坪内 香織さん
DATA BANK
最終合格試験種 | 警視庁警察官Ⅰ類 |
出身大学 | 法政大学 法学部 在学中合格 |
中学生の頃から、警察を特集したテレビ番組を見ることが好きだったことから、漠然と「警察官ってかっこいい」と思っていました。憧れが夢に変わったのは、高校生の時に電車内で痴漢被害に遭ったことがきっかけでした。警察にはもちろん、家族や友人にも言えず恐怖でいっぱいであったと同時に、電車に乗るというただ当たり前のことが叶わない人がどれだけいるだろうと考えました。自分が辛い経験をしたからこそ、弱い立場にいる人を助けたいと思い、警察官を志望しました。
校舎がたくさんあることや、学習するうえでサポート体制が充実していることに魅力を感じてTACを選びました。所属校舎で講義が受けられなかった際、別校舎やビデオブースで振替が可能であることは、部活動で中々時間が合わなかった自分にとって大変便利でした。また、独学よりも、警察官の試験を熟知している講師の下で教わることができる予備校で学ぶほうが効率的だと思いました。
正直、予備校の講師はあまりサポートしてくれないだろうと期待していませんでしたが、担任講師と個別で話す機会が多くあり、高校の担任の先生のように近い距離でサポートしていただきました。試験のことだけではなく、精神面でも相談に乗っていただき、時には厳しい言葉を掛けてもらうことで、モチベーションを保ちながら試験勉強に取り組むことができました。特に、「勉強が辛いと言っている今にも、あなた以上に辛い思いをしている人がいる。警察官はそういう人を助けなければいけないんだよ。」という担任講師の言葉が印象に残りました。もちろん、他の講師も受講生に寄り添ってくれました。
数的処理が苦手分野だったので、毎日問題を解いて苦手意識を無くすようにしました。わからない単元は、ビデオブースで講義を見たり講師に質問をしたりしました。社会科学などの暗記科目は、自宅から最寄り駅までの時間や、電車内などの隙間時間でテキストを繰り返し読むように心がけました。
まずは、時間内で書けるように意識しました。次に、講義で習った構成の作り方をもとに、何枚も書いては直しを繰り返しました。論文は、得意不得意あると思いますが、講師は何回も見てくださるので、枚数をこなすことが大切です。
警察官試験の面接は民間企業の形式とは全く異なるので、何回も練習することにより、環境に慣れることを意識しました。環境に慣れることで、本番の面接では、暗記した言葉を話すような面接ではなく、自分の言葉で熱意を伝える自然な会話をすることができました。面接練習は何回もできるので、自信がつくまで練習することができます。また、同じコースの受講生同士でも練習する機会があるため、学ぶことが多く、新しい発見があります。
TACのフォロー制度はとても充実しています。普段受講している校舎で受講できなくても、別日に他の校舎で同じ講義に出席することができます。校舎の数が多いので、自宅から近い校舎だけでなく、大学やアルバイト先から近い校舎でも受講できます。また、ビデオブース振替フォローもあるため、自宅やカフェ、図書館など、自分の好きな場所で好きな時間に学習できることも魅力のひとつです。ほかにもTACでは、講義を受けるだけでなく、講義の前後に自習室を利用することもできます。教室内には、目標に向かってひたむきに勉強されている方がいるので、モチベーションを維持しつつ静かな環境で集中して学習することができます。
TACの教材はわかりやすい内容なので、習ったことのない単元でも苦手意識をもたずに学習に取り組むことができます。生物や化学の教材はイラストや図がたくさん載っているので、理系分野が苦手な私の理解度をあげてくれました。また、テキストには余白が多いので、講師の説明を書きこむことができます。文字がたくさん書いてあっても見やすいので、学習しやすいです。
公務員試験は面接もあるため、勉強だけできても必ず合格できる試験ではないと考えます。体力や人間力も求められる試験です。TACでは、他の受講生と切磋琢磨しながら学習できる環境があり、辛いときも支えてくれる講師陣がいます。警察官の試験を知り尽くした講師の下で学習をすることで、忙しい人でも効率よく学習できると思います。毎日の勉強は辛いものですが、その辛さは将来の自分のためになるはずです!試験勉強頑張ってください!