山本先生の解法を覚えた後は、過去問でそれを実行しました。記述式の講義も2周受けました。答練の成績は不安定でしたが、講義を2度受けたことで安定するようになりました。過去問は10年分を間隔をあけて2度解きました。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
辛かったのは会社法・商登法です。講義を受けてもなお、民法や不動産登記法のようにすんなりと理解できず、挫折しかけました。講義を進めるのも苦痛でしたが、一度目の講義を予習と位置づけ、理解できなくても構わないというスタンスで進んでいきました。講義とテキストの熟読を3度も繰り返すと、いつの間にか理解できるようになっておりました。
失敗といえば、模試でケアレスミスを連発していたにも関わらず、十分な対策が出来ず、本試験午後択一でも4問もケアレスミスで落としてしまったことです。
■Wセミナーの良かった点【講師】
オートマ著者である山本先生の講義を受けられるだけでも感動でしたが、先生の講義は、本だけでは挫折した不動産登記法も難なく理解できるようにしてくる、とても分かりやすいものでした。何より、どんな試験も基礎だけで合格できるという山本先生の思想が徹底しており、迷うことなくつき進むことができました。
■Wセミナーの良かった点【教材】
オートマシリーズの中で注目すべきは『でるトコ』だと思います。山本先生に怒られるかもしれませんが、過去問をやらず『でるトコ』だけやっていても、十分に合格点が取れると思います。熟達すれば、全範囲を回すのに一週間もかからないところも素晴らしいです。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
最初は2024年3月に全科目を終わるのは少し余裕がないのではないかと感じていました。しかし、実際に勉強してみると丁度よかったのではないかと感じています。ただ、20ヵ月本科生だったので、民法と不動産登記法に時間をかけすぎました。専業なら1年以内の合格を目標にしてもよかったかもしれません。
■フォロー制度の活用方法や良かった点
西垣先生とオンラインで面談できた非常にありがたかったです。20ヵ月コースは長いので、学習方法についての悩みは次々に出てきたので、ほぼ毎月西垣先生に相談し、アドバイスをいただきました。
特に最初の個別相談で、行政書士試験で使った講義反復学習が司法書士にも通用するだろうとおっしゃっていただき、自信をもって自分の学習スタイルを貫くことができました。
■勉強以外の部分
SNSで同じ司法書士受験生や先輩受験生などと交流しておりました。しかし、あまり深い付き合いはなく、息抜き程度の交流です。
リラックス方法は、月に1度ほどサウナに行っていました。サウナに行くとストレスがリセットされるような感触があります。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
私の学習法で誰もが合格できるかどうかは分かりませんが、誰にでも簡単に実行できるという利点があります。どんな方法でも、大事なのはとにかく繰り返すことです。飽きてもなお繰り返し続けた先に合格があります。応援しております!
S.Y さん
2024年合格目標:1年総合本科生<山本オートマチック>
【主な受講講座】
●「1年総合本科生<山本オートマチック>」教室講座
【受験回数】1回
【学習開始時の職業】受験専念 【合格時(合格年の直前期)の職業】受験専念
【得意科目】民法・不動産登記法・商法(会社法)・商業登記法【不得意科目】民事訴訟法・民事保全法・民事執行法
【1日の平均学習時間】8時間 【学習開始時からの総学習時間】2500時間~3000時間
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
司法書士を目指したきっかけは、前職で相続業務や会社設立に関する業務に携わることがあったためです。相続業務に携わる中で、民法の相続法の知識が必要になることが多くなり、また、相続登記や設立登記を司法書士の先生にご依頼する機会があり、司法書士という職業に興味を抱きました。そこで、相続法を中心とする民法や不動産・商業登記を全体的に学んでみようと思い、司法書士試験にチャレンジしようと思いました。
学習時の環境は、短期集中での合格を目標にしていたので、知り合いの仕事の手伝いをアルバイトという形で行いながら、それ以外の時間をすべて勉強時間に充てておりました。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
過去に他の国家資格の受験勉強をしていた経験から、独学では得られない受験指導校ならではの学習カリキュラム、ライブ教室や自習室などの設備、受験対策などのノウハウが合格に必要だと感じていたため、今回も受験指導校を選びました。
Wセミナーを選んだ理由は、山本先生のオートマチックの学習方法に最も共感したためです。私が新しい知識を学ぶ際に最も重要としていることが、「どのような学習方法で誰の講義が最も知識の定着が早いか」ということです。いろいろな受験指導校や学習方法を体験する中で、山本先生の講義とオートマチックの学習方法が最も知識の定着が早いと感じたためです。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
<学習スタイル、スケジュール>
1回の講義の内容を複数回かけて繰り返し復習することを心掛けておりました。講義後の復習ルーティンは、①テキストを読む、②問題集を解く、③間違えた箇所のテキストを読み返す、という3工程を1セットとしていました。そして、そのセットを①講義後、②3日後、③10日後、④3~4週間後の計4セットを短期的に行うことで、記憶の定着を図りました。
スケジュール管理では、毎週新しい講義を受講しながら過去の講義分の復習も行うため、①週末に1週間分の講義と過去の復習時間をGoogleカレンダーに登録、②上記の復習(3工程1セット)を行ったらオートマテキストの目次に回数と日にちを記録しました。これにより、復習漏れや不足を防ぎ、講義と復習を機械的に進められるようになりました。
<学習時に重視したポイント>
①講義の内容は1回で理解しようとせず、複数回の復習をかけて理解を行うこと。どうしても理解できないときは「この条文はこのような法律効果だ」といった割り切りを行うこと。②復習は1回ではなく知識の定着までは短期的に繰り返し、定着後は1~2か月ごとに複数講義分をまとめて行うこと。③新しい講義で学習した内容を自分自身や周りに置き換えることで楽しく、かつ、興味を持てるようにすることで長期間の学習モチベーションを保てるように心がけました。また、主要4科目(民法・不登法・会社法・商登法)の復習時間は多めに確保するようにしておりました。
<科目別勉強法>
記述式の復習時は該当箇所の実体法である民法や会社法も併せて学ぶことで、科目間での繋がりを意識して理解の深堀を行いました。科目ごとの最終的な学習ゴールは、六法全書の条文を見ただけで内容やテキストの該当ページが頭で思い浮かべることでした。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
記述式の解法が一番困難に感じました。択一の学習は順調に進んでいたので、記述式で必要となる不登法や商登法の知識不足は感じませんでした。しかし、その知識をいざ記述式に反映しようとした際に、その知識と記述式で必要となる知識をうまく橋渡し(=解法のこと)することができませんでした。また、司法書士試験の記述式は解答時間をが不足しがちで、添付情報の不足などのケアレスミスに苦しみました。対策としては、①記述式で必要となる解答のひながた集を覚えること、②記述式の問題ごとの間違え集を作成し、さらにその中でよく間違える項目だけの間違え集を作成しミスを減らすこと、③山本先生だけではなく答練担当の姫野先生など様々な方の解法に触れることで自分自身に合った解法方法を見つけることに注力しました。また、記述式の学習では、見て覚えるのではなく、ひたすら書いて覚えることを意識しておりました。
■Wセミナーの良かった点【講師】
山本オートマチックを受講した理由の一つが、山本先生の生講義を受けられることでした。私は受験勉強をするにあたって自身のモチベーション維持のために生講義を受講することを心掛けています。その際に、講師によっては講義内容がより印象に残り、知識の定着が捗るのではないか考えております。
山本先生の講義は「勉強が楽しく、自然と知識が身につく」という山本オートマチックの特長に沿った形で講義も進められており、山本先生の経験談を交えながらの講義も相まって、よりオートマチックのメリットを享受できた点がとてもよかったと感じていす。
■Wセミナーの良かった点【教材】
オートマシステムを利用して最初に感じたことは、他のテキストと比較してとても読みやすい点です。一般的なテキストは専門用語が多く、暗記するものという印象があるかと思います。しかし、オートマシステムのテキストは条文理解のために必要な法律用語がわかりやすく表現されているので、すらすらとテキストを読み進めることができ、自然と知識が身につきました。
私は科目学習の最終的なゴールは、条文を見て内容を理解できることを目標にしており、司法書士試験初学者の私にとってオートマシステムは条文理解のためのツールとして最適でした。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
まず主要4科目の学習を行い、その後に記述式とマイナー科目の学習を進めますが、記述式の学習を進めるにあたって実体法である主要4科目の復習を自然と行うようにできているため、効率よく学習と復習ができるカリキュラムになっている点がとても良かったです。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
姫野先生の答練・模試の解説講義では、実施した答練の内容だけではなく、記述式の解法テクニックなどを学ぶことができました。その結果、山本先生以外の記述式の解法に触れる機会が増え、自分自身の解法を模索する機会が増えたことがとても良かったです。また、答練、模試はすべて会場受験を選び朝起きてから会場までの動きや会場で行う所作等の本試験を想定して準備が行える点も、各種答練等を活用するメリットだと感じました。
■フォロー制度の活用方法や良かった点
教室講座を受講していましたが、講義実施校舎から遠方に住んでいため、土日にある3講義のうち片方しか生講義を受講できませんでした。しかし、WセミナーはWebでの講義配信が標準で付いており、土日の講義が翌週には配信されるため、平日に残りの講義を受講し、次の土日の講義に遅れることなく受講できました。遠方に住んでいて生講義を受けたい私にとって、とても理想的でした。
■勉強以外の部分
1日も学習しない日を作らず、継続的に集中的に学習できる環境を作れるように心がけました。受験勉強は、高い集中力のなかで行うことが効率的だと考えています。そのため、集中力がなくだらだら学習しないように休憩時間を細かく設定したり、気分を変える音楽やリラックスす方法をあらかじめ決めていました。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
受験勉強をするにあたってはモチベーションをいかに維持するかが大事だと改めて感じました。これから勉強をはじめる方はおそらく司法書士への興味があってのことだと思いますので、その興味が受験勉強のモチベーションに続くような学習カリキュラムの内容等なのかも重要かと思いますので一度、講座の体験や講師の先生とお話ししてみて自分自身との相性を確認されるのがよろしいかと思います。また、司法書士試験の学習は長期間に及びますのでモチベーションと併せて長期間の学習を続けることができる学習方法のルーティーンを早期に見つけることも大事かと思います。
坂本 有貴 さん
2024年合格目標:速修本科生<山本オートマチック>
【主な受講講座】
●「速修本科生<山本オートマチック>」Web通信講座
【受験回数】1回
【学習開始時の職業】アルバイト・パート 【合格時(合格年の直前期)の職業】アルバイト・パート
【得意科目】民法 【不得意科目】民事訴訟法・民事保全法・民事執行法
【1日の平均学習時間】10時間以上 【学習開始時からの総学習時間】2500時間~3000時間
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
【司法書士受験のきっかけ・動機】
いわゆるブラック企業で働いており、このままではダメになると思い、勢いで8月末に会社を辞めました。 このご時世、資格がないと食べていくのは難しいのではないかという不安がずっとあり、転職活動の前に資格を取ることに決めました。その際、①9月以降に開始の講座であること、②一般教育訓練給付制度に該当している講座であることを条件に探しました。いくつかの講座が該当しましたが、せっかく勉強に専念できる環境があるので、山本オートマチックの速修本科生コースを選びました。
【学習時の環境】
仕事をするつもりはなかったのですが、前の職場から呼び出しがあったため、月に4日ほど仕事をしていました。それ以外の日は基本勉強に充て、仕事が息抜きという生活をしていました。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
【独学でなく受験指導校を利用することに決めた理由】
過去に独学で簿記を取得した経験がありますが、司法書士試験については独学ではなく受験指導校を利用する選択肢しかありませんでした。その理由は、勉強に充てられる時間が限られていたためです。司法書士試験は年に1回しかなく、自分の性格上、一発で合格を目指す必要があると感じていました。何年もダラダラと勉強を続けるのは向いていないと分かっていたからです。そのため、独学で勉強をするよりも受験ノウハウが分かっている受験指導校を利用しました。
【数ある受験指導校からWセミナーを選んだ決め手】
独学で簿記を学んだ際にTACさんの『みんなが欲しかった「簿記の教科書」』シリーズで勉強していたため、TACさんには馴染みがありました。また、オートマ講座の特長にも挙げられている“思想と一緒に理解しながら記憶する”という文言に惹かれました。インプットとアウトプットを一体化した効率的な学習体系が自分には一番合っている勉強法だと思い、山本オートマチックのあるWセミナーの受講を決めました。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
【学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント】
速修本科生だったため、最初はどのくらいのペースで講義をみていけばいいか分からず、スケジュールを組み立てるのが難しかったです。4月から行っている講義を遅れて視聴していく形になるので、まずは1日1講義を目安に進めていきました。しかし途中で、講義を聞いていてもわからなくなってきたため、予習を組み込むことにしました。予習をすることにより、テキストを読んでいてわからなかった箇所についての講義を集中して聞くことができるようになり、講義の理解度も上がりました。
慣れてきてからは、「前日の講義の復習を2時間」→「講義2時間(1.2~1.5倍速視聴)」→「次回の講義の予習を2時間」を1サイクルとして勉強を進めました。また、講義が進むにつれ初めのほうの講義を忘れてもいけないので、教科書を1講義分ずつ再読していきました。空いた時間には『でるトコ』を活用し、問題に触れる時間を取りました。年内には会社法・商業登記法まで学習を終え、年明けからは、記述式の勉強とマイナー科目の勉強を始めました。復習・講義・予習のサイクルは崩さず、復習の時間を増やしていきました。このころには民法と不動産登記法Ⅰの2回目の再読が終わっていました。私は会社法・商業登記法に苦手意識があったため、不動産登記法より会社法を優先することにして、年始からは会社法・商業登記法の復習を中心として始めていました。
2月末には講義の配信に追いつき、大分復習の時間がとれるようになってきました。復習の基本は教科書の再読です。主要4科目+民訴の教科書は試験までに3回は再読しました。また、1コマ2時間を目安に1日で複数教科を復習するようにしていました。過去問は4月ごろから始めたと思います。過去問の学習を始めてからは、何度も過去問を解くようにし、過去問に載っている問題で分からないものはないようすることを目標に、試験当日までに仕上げていきました。過去問の学習を始めてから、一気に答練の点数が上がっていったのを覚えています。また、過去問だけでなく『でるトコ』も過去問よりは頻度は少ないですが合わせて復習していきました。使用した過去問題集は『オートマ過去問』で、各教科5回ずつは解いたかと思います。直前期は2時間で80~100ページを目安に解いていきました。
記述式は答練などでなかなか点数が上がってこなかったため『オートマシステム ひながた集』使い、不動産登記法・商業登記法ともに3周ほど書いてひな形を優先的に覚えていきました。6月からは記述式を優先し、過去問や答練・模試で出た問題を1日3問解くようにしていました。記述式の過去問題集(Wセミナーの司法書士スタンダードシステムを使用)は載っていた問題をすべて2回ずつ解いています。直前期には間違えた箇所をノートにとり、自分の間違いの癖をみつけ、試験当日はそのノートで復習していました。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
勉強する予定が全くなかったので、勉強を始める前の5月ごろに模様替えと合わせて学習机を捨てたばかりでした。そのため、リビングのソファーテーブルで勉強をする羽目になり、姿勢が非常に辛かったです。
また、法律に関しては全くの素人だったので、わからない言葉も多くあり、電子辞書を片手に言葉を調べるところから始めました。精神的には仕事をしていた時よりも健康でした。楽しく勉強できていたので良かったです。
■Wセミナーの良かった点【講師】
答練の解説講義で初めて姫野先生の講義を受けましたが、とてもわかりやすく楽しい講義でした。なかなか答練や模試ですと自分のできなかったところと向き合うのには勇気がいることだとは思いますが、姫野先生の面白い解説があったので向き合うことができたと思います。
■Wセミナーの良かった点【教材】
答練や模試の解説冊子が非常によくできていて、直前期には答練や模試を一通り解きなおしてわからないところは解説冊子で確認していました。特に「ポイント整理」というコーナーは、重要な箇所が表になってまとまっていたりするので、一段と理解がしやすかったです。なかなか自分でまとめる時間が取れない時には大変助かりました。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
山本オートマチックの速修本科生コースには、合格力完成答練と全国実力Check模試、全国公開模試3回が含まれていて、個別に申込をしなくてもいいのがよかったです。また、答練や模試は自分の成績の推移がわかるので、成績が徐々に上がっていくのがわかりうれしかったです。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
普段はWEBでの学習のため、自宅で勉強をしていました。模試は自宅受験と会場受験が選べるので、人がいる空間で問題を解き慣れていたかったこともあり、会場受験を選びました。受験地が東京だったため、本番は模試と規模は大分違いましたが、それでも受験生がいる会場で問題を解く経験ができたのは大きかったと思います。また、答練や模試は成績表がでるので、自分の現状を知ることができモチベーションの向上に役立ちました。
■フォロー制度の活用方法や良かった点
山本オートマチックの講義では、毎講義「厳選講義の急所」というPDFが作成されてダウンロードができます。毎講義の重要箇所が一覧となっていて併せて重要度の表記もされていたため、復習に活用することもでき非常によかったです。
■勉強以外の部分
漫画を読むのが好きなので、直前期までは寝る前に1日1冊読むようにして息抜きをしていました。また、どうしてもスラムダンクの復活上映は観に行きたかったので、その日は勉強を休んで観に行きました。頭の中に沢北選手をイメージして「そのパターンは知ってるよ。それも、知ってる」状態に仕上げるのを目標に試験勉強をしていました。
仕事もしていたので、それもいい息抜きにはなったと思います。あいにく模試前に仕事に行くことが多かったのですが、頭を一旦仕事に切り替えたのがよかったのか仕事に行った後の方が成績がよかったりしました。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
法律に無縁な初学者でも約10か月で一発合格できましたので、あきらめず自分を信じて勉強してみてください。もちろん簡単な試験ではありませんし、山本先生がおっしゃっているように試験当日は泣きたくなりました。
最終的に信じれるのは自分が培ってきた知識になりますが、それまではTACさんにはいろいろなサポートがあるので自分なりに活用して勉強を進めてみてください。試験当日に最大限に今までの成果を発揮できることを願っています。
加藤 愛咲美 さん
2024年合格目標:速修本科生<山本オートマチック>
【主な受講講座】
●「速修本科生<山本オートマチック>」ビデオブース講座
【受験回数】1回
【学習開始時の職業】会社員 【合格時(合格年の直前期)の職業】受験専念
【得意科目】民法・司法書士法・供託法 【不得意科目】不動産登記法・会社法・商業登記法
【1日の平均学習時間】9時間 【学習開始時からの総学習時間】2500時間~3000時間
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
きっかけ:子育てしながら働くのは時間の制約がある。いずれは独立して、自分で時間を調節しながら働けると思ったため。人の役に立てて感謝される仕事だと思ったため。これまでの職務経験の中で司法書士と接する機会があり、働くイメージが湧いたため。
環境:学習開始時は正社員で働きながら勉強していた。通勤時間や休憩時間にはスマホで勉強していた。R5.10に退職し、勉強に専念した。子どもがいるため、17時から21時までは勉強できなかったが、それ以外の時間は極力勉強に充てた。夫や子にたくさん協力してもらった。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
受験指導校を利用した理由:短期間で試験に合格したかったから。本屋で購入したオートマ民法で勉強していたが、読むだけでは効率が悪いと感じ、受験指導校を利用する決意をした。
Wセミナーを選んだ決め手:本屋で購入したオートマを利用して勉強していたから。子どもの保育園を利用するためには通信講座がNGで、通学講座又はビデオブース講座である必要があったから。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
<学習スタイル、スケジュール>
在職中:通勤中、休憩中にはスマホで講義動画を見たり、問題アプリをやる。子どもを寝かした21時頃から2時間程度、講義を受講。土日は、朝に30分~1時間、子どものお昼寝中に約2時間、子どもが寝た後に約3時間、予備校のビデオブースや自習室、図書館、カフェなどで勉強した。
専業:平日は8時半~17時(休憩1時間程度)まで、予備校のビデオブースと自習室や図書館で勉強。子どもが寝た後に2時間程度勉強した。休日は夫に子供の世話をお願いして、9~17時まで予備校や図書館で勉強、夜2~3時間カフェで勉強した。
<科目別勉強法、重視したポイント>
科目別勉強法:特に科目別に意識して変えたことはない。民法から勉強を始めたが、1ヶ月以内に何度か繰り返さないと忘れると講師が言っていたため、予備校で提供されたスケジュール表を使い繰り返し勉強した。テキストに講義動画の回や時間をメモして、理解できてない所は繰り返し見た。それでも理解できないところは一旦置いて、学習を進めてまた復習すると理解できることがあった。質問メールを利用した。
記述式対策:テキストで予習、講義を受けて復習した。記述式ノートをつくってスキマ時間に見た。答練が始まってから記述式過去問を本格的に勉強した。記述式過去問集は3周はやった。姫野先生のYouTubeで過去問解説動画を見た。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
時間を捻出すること。夫に家事育児を大半やってもらった。協力がなければ合格できなかった。
規則正しい生活をすること。夜遅くまで勉強すると朝起きるのが辛く、1日眠くて集中力が低下する。23時には寝るようにした。
■Wセミナーの良かった点【講師】
山本先生の講義動画。西垣先生の講義の急所、オンライン相談、ホームルーム。質問メール。
仙台校がアエルにあった時は、ビデオブースが広い、自習室も多くて広かった、仙台駅すぐの立地で学習環境がよかった。
■Wセミナーの良かった点【教材】
オートマ:分かりやすい。
講義の急所:復習のきっかけになる。テキストに戻りやすい。
答練の問題:答練が始まってから、自分の知識・演習不足を思い知り、勉強のスイッチが入った。答練の解説は過去問の年度・番号が載っているので過去問に戻って知識をつけられた。答練で時間配分の感覚をつけた。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
速修本科生だったため、カリキュラムの消化を急いだ。西垣先生に講義消化のペースを相談した。講義消化に重点を置いた。
予備校に通うメリットの1つとして、カリキュラムに沿って勉強すれば自分で勉強順序や時期を考えなくてよい点が挙げられると思う。とてもありがたかった。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
答練や模試で自分の順位を見るたびにもっと勉強しなきゃとモチベーションになった。復習は3回はやった。
記述の解説講義を見て、記述式の解き方を姫野先生の方法に変えた。中盤になると択一は成績が安定したが記述が安定せず焦った。復習と過去問をやり続けた。終盤は合格圏内に入ることもあり、絶対合格する!と思い込んで勉強した。
解説冊子の過去問番号を見て復習した。
■フォロー制度の活用方法や良かった点
講義や模試等で分からないことは質問メールを利用した。回答は数日で送られてきて、内容は分かりやすかった。
月一回のホームルームで何度も焦りを和らげることができた。
■勉強以外の部分
受験仲間はいなかった。平日のうち1日は夜に夫が子どもの世話をしてくれたので、外食した。肩こりや頭痛が酷かったので、整体に行った。食べることが大好きなので、息抜きになった。土日のいずれかの午前中は夫と子どもと出かけた。子どもが行きたい公園、動物園、買い物など。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
予備校を利用して良かったです。カリキュラムに沿って勉強に集中できました。受験勉強中に司法書士を目指す人と話すことはなかったけれど、オンラインホームルームの相談を見ていると自分と同じ不安や悩みを持つ人がいました。自分だけじゃないと励みになりました。姫野先生の出題予想が当たってました!分析されていてすごいです。
田畑 優花 さん
2024年合格目標:1年本科生<入門総合本科生>
【主な受講講座】
●「1年本科生<入門総合本科生>」Web通信講座
【受験回数】1回
【学習開始時の職業】受験専念 【合格時(合格年の直前期)の職業】受験専念
【得意科目】民法・商法(会社法)
【不得意科目】商業登記法・民事執行法・憲法
【1日の平均学習時間】9時間 【学習開始時からの総学習時間】2500時間~3000時間
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
昨年の5月に会社を退職し、新しい職を探すにあたって何か資格を取りたいと思ったのがきっかけです。取得するのに学歴や実務経験を問われる資格もある中、司法書士の資格は試験合格が条件とシンプルで、かつ目指しがいのある難関資格でした。仕事を辞めていた私は学習時間もとれる環境でしたので、司法書士の資格取得を目指すことを決めました。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
私の「熱しやすく、冷めやすい」性格上、独学で1年間もの期間学習を続けることは難しいと思っていたので、予備校の力を借りようと決めていました。そして、いろいろ探していた中で、姫野講師のYouTubeの体験講座を拝見しました。とてもわかりやすく、何より私が1番重要視していた「面白さ、楽しさ」があったので、TACの入門総合本科生を選びました。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
基本的な1日のスケジュールは、「午前中に前日の復習、昼から講座を1、2回分視聴+復習用問題集、夜にテキストの復習+その範囲のパーフェクト過去問集」といった流れで学習していました。今までの人生でまともに勉強をしてきてこなかったので、勉強が苦にならないように習慣化させることが大変でした。ほとんど自宅での学習です。
科目別に勉強スタイルはあまり変えず、テキストと過去問の繰り返しを徹底していました。実践編の講義が始まってからは、基本的に実践編のテキストに絞って学習をしていましたが、理解しづらいところや忘れているところなどは、色々書き込みを行って愛着のある理論編のテキストに戻って確認し、実践編のテキストに転記して、テキストの1本化を図りました。後はそのテキストを繰り返し見ていました。
記述に関しては、理論編や実践編の講義が始まるまではほぼ手を付けておらず、択一の勉強の範囲でひな形を覚えるくらいでした。3月末のCheck模試ではじめて本試験レベルの問題を解いたというぐらい、仕上げにかかったのは遅かったです。そこから毎日過去問や実践編の記述の問題を解くようにしましたが、安定的に解答ができるようになったのは超直前期ぐらいだったと思います。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
通信講座を受講していたので、他の受験生との交流がない分、周りの進度状況や自分の実力がどの程度なのかが気になり、SNSなどを見てしまったことがありましたが、精神衛生上本当によくありませんでした。姫野講師も動画などでおっしゃってましたが、勉強する環境も境遇も違う人たちと比べることに何の意味もないなと思い直し、それからSNS断ちをして、自分のことだけに集中するようにしました。
■Wセミナーの良かった点【講師】
姫野講師の講義の良かったところは、言葉選びが本当に上手でわかりやすく、話し方も落ち着いていてとても聞きやすいので、ストレスなく受講できたことです。たまにクスッと笑える場面をつくってくれたことも、私にとって大きなポイントでした。
■Wセミナーの良かった点【教材】
初めてテキストを開いたとき、膨大な文章量に絶望感を覚えたくらいのテキストですが、姫野講師の講義と合わさることによってしっかり理解することができましたし、そんなテキストだからこそ、法律系特有の難しい言い回しに慣れることができました。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
基礎編、理論編、実践編と3段階にわけて学習することにより、知識の定着がしやすかったように思います。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
Check模試+公開模試を受験しました。Check模試で初めて本試験と同様の解答用紙を見たのですが、大きさにビックリしたのを覚えています。ぶっつけ本番で本試験を受けていたら、机の上で解答用紙や問題用紙がごちゃごちゃしてパニックになっていたと思うので、模試は受けといてよかったなと思っています。
■フォロー制度の活用方法や良かった点
頻繁に個別面談やオンラインホームルームを実施してくださったので、モチベーションアップに繋がりました。また、質問メールも細かな疑問の解決に役立ちました。
■勉強以外の部分
私が勉強を続けていくうえで最も恐れていたことが、「勉強することが嫌になること」でした。そのため、最初のうちはあまり根詰めないように、楽しいと思える範囲で学習するように心がけていました。また、週に1回程度息抜きデーを設け、好きなことをしてリフレッシュしていました。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
ベストな合格タイミングは人それぞれ違いますから、人と比べず、自分の思う最善を尽くして勉強することが大切だと思います。
青木 奎介 さん
2024年合格目標:1年本科生<入門総合本科生>
【主な受講講座】
●「1年本科生<入門総合本科生>」Web通信講座
【受験回数】1回(お試し受験1回を含めず)
【学習開始時の職業】会社員 【合格時(合格年の直前期)の職業】受験専念
【得意科目】民法・商法(会社法)・民事訴訟法・民事保全法・民事執行法・司法書士法 【不得意科目】不動産登記法
【1日の平均学習時間】10時間以上 【学習開始時からの総学習時間】2000時間~2500時間
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
司法書士を目指したきっかけは、独立したいと思ったからです。会社では、なかなか自分の働きが評価に反映されることがなかったです。そこで、司法書士試験の受験を決意しました。
学習を始めたときは、まだ働きながらでした。しかし、司法書士試験の分量を見て、働きながらでは無理だと思い退職をしました。受け入れてくれた周りの人たちには感謝しかありません。退職後は、専業受験生になりました。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
予備校は最初から使うつもりでしたが、勉強を始めたのが2023年の1月であり、試験まで半年しかありませんでした。そのため、2023年の試験結果に応じて、予備校選びをしようと考えていました。その年の試験では、午前30、午後24で、基準点にも到達しませんでした。特に不動産登記法と商業登記法が原因で落ちてしまったので、この2つを補強しようと予備校を使うことに決めました。
TACを選んだ理由は2つあります。1つ目は試験後の個別相談の際、他の予備校は受験経験者向けの講座を勧める中、姫野先生だけが入門系の講座を勧めてくださったことです。2つ目は姫野先生のYouTube配信を見て、先生の指導方針や講座内容に触れることができたことです。これらの理由から、TACでの受講を決めました。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
学習スタイルは、学生の時から「理解せずに暗記する」か「理解して暗記する」という暗記を重視したスタイルをとっています。なぜなら、本番では暗記した知識しか使えないと考えているからです。本番では、考える暇もなく正解にたどり着かねばなりません。これは、今の試験に適応するため仕方ない部分です。
まず、「理解せずに暗記する」ことの良さは、後で理解できることだと思います。例えば、入門講義でわからなかったところを暗記しておけば、上級講義のときに理解できたりします。そうすれば、本番で使える知識にできます。一方で、「暗記しないで理解を優先」した場合、いつまでも知識が定着せず、試験で使えないリスクがあるので、暗記を第一にしていました。
勉強法は全ての科目で共通しており、テキストとパーフェクト過去問集の往復でした。直前期には、実践編とパーフェクト過去問集とテキストという3つの教材を繰り返しましたが、専業でもなかなか辛かったです。
記述式対策は、まず12月から3月までは解法の習得を重視してました。解法を脳死状態でも使えるようにしてから、過去問演習に移りました。4月から6月までは過去問演習と、講座の問題集を解きまくりました。また、市販の模試も利用してなるべく様々な問題に解法を当てはめる練習をしていました。
模試では時間を厳しく設定していました。午後の時間配分を択一式30分、記述式をそれぞれ45分に設定し約2時間で解くようにしていました。このおかげで、本番はむしろ時間が長く感じるくらいになっていました。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
受験時代に苦労したのはモチベーションの維持です。兼業の方から見ると甘えていると思われるかもしれませんが、一日中勉強だけというのはなかなかに辛かったです。また、社会との関わりが断絶されるので、試験に落ちたら社会に復帰できないプレッシャーはかなりのものでした。
乗り越えた方法としては、とりあえずアルバイトを始めました。社会とのつながりがないことが想像以上に辛かったので、人と関われる場を設けました。幸いにも、バイト先は試験勉強に協力的でした(まぁ、ご迷惑をおかけしたことには変わりないのですが)。そのおかげで、なんとか精神的にも走り抜けることができました。勉強との両立という観点からも、バイトであれば特に問題はないと思います。むしろ、ずっと家にこもって勉強するよりも、メリハリがついて勉強にもプラスになったと感じました。
■Wセミナーの良かった点【講師】
姫野先生のいい点は、私が言うのもおこがましいですが、「忖度がない」ことと「受験生のことを本当に考えてる」ことだと思います。
まず、忖度がないことですが、姫野先生の講座は受けきるだけでも大変です。また、耳障りの良いことは言わずに、愚直に勉強に向き合うことになります。このおかげで、気を抜かずに勉強を続けられました。
次に、受験生のことを考えてるということについては、姫野先生は適切な進路を示してくれます。これも、無理があったり、楽をするということでもなく、こちらに合った進路を示してくれます。専業や兼業といっても、内実は様々だと思います。それぞれの事情にあわせて、相談に乗ってくださいます。
■Wセミナーの良かった点【教材】
教材はボリュームがあって最高でした。普段から本を読むのが好きなので、読み応えがあって良かったです。また、細かい知識が網羅されているので、不明点があれば確認できるのも良かったです。そのため、質問メールを使う機会は少なかったです。
さらに、教科書の書き方が条文と同じ形式で書かれていたので、試験問題の難しい表現にも難なく対応できました。おそらく、分量と質ともに最高のテキストであると思います。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
カリキュラムは、正直かなりきつかったです。ただ、このカリキュラムをこなせば大丈夫という自信はつきました。特に記述式は、内容が濃いので大変でした。記述式は理論編から実践へと進むのですが、この順番が良かったです。実践編の問題を解くと、理論編の復習になり、学習効率が良いと思いました。
また、直前期の記述式の実力が上がったときに理論編を読むと、理論編の凄まじさにも気付けるので面白かったです。カリキュラムはきついですが、これをしっかりこなせば必ず力はつきます。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
TACの模試は歯ごたえがあり、この模試を受けておけば本番で焦ることはないです。また、解説講義で解法の一部を学べるので、独学の方には非常におすすめです。特に、記述が伸び悩んでる人にはぜひ受けていただきたいです。択一についても、試験に出てない論点で、過去問に関連したものの知識を習得できるのでおすすめです。
■フォロー制度の活用方法や良かった点
私はフォロー制度をほとんど利用していませんでした。というのも、大抵の疑問点はテキストで解消してしまったからです。テキストの完成度が高すぎる裏返しです。
一方で3ヶ月に一回程度、勉強方針の相談を行っていました。全体を通して、概ね順調でしたので、より高い得点を取るための相談をしていました。このように、メールなどで人によって相談できるのはとてもいいと思いました。
■勉強以外の部分
リラックス方法は、運動をしていました。試験本番は、体力勝負な上に自分よりも若い人と競う必要があったので、本番を戦い抜ける体力をつけるための運動をしていました。
受験仲間はいませんでしたが、友人が司法試験に合格してたので、彼から励みをもらっていました。むしろ、皆さんがどうやって試験仲間を作ってたのか知りたいくらいです。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
予備校を利用している方は、予備校を信じて学習をしてほしいと思います。学習方法は、できる人のやり方を真似するのがいいと思います。真似して成果が出たら、自分なりに改造していき、自分の勉強スタイルを確立するのがいいと思います。
司法書士試験は難しい試験ですが、合格するだけなら運は必要ないと思います。なので、愚直に知識と正しい解法の習得に努めてほしいと思います。勉強に楽な道はありませんし、そんな楽に受かれる資格でないからこそ、取る価値があるのだと思います。頑張ってください。
管野 貴仁 さん
2024年合格目標:記述式対策講座 他
【主な受講講座】
●「記述式対策講座」Web通信講座
●「法改正対策講座」Web通信講座
●「全国公開模試 単科」会場受験
【受験回数】1回
【学習開始時の職業】公務員 【合格時(合格年の直前期)の職業】公務員
【得意科目】民法・不動産登記法・民事訴訟法 【不得意科目】特になし
【1日の平均学習時間】4時間 【学習開始時からの総学習時間】2500時間~3000時間
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
現在の仕事が自分に向いておらず、やりがいも感じられないことから、鬱屈した毎日を過ごしていた。同期はそれなりのポストについているのに、自分だけ昇進もできず、仕事も干されて社内ニートのような存在になり、思い詰めて夜も寝られない日があった。このような切羽詰まった状況をなんとか打開したいと思い、転職することを考えた結果、資格を取得することが有意義だと判断した。資格の中でも、司法書士が現実的なレベルだと思い、司法書士試験を受験することにした。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
大学は法学部で、公務員試験の際にも法律科目を学んだ経験から、択一式試験については独学対応できた。しかし、記述式試験については、長大な問題文を読むにつれ、自分の手には負えないと判断し、確実に得点を取るために予備校の講座を受講することに決めた。調べた結果、単科で記述式対策用の講座を取れるのはTACだけだったし、受講すれば本試験レベルの問題に対応可能、と謳われていたので、TACの記述式対策講座を申し込んだ。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
朝は5時20分に起き、30分ほど勉強した。最寄り駅まで(7分)は、歩きながら講座の音声を倍速で聴いた。電車(約1時間)の中では、よほど疲れている時以外は座らず、つり革を持ちつつ立って勉強。乗り換え後、バス(約20分)の中で雛形の暗記。信号待ちの時間は、携帯のアプリで○×問題をできるだけ早く解いた。職場に着いて、ベンチで20分ほど勉強。昼休みはアプリで○×問題を解きながら、15分で弁当を食べ終わり、残り45分は勉強。帰りのバス、電車の中でも同じように勉強し、家に帰りついてからは、夕食後、8時半から10時半まで勉強。
択一の勉強としては、全科目、オートマを3週くらいした後、直前チェックと他社書籍を併用して知識を固めた。メインは、前半オートマ、後半直前チェックという感じ。あとは、オートマ過去問、でるとこも使った。記述式の勉強法としては、オートマの記述式を5周くらい回し、他社書籍も3回くらい回し、それから姫野先生の記述式対策講座を受講して本試験レベルの問題を時間内に解けるところまで持っていった。
学習時に重視した点は、どんな短いスキマ時間でも、勉強にあてるように心掛けた。あれを何時間、これを何回、とあまり計画的には進めず、とにかく勉強がとまらないように気の向くまま(ただし、ある程度はバランスを考慮しながら)勉強をし続けるようにした。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
フルタイムで仕事をしながらの勉強だったので、仕事以外の時間をできるだけ勉強にあてるようにしていたが、慣れてくると、勉強してる時の方が充実して楽しく幸福な気分でいられ、勉強していない時の方が焦りが出て苦しかった。そのため、そんなに勉強で苦労した記憶はあまりない。山本先生が「集中すると指先に意識があつまり、手にしたものが愛おしいような気分になってくる」と書いておられたが、まさにそんな感じだった。
■Wセミナーの良かった点【講師】
講師の姫野先生のしゃべりはよどみがなくてテンポがよく、時折ジョークを交えてくださるので、すんなり頭に入ってきて素晴らしかった。大学受験以来、自分が今まで受けた予備校の先生の中で、いちばんだったと思う。
■Wセミナーの良かった点【教材】
理論編テキストは、記述式の論点はもれなくカバーされていて、択一式対策としても使えるので、有用だった。実践編の問題集、総合編の問題集も、やりごたえがあってとてもよかった。直前期は総合編の問題集を2周くらいやった。本試験の記述式問題対策用の問題集としてとても使えた。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
Webは11月後半からの配信で、5月に終わるので、本試験に間に合うか不安だったが、むしろそれくらいのスケジュールの方が知識・感覚を本試験時に最高度に持っていけたので、心配するほどのことはなかった思う(ただし、自分の場合はある程度短い記述式問題を解けるようになっていたという背景はある)。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
仕事から帰って平日はできるだけ1コマ受けるようにした。どうしても疲れて1コマ受けれない時は、1時間だけでも受講するようにした。Webだとそのようなコマギレの受講ができるのでよかった。模試は、午後の時間配分や解く順序、自分以外の人間(全生物の中で最悪の生き物=人間)がいるというバイアスの中で問題を解くことに対する慣れとかに大いに役立った。
■勉強以外の部分
独学とWeb受講だったので、受験仲間はまったくいなかった。それが自分にあっていたと思う。週のうち、土曜日は完全休養にしており、奥さんと買い物や遊びに出かけたりしていた。酒は以前は好きで大量飲酒していたが、町田康が断酒したと聞いたので自分も一生酒は飲まないことにして勉強を始め、今も断酒している。食べ物は、試しに小麦をたべるのをやめたら、ものすごく調子がよくなったので、こちらも一生小麦を食べるのはやめることにしたら、睡眠、記憶力、抜け毛、軟毛、集中力、花粉症、肩こり等、すべてが見違えるように改善した。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
勉強することが楽しくなるようにしたらいいと思う。それには、趣味を勉強以外捨てることが有用だと思う。自分は音楽を聴くのと小説を読むのをやめた。あと、いやな人間がいたりしたら、その人に対する負の感情とかを、勉強に対するエネルギーに昇華してやっていた。
Y.K さん
2024年合格目標:記述式対策講座
【主な受講講座】
●「記述式対策講座」Web通信講座
【受験回数】1回
【学習開始時の職業】会社員 【合格時(合格年の直前期)の職業】受験専念
【得意科目】民法・不動産登記法・商法(会社法)・商業登記・司法書士法・供託法・憲法・刑法 【不得意科目】民事訴訟法・民事保全法・民事執行法
【1日の平均学習時間】10時間以上 【学習開始時からの総学習時間】2000時間~2500時間
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
<司法書士受験のきっかけ・動機>
将来的な独立を視野に入れたキャリアアップを目指し、司法書士を志しました。法律の知識を活かして人々の役に立つ仕事に就きたいと考え、挑戦を決意しました。また、自己成長と新たなスキル習得も目的としました。
<学習時の環境>
TACの記述式対策講座を活用し、実践的なスキルを磨きました。仕事との両立のため、限られた時間を有効に使い、通勤時間や休憩中も講座の復習や問題演習に取り組み、記述力を強化しました。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
<独学でなく受験指導校を利用することに決めた理由>
司法書士試験の膨大な学習範囲を効率よく攻略するため、独学ではなく受験指導校を選びました。体系的な学習と専門家による指導を受けることで、理解の深さと学習の質を向上させることができると感じたからです。
<数ある受験指導校からWセミナーを選んだ決め手>
Wセミナーを選んだ最大の理由は、姫野先生の講義への信頼感です。「姫野先生について行けば合格できる」という安心感があり、講義の分かりやすさと丁寧な解説が学習を効果的にサポートしてくれました。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
<学習スタイル、学習スケジュール>
学習スタイルは、平日は仕事後の夜間と早朝の時間を活用し、週末はまとまった学習時間を確保する方法を取りました。スケジュールは、基礎を固めるための講義視聴と問題演習を交互に行い、定期的に模試や過去問を組み込む形にしました。平日には3~5時間を目安に学習し、週末には10時間を集中して勉強することで、メリハリをつけました。特に記述式は時間配分が重要なので、模試形式の練習を取り入れ、実践感覚を養うことに重点を置きました。
<科目別勉強法、学習時に重視したポイント、記述式対策>
民法は基本的な理解を深めることに重点を置き、具体例を交えて覚えることで実践的な対応力をつけました。不動産登記法は手続きの流れを図式化して理解し、書式問題を繰り返し解くことで実践力を高めました。商業登記法については、条文の理解を重視し、逐条解説を参考にしながら進めました。記述式対策としては、TACの記述式対策講座を活用し、実際の問題に近い練習を重ねました。答案の見直しを徹底し、時間内に正確に解答する力を養いました。学習全体を通しては、繰り返しの復習と理解が曖昧な部分の見直しを重視しました。試験本番で動じないように、試験のシミュレーションも定期的に行い、心構えを整えることも重要視しました。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
受験時代の最も大きな苦労は、仕事との両立による時間不足でした。特に、長時間の学習後に集中力が切れることが多く、モチベーションの維持が困難でした。また、最初は記述式問題に苦戦し、時間内に正確に解答することができませんでした。これを乗り越えるために、隙間時間をフルに活用し、学習効率を上げるためのスケジュールを細かく調整しました。さらに、TACの記述式対策講座で実践練習を重ね、模試を利用して本番さながらの訓練を行い、自信をつけました。
■Wセミナーの良かった点【講師】
Wセミナーの良かった点として、講師である姫野先生の指導に非常に安心感がありました。姫野先生の講義は分かりやすく、難しい内容も具体例を交えて丁寧に解説してくださるため、理解が深まりました。また、「この先生について行けば大丈夫だ」という信頼感が学習のモチベーション維持に大きく貢献しました。姫野先生の明快な説明と的確なアドバイスが、合格に向けた道筋を明確に示してくれたと感じています。
■Wセミナーの良かった点【教材】
Wセミナーの教材の良かった点は、その網羅性の高さです。試験範囲を的確にカバーし、重要ポイントがしっかり整理されているため、効率よく学習を進めることができました。また、具体例や実践的な問題も豊富で、理解を深める助けとなりました。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
Wセミナーのカリキュラムは、効率的に学習を進めるために非常によく構成されていました。基礎から応用まで段階的に進められる内容で、学習の理解度を高める工夫がされていました。特に、実践的な問題演習を含む構成が、本番対策に役立ちました。
■フォロー制度の活用方法や良かった点
Wセミナーのフォロー制度では、わからない点を質問メールで気軽に問い合わせることができる点が非常に良かったです。迅速で丁寧な回答をもらえるため、疑問点をすぐに解消でき、学習のスムーズな進行に大いに役立ちました。
■勉強以外の部分
勉強以外では、受験仲間とオンラインで情報交換をし、お互いに励まし合うことでモチベーションを維持しました。息抜きには散歩や好きな音楽を聴くことを取り入れ、リラックスできる時間を確保しました。家族との時間も大切にし、週末には一緒に食事を取るなどして、精神的なリフレッシュを心がけました。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
これから勉強を始める方へは、計画的に学習を進め、隙間時間を有効活用することをおすすめします。モチベーションが下がったときは、目標を思い出して前向きに取り組むことが大切です。学習初期に知りたかったのは、無理せずに少しずつ進めることが重要だということです。焦らず、着実に一歩ずつ進んでいけば、必ず成果が出ます。
初学者向けコース出身者 合格体験記
「難関試験」のひとつと言われる司法書士試験。
しかし、初学者からのスタートで合格している人も少なくありません。
中には、法律知識ゼロから始めて短期で合格する人もいます。
合格者は、どのようなことに気を付けて自分の学習スタイルを見つけたのでしょうか?
「初学者向けコース出身」、「中上級者向けコース出身」は過去3年分(2022年合格目標以降)の受講講座につき分類しています。
受験回数、学習時間等の内容は、体験記ご提出時にご本人様に申告いただいた内容をもとに記載しております。また、受講講座名は原則として過去3年分の受講講座について、最新年度の名称(現在同一講座がない場合は当時の名称)で表記しています。
各種コースや講座のカリキュラムは、受講生を対象に実施しているアンケートをもとに、毎年見直しを行っております。そのため、体験記に記載されているものから名称・内容等が変更される場合や販売を終了する場合もございます。最新情報は案内書等をご確認ください。
M.I さん
初学者向けコース:1年総合本科生<山本オートマチック>
【主な受講講座】
●「1年総合本科生<山本オートマチック>」Web通信講座
●「答練本科生記述対策プラス」Web通信講座
【受験回数】2回
【学習開始時の職業】受験専念 【合格時(合格年の直前期)の職業】受験専念
【得意科目】民法・民事訴訟法・司法書士法・供託法 【不得意科目】民事執行法・憲法・刑法
【1日の平均学習時間】5時間 【学習開始時からの総学習時間】2500時間~3000時間
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
昔、転職を考えていた時期に資格を調べている中で、司法書士という職業を知りました。法律家に憧れがあったので、独学で少し勉強を始めましたが、勉強量の多さと範囲の広さに挫折。その独学時、山本先生の民法の著書を読んで「なんてわかりやすくて面白い」と感動したのをずっと覚えていました。その後、専業主婦として家事育児に専念していましたが、ようやく子育ても落ち着き、社会復帰を考えた時に司法書士のことを思い出し、山本先生の講義を通信でも受講できることを知り、再度挑戦してみようと思いました。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
一度独学で失敗した経験から、この量の勉強を独学で続けるには、しっかりとした計画と戦略を立て、それに沿って着実にこなし、気長に構えられないと難しいなと思いました。また、計画や戦略を立てるにも、自分で調べなくてはならず、時間もかかるし、途中で方向性があっているのか不安になることもあるだろうと思いました。そのため、今回はなるべく早く合格するために、多少お金がかかっても時間効率と確実性の観点から、受験指導校を利用することにしました。
Wセミナーを選んだ理由は、まず第一には山本先生の講義を受けてみたかったこと、短期合格者を何人も出している実績があること、通信でも学習フォローが使えることなどが決め手となりました。他校ももちろん比較検討しましたが、総合的にWセミナーが自分に合っていると思ったので選びました。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
基本的には講座のスケジュールに沿って勉強していました。講義が終わったら、その分野のでるトコや過去問を解き、間違えたところはテキストに戻って復習。記述は少し遅れ気味で、まず択一の知識をある程度身に着けてからにしようと択一の復習と講義を進めることを優先していました。会社法に入った辺りから民法が抜け落ち始めたので、民法も復習しながら会社法の講義を進めることになり、記述がどんどん後手にまわってしまったのが反省点です。マイナー科目に入ってからは、講義と主要4科目の過去問を同時に進めていましたが、基本的には講義の理解を優先し、過去問に本格的に取り組んだのは講義が終わった4月頃からでした。
過去問は、正解した問題も理屈まで確認し、間違った問題はテキストはもちろん、条文を引いてついでに周辺の条文や判例も確認するようにしていました。問題に対応するテキストのページ番号を記載し、すぐに戻れるようにしました。このやり方だと時間がかかるので何周もはできませんでしたが、その分、理解が深まり忘れにくくなったように思います。
単純に暗記が必要なもの(登録免許税など)は、ふせんに書いて目につくところに貼って何度も見るということをしていました。また、憲法はあまり勉強時間を取れなかったので、ダウンロードした講義音声を寝る時に聞き、少しずつ判例の趣旨などを覚えていった感じでした。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
記述が完全に後手に回り、3月下旬に答練が始まった時に、商業登記記述が全く手つかずで、書き方すらわからずほぼ白紙という状態で、ものすごく焦りました。かといって、記述ばかりに時間を割けないので、どうやって試験に間に合わせるか悩みました。個別相談も利用させていただき、結局時短の方法はないので、コツコツ小問をこなしていった感じです。記述は不登法・商登法の学習が一通り終わったら、少しずつで良いので早めに取り掛かることをオススメします。
■Wセミナーの良かった点【講師】
山本先生も姫野先生も本当にわかりやすく、しかも面白いので楽しく勉強を続けることができました。例え話や実務の話とかを交えて教えてくださり、イメージしやすく、記憶に残りやすかったです。
■Wセミナーの良かった点【教材】
オートマ:問題の解説が簡潔(重要な部分はきちんと書いてある)で、読むのがしんどくならない点や、一問一答式で、すぐ答えが知りたい私には合っていました。条文を引くべきところはその指示も書いてあり、比較するべき問題やセットで覚える問題が隣り合っていて効率よく勉強できたのも良かったです。また、講義の急所は重要ポイントがまとめてあって短時間で復習するのに役立ちました。
記述式対策講座:網羅性がすごく、でも表などにまとまっていてわかりやすく、とにかくすごい武器を手に入れたという感じで心強く感じました。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
入門と中上級で複数コースがあり、単科講座もあるので、希望に合わせて選べるのが良かったです。学習内容と時期もすべてカリキュラムに沿ってやれば万遍なく勉強できるので、余計なことを考えずに勉強に専念できました。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
答練や模試の解説冊子は、ポイントが表にまとめられていて、直前期のまとめに役立ちました。
記述の添削は、コメントが毎回楽しみで励みになりましたし、気を付けるべきポイントや復習時に見直すポイントも記載してくれていて、ありがたかったです。解説講義もわかりやすく、姫野先生の記述の解法や本試験の予想なども聞けて役立ちました。
■フォロー制度の活用方法や良かった点
長い勉強期間でしたが、毎月のホームルームのおかげで、モチベーションを維持できました。どうしても勉強のやる気が出ない時などに見て自分を奮い立たせたり、勉強に役立つ情報などもいろいろ発信してくださったので、過去のものもちょくちょく見返したりしていました。西垣先生のお人柄が癒しで、思うように勉強が進まなくて落ち込んだりした時も励みになりました。個別相談も何回か利用させていただき、直接質問できたのも良かったです。
■勉強以外の部分
長時間座って勉強することも多いと思うので、姿勢には気を付けて時折立ち上がったり動いたりしつつ、腰を大事にしてください。(私はヘルニアになってしまって大変だったので…。)
直前期はなかなか勉強以外の時間を取りづらいと思いますが、好きなものを食べたり、勉強場所を変えるなど、気分転換するのも良いと思います。メンタルを良好に保つのも勉強を続けるうえで大事です。私は子供と30分くらいのアニメを見てリフレッシュしていました。また、推しキャラグッズを勉強場所に並べ、眺めて癒されていました。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
かなり長期に渡る勉強になるかと思いますので、自分の環境や性格に合った勉強スタイルを知って、いかに勉強が嫌にならずに続けられるようにするかが大切かなと思います。続けていれば少しずつでも結果は出てくると思いますので。苦手な部分や理解が不十分な分野は、気はすすまないかもですが、時間をたっぷり取って向き合ってみてください。あとは、先生方もよくおっしゃっていますが、手を広げ過ぎず基本事項を着実に理解すること、基礎がやっぱり大事かなと思います。
不安になることも多いと思いますが、みんな同じ感じだと思いますので、体やメンタルに気を付けて、自分にやれることを自分のペースでコツコツ積み重ねてがんばってください。応援しています。
藤枝 佳那 さん
初学者向けコース:1年本科生<山本オートマチック>
【主な受講講座】
●「1年本科生<山本オートマチック>」Web通信講座
●「山本プレミアム上級本科生」Web通信講座
●「答練3種パック」教室講座
【受験回数】2回
【学習開始時の職業】会社員 【合格時(合格年の直前期)の職業】受験専念
【得意科目】商法(会社法)・民法・不動産登記法・民事訴訟法・供託法・刑法 【不得意科目】民事保全法
【1日の平均学習時間】10時間以上 【学習開始時からの総学習時間】5000時間以上
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
医療機関で勤務する中で、成年後見人の司法書士の先生方とお仕事をさせていただくことが多く、それがきっかけで司法書士という資格を知りました。受験資格に学歴がなかったので興味を持ち、書店で平積みされていた山本先生のオートマ民法を手に取ったのが始まりです。
2000円程度だったので、試しに読んでみて、もし合わなかったら映画1本見たと思えばいいやと思い、購入してみたところ、あまりの面白さに惹き込まれ、気付いたら四六時中読んでいました。法律は初学者でしたが、半年後、一念発起してフルタイムの医療機関の仕事を退職し、勉強に専念することにしました。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
オートマを執筆されている山本先生ご本人が、分かりやすいテキストを解説講義してくださるからです。
ただでさえ分かりやすいものが、さらに分かりやすくなるはずだと感じました。また、難関試験だと脅かす講師が多い中、山本先生は、難関試験とはいえ、基礎が充実して引き出しが豊富なら対応できると、シンプルに説いている一貫した姿勢に共感しました。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
専業だったので時間はたっぷりありましたが、あえて枠を決めて、時間割で動くようにしました。基礎の充実を念頭に、午前中は全科目のでるトコやテキスト、講義消化、昼食を挟んで午後は記述を1問、それから過去問、夕食後はマイナーの過去問と、スケジュールを決めていました。
また、2年目はオートマプレミア上級本科生だったので、講義のスケジュールに合わせて過去問なども進めることで良いペースメーカーになっていました。11月までは主要科目に専念し、11月からは答練+マイナーの復習も始めました。マイナーは年明けからで良いと巷で聞いていましたが、不安を抱えて年を越したくなかったので、自信をつける程まで持って行けなくても手を付けていれば、多少精神衛生上良いと思い、マイナー全科目も少しずつ始めました。
1年目は記述がとにかく苦手で、雛形や問題の処理が全てが出来なかったので、合格には記述が鍵だと考え、平日はオートマ記述で雛形や要件の処理を特訓し、週末の答練でそのおさらいと問題処理を訓練しました。ページ数の多いものをどう捌くか、問題用紙にどのタイミングで書き込むかなど、事務的な部分も答練で何度も実験し、鍛えることができました。模試だけでなく、数え切れない程の答練が記述への自信を与えてくれました。先日、記述式答案の開示請求で実際に書いたものが届いたのですが、自分が思っているより凄く綺麗な字で書けていて驚きました。緊張していましたが、何度も何度も訓練してきた成果を感じました。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
専業になったため、己との戦いでした。メンタル面、金銭面的にも負荷があり、問題を解いていても、「合格出来ない」という心の声が聞こえてきて上の空のこともよくありました。そうしたものを全て振り払って、勉強に集中するということが1番難しかったです。周りに同じ受験生仲間もおらず、平日に独り家で何時間も勉強していると、次第に自分で自分を精神的に追い込んでいることが多く、息を抜く方法すら分からなくなっていました。勉強していない時間があると、自己嫌悪に陥り、「合格出来なかったら…」という思いが襲いかかってきました。
振り払い方は最後まで分かりませんでしたが、そんな時でも勉強し続けました。お風呂にもジップロックに雛形を書いたものを入れて持ち込み、とにかく反復できるようにしていました。トイレにも、廊下にも、キッチンにも、洗面台の鏡など、目に留まる所にはところ構わず何か覚えたいものを貼り、外出時はイヤホンで講義を聞くなど、勉強していない時間を減らすことで、「これだけやってダメなら仕方ない」という精神状態まで持っていったらそんなに苦しくもなくなりました。最後の方は、講義の中の山本先生のクシャミのタイミングまで覚えていました。
■Wセミナーの良かった点【講師】
難関試験には違いないが、基礎が充実していれば十分対応できる、逆にそれが出来ていなければ応用が効かず合格は難しいという山本先生の一貫した姿勢が、希望をくれました。
■Wセミナーの良かった点【教材】
先生の独特の分かりやすい例えがスっと頭に入ってきました。また、プレミアでは、あらゆる方向から問題が出題され、いろんな論点の関連性が自然と裏打ちするように身につく点が素晴らしかったです。勉強していて、「あっなるほど!!」と嬉しくなるタイミングが沢山ありました。これを誰かと共有したくなるくらい嬉しく、勉強って楽しいんだ!と気づかせてくれました。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
民法から始まり、不動産登記法、最後に憲法と進む流れが分かりやすかったです。法律初学者だったので、まず法律とは何なのか、基本の考え方(利益衡量)から学び、手続法に進んでいく流れだったので、不動産登記法でもあまり迷走することなく講義について行けました。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
毎週土曜日に校舎で答練を受けていたので、平日との切り替えや勉強の進捗など、良いペースメーカーになっていました。翌週の金曜日に先週の答練の結果が出るため、それもモチベーションを保つのに良かったと思います。順位が出るのと、択一が基準点を突破しないと総合評価のランキングに乗らないというシステムが、より勉強意欲をかき立てていたと思います。また、記述の答案に毎回先生のコメントがあり、「素晴らしいです」と書いていただいたときは報われた思いで次も頑張ろうと思えました。合格するまで、基本的に第三者に認めてもらえる体験というのはないため、本当にあの言葉は嬉しかったです。
■フォロー制度の活用方法や良かった点
毎月、西垣先生に分からないところをまとめて質問していました。質問メールも活用していましたが、言葉にするのが難しい段階では、口頭で質問できるのがすごく有難かったです。通信講座では、なかなか先生と対面でお話できる機会はないと思います。メンタル面でも、いつも背中を押してくださり、直前期も乗り切ることができました。
■勉強以外の部分
平日はみっちり、土日は家族と過ごしながらゆっくり勉強と切り替えていました。また、平日は時間を区切って勉強し、やりすぎて根詰めないように気をつけていました。
専業でずっと家で勉強していたので、たまに気分転換で外に出て近所を歩くなど、外の空気を吸って切り替えていました。基本的には教科を変えて勉強することで気分転換していて、マイナー科目は息抜きになっていました。また、家事もある意味で気分転換になっていました。
土曜日は毎週答練を受けに校舎まで電車で行っていたので、行き帰りの道中も気分転換になっていたと思います。受験生仲間は通信教育だったのでいませんでした。答練でも、馴れ合いは良くないと特に知り合いは作りませんでした。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
とにかく反復、これに尽きると思います。私は法律初学者だったので、まず基本的な用語も分からず苦戦しました。覚えられない自分を責めてしまうことが多かったですが、能力が低いのではなく、単純に回数なんだと分かってからは声に出して暗唱したり、何度も黙読したり、反復にこだわりました。ある時期からスっと覚えられるようになりました。中々成果が出ないかもしれませんが、ある所で突き抜けることを信じて、頑張ってください。
中上級者向けコース出身者 合格体験記
司法書士試験の最大の特徴でもある「基準点」。
この基準点を突破し、さらにプラスアルファの点数を上積みするためには、
苦手分野を克服するのと同時に、全科目をバランス良く学習することが必要です。
合格者は、どんな学習方法でこの課題をクリアしたのでしょうか?
「初学者向けコース出身」、「中上級者向けコース出身」は過去3年分(2022年合格目標以降)の受講講座につき分類しています。
受験回数、学習時間等の内容は、体験記ご提出時にご本人様に申告いただいた内容をもとに記載しております。また、受講講座名は原則として過去3年分の受講講座について、最新年度の名称(現在同一講座がない場合は当時の名称)で表記しています。
各種コースや講座のカリキュラムは、受講生を対象に実施しているアンケートをもとに、毎年見直しを行っております。そのため、体験記に記載されているものから名称・内容等が変更される場合や販売を終了する場合もございます。最新情報は案内書等をご確認ください。
記載されているコースの他に受講されていたコースがある場合がございます。
小川 真央 さん
2024年合格目標:上級総合本科生
【主な受講講座】
●「上級総合本科生」教室講座
【受験回数】2回
【学習開始時の職業】補助者 【合格時(合格年の直前期)の職業】受験専念
【得意科目】民法・商法(会社法)・商業登記法 【不得意科目】憲法・刑法
【1日の平均学習時間】10時間以上 【学習開始時からの総学習時間】2500時間~3000時間
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
宅建合格後にステップアップとして紹介されていた記事を見て、初めて司法書士を知りました。「法律の勉強が向いているかもしれない」という直感で、一先ず司法書士事務所に就職し補助者として働きながら独学で勉強を開始しました。
実際に働いてみて、特にイメージとのギャップも感じることはく、自然と司法書士として働きたいと思えたので、あの時思い切って飛び込んでみてよかったなと今は思います。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
1回目は、全範囲の学習を終わらせることができず、択一の基準点に遠く及びませんでした。私には仕事と勉強を効率よくこなすだけの力量はなく、このままではただ悪戯に時間を消費してしまうだけだと思いました。そこで、思い切って仕事を辞めて、1年間予備校に通ってダメなら諦める覚悟を決めました。
YouTubeで姫野先生の存在を知り、無料公開の授業を受けてみて、これまた直感で「この方についていけば大丈夫」と思い上級総合本科生に決めました。1年間講義を受けることになるので、講師との相性を一番重視しました。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
1回目の受験を通じ、この試験はいかに自分の頭に常識として刷り込ませ、思い出すよりも先に手が動いている状態を作り出せるかが重要だと感じました。そのため、1年間を通して常にそのゴールに意識を向けて勉強していました。勉強計画は立てず、全て予備校のスケジュール通りに進めました。
【理論編】
講義の復習をして分からない箇所があれば講義を聞き直し、過去問を解きました。次の講義までに、テキストを可能な限り何回も回し、間違えた過去問のみ最低2回解き直しました。
【実践編】
講義を聞いたらすぐに問題を解いて、図表と間違えた問題を中心にテキストを回しました。実践編が始まった1月の段階から早く回すことを意識しました。
【記述】
実践編で間違えた箇所を理論編に戻って確認する作業を繰り返しました。間違えた原因が解法か、論点か、雛形の暗記不足のどれなのかを毎回明確にしていました。
【直前期】
択一対策は、実践編を1週間から10日で全科目回しました。記述対策は、年度別過去問を解いた後、その都度理論編に戻って復習をしました。枠ずれなどの大きなミスをしたときは、実践編に戻って苦手な分野だけ問題を解き直しました。択一のテキストを読む際、記述の雛形や論点を思い浮かべることを意識しました。
<学習時に重視したポイント>
苦手分野を1つも作らないように、その週の講義で学んだ範囲はその週のうちに全て理解する意識で勉強しました。読んでも理解できない分野は、先生の講義を2倍速で何回も聞き直して頭に刷り込みました。
できる限り何度も同じ知識を目に触れさせることに注力したかったので、書いて覚えることは一切せず、早く読み進めることと頭の中でテキストの知識を思い出すことを繰り返しました。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
記述が初学者だったので、実践編に入った当初は少し戸惑いました。演習中、周りの人がペンを走らせる中で、私は何もできずただ呆然を問題を眺めていました。しかし、先生の解説を聞くと、結局は論点と解法を暗記すれば解けることが分かったので、択一対策と同様に理論編と実践編を回しました。
先生の解法は一つとして取りこぼさないように全て真似しました。記述はある程度の地頭が必要だと思い込んでいた当時の私は、先生が常々仰っていた「記述は暗記だ」という言葉を少し疑っていましたが、今は激しく同意します。
■Wセミナーの良かった点【講師】
毎授業で解法、出題予想をしてくださったおかげで、メリハリのついた勉強ができました。択一も記述も先生の解法を全て真似したら模試でも安定して点が取れるようになっていたので、本試験では「今、先生も私と同じように解いているから大丈夫」という安心感にすごく救われました。
試験問題のページをめくるだびに先生が「出るで」と仰っていた分野が次々と出てきたので、出題予想の的中率には驚きました。
■Wセミナーの良かった点【教材】
条文、判例、過去問、未出問題が全てが網羅されている教材だったので、択一、記述共に安心して勉強できました。特に、私は市販本によくある語り口調の記載が一切ないのがよかったです。
理由付けは全て講義で扱うため、テキストは必要な情報だけが記載されたシンプルな作りになっており、直前期に早く回すことができました。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
理論編、実践編、記述編で扱う論点が被っているので、実質3回、それぞれ違った切り口で講義が受けられ、効率よく知識を定着させることができました。
最終講義が5月だったので試験に間に合うか最初は不安でしたが、講義が進むたびに綿密に計算して組まれているカリキュラムであることを実感できたので、いつの間にか不安は消えていました。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
模試の復習は、正答率よりも時間配分が適切だったか、軸肢にすべき選択肢が正しかったのか、解法を使えたのかに焦点を当てていました。午後は2時間50分に設定して解きました。
択一は、より簡単で精度の高い肢を早く見つけて2、3肢検討で解くことを意識しました。記述は、解法を使うこと、不登商登に各1時間を必ず確保することを意識しました。
■フォロー制度の活用方法や良かった点
家では集中力が続かないので、自習室を利用していました。毎日通っていると大体同じ顔ぶれになってきて、お話することはないけれど、心の中で勝手に同士だと思って勉強していました。渋谷校の方々には感謝しています。
■勉強以外の部分
頻繁に友人と外食をして息抜きの時間を作ることで、追い詰められたり視野を狭めないように意識しました。
馴れ合いになるのが怖かったので受験仲間は作りませんでしたが、毎週教室で講義を受けて、同じ目標を持った方々を見てモチベーションをあげていました。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
これはあくまで個人的な意見ですが、どんなツールを使おうが結局は「独学」つまり「独りで机に向かって勉強する」ことにどれだけリソースを割けるかが大切だと思います。それが、私の場合はたまたま予備校でした。最適な講座や教材は人それぞれ違うと思うので、直感でご自身に合うと思ったものを信じて、そして同じツールを使っている他の誰よりも使い倒すという心意気でぜひ頑張ってほしいです。
今同じ講座を受講されている方は、講義の重さに不安や焦りを感じているかもしれません。私もそうでした。ですが大変な講義だからこそ、先生の仰ることだけを100%吸収するつもりで勉強すれば、ちゃんと合格レベルに達することができます。ぜひ姫野先生を信じて最後までついていってください。合格までの道筋は全て示してくれます。
皆さんが悔いなく納得できる形で試験を終えられることを心から祈っています。
中木原 雛世 さん
2024年合格目標:上級総合本科生
【主な受講講座】
●「上級総合本科生」Web通信講座
【受験回数】4回
【学習開始時の職業】その他 【合格時(合格年の直前期)の職業】受験専念
【得意科目】不動産登記法・民事訴訟法・民事保全法・民事執行法 【不得意科目】民法・刑法
【1日の平均学習時間】7時間 【学習開始時からの総学習時間】2500時間~3000時間
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
受験のきっかけは、過去に宅地建物取引士や行政書士の試験に合格していたことから、法律系資格でもっと高みを目指してみたいと思ったことです。学習時の環境は、専業受験生でした。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
司法書士試験は科目数も多く、非常に難関な試験であるので独学では効率が悪いと思い、はじめから独学という選択肢はありませんでした。
過去に他校で初級講座を1年間受講していたので、中・上級講座で良い講座を探していたところ、姫野先生のYouTube講義を拝見し、そのわかりやすさから、ぜひとも姫野先生の講義をフルで受講したいと思い、上級総合本科生の受講を決めました。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
●学習スタイル・スケジュール
令和5年度試験終了後、仕切り直しをして学習を再開したのが10月23日でした。家族のサポートもあり、専業で勉強をすることができたので、1日におおよそ6〜10時間ほどの学習時間を確保できていました。
●重視したポイント
これまで受験してきた他の資格試験では、捨て科目をつくり効率的に合格を目指してきました(行政書士試験では会社法を完全に捨てていました。)。しかし、司法書士試験ではそのやり方は通用しないと思ったので、マイナー科目でも捨て科目はつくらず、すべての科目で万全の準備をして挑みました。
●記述式対策
受験経験こそ複数回あれど、記述式の対策をほとんどしてきておらず、記述式の「解法」も知りませんでした。令和5年度試験はそのような状態で臨み、行き当たりばったりの解き方で悪戦苦闘…。結果、全く時間が足りずに商業登記法の記述式はほぼ白紙となってしまいました。そして、記述式から逃げていては一生合格できないと覚悟を決めて受講し始めた姫野先生の記述式対策講座。全26回と大ボリュームで、受講するだけでも本当に大変でした。しかし、理論編で学ぶ大きな解法と数々の小さな解法を使って実践編、実践総合編へと進むカリキュラムの流れに乗っていけば誰でも確実に記述式が得意となるように構成された、とても素晴らしいものでした。大きな解法は10を超える手順があり、また小さな解法もさまざまあるので、それを暗記するのも一苦労でしたが、テキストを開かずに空で記述式問題を解いているイメージをするトレーニングを繰り返し、暗記しました。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
受験生生活が長期化していたことで、一刻も早く受からなければならない…というプレッシャーに押しつぶされそうになっていました。直前期の5月頃からは不安と恐怖で眠れない夜も多々あり、本試験の日の前日もあまり眠れずに朝を迎えました。そのようなギリギリの精神状態でも無事に合格ができたのは、姫野先生仕込みの圧倒的な知識量があったからだと思います。
■Wセミナーの良かった点【講師】
姫野先生は、黒板を使って表や図を用いて解説してくださり、難しい条文や判例でもすんなりと理解することができました。姫野先生の講義には無駄なところが一切なく、1コマ3時間がとても濃く、ついていくのは大変でしたが、そのぶん得られるものも大きかったです。
■Wセミナーの良かった点【教材】
姫野先生自身が執筆されたオリジナル教材は、出題可能性がある知識は全て載せるというコンセプトで作成されているので、六法をはじめ他の補助教材などが必要ない点が大変良かったです。理論編テキストに載っていない知識を追う必要がないので、後から載っていない知識を書き込む必要もなく、書き込みなどの単純作業に時間を取られずに済みました。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
理論編→実践編と進んでいくので、登記法に時間を割いている時期にもう一度民法に立ち戻る機会が与えられ、忘れかけていた知識に再び触れることで記憶が強化された点が良かったです。記述式の配点が倍増される前から記述式対策のコマ数は多く、記述式に特化したカリキュラムが魅力的でした。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
模試は、本試験当日の予行演習の機会として、会場受験をしました。午後の部の時間配分で合否は決まると思っていたので、模試では午後の部の解答順序をいろいろ試しました。模試では良い成績を取ることはできませんでしたが、本試験当日にピークを持っていく学習計画を立てていたので、模試の結果で一喜一憂せず、復習は姫野先生の記述の解説講義を聞くことのみにとどめ、模試関連で必要以上に時間を取られないようにしていました。
■フォロー制度の活用方法や良かった点
自習室として使用できる教室は何部屋もあり、そこまで混み合うこともなかったため、静かで快適な空間でした。通信受講で家の中での孤独な勉強になりがちであったので、自習室に行って気分を換えて勉強に励むことができました。
■勉強以外の部分
直前期以外の時期は夕食後を自由時間としていたので、ドラマを見たりスマホゲームをしたりと、受験生だからと言ってあまり禁欲的になりすぎず、肩の力を抜いて過ごすことを心がけていました。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
私は姫野先生の講座に出会うまでに少し時間がかかったので短期合格はできませんでしたが、姫野先生の講座をこなすことさえできれば、十分に1年での合格は可能かと思います。姫野先生の講座はとても大変です。しかし、言われたとおりにやれば必ず実力がつきます!
S.S さん
2024年合格目標:上級総合本科生
【主な受講講座】
●「上級総合本科生」ビデオブース講座
●「答練本科生」教室講座
【受験回数】5回
【学習開始時の職業】受験専念 【合格時(合格年の直前期)の職業】アルバイト・パート
【得意科目】会社法・商業登記法・憲法 【不得意科目】民法・民事訴訟法・民事保全法・民事執行法
【1日の平均学習時間】6時間 【学習開始時からの総学習時間】5000時間以上
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
<司法書士受験のきっかけ・動機>
私が司法書士を目指したきっかけは、前職場の同僚が司法書士試験に合格し、その過程で多くの魅力を感じたことでした。その方から司法書士の業務の話を聞き、将来は人の役に立てる仕事をしたいと思うようになりました。また、受験開始前は漠然とした生活をしていたため、社会に貢献できる資格を取得したいと考え、受験を決意しました。
<学習時の環境(働きながら、勉強に専念等)>
学習開始時は専業で勉強していましたが、金銭的な問題で途中から週4日パートで働きながら勉強していました。職場の上司が勉強に理解してくれて、筆記試験の2週間前から長期休暇を取らせていただける環境でした。家では勉強できる環境ではなかった、勉強場所はTAC大宮校の自習室を利用していました。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
<独学でなく受験指導校を利用することに決めた理由>
独学での合格は私には無理だと思ったからです。あれもこれもと色々と勉強をしてしまうと全て中途半端になってしまうと感じ、難関資格である司法書士試験を合格するにはカリキュラムがしっかりとしている予備校を利用するのが最善と考えたからです。
<数ある受験指導校からWセミナーを選んだ決め手>
一番の決め手は、自習室があることです。家での勉強だと誘惑が多く、集中できずだらけてしまうため、自習室を利用すれば学習に集中できると思いました。私は地方の人なので、自習室がある受験指導校がTACしかなかったのもWセミナーを選んだ決め手です。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
<学習スタイル、学習スケジュール>
講義で言われたことを最優先で勉強しました。講義→過去問→付箋の順番で継続かつ反復して学習。
まず講義日程を全て手帳に書き、週の初めにその週の講義回数を確認しました。仕事の休みの日にTACへ行き、講義を視聴した後、講義でやったところの過去問を自習室で解きました。仕事の日は忘れている分野の過去問を解き直し、間違えたらテキストに戻る作業。毎日寝る前に他社の過去問アプリを1時間ほど解き、正答率が低い分野があったら次の日の復習最優先事項としていました。勉強時間は、仕事がある日は3時間、休みの日は8時間、直前期は10時間くらいでした。とにかく講義の消化不良にならないように日々勉強していました。
<科目別勉強法、学習時に重視したポイント、記述式対策>
年内は主要科目をパーフェクト過去問集で回し、理解できていない分野はテキストをもう一度読み、過去問も何回も繰り返していました。年明けから主要科目の実践編とマイナー科目の理論編が始まるので、それまでに主要科目の過去問の正答率を9割ぐらいにしました。マイナー科目は年明けまで一切触れていなかったです。理由は姫野先生が『どうせ忘れるから年明けに一気に詰め込めばいい。』と言っていたためです。記述対策は雛形を覚えることだけに集中し、解法、実践などは全て姫野先生に任せていました。
年明けからは主要科目を忘れないようにしつつ、マイナー科目の詰め込みをしていました。実践編の教材で問題を解きながら、該当部分を理論編のテキストで読み、理解できている分野は3周、理解できていない分野は7周くらい回し、記述対策は実践編を2周しました。雛形を忘れていたら再度復習し、問題文のどこを注意して読むかを中心に勉強しました。記述は姫野先生に言われたことをしっかり覚え、本試験でも使えるように確認していました。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
私の仕事は3月から5月の半ばまでが繁忙期のため、仕事の疲れで勉強中に集中できないことがありました。しかし、TACへ行くと、周りの人が必死に勉強している姿を見て、自分も頑張らなくちゃ、と言い聞かせていました。また、直前期の5月に腰痛を発症し、1週間ほど椅子に座れない状態になりました。その時は横になりながら、TACのデジタル教材で実践編の苦手分野を繰り返し学習していました。
■Wセミナーの良かった点【講師】
姫野先生の豊富な知識に助けられました。本試験の出題予想もしていただき、メリハリのついた学習ができました。また、記述式対策講座の論点および解法は私にマッチしていたからか、本試験では記述の成績が一番良かったです。
■Wセミナーの良かった点【教材】
網羅的なテキスト、出題予想も含んだ実践編の問題、どれも素晴らしい教材でした。未出の判例も問題化していただき、年明けからはほぼ上級総合本科生の教材で足ります。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
SNS上ではよく、講義数が多いから消化不良になるかもしれない、講義が5月半ばまであるから直前期の勉強時間が足りないといわれていることがあります。最初は私もそう思っていました。ですが私は5月半ばまで講義があって良かったです。年内に講義を終わらせて、年明けから答練が王道だと思われますが、私は答練で良い成績をとったらだらけると思ったからです。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
全国公開模試は、時間が許す限り会場受験をおすすめします。午後はとにかく時間との戦いなので、ペース配分の練習になります。TACの全国公開模試は難しいと言われますが、直前期に簡単な模試でSやA判定を貰うと天狗にり、本試験不合格になると私は考え、TACの全国公開模試を会場で受験しました。私自身、合格した年のTAC全国公開模試の総合成績はすべてC判定でした。C判定だったので、本試験前日まで必死に勉強できたのだと思われます。
■フォロー制度の活用方法や良かった点
フォロー制度はあまり使用していませんでした。ただ、勉強に集中できないときに、竹内先生のオンラインホームルームを見て、合格後を想像していました。
■勉強以外の部分
受験仲間は作らなかったです。同じ校舎で司法書士講座を受講している人を自習室でよく見かけていましたが、一度も話しませんでした。ほぼ毎日自習室にいた方を勝手にライバル認定して、その方より多く勉強するぞ、みたいに目標にしていた程度です。リラックス法は、私は喫煙者なので喫煙してリラックスしていました。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
司法書士試験は諦めなければ合格できる試験です。本試験当日の午後の部は終了時刻1分前に商業登記法記述の最後の問題である登記できない事項を書き終えました。最後まで諦めなかったから合格できたのだと思います。範囲が広いですし教材のボリュームも凄まじいです。TACの講師の話をしっかり聞き、言われたことをきちんとこなせば合格への道が近いです。頑張ってください。
F.K さん
主な受講講座:上級総合本科生
【主な受講講座】
●「上級総合本科生」Web通信講座
●「全国模試4回フルセット」資料通信講座
●「予想論点ファイナルチェック」Web通信講座
【受験回数】3回
【学習開始時の職業】その他 【合格時(合格年の直前期)の職業】その他
【得意科目】民法・民事訴訟法・憲法 【不得意科目】不動産登記法
【1日の平均学習時間】6時間 【学習開始時からの総学習時間】4000時間~4500時間
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
<司法書士受験のきっかけ・動機>
大学が法学部だったので、もともと法律の勉強をすることが好きでした。ここ数年、自分の時間を持てるようになったので、宅建と行政書士の資格を取得しました。その後、身近に相続登記をするなどの経験があり、司法書士という資格に興味を持ち始め、勉強を開始しました。
<学習時の環境>
基本的には、朝晩は家事などを中心にしていましたが、それ以外の日中の時間帯、例えば家事の合間や早朝、深夜、移動時間などを勉強時間にあてていました。もちろん、家族の多大な協力があったおかげで、勉強時間を捻出することができました。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
<独学でなく受験指導校を利用することに決めた理由>
宅建や行政書士の試験の合格後、市販の司法書士試験テキストなどを読みましたが、民法や会社法の大きな改正があり、独学では最新情報を得ることが難しいと感じました。そのため、受験指導校を利用しようと思いました。
<数ある受験指導校からWセミナーを選んだ決め手>
行政書士試験の受験時代、1回目は全くの独学で落ちてしまったのですが、2回目の受験の際にTAC出版の独学道場を利用して合格することができました。その経験から、TACの講義内容に安心感を抱いていたので、TACの講座で司法書士試験の勉強をしたいと思いました。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
<学習スタイル、学習スケジュール>
2023年合格目標の上級総合本科生でしたが、正直、2023年の試験に向けては、講義についていくだけで精一杯でした。テキストを読んで講義を聞くだけで、過去問演習にまで手が回っていませんでした。2023年は午後択一が基準点に届いていないことがわかっていたので、8月からすぐに勉強を再開しました。2023年合格目標の教材をそのまま利用しました。
年内は、苦手な不動産登記法から始め、民法、会社法商業登記法の順に、理論編のテキストとパーフェクト過去問をやりました。年明けから、マイナー科目と主要4科目の実践編、基本的な雛型の暗記をしました。3月頃から記述式対策講座の復習と、全科目の過去問と実践編の問題をやりました。4月からは、TACの模試と他校の模試を毎週受けて、試験の時間配分のシュミレーションをして、全科目の復習に活用しました。
<科目別勉強法、学習時に重視したポイント、記述式対策>
2024年の試験に向けての勉強については、主要4科目は1~2回目の講義を聞く時にテキストを読みましたが、その後は耳で覚えるようにしました。講義の音声をダウンロードし、家事をしている時や移動中に何度も聞き直しました。
並行して、過去問を解くためにどう暗記するかを意識して復習しました。択一の肢を見て、答えと根拠、関連する事項を思い出す方法などを自分なりに工夫しました。また、パーフェクト過去問題集を活用し、細かいことや一度しか出題されていないことでも、飛ばさずにチェックするようにしました。
マイナー科目は、過去問演習を中心に学習し、わからないところはテキストに戻るようにしました。記述式の勉強は、主に記述式対策講座の復習を中心にして、他には雛型の暗記に力を入れました。記述式のフルサイズの過去問は、数問だけ解き、他の年度は解説を読んだくらいでした。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
勉強部屋がなかったので、1人で集中して勉強することが難しい状況でした。図書館などを活用することも考えましたが、移動時間がもったいないので、なんとか自宅で勉強できるように工夫しました。そのため、リビングの一角でタブレットと教材を広げて勉強するようにしました。
暗記したいことは、付箋に書き、家中の目につくところに貼っていました。その結果、リビングで家族がテレビを見ていても、特に気になって勉強できないということはなくなり、集中力が鍛えられたと思います。
■Wセミナーの良かった点【講師】
姫野先生の講義はとても聞きやすく、記憶に残りやすいと思います。テキストを読むだけでは難しいことも、講義を聞くとすんなりと理解できました。
他の作業をしながら講義を聞き流すことも多かったのですが、記憶によく残っていたので、別の日に同じ作業をした時に、講義の内容が蘇ってくることがよくありました。
■Wセミナーの良かった点【教材】
姫野先生のテキストは細かいところまでカバーしているので、どこまでやっても、やり尽くしたとは思えませんでした。しかし、だからこそ、満点を目指すことのできるテキストだと思います。
実際には、試験直前に個人的に予想していなかったアクシデントがあり、万全の体制で試験に臨めなかったのですが、満点を目指して勉強していたおかげで、それでもなんとか合格点に届いたと思います。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
一度講義が始まると、もうそのレールに乗らないとついていけず、余計なことを考える暇がないカリキュラムでした。
途中で投げ出そうとか考える余裕もありませんでした。しかし、優柔不断な自分にとっては、それがとてもよかったと思います。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
上級総合本科生のカリキュラムに加えて、答練を受ける時間的・金銭的な余裕がなかったので、模試をTACと他校のものを受けました。
4月から試験2週間前まで、ほとんど毎週模試を受けたので、いい意味で長時間の試験時間に慣れました。模試に100パーセント集中した直後でも、3時間くらいの勉強ではへこたれないくらいに肉体的精神的に鍛えられたと思います。また、模試の添削指導が細く丁寧であったので、記述式がどのように採点されるのかなどといった不安が軽減されたと思います。
■フォロー制度の活用方法や良かった点
質問できる回数が非常に多く、質問制度が充実していると思いました。質問への回答も、比較的早く戻ってきたので、安心して、質問したり、学習することができました。
また、竹内先生のWEBでの動画も、実務のお話などがあり、勉強の合間に見ると、いい刺激を受けて、更にやる気を起こしていただけました。
■勉強以外の部分
受験勉強期間中は、テレビドラマを録画し、寝る前に勉強のことを忘れてドラマを見るようにしていました。それによって、リラックスしてよく寝れたことが次の日の勉強にも良い影響を与えよかったと思います。
また、受験勉強期間中はSNSをしないと決めていたので、孤独な反面、マイナスな気持ちを抱くことがなく、マイペースに過ごせたと思います。
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■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
試験では、思いがけないミスをして、今年もダメだと思っていました。でも、合格できていました。ミスをしても合格できたのは、姫野先生の講義を受講して、満点を目指して勉強してきたおかげだと思います。当日ミスがあるのは仕方がないことなので、それでも他でカバーできれば、なんとかなるのでないでしょうか。
自分を信じて、最後の最後まで諦めないことが、大事なことだと思います。
T.H さん
2024年合格目標:上級本科生
【主な受講講座】
●「上級本科生」Web通信講座
【受験回数】2回
【学習開始時の職業】補助者 【合格時(合格年の直前期)の職業】受験専念
【得意科目】民法・不動産登記法・商法(会社法) 【不得意科目】民事執行法・憲法・刑法
【1日の平均学習時間】6時間 【学習開始時からの総学習時間】5000時間以上
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
<司法書士受験のきっかけ・動機>
親族の自宅購入で司法書士にお世話になったことから、司法書士に興味を持ちました。当時、前職を辞め手に職をつけたいと考えていたこともあり、将来独立が可能な司法書士の資格を目指すことにしました。
<学習時の環境>
司法書士の仕事に触れるため、補助者として働きながら勉強を始めました。おかげで、特に不動産登記法は実務と勉強が結びつく部分も多く、スムーズに学習を進めることができました。2年目は仕事を辞め、勉強に専念していました。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
<独学でなく受験指導校を利用することに決めた理由>
最初は、市販の本を買って勉強を始めましたが、法律用語や条文の内容を理解するのが難しく挫折しました。そこで、内容をきちんと理解し、短期で合格するために予備校の力を借りることにしました。
<Wセミナーを選んだ理由>
Wセミナーを選んだ理由は、姫野先生のYouTube配信や体験講義を見て、姫野先生の講義を受けてみたいと感じたからです。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
<学習スタイル・スケジュール>
一日中時間を使える状況でしたので、毎日必ず少しでも勉強すると決めて取り組んでいました。
スケジュールについて、講義の配信がある日はその日のうちに全ての講義を見ることに集中しました。その後、次の配信までに最低1回はテキストの復習と該当箇所の過去問を解くようにしていました。直前期には過去問に加え、択一式・記述式それぞれの実践編テキストを何周も回すようにしていました。
<科目別勉強法、重視したポイント、記述式対策>
民法や会社法、マイナー科目は、条文をそのまま問われる問題も多いので、一度過去問や模試で間違えたものは六法を開いて極力確認するようにしていました。不動産登記法、商業登記法は、択一式の知識が記述式で問われるとどうなるのか、常に関連付けながら勉強していました。苦手を作らないことを重視しており、不明点があれば時間をかけても、納得いくまで調べるようにしていました。
記述式対策としては、まずは雛形を完璧に覚えることが一番大事です。雛型集を常に持ち歩き、紙に書いたり、頭で思い浮かべたりして、何度も繰り返すようにしていました。また、姫野先生の解法テクニックはもちろん、答案構成に自分なりの
工夫を加え、時短やケアレスミスの削減に努めていました。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
会社法、商業登記法は最初かなり苦戦しました。出てくる用語自体全く理解できず悩んでいたとき、姫野先生のYouTube配信を見ました。会社法の講義がとても分かりやすく、問題の作り方にも初心者が成長を感じられる工夫をされており、そのおかげで徐々に理解できるようになりました。
2年目は姫野先生の講座を受講し、YouTube配信の内容を再確認するとともに、さらに幅広い知識を習得することができ、困難を乗り越えることができました。
■Wセミナーの良かった点【講師】
姫野先生の講義は分かりやすいことはもちろん、板書の表や図が覚えやすく、問題を解く際に板書を思い浮かべたり、書き出したりしてとても参考になりました。話し方も柔らかく、時折面白いところがあり、何度も聞き返したくなるような講義でした。
特に記述式対策講座は解法が確立されており、姫野先生の解法通り進めることで、どんな問題にも立ち向かえる力がつきました。
■Wセミナーの良かった点【教材】
理論編の教材は各ページに過去問番号が載っているため、講義の内容を復習する際に気になる過去問を同時に解くことができ、良かったです。
実践編一問一答編の教材は、論点ごとに重要箇所が表形式でまとめられているので、暗記の際に役立ちました。また、一問一答の問題は過去問とは異なる難しめの問題も多数あり、実力アップに繋がりました。実践編5肢択一編では、肢の絞り方など、択一式で正解するための解法を効率良く身に付けることができました。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
理論編から実践編一問一答編、そして5肢択一編と、インプットからアウトプットをスムーズかつ十分にこなせるカリキュラムになっていました。理論編の後、実践編5肢択一編の前に一問一答編を挟むことで、一度学んだ幅広い知識の中から重要なところを2回しするような形でインプットできるので、より知識の定着を図ることができました。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
全国実力Check模試と全国公開模試を2年受けました。
解説冊子はその問題に関連した内容が分かりやすく表にまとめられていたので、重要な表は写真を撮ったり、付箋を貼ったりしてすぐに見返せるようにしていました。
解説講義は記述式の解法を中心に解説してくださったので、毎回自分の解き方や問題の読み進め方が間違ってないか擦り合わせ、改善を図ることができました。
添削指導は毎回コメントいただいた点を確認し、次は間違えないように心がけていました。
成績表は最初ほとんど見ていませんでしたが、徐々に点数がとれるようになるにつれ、自分の立ち位置を確認できる良い材料となっていました。
■フォロー制度の活用方法や良かった点
問題アプリや質問メールを利用しました。
問題アプリは携帯でも見られるので、すきま時間にうまく活用していました。質問メールは数日で返答があり、回答内容もとても丁寧で驚きました。
■勉強以外の部分
勉強する時間が長くなるにつれ頭が疲れてくるので、一度勉強を忘れ、音楽を聴きながらジョギングをしたり、水泳で体を動かしたりしていました。
寝る時間を削って無理に遅くまで勉強せず、疲れたと感じたらきっぱりと寝るようにしていました。眠い状態で勉強しても効率が落ちて、逆に暗記力も低下するからです。
家族とは時折勉強の内容を軽く話したり、暗記内容の確認をしてもらったりしていました。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
毎日少しずつでもやるべきことを決めて継続することが大事です。勉強をするのが辛い日もあると思いますが、毎日の積み重ねにより、良い結果に繋がってくると思います。
合格後の自分をイメージして最後まで諦めず頑張って下さい。
T.U さん
2024年合格目標:実践力養成パック
【主な受講講座】
●「実践力養成パック」Web通信講座
●「上級総合本科生」ビデオブース講座
【受験回数】7回
【学習開始時の職業】会社員 【合格時(合格年の直前期)の職業】会社員
【得意科目】民法・不動産登記法・憲法・刑法 【不得意科目】商法(会社法)・商業登記法
【1日の平均学習時間】5時間 【学習開始時からの総学習時間】3000時間~3500時間
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
<司法書士受験のきっかけ・動機>
大学の法学部を卒業後、法律とは無関係な仕事に就いていた中で、大学在学中からの希望である法律関係の仕事に就きたいと考え、司法書士資格の取得を目指しました。また、年齢が上がるにつれて、定年に関係なく働くことができる司法書士という資格に魅力を感じたことも、司法書士を目指した理由です。
<学習時の環境>
学習は働きながらであったものの、時間に都合がつく関係で試験勉強に集中することができました。忙しいときには数日間勉強ができないときもあり、焦る気持ちでいっぱいになりましたが、それがかえって勉強に集中する理由になりました。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
<独学でなく受験指導校を利用することに決めた理由>
法律知識には学習の経験があり、それなりの自信があったため、当初は独学での挑戦を考えていました。しかし、やはり自分でやるよりも、講師に教えてもらう方が圧倒的に合格への時間短縮になると思い、受験指導校を利用することに決めました。
<数ある受験指導校からWセミナーを選んだ決め手>
体験で中山講師講座を受講し、とても分かりやすく丁寧な説明だったので、Wセミナーに決めました。また、テキストの内容やカリキュラムも、合格のためにこれをすれば十分だと考えられる内容だったのも選んだ決め手の一つです。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
<学習スタイル、学習スケジュール>
私の学習スケジュールは、平日の朝と夜、休日の一日を学習の時間にあてていました。平日は朝に択一の問題を解き、夜に間違った部分を確認する。次の日に前日の間違った問題と新しい問題を解き、夜に間違った部分を確認する。これを繰り返していました。休日は、記述問題を不動産登記法、商業登記法の問題を各1問解いて検討しました。
私の学習スタイルは、とにかく問題を解くことから始めるというものです。たとえテキストの読み込みが進んでいなくても、問題を解いてみることが大切だと思います。私はテキストを丁寧に読み込みこんでも、すぐに内容を忘れてしまうことが多く、当初はそれで時間を無駄に費やしてしまいました。そこで、とにかく問題を解くことで知識の定着をはかることに専念しました。
<科目別勉強法、学習時に重視したポイント、記述式対策>
択一は科目を問わず、知識の正確さと解答スピードが重要だと考えました。そこで、とにかく実践編の問題を何回も繰り返し解くことをしました。試験の肢をざっと見れば何を問うているかが頭に浮かぶまでしっかりと繰り返すことにより、知識を正確に身につけて誤答を防ぐとともに時間の短縮にもつながりました。
記述で得点を取るには、解き方をしっかり身につけて実践する必要があると考えたので、問題を解いて知識を得ることよりも、解き方訓練のためのものであるとの意識をもつことが重要だと考えました。そのため、学習時は自分の解き方を意識しながら問題を解くことができているか、できていなければどこに問題点があるかを確認しながら勉強を進めていました。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
苦労したことは、勉強のモチベーションを維持することでした。私は短期での合格ができなかったため、不合格という結果を受けて最初の勢いで勉強に向かうことができず、モチベーションを上げることが大変でした。そこで、私は実際に合格して司法書士として活躍している人の話を読んだり聞いたりして、それを自分にあてはめて合格すれば自分もこんなふうに活躍できると思い込み、なんとかモチベーションを維持してきました。それでも、モチベーションを維持できないときは、勉強を一時的に休みました。そうすれば何もしなかった焦りから自然と机に向かうことができました。
■Wセミナーの良かった点【講師】
Wセミナーで中山講師の講座を受講し、合格するための勉強がどういうものかを知ることができた点が良かったです。私は、受講するまではただ知識をいれて問題を解くことしかしてこなかったため、得点に結びつくことが難しく、不安を抱えながら学習を続けていました。受講後は学習すればするほど得点が上がるようになり、自信をもって学習に向かうことができました。
■Wセミナーの良かった点【教材】
教材の良い点は、合格のために必要な情報がすべて含まれていて、教材以外のものをする必要はないということです。姫野講師が教材について、必要な情報以上のものが含まれていると話していた通り、合格するという観点からはこれ以上の知識は必要がないと思いますし、大変安心できる教材になっていると感じました。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
カリキュラムはややタイトであるものの、試験本番までの学習ペースとしてとても上手に組まれていると感じました。対策講座のカリキュラムの理論編ではしっかり知識のベースを作り、実践編で一気に合格レベルまで実力を高めることができることができる良いカリキュラムだと思います。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
答練・模試は本番の予行演習および自分の弱点の確認のために利用していました。私は択一問題を解くときに、知識が不正確ゆえに危うく正解したという問題が多くありました。答練・模試を通して、全くわからず不正確となった問題は言うまでもないですが、不正確な知識ゆえに自信をもって答えることができなかった肢を確認することが、試験本番で自信をもって解答するためには必要です。また、記述は数少ない貴重な解き方の実践の場でした。答練・模試で実践することにより、試験本番でも落ち着いて記述問題に取り組むことができました。
■勉強以外の部分
勉強以外の部分では、健康と体力に気をつけていました。長期間の勉強と受験に耐えるための体力づくりのためにもスポーツジムを利用していました。体を動かすことでリラックスもできました。また、風邪などで体調を崩せば勉強ができない日々が続くので、健康面では人の多いところには行かないなど気を付けていました。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
司法書士を目指そうと思ったときの気持ちを忘れないでください。試験勉強がうまくいかず挫折しそうなときや試験に不合格になってしまったとき等、試験勉強をしていると様々な困難にぶつかるときがあると思います。そういうときには司法書士を目指そうと思った気持ちはきっと困難を乗り越えるための助けになります。そうして困難を一つ一つ乗り越えれば合格できます。司法書士試験はそういう試験です。
高江洲 和明 さん
2024年合格目標:答練本科生記述対策プラス
【主な受講講座】
●「答練本科生記述対策プラス」Web通信講座
【受験回数】2回
【学習開始時の職業】会社員 【合格時(合格年の直前期)の職業】受験専念
【得意科目】不動産登記法 【不得意科目】民事訴訟法
【1日の平均学習時間】8時間 【学習開始時からの総学習時間】5000時間以上
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
法律関係の仕事をしていたわけでもなく、学生時代に学んだわけでもないため、全く無関係の業種で会社員として働いておりました。たまたま妻が社会保険労務士の勉強を始めるようになり、そこで士業と言う職種がある事を初めて知りました。おもしろそうだと思い、私も妻と一緒に勉強をしてみたのですが、妻は一発合格、私は不合格という結果になりました。競い合っていたわけではないですが、もの凄く悔しい気持ちになりました。この際だから社会保険労務士よりも難しい資格を取得し、妻を見返してやりたいという思いで司法書士を目指すことにしました。勉強開始から今年の直前期までは働きながら勉強しました。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
一年目は他校の基礎講座を受講していましたが、2.5点足らずの総合落ちとなり、悔しい思いをしました。10月まで全く勉強しておらず、モチベーションもかなり低下していてどうしようか悩んでいた時に、姫野先生の個別相談を受けました。親身に相談に乗っていただき、モチベーションもあげていただきました。また、記述対策講座は合格された先輩方から特におすすめされていたので、今年は姫野先生に託そうと思い、受講を決意しました。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
<学習スタイル>
兼業受験生でしたので、朝早く起きて2~3時間、通勤時間に往復2時間、昼休憩に1時間と隙間時間をほぼ全て勉強にあてました。仕事はほぼ定時上がりでしたので、帰ってからも勉強できるときは1~2時間ほど行っておりました。土日は子供もいましたので、朝早く起きて3~5時間ほどの勉強で、平日よりは少ない時間でした。
<学習時に重視したこと>
講義受講や答練提出などは必ず決めた日程に終わらせることでした。講義は水曜日に2コマ配信されるので、金曜日までに受講し復習、答練は土日で提出、講義終了までを徹底しました。その他の時間でテキスト読み、過去問を行いました。講義などが1回でも遅れてやる事が溜まってしまうとやる気が無くなるタイプでしたので、スケジュールは徹底することを重視していました。
<記述について>
一年目に受講した解法と全く違うスタイルでしたので、最初は全然安定せず、答練でも基準点未満ばかりでした。ただ、講義を受講し、繰り返していくうちに、実践編の途中(12月頃)からコツを掴んだのか、一気に得点が伸び、年明けの答練からはほぼほぼ合格点を維持できるようになりました。解法をマスターすることでシステマチックに処理することができ、問題に左右されず、こちらのコントロール下に置けている感覚を味わえるようになりました。この感覚を感じれるようになった頃には、記述の問題を解くのが楽しみになっていました。記述で悩まれてる方には本当におすすめしたい講座です。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
受験時代は何をしていても勉強の事が頭から離れず、心から楽しめる事が少なかったことがとても辛かったです。外出していても、家族の集まりなどがあっても、早く帰って勉強することしか考えれなかったので、今考えれば異常な精神状態だったと思います。いつも早く帰りたいオーラを出していたので、周りにとても迷惑をかけていたと思います。ただ、そんな状態でも周りの友達や家族も資格取得を応援してくれていたことで本当に励みになり、応援に応えるためにも頑張れたかなと思います。合格した際には本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。
■Wセミナーの良かった点【講師】
姫野先生は、口だけではなく方法論や実績などがしっかりあり、姫野先生の仰る事をこなしていれば必ず合格できると言う安心感がありました。また、ピリピリした空気感はなく、講義を楽しませる工夫も多々されていたので、講義を受講する事に苦痛を感じることはありませんでした。
■Wセミナーの良かった点【教材】
教材はかなり分厚く、冊数も多くて、本当にこなせるのかと思いましたが、合格に必要な全ての情報が網羅されていたので、これをこなせば合格できると言う安心感がありました。また、分厚いですが、重要な部分とそうでない部分のメリハリがつけられていたので実際にはそこまで気になる事はありませんでした。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
4月中まで講義もあったので、直前期に入った後も何をすれば良いか迷う事がなく、しっかり準備できるところが良かったと思います。答練も11月からほぼ毎週あったため、実践感覚が養われた点も良かったと思います。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
答練本科生でしたので、11月からほぼ毎週答練がありました。答練があることで実践感覚が養われたと思います。また、成績処理がとても早く、翌週末頃には見れるのでモチベーションアップには欠かせませんでした。
毎週3時間の実践は本当に苦痛でしたが、逃げずに取り組んだことで、本試験でも時間が足りなくなると言う事もなく、集中力も持続できました。
解説冊子は過去問の記載もあり、復習すべき所とそうでない所がわかりやすく、良かったと思います。
■フォロー制度の活用方法や良かった点
質問を何度かさせていただきましたが、姫野先生から直接返答をいただけたことで、1人で悩むよりも早く正確に解決できるところが良かったです。間違った考え方も早めに軌道修正できるので、うまく活用して進めた方が良いと思います。
■勉強以外の部分
息抜きとしてYouTubeなどを見てリフレッシュしておりました。勉強中はYouTubeやスマホを禁止すべきだと言う意見もあるかと思いますが、私はあまりにも制限が多過ぎると爆発してしまうと思っていたので、あまり気にせず使用しておりました。自分の機嫌をとりながら勉強することも大事かなと思います。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
凄く過酷な試験でもう一度受けたいとは思いませんが、合格発表の時に自分の番号があった時は本当に嬉しく全ての事が報われた感覚がありました。
受験時代は辛い事も多かったですが、諦めずにやれて本当に良かったと今は思います。
A.S さん
2024年合格目標:答練本科生記述対策プラス
【主な受講講座】
●「答練本科生記述対策プラス」Web通信講座
【受験回数】2回
【学習開始時の職業】その他 【合格時(合格年の直前期)の職業】その他
【得意科目】会社法 【不得意科目】民事訴訟法
【1日の平均学習時間】7時間 【学習開始時からの総学習時間】3500時間~4000時間
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
<司法書士受験のきっかけ・動機>
第2子出産のタイミングで仕事を辞め、地方へ引っ越したのですが、地方ではキャリアアップが図れるような職種が乏しく、就職は難しいなと感じていました。そこで、どんな地域でも働けるような専門職に就きたいと思い、司法書士の受験を決めました。司法書士は、働き方次第で比較的早くキャリアアップが可能であり、ワークライフバランスがとれる仕事だと思います。私の住んでいる地域は司法過疎地でり、需要が大きいと感じたことも、司法書士受験の動機の一つです。
<学習時の環境>
受験を始めたときは、子供たちは未就学児でした。勉強できない時間帯もありましたが、早寝早起きを徹底すれば、子供が在宅でも1日3時間は勉強できました。こども園に登園できている日は7時間ほど勉強時間がとれていたので、なんとか育児との両立ができていたと思います。
とはいえ、子供との時間を勉強時間に充てることもあり、落ち込む日も多かったです。これは、ママ受験生は少なからず感じるジレンマかなと思います。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
<独学でなく受験指導校を選んだ理由>
初年度受験で択一は独学でも点数が取れていましたが、記述式は大失敗をしてしまいました。試験中頭が真っ白になってしまって、完全にパニックに陥ってしまったのです。記述式は択一と違い、独学で合格点は自分には難しいとわかったので、予備校を利用することに決めました。
<受験指導校の中からWセミナーを選んだ理由>
記述式の解法を学ぶなら姫野先生!と思っていましたが、中々決断できずにいました。そんな中、令和5年度合格者の方で姫野先生の記述式対策講座を受講されていた方にお話しを伺うことができ、ますます気になり。。。最終的に、個別相談で先生に後押ししていただく形で受講を決断しました。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
<学習スタイル、スケジュール>
勉強時間は週ごとに管理していました。目標は50時間/週でしたが、50時間勉強できた週はほぼなかったです。(40時間~45時間平均といった感じでしょうか。こどもの体調や行事で20時間/週を下回ってしまうときもありました。)
科目ごとのスケージュール管理も苦手だったのですが、答練が良いペースメーカーになっていたように思います。答練のペースに合わせて強制的に次の科目の予習に移行していたので、満遍なく全科目を回すことができました。
<科目別勉強法、重視したポイント>
記述式に関しては、講座に丸投げしていました。授業の復習以外では、記述式の過去問を直前期に解いたこと以外は何もしていません。その代わり、授業の復習は丁寧に行うよう心掛けました。
択一式に関しては、過去問や一問一答を解くことよりも、テキストを読んで理解を深めることを重視しました。過去問や一問一答は「解く」というより、キーワードを見つける練習、正誤を瞬発的に判断する練習に使っていました。
記述式への苦手意識が強かったので、午後の択一を如何に早く仕留めるか・・・を意識して択一の勉強をしていました。そのため、答練でも択一は50分以内に解くことを目標にスピード感を意識しました。自宅受験だったので、タイマーで細かく時間を測って自分の癖や躓いてしまう箇所を細かくあぶり出しました。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
令和5年の初受験で記述を大失敗してしまったため、記述に対する苦手意識はなかなか克服できませんでした。午後科目の時間管理が本当に苦手で、不登記述で長考に入ってしまい、商登記述に30分しか残っていない!という失敗も何度も経験しました。 「長考しすぎない」「わからなければ、勇気をもって次に行く」、これが私には難しかったです。
答練や模試でも何度も失敗を繰り返し、とても落ち込みました。ですが、今となっては答練や模試で失敗できたからこそ本試験でそれを乗り越え、「長考せず」「勇気をもって次に行く」ことができたように思います。
■Wセミナーの良かった点【講師】
なんといっても授業が面白いです。私は、記述式対策講座の講義時間が大好きでした。1コマ3時間があっという間に感じました。また、ほぼすべての論点をいろんな角度から網羅的に解くので「穴がない」という安心感もありました。事業年度だけでもこんなに解かされる講座は他にはないのではないでしょうか!
「穴がない」、「全部授業でやっているはず」という安心感も、姫野先生が与えてくれた武器だと思います。姫野先生の記述式対策講座の受講を決めた去年の自分を褒めたいです。
■Wセミナーの良かった点【教材】
<記述式対策講座>
テキスト以外の配布物がほぼないことです。プリントなどを整理することが得意ではないので、製本されたテキストに一元管理されているのはよかったです。また、テキストが【理論編】【実践編】【実践総合編】とわかれているので、持ち運びにも便利でした。
<答練>
TACの択一の解説が好きでした。関連論点のポイントまとめが載っていたので、 復習の際に学習の幅が広がりました。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
<記述式対策講座>
不登法記述は1週間に2コマ(6時間分)進むのですが、開講も早いのでなんとかついていくことができました。一方、商登記述が開講するのは年明け、、そろそろマイナー科目にも手を付けたい時期です。授業についていけるか不安でしたが、商登記述は1週間に1コマ(3時間分)と進んでいくので、負担なく講義を進めることができました。
<答練>
全答練を受講すると、必然的に全科目全論点を1巡以上できる仕組みになっているので、答練をこなせば満遍なく科目を回せるようカリキュラムが組まれてるのがよかったです。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
TACの模試は難しい!受験生の心を折る!と定評?がありますが、私は敢えてTACの模試を受けました。令和5年度のように、本試験で心折れる前に、模試で心を折ってしまえ!と思ったからです。
令和6年の本試験も、私にとってはとても難しかったですが、最後まで集中できたのはTACの模試のおかげかな?と思っています。
■フォロー制度の活用方法や良かった点
通信生は、「わからないところがでてきたらどうしよう」ということが不安になるかと思いますが、心配は無用です。質問メールという制度があり、時には私の投げかけた質問文の2倍も3倍も長文の解答メールを中山先生からいただきました。
解答メールも機械的な文面ではなく、受験生を鼓舞してくれる応援のメッセージなどもいただき、先生のお人柄を感じました。「こんな低レベルの質問をしてしまっていいのだろうか、、、」と思いながら低レベルの質問も何度も送ってしまっていますが、中山先生はいつもお優しく返信してくださるので、気兼ねなく低レベルの質問でもすることができました。
■勉強以外の部分
早寝早起きを心掛け、一日頑張った自分へのご褒美として美味しいビールでリセットしました。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
兼業の方、子育て中の方、受験のためにお仕事を辞めた方、介護中の方など、さまざまな年齢や境遇の方が司法書士を目指されていると思います。
外的要因で学習がはかどらない時もあり、心が折れそうになる時もきっとあるかと思います。でも、どうか、学習を続けてほしいです。あと一歩で合格かもしれない、私もそう思って踏みとどまったからです。
今、司法書士を目指されている全受験生を全力で応援したいです。
鎌田 将武 さん
2024年合格目標:答練本科生記述対策プラス
【主な受講講座】
●「答練本科生記述対策プラス」ビデオブース講座
●「上級総合パック(現 上級本科生)」ビデオブース講座
【受験回数】10回以上
【学習開始時の職業】公務員 【合格時(合格年の直前期)の職業】会社員
【得意科目】不動産登記法(変なひっかけ問題がないから) 【不得意科目】商業登記法(内容が細かく、イメージを掴みづらいから)
【1日の平均学習時間】5時間 【学習開始時からの総学習時間】5000時間以上
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
公務員の時に、退職後の将来、現状の仕事内容を考えてなんとなく受験を考えました。実際には、仕事との両立はかなり難しく、合格までに何度も受験しない年がありました。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
当初は独学で勉強していました。しかし、筆記試験の基準点を超えることができず、悩み抜いた末に予備校を選択しました。TACを選んだのは、近くに校舎があり、自習室が利用できたからです。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
独学の期間が長く、その間はやみくもにテキストや過去問をやっていました。また、時間をとって勉強することがとても難しく、基準点を超えることができませんでした。
4年前からTACを利用するようになり学習スタイルを見直しました。早朝にテキストを読み、日中は過去問と記述を行い、夜はその復習にあてました。勉強法としては、全ての科目を回すこと、わからない過去問は必ずテキストや条文を確認しました。特に条文は重視し、毎日必ず目を通していました。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
昨年は合格の自信があり、合格発表日に法務省まで結果を見に行きました。しかし、私の番号はなく、悔しい思いでしばらく何もすることができませんでした。しかし、ここで諦めると今までの苦労が何のためだったのか、自分自身が否定されたように感じました。気持ちを整理し、今年が最後の年と決めて試験勉強を再開しました。
■Wセミナーの良かった点【講師】
体系的なテキスト、そして何といっても記述です。姫野講師に出会わなければ、合格はなかったと思います。網羅性があり、語呂合わせなどが取り入れられていて、楽しく勉強をすることができました。
■Wセミナーの良かった点【教材】
答練が最高だと思います。科目別全潰し答練は細かい問題もありましたが、そのおかげで細部まで確認することができました。記述の添削や講評は、いつも確認していました。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
姫野講師の上級テキストは、網羅性があり、アウトプットの講義もあって大変有意義でした。特に記述式対策講座は、2年受講しましたが、アップデートしていてよかったです。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
答練は最高だと思います。答練で間違えた問題を確実に克服すれば、確実に実力がつくと思います。そして、何度も間違えた問題を確認しつつ過去問を確認すれば、必ず合格すると思います。
■勉強以外の部分
自習室が利用できて助かりました。やっぱり自宅で勉強するのは誘惑が多くて難しいです。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
10回以上受験している私からのアドバイスは、なかなか難しいですが諦めないことが大切だと思います。諦めなければ、必ず合格の日が来ます。
M.M さん
2024年合格目標:答練本科生記述対策プラス
【主な受講講座】
●「答練本科生記述対策プラス」Web通信講座
【受験回数】3回
【学習開始時の職業】補助者 【合格時(合格年の直前期)の職業】補助者
【得意科目】不動産登記法・司法書士法 【不得意科目】商法(会社法)・商業登記法・民事訴訟法・民事保全法・民事執行法
【1日の平均学習時間】3時間 【学習開始時からの総学習時間】2500時間~3000時間
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
長年、司法書士事務所の補助者として勤務しました。法学初学者でしたが、事務所の先生のご指導のおかげで、独学でますば宅建、次に行政書士を取得しました。司法書士は片手間ではできない難しい試験だと理解していたので、それからしばらくは子育てに専念しました。その後、子供達も大きくなり、せっかくここまで勉強させていただいたのだから、誰かのお役に立つことのできる司法書士を目指そうと決意しました。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
<独学でなく受験指導校を利用することに決めた理由>
第一に、法律初学者からスタートしたので、基礎の知識があやふやだったことと、宅建、行政書士を取得したのがかなり前で、法律が大幅に変わっていたからです。第ニに、長年補助者をしていて、この試験がいかに難しい試験かを理解していたからです。
<Wセミナーを選んだ決め手>
姫野先生がいらしたからです。姫野先生のYouTubeを拝見して、あんなにわからなかった会社法が基礎から理解できるようになりました。面談時に「来年は絶対合格したい」とお伝えしたところ、姫野先生が「僕に任せてください」と仰ってくださり、先生の記述式対策講座がセットになっている答練本科生記述対策プラスを受講することに決めました。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
<学習スタイル、スケジュール>
フルタイムパートと主婦業のため、勉強時間が限られていました。そのため、朝早起きして1時間ほど勉強をして、その後お弁当を作ったり朝食の準備をしたりしました。家事をしている間は、姫野先生の講義をイヤホンでずっと聞いていました。勤務時間も、暇な時間は勉強することを許していただき、勉強することができました。ただ、直前期に子供達の行事がたてこんで勉強できない期間が多かったので焦りました。
<科目別勉強法>
午後のマイナー科目が苦手だったのですが、その大事さを司法書士の先生に教えていただき、それからは過去問を中心に取り組みました。間違えたところは条文に立ち返るというスタイルで反復して理解と記憶を補填していきました。
会社法も苦手だったのですが、姫野先生の講義を拝見し、ただ単に暗記するのではなく、理解して覚えていくことの大切さを学びました。
<記述式対策>
姫野先生の記述式対策講座を受講し、まずは講義を聴きました。講義を聴きながら、その場で実際に解くというスタイルだったので、実戦に落とし込んで一つ一つの論点を理解していくことができました。わからないところは、テキストを読み込んであやふやなままにしないようにしました。直前期には過去問集を購入し、フルボリュームで解くことも取り組みました。
また、答練問題も期限内に全て解き、採点していただきました。そのおかげで、直前期、超直前期のペース配分を自分でたてることなく、ペース良く、スケジュール通りに勧めることができました。周りに受験仲間がいなかったため、採点してくださる先生方のワンポイントアドバイスがとても嬉しく、力になりました。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
早朝4時起きを続けていた時は、勤務時間に眠くて仕方がなかったです。コピー機の前で、本職に話しかけられているのに、いつのまにか立ったまま寝ていました。自分でもびっくりしました。それからは、無理をせず、直前期は5時起きに切り替えました。
家事の合間にイヤホンをして勉強時間を確保するようにしたのもよかったと思います。限られた時間の中で、いかに勉強時間を確保するかが、この試験の勝負どころだと思います。
■Wセミナーの良かった点【講師】
姫野先生の講義はとてもわかりやすく、勉強が楽しくなりました。記述式対策講座のおかげで、解法を身につけ、安定した点数をとることができるようになりました。講義では、記述式対策に加えて、択一のポイントも教えてくださることがあり、択一の点数も伸びました。
■Wセミナーの良かった点【教材】
テキストがわかりやすく、論点が全て掲載されていました。網羅されたテキストを全面的に信頼することができたのも合格への近道になったのだと思います。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
カリキュラムは、直前期のペース配分の目安になりました。自分で計画を立てることなく、与えられた課題を期限内に提出して復習するということを繰り返したことが合格への近道だったと思います。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
答練は精度も良く、ペース配分の良い目安となりました。また、答練の解説冊子にまとめてある表も大変理解しやすく、写真を撮ってスマホにいれ、隙間時間に見直しをしていました。
解説講義もとてもわかりやすく、記述式対策講義の解法の復習になりました。択一の論点も押さえることができました。
■勉強以外の部分
受験仲間はいませんでしたが、Xを利用して、みんなのつぶやきを眺めつつ、自分も頑張ろうと鼓舞していました。また、姫野先生のYouTubeやXも大きな力になったと思います。ありがとうございました。
家族との時間は第一に過ごしました。それも自分の中での約束だったので、よかったのだと思います。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
TACの講義はどれもが全て素晴らしいと思います。教材も講義も答練も模試も、信じてこれさえ取り組めば合格への1番の近道だと思います。司法書士のお仕事はやりがいのある仕事だと思います。自分を信じてがんばってください。
川元 亜紀 さん
2024年合格目標:答練本科生
【主な受講講座】
●「答練本科生」Web通信講座
●「記述式対策講座」Web通信講座
【受験回数】6回
【学習開始時の職業】会社員 【合格時(合格年の直前期)の職業】受験専念
【得意科目】民法・不動産登記法・商法(会社法)・商業登記法 【不得意科目】憲法・刑法
【1日の平均学習時間】6時間 【学習開始時からの総学習時間】5000時間以上
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
営業事務の契約社員として働いていましたが、今後の人生のために①積み重ねた経験がキャリアになる、②地方でも食べていける、③定年がない、という職業を模索した結果、司法書士にたどり着きました。働きながら5回受験し不合格、6回目に半年間勉強に専念し無事合格しました。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
独学は最初から選択肢にはありませんでしたが、勉強を始めた当初は情報収集が不十分で、経済的にも苦しかったため、受講料をケチってしまい安価な受験指導校で勉強を開始しました。その後、試行錯誤を繰り返し、最終的に記述を攻略するためにTACの姫野先生にたどり着きました。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
平日に3時間、休日に5時間ほど勉強しましたが、4回目の受験までは全く歯が立ちませんでした。5回目に基準点突破し、6回目は半年間受験に専念し、毎日6時間~9時間ペースで勉強しました。
【択一対策】午前科目は本試験時に時間の余裕があるので、山本先生のオートマテキストを中心に丁寧に理解することを目標に勉強しました。一方、午後科目はスピードまで求めらるので、理解を深めた先の反射神経的に答えが出せるところまで仕上げたいと思いました。そのため、過去問30年分を百人一首のごとく、さらっと読んで一瞬で答えが出せるレベルを目指して、ひたすら過去問とテキストを反復しました。
【記述対策】ひな形の暗記をして演習を繰り返すしか方法はないのですが、記述対策はとにかく時間がかかりました。正しい順番で順序よく勉強を進めないと、いつまでたっても記述で合格レベルに達せず受験期間が長期化します。記述対策だけは、プロ中のプロに指導をあおぐことがベストだと思いました。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
働きながらの勉強は、時間の捻出・集中力・メンタルともに自分にはハードすぎました。この試験は、下りのエスカレーターを必死で駆け上っていくような試験です。勉強のペースが遅かったり、立ち止まったりするとあっという間にスタート地点に押し戻される感覚がありました。そのため、最後の半年間は仕事をやめ勉強に専念し合格しましたがそこまでやらなかったら私は一生合格できなかったような気がしています。
■Wセミナーの良かった点【講師】
記述を得点源にしたくて姫野先生の記述講座を受講しました。受講するまでは、1題に1時間はかかる記述の勉強が辛くて辛くてたまらなかったのです。しかし、姫野先生の講義では、記述をゲーム攻略のように面白く解説されるため、あんなに辛かった記述を純粋に楽しめるようになりました。また、いつも楽しく面白い講義の中でも、時に現実を突きつけてくださる厳しいコメントや受験生に寄り添った励ましのコメントもあり、メンタル的にも本当に支えられました。
■Wセミナーの良かった点【教材】
記述対策講座の商業登記のテキストはまさに門外不出の攻略本といった形で大変重宝しました。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
合格した年の11月より毎週受けた答練が良いペースメーカーとなりました。答練の難易度も徐々に本試験に近づくカリキュラムでしたので、答練に必死に食らいついていくことで基本から本試験レベルまでレベルアップしていけたと思います。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
答練・模試は常に本番だと思って、成績にも時間配分にもこだわって受けました。特に午後の問題は、どの順番で解くのが自分は一番スピードが出せるのか、どの辺からスタミナ切れになるかなど、本試験を万全の状態で受けるための練習として試行錯誤して受けました。TACの成績判定は、他校より厳しめ(現実的な)判定のように思います。合格圏内でも「油断禁物」という位置づけの判定がでます。この「油断禁物」のコメントが絶妙にモチベーションを保ってくれました。
■フォロー制度の活用方法や良かった点
質問制度と自習室を利用しました。長時間および長期間勉強するために自習室が使用しやすいというのは大きな利点だと思いました。
■勉強以外の部分
よく「ライバルは自分だ」「昨日の自分に勝つ」などの言葉がありますが、自分は己に厳しくしすぎるとメンタルがもたず、逆に何もできなくなってしまう豆腐メンタルであるということが、この受験勉強を通じてわかりました。そのため、合格した年はとにかく自分で自分を褒める、できなかったことを責めない、責めるのではなく応援するように心がけました。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
私は6回目の受験で合格することができましたが、タイムマシンで過去に戻れるならば、勉強を始めた時の自分に「受験指導校、講師をもっとしっかり選べ。」と伝えたいです。最初から姫野先生の講義を受けていたらもっと楽しく勉強でき、もっと早くに合格できていたと思います。この試験の勉強は地味でつらいものではありますが講師の力量、講師との相性で勉強の効率・習得スピードが相当変わります。特に働きながら合格を目指す方が捻出する時間はとてつもなく貴重で1分たりとも無駄にはできません。しかしながら受験指導校・講師を選ぶための情報収集の労力・時間・講義料金は節約すべきでないと思いました。ここを節約すると余計に時間とお金がかかることになってしまいますため。これから勉強を始める皆さんにはとにかくお試し受講や受験指導校の情報収集をしっかりして自分にあった講師を見つけて最短距離で合格していただきたく思います。
N.S さん
2024年合格目標:答練本科生
【主な受講講座】
●「答練本科生」教室講座
●「上級総合本科生」Web通信講座
【受験回数】4回
【学習開始時の職業】会社員 【合格時(合格年の直前期)の職業】受験専念
【得意科目】記述 【不得意科目】不動産登記法(択一)・商法(会社法)
【1日の平均学習時間】10時間以上 【学習開始時からの総学習時間】5000時間以上
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
司法書士を目指したきっかけは、40代後半になり、今後の人生において法律の素養を身に付けておくことが必要になることがあると考えたためです。そして、せっかく勉強するならば独立開業ができる司法書士を目指すことにしました。学習時の環境としては、補助者をすることもありましたが、ほぼ専業受験生でした。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
受験指導校を選んだ理由は、独学で受験した際に結果が出なかったためです。Wセミナーを選んだ理由は、テキストと自習室です。水道橋校で姫野先生の択一実践編のテキストを見せていただけたことが決め手になりました。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
学習スタイルとしては、合格をした2024年は、年内は行政書士試験に備えつつ司法書士試験のAランクの知識を定着させること、雛形を5個ずつ書き続けることを行いました。新年を迎えてからは、姫野先生の2023年合格目標中上級対策講座を受講していたため、択一についてはそのテキストである「択一式対策講座【実践編】」のテキストに改正内容を補足したものを回し続け、記述については継続して雛形を書き、津田沼校で会場受講していた答練とその復習に集中しました。2023年に「記述式対策講座」と「答練三種パック」を受講しており、姫野解法はほぼ習得していたので、雛形を忘れないようにすることを大事にした程度でした。2023年12月初めに記述の配点倍増の発表がありましたが、特に勉強時間を増やすことはしませんでした。
答練受講の当初から間違いノートを付けていたため、過去の答練や模試での間違いやミス、失敗、癖、自ら考えた時間短縮のアイデアを常に意識しつつ、大切だと思ったことは毎日書き続けた雛形集にすべて書き込み、事あるごとに見直して忘れないようにしていました。毎週末の答練を本試験だと思って本気で臨んでいたのが正直なところです。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
受験時代の苦労は、指の痛みです。雛形を書くことを重視していた勉強方法から、中指にタコができてしまい、2023年の本試験ではその痛みとも戦っていました。2024年はその反省から、下敷きを使うこと、タコになる部分に絆創膏を貼ることで負担を緩和させることができました。しかし、2024年本試験のなかでも特に記載内容の多く、最後に解答した商業登記法記述では15:30頃に手がダメになってもいいと思いながらもあの第2欄を書きあげました。
■Wセミナーの良かった点【講師】
姫野講師に尽きます。勝手ながら私も同じようなタイプの人間だと思うのでわかるのですが、先生は恐らく意識のある間は常に記述のことを考えている方なんだと思います。あの探求心とそこから編み出された解法の完成度は唯一無二のもので、すでに「司法書士受験界の記述の神様」と呼んで差し支えないところまで来られた方だと私は思っています。
■Wセミナーの良かった点【教材】
答練が素晴らしいです。なぜか広告なさらないのですが、答練や模試の返却の早さが実に素晴らしいです。日曜日に受けた答練が早ければ4日後の木曜日には返却されます。このおかげで、解いた内容がまだ記憶に新しい状態で復習できました。よくは知りませんが、他の予備校では2週間後に返却されるところもあるらしいのですが、それでは解いた内容を覚えられていません。これはなぜ間違ったかを気づきにくくさせるものです。このために解き直すなら時間をロスしてしまいます。Wセミナーの答練の返却スピードの速さは、全受講生が知るべき魅力です。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
上級総合本科生のカリキュラムはヘビーです(笑)たぶん1月頃に受講を後悔すると思います。ですが、これを乗り越えれば合格に近づくと信じて(たぶん)乗り切ったんだと思います。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
受験生は答練を嫌がる傾向があるようなので是非お伝えしたいのですが、模試を4回や6回くらい受けただけでは、自分に合った「時間配分」は培われ切れないと考えます。特に記述式対策講座を受講した方は、あの解法を時間制限がある中で実践して姫野解法を自らの解法になさることを強くお勧めします。
また、会場受講を選択し、記述から解き始める方のバサバサ音が鳴る中で、択一を1時間以内に解き終える猛者のいる教室をご体験ください。会場受験なら仲間やライバルにも出会えることができます。結局一度も話さなかった方でしたが、総合力底上げ答練から常に津田沼1位を競い合ったライバルがいたことは、自らのモチベーション上とても大きかったです。
■勉強以外の部分
津田沼校の自習室で勉強をしていました。津田沼校はイオンモールの中にあるのですが、静謐な自習室から離れると華やかなショッピングモールになりますから、気分転換もしやすく、もちろん買い物も便利でした。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
記述配点が倍増した新司法書士試験では、「雛形を覚え、姫野記述式対策講座で解法を学び、それを答練と模試で実践して本試験に備える」ことが合格の方程式になったと私は思っています。ぜひくじけず、本試験でも16時の終了の合図があるまで全力を尽くしてください。そうすれば結果は自ずと付いてきます。後悔や無念さは、どうか今年で終わりになさってください。
D.H さん
2024年合格目標:答練本科生
【主な受講講座】
●「答練本科生」Web通信講座
●「上級総合本科生」Web通信講座
【受験回数】3回
【学習開始時の職業】その他 【合格時(合格年の直前期)の職業】その他
【得意科目】民法・商法(会社法) 【不得意科目】民事訴訟法・民事保全法・民事執行法
【1日の平均学習時間】4時間 【学習開始時からの総学習時間】5000時間以上
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
10年以上他士業の資格者として仕事をしていましたが、より自身の仕事の幅を広げたいと考え司法書士を目指しました。そのため、学習環境はフルタイムでの兼業です。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
独学で勉強をしていた頃は、勉強スケジュールの立て方や各科目の力配分など、自分の感覚に頼るしかなく不安もありました。その点、指導校の講義はペースメーカーとして活用することができ、より勉強に集中できると考えました。
また、姫野先生のウェビナーなどでのお話がとてもわかりやすかったため、Wセミナーを選びました。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
通信で答練を受けていたので、土曜日に答練を受けると決めて、月~金は土曜日の出題範囲を予習し、日曜日は前日に受けた答練の復習に充てていました。
私自身はアウトプット型の学習スタイルが合っているで、普段の勉強は、①過去問を解く、②解説を読む、③気になった点だけテキストを見直すといった内容で、全科目ほぼ過去問集だけで勉強していました。直前期は過去問に加えて答練・模試の問題も繰り返し解き、未出も含め知識を固めていった感じです。マイナー科目は科目ごとに見ると出題数は少ないものの全体として17問あるので、苦手意識もあったことから、後回しにせず、年内からしっかりと時間をかけました。
記述式については、前年に記述式対策講座を受講し、姫野先生の解法が身についていたので、普段は答練の問題を解きながらより精度を上げて、不安なひな型を確認する程度でした。そして、直前期は答練や模試の記述式問題を解き、仕上げていった感じです。
なお、フルサイズの記述式過去問は解いていません。時間があまり取れなかったこともありますが、解いて出来が悪かったときのショックを考えると気持ちが乗りませんでした。ただm時間と気持ちに余裕がある方は解いたほうがいいとは思います。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
今の勉強方法が正しいのか、自分に合っているのかという不安がありました。先述した通り、私は完全にアウトプット型の学習スタイルなのですが、一時期テキスト重視の勉強のほうがいいのではないかと考え、問題を解くのをやめ、テキストの読み込みを中心にやったときがありました。しかし結果は失敗で、テキストの読み込みは身についている感覚がまったく無く、私には合いませんでした。
勉強後の達成感が高い方法が自分に合った勉強法であるとわかり、それからは迷うことなく、問題を解くことを中心とした学習スタイルを貫くことができました。
■Wセミナーの良かった点【講師】
姫野先生の講義はわかりやすく、特に記述式に関しては、先生の解法を身につければ絶対解けるようになります。それも魔法のようなやり方ではなく、閃きに頼るものでもない、ガチガチの機械的な工程に落とし込むのでどんな問題にも対応できます。
記述式に自信が持てるので、その分択一式の勉強に注力できたことがとてもよかったです。
■Wセミナーの良かった点【教材】
答練の解説冊子は非常に内容が充実しており、周辺知識もあわせて図表にまとめられているので、その肢の問題に関連する内容をプラスアルファで復習できるのがとてもよかったです。
直前期はテキストを確認することは無く、パーフェクト過去問集と答練・模試の解説冊子だけを繰り返し回していました。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
答練は勉強のペースメーカーとしても活用でき、そのスケジュールに沿って進めていけばいいので、安心して目の前の勉強に集中できました。
また、最初私が答練に持っていたイメージは、未出の問題が多めに構成されているというものでしたが、実際には過去問がしっかりと散りばめられていて、とてもバランスの取れた内容でした。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
4回ある模擬試験のうち何回目かは忘れましたが、商登法の記述式問題で株式交付が出題され、本試験の記述でも株式交付が出たときは、内心ガッツポーズしたのを覚えています。
また、同じく本試験の商登記述の登記できない事項を書く問題も、まったく同じ問題が模試で出ていたと記憶しています。
直前期では記述式も含め答練・模試の問題を繰り返し解いていましたが、択一の問題も含め、「これ答練で見たぞ」というものが多くあり本当に良かったです。
■フォロー制度の活用方法や良かった点
わからない箇所の質問メールには直接姫野先生が回答してくれることもありました。勉強内容の質問の他にも、勉強方法や取り組み方に関しても丁寧に返信してくれて助かりました。
■勉強以外の部分
リラックス方法として、ほぼ毎日の晩酌と、週末は家族と食卓を囲むこととしていました。さすがに本試験の前夜はお酒は控えましたが、直前期こそメリハリをつけて適度な息抜きは意識していたと思います。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
勉強はやれば必ず知識が身につき、精度も上がるので、しっかり継続してやっていれば絶対に受かります。やれば絶対に受かるので、むしろ無理して体調を崩したり、心が痛んだりしないように適度な息抜きを心がけていただきたいと思います。
そしてSNSなどで他人の勉強の状況など見るのはお勧めしません。ご自身の目の前のことに100%集中してモチベーションを維持してください。頑張ってください。応援しています。
関本 真衣子 さん
2024年合格目標:山本プレミアム上級総合本科生
【主な受講講座】
●「山本プレミアム上級総合本科生」ビデオブース講座
●「1.5年本科生<山本オートマチック>」教室講座
【受験回数】7回
【学習開始時の職業】会社員 【合格時(合格年の直前期)の職業】会社員
【得意科目】民法 【不得意科目】商法(会社法)・商業登記法
【1日の平均学習時間】3時間 【学習開始時からの総学習時間】1500時間~2000時間
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
初めに行政書士、その次に宅建の資格を取り、次にどの資格を目指すか考えたとき、不動産会社で事務員をしていた経験もあり、司法書士の仕事に興味を持ち勉強を始めました。将来独立できる仕事ということも司法書士を選んだ理由の一つです。
事務員の仕事をフルタイムでしながら、仕事後や休日を利用して少しずつ勉強しました。今年の試験前は、約一か月前から週2~3勤務、最後の10日は休ませてもらいました。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
一日に確保できる勉強時間や科目の多さ、難易度を考えると独学では絶対に合格できないだろうと思い、少しでも効率よく勉強するために受験指導校に通うことを決めました。
色々な学校を調べてみた中で、山本先生の「オートマシステムは暗記不要」というキャッチコピーにひかれてWセミナーを選びました。当時、水道橋で山本先生の生講義を受けられるということも、決め手の一つになりました。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
自宅で勉強をするのが苦手だったので、休みの日は図書館、仕事帰りはTACの自習室などで勉強していました。
勉強を始めた年は山本先生の講義を教室で受けることができたので、自宅は横浜でしたが水道橋校まで通っていました。行き帰りの電車に乗っている時間も長かったので、その時間も有効活用して勉強していました。
その後はオートマシステムのテキストと問題集を使って勉強していましたが、計画的に勉強するのが苦手で、好きな科目に偏ることも多く、モチベーションを保つのも難しくなってきました。そこで、昨年の試験後に「山本プレミアム上級本科生」を受講しました。この一年間は、Webで講義を受けた後にもう一度テキストを読み、その後過去問を解いていました。
記述式が苦手でしたが、繰り返し問題を解いていくうちに少しづつ点数が取れるようになりました。自分で計画を立てるのが苦手でしたが、配信される講義を順番に受けていくだけでよかったので助かりました。講義を視聴したりテキストを読む時間が多く、問題を解く時間が少ないといった偏りがあったので、この一年間は問題を解く時間を多めにとるように気を付けました。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
講義を受講していなかった年は、一年間モチベーションを保ち続けるのが難しく、勉強量にむらがあり、やる気が出るまで時間がかかって無駄な時間が多かったと感じました。また、一年頑張ると翌年はやる気が出ないというのを繰り返していたので、忘れた部分を思い出すことに多くの時間を費やしていました。こうした経験もあり、1年間なるべくむらなく勉強を続けられるように「山本プレミアム上級本科生」を受講し、ようやく合格することができました。
■Wセミナーの良かった点【講師】
山本先生の講義やテキストがとても分かりやすく、ひとつひとつをしっかり理解できたおけげで暗記に頼らずに学習できたことが自分には合っていました。先生の話し方やたとえ話なども面白く、講義が退屈に感じることがなかったので、時間はかかりましたが諦めずに続けることができました。
■Wセミナーの良かった点【教材】
この一年はオートマプレミアを使っていましたが、程よくコンパクトにまとまっていて、オートマシステムのテキストを丸ごと繰り返すより効率的に復習できてよかったです。サイズが小さく、持ち運びに便利で助かりました。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
配信された順に視聴すれば、試験前にちょうどよい期間学習時間が確保されていてよかったです。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
模試を利用しました。試験全体の時間配分や、記述式の本番の問題文のボリュームなどに慣れることができたので、受けてよかったです。模試が本試験に比べて歯ごたえがあり、心が折れそうになりましたが、その分、本番の方が少し易しく感じられて結果よかったと思いました。
■勉強以外の部分
勉強を始めた年に山本先生の授業を一緒に受けていた方と友達になり、その方は先に合格して独立された方なので、会って話を聞いたり、励ましてもらったことが、勉強を続ける上でとても助けになりました。フルタイムの仕事をしながら副業のようなこともしていましたが、時間をかければ合格できました。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
仕事を続けながらでも、コツコツ諦めずに続ければ合格できる試験だと思います。私は合格するまでにとても時間がかかり、途中で諦めそうになったこともありましたが、ここまで積み重ねてきた知識などが無駄になるのはもったいないと思い、続けることができました。
大変な時期もあると思いますが、合格すればすべてが楽しい思い出に変わります!
Y.U さん
2024年合格目標:記述式対策講座・択一式対策講座【実践編】民法・不動産登記法
【主な受講講座】
●「記述式対策講座」Web通信講座
●「択一式対策講座【実践編】民法・不動産登記法」Web通信講座
●「無敵の予想論点解説」Web通信講座
●「全国公開模試4回フルセット」会場受験
【受験回数】2回
【学習開始時の職業】受験専念 【合格時(合格年の直前期)の職業】受験専念
【得意科目】民法・不動産登記法 【不得意科目】商業登記法・民事訴訟法・供託法
【1日の平均学習時間】4時間 【学習開始時からの総学習時間】1500時間~2000時間
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
理由は3点です。1点目に、求人が安定的に供給されている資格職であること、2点目に、後見や家族信託といった業務に携わることができること、3点目に、合格者平均年齢が約40歳であり、20代で業界に入れれば活躍のチャンスを得られるかもしれないと思えたことです。キャリアチェンジを目指した理由としては、私が新卒入社した会社を病気で早期離職し、快復した頃には20代の後半になっていた、という事情がありました。学習時の環境ですが、私は実家にて専業受験生として生活していました。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
受験指導校の利用を決めたのは、8ヶ月の学習で挑んだ1度目の本試験にて、それはもうコテンパンに打ちのめされたためでした。まず全科目の学習が終らず、記述式の精度に至っては言うまでもない状況でした。「こんなん、予備校使うしかあれへんやん…!」。令和5年の本試験の帰路にて確信しました。
Wセミナーを選んだ理由は、「姫野先生の講義を受けられる予備校だから。」に尽きます。姫野先生による「令和5年の本試験分析セミナー」(TACYouTubeチャンネル)を拝聴し、感銘を受けました。無料の3時間の配信にもかかわらず、圧倒的な情報量のレジュメと来年度に向けた的確な受験指導が提供されていました。そして「この方の受験指導に身を委ねれば、何も心配はいらないはずだ。」と直感しました。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
1日に3~4時間(講義視聴は除く)学習し、あとは自由に過ごす生活スタイルでした。総勉強時間は1,500時間程度です。受験指導校を適切に利用し、効率的な学習を進められれば、大量の勉強時間を確保できずとも十分に合格可能な試験だと思います。
学習スケジュールですが、択一式については、年内は主要4科目の対策のみに費やしていました。年内には、まだ「択一式対策講座<実践編>」が開講していなかったので、テキストと過去問を往復して勉強していました。逆に言えば、午前・午後のマイナー科目には年内は全く手を付けていませんでした。その代わりに、不登法の択一であればA,Bランクの知識なら即答できるレベルに仕上げることに注力していました。そして1月からは、マイナー科目の学習を始めるとともに、「択一式対策講座<実践編>」のテキスト兼問題集をグルグル回し続ける日々を送りました。結局、<実践編>開講以降は、主要4科目の過去問集を解くことはほとんどどなかったと思います。<実践編>を幾度も周回すれば、十分に9割を狙えると思います。なお、本試験の直前1週間はひたすら午後マイナー科目の過去問を回していました。午後マイナーは知識の抜けが発生しやすいので、超直前期に再度追い込みました。結果は、11問中8問正解でした。
記述式については、11月開講の姫野先生の「記述式対策講座」に身を委ねておりました。「3~4月くらいまでに<実践総合編>を解き終えて下さい。」と指示があれば、その通りに進めました。市販の問題集も利用せず(時間がなくて解けなかっただけでもあるのですが…)、すべて講座内で完結できました。なお、姫野先生が個人でされているYouTubeにも記述式対策の動画が多数あり、そちらも非常に有用でした。これらの結果、本試験の記述式では不登法56.0点、商登法63.0点を得点できました。申し上げるまでもなく、すべて姫野先生の「記述式対策講座」のおかげです。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
「記述式対策講座」のカリキュラム進度から1-2カ月ほど遅れてしまいました。体調不良が原因でした。当時は2月末だったにもかかわらず、商業登記の記述式の受講をまだ始められていませんでした。そのため、3月に受験した模試の商登法(記述)点数は20点台でした。絶望的な気持ちに陥りかけました。しかし、いつか姫野先生が「多少遅れても本試験までに間に合うようスケジュールを組んでます!」との旨を仰っていたのを思い出し、焦る自分を落ち着かせながら、受講と演習を淡々と進めるよう努めました。
■Wセミナーの良かった点【講師】
全予備校の中で、姫野先生の講義を受けられるのはWセミナーだけです。これがWセミナーを受講して良かった最大の理由です。姫野先生の”すごさ”は枚挙に暇がありませんが、強いてあげれば、早い時期から出題予想を踏まえたインプット講義をしてくださる点や、徹底的に本試験現場に即した受験指導をされている点(“確軸”な肢以外からは“逃げる”など。)が特筆すべきだと考えます。
■Wセミナーの良かった点【教材】
模試について申し上げます。Wセミナーの模試は本当に的中します。今年の本試験でも、驚くべきことに午後の部第36問の第4欄とほぼ同様の問題が模試でも出題されていました。択一の的中率も例年高い水準を誇っています。さらに喜ばしいことに、模試の解説として姫野先生の講義を受講することができます。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
姫野先生の「記述式対策講座」のカリキュラムが素晴らしかったと思います。同講座は11月に開講し、週に2コマずつ配信されるのですが、講義で提供される情報が大容量かつ濃密であるため、当初はついていくだけでも大変でした。実際、講座のペースよりも1.5ケ月ほど遅れてしまった時期もあります。しかし、「記述式対策講座」を完走すると、途端に記述式問題に対する見え方が激変します。脚色なしに、模試の問題を見て「難しい…」と圧倒されることがなくなりました。たとえ1カ月以上カリキュラム上の遅れが生じてしまっても、問題なく本試験水準に間に合ってしまうような、計算しつくされたカリキュラム・スケジューリングが、Wセミナーでは提供されているのです。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
答練や模試は、A・Bランクの知識のうち、判断を迷ったり分からなかったりした肢のみを別途ファイリングして、10日に1回程度見直していました。深入りしすぎない、拘泥しないのがポイントだと思います。答練や模試はあくまで、緊張感の中で解答する練習という位置づけで関わるべきものだと思います。
「記述式対策講座」についてです。姫野先生が繰り返し仰っているように、記述式の対策は「暗記」が重要だと思います。すなわち、解法手順を暗記し、論点も“逆張り”できるレベルまで知悉することが肝要です。そこで私は、理論編だけでなく実践編・実践総合編についても、さながら一問一答のように、論点喚起や出題パターンの確認を1問ずつグルグルと行っておりました。
「択一式対策講座 実践編」では、兎にも角にも、テキスト兼問題集を周回し続けていました。なんの工夫もありませんが、王道の学習だと思います。
■フォロー制度の活用方法や良かった点
テキストや講義の中で疑問点を解消することができたので、フォロー制度は、結局利用しませんでした。しかし「不明点が出て困ってしまっても、いつでもご相談できる」という安心感は、常にありました。
■勉強以外の部分
私はプロ野球が好きだったので、18時のプレイボールの時間までには1日の学習ノルマを終わらせておくように努めていました。ちなみに、SNSで受験仲間を探すことは全くしませんでした。仲間づくりは、合格後の楽しみにとっておこうと思っていました。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
講師の先生を、受験指導校を信じてください。それでも道に迷ったら、自分にとっての北極星となるような実務家の先生を見つけてください。受験勉強中は、「果たしてこんなにもお金と時間をかけて挑戦するべき資格なのだろうか…」と不安になる夜を幾度も迎えると思います。それでも、心から尊敬できる実務家の司法書士の先生を知ることができれば、自分の進んでいる方向は間違っていないのだと、何度でも再確認できると思います。ご武運を!
安藤 和哉 さん
2024年合格目標:全国実力Check模試・全国公開模試
【主な受講講座】
●「全国実力Check模試」会場受験
●「全国公開模試」会場受験
【受験回数】5回
【学習開始時の職業】その他 【合格時(合格年の直前期)の職業】受験専念
【得意科目】不動産登記法・商法(会社法)・商業登記法・司法書士法・刑法 【不得意科目】民法・民事訴訟法・民事保全法・民事執行法・供託法・憲法
【1日の平均学習時間】7時間 【学習開始時からの総学習時間】5000時間以上
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
公務員として在職中に何回か監査を担当したことがあり、その業務で土地・建物の保全状況(登記など)を調査したことがありました。また、親の土地を相続した際に初めて司法書士という士業を知り、この仕事の重要さに触れることができました。これらの経験が一因です。
在職中は仕事の隙間時間しか勉強できず、10年ぐらいは市販のテキストを購入し、独学で勉強してきました。しかし、3年前に退職したのをきっかけに、一念発起して司法書士の資格取得へ向けて、勉強に専念することとしました。一日の勉強時間は平均で7時間程度は確保できたと思います。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
上に述べたとおり、在職中は時間がとれず独学でした。退職し専念することができるようになったため、他校の講座(中上級講座、記述対策)を受講し1からやり直すこととしました。その結果、試験の結果は上昇し、択一の基準点はクリアできたものの、記述は依然として低位のままでした。
記述の対策に色々と悩んでいた時、たまたま、姫野先生の無料の記述過去問の解法に関する配信をみつけました。先生の講義の進め方や解き方の手順(解法)はこれまでの予備校の講義とは大きく異なり、圧倒されました。そこで、先生の記述の配信はもらさず見るようにしました。これが、記述の得点を伸ばす大きな原因となった気がします。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
私の勉強法は、テキストの読み込みと過去問の繰り返し実施、さらに、模試による実践感覚を身に付けることです。3年前に受けた他校の中上級コースのテキストがあり、それを読み込みました。3年前のものなので、法律等の改正対応する必要があり、改正講座(他校の無料配信、8月頃実施)を受けて、情報を最新化し、それを可能な限りテキストに書き込みました。また、過去問はTACのパーフェクト過去問を使いました。以前は、他校の問題集を使っていましたが、勉強する時間が十分あったため、この過去問集ができると思い、10月から3月までに5回は繰り返しました。このように、過去問とテキストは併用し、過去問で間違えたところは、テキストで確認することを心掛けました。テキストを補強するものとして、自分自身のノートを作成し、よく間違える問題などを切り貼りしてQ&A方式で集成し、いわゆる「間違いノート」を作りました。
科目別には、民法のうち親族・相続が改正もあり、本番でよく点を落としていたので直前期には重点的に対応しました。また、会社法、商業登記法については、比較的得意としていたので、他の科目を優先し、取りこぼしをしないように試験直前に一回だけテキストを読みました(本番ではほぼ得点できました)。マイナー科目は比較的点数が取れていたので、直前期もあまり勉強しませんでしたが、民事訴訟法で4問落としました。やはり、過信は禁物と思いました。
なお、最も重要なポイントは記述対策において、姫野先生の過去問講義を受けたことです。他のどの講師にも見られない斬新なものでした。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
これまでも述べたように、私は長年の受験時代を経て思うのは、漫然と続けても合格は難しいことです。退職後の3年間で合格にたどり着きましたが、その3年間の努力は姫野先生の記述講義はもちろんですが、他校のテキストの内容がポイントを得たものであったことから報われたものと思います。もっと重要なことは、家族の協力と理解です。すなわち、経済的なものと精神的なものがあり、勉強に専念できる環境に恵まれたことが成功の要因の一つです。努力は必要ですが、まわりの環境が同様に重要です。
■Wセミナーの良かった点【講師】
姫野先生の斬新な講義が良かったと思います。私の勉強スタイルに合致したのでしょうか。過去問記述は、重要な年を中心に、例えば「ボシュツワハ」などの覚え方の要領や、添付情報の要を得た見方、記載順序など参考になりました。
■Wセミナーの良かった点【教材】
パーフェクト過去問題集(択一式)は平成12年から令和5年までは完全解説、平成元年から平成11年まではライブラリーとして掲載されており、十分な情報量でした。また、記述式については古いものはありませんが、これで十分カバーできました。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
カリキュラムは受けていませんが、姫野先生の記述の講義は何度も繰り返し見ました。倍速で見ることができるので、時間の節約にもなりました。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
模試については、3回受けました(全国実力チェック模試、全国公開模試第1回、第2回)。最初の1回目は安全圏だったので油断したのか、2回目と3回目は安全圏外となり、気を引き締めることとなりました。模試の結果は、「間違いノート」に記入し、記憶の徹底化を図ることができました。実践感覚を養うことができたことが良かったです。特に、時間の配分です。
■勉強以外の部分
勉強に専念はしましたが、家族との時間の確保はできるだけとるようにしました。また、友達とのゴルフや趣味の登山も月に1回程度はしました。息抜きが大切だと思っていました。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
私のケースは特殊かもしれませんので、参考にはならないかもしれません。あえて言えば、「努力すれば報われる試験です」。皆さんそれぞれの生活スタイル、環境があるとは思いますが、それぞれに合った方法を早く見つけ出し、早く実行することです。
内藤 高史 さん
2024年合格目標:直前記述式予想演習講座、全国実力Check模試
【主な受講講座】
●「直前記述式予想演習講座」Web通信講座
●「全国実力Check模試」会場受験
【受験回数】3回
【学習開始時の職業】会社員 【合格時(合格年の直前期)の職業】会社員
【得意科目】民法・不動産登記法・商法(会社法)・商業登記法、【不得意科目】憲法
【1日の平均学習時間】3時間 【学習開始時からの総学習時間】3000時間~3500時間
■司法書士受験のきっかけ・動機・学習時の環境
【司法書士試験受験のきっかけ・動機】
下記2点。
①宅建を取得して、さらに難しい資格にチャレンジしようと思ったため。
②定年後のセカンドキャリアに活かせる資格だと考えたため。
【学習時の環境】
働きながら。
■独学でなく受験指導校を、またその中からWセミナーを選んだ理由
山本講師のオートマシリーズ(テキスト、出るトコ、過去問)及び姫野講師の記述式の解法がわかりやすいと感じたため。
■学習スタイル・スケジュール、科目別勉強法、重視したポイント
【学習スタイル、学習スケジュール】
会社員のため、平日約3時間(朝5:00-6:30、夜20:00から1、2時間)、休日8時間を目安に勉強しておりました。
【科目別勉強法等】
オートマの読み込みと出るトコを繰り返し、理解が進んだ時点から過去問も含め、ひたすら回しました。今年度は出るトコと過去問を10回ほど復習しました。記述式については姫野講師の講座で解法を学習した後はオートマ記述式及び過去問を3回ほど解きました。
■受験時代の苦労・困難・失敗談、それを乗り越えた方法
仕事との両立、勉強時間の確保に苦労しました。
セカンドキャリアを考えた際、定年までには独立したいとの目標が明確だったため、スランプの時は「何のために勉強しているのか?」と、立ち戻ることを意識しました。
■Wセミナーの良かった点【講師】
どの講師も説明が丁寧で無駄がない。わかりやすい。
■Wセミナーの良かった点【教材】
オートマテキストは制度趣旨まで記載されており、また独特な文体であったため、頭に残りやすい教材でした。
出るトコ及び過去問の分量が薄かったため、「この量で大丈夫かな?」と思いましたが、基本論点が凝縮されていたため、結果的に全く問題ありませんでした。
■Wセミナーの良かった点【カリキュラム】
web受講だったため、自分のペースで学習することができました。
■各種答練・模試、単科講座の活用方法や良かった点
【全国模試】
難易度は本試験に極めて近いレベルだと感じました。(難しくもなく、簡単でもない)解説が充実しており、横断的な知識の整理に役立ちました。
【直前記述式演習講座】
姫野講師の解法は大変有益でした。2023年度は記述式が足切りだったため、もし、昨年度受講していたら昨年合格していたと思われます。
■勉強以外の部分
ジョギングやテニスなど。
■これから勉強をはじめる方へのアドバイス
TAC及び講師の皆さんを信じて合格を勝ち取ってください。