小川 純乃さん
DATA BANK
最終合格試験種 | 皇宮護衛官(大卒程度)10位,警視庁警察官Ⅰ類,神奈川県警 警察官A |
出身大学 | 日本文化大学 法学部 在学中合格 |
私が皇宮護衛官を志望したきっかけは、通っている柔道場の先生が元皇宮護衛官であり、すすめられたからです。元々は警察官を目指しており、記念受験程度に考えていたのですが、TACに入学し学習を続ける中で、それまで解けなかった問題が解けるようになり、皇宮護衛官に本気で挑戦したい思うようになりました。また、説明会に参加し皇宮警察に関する情報を収集したり、実際に皇居や皇室関連行事に訪れたりする中で、「皇室の絶対守護」という崇高な使命感と誇りを持って働ける点に魅力を感じ、志望しました。
教養試験対策は、量と質を意識して行いました。実際に受験前年8月から1日6時間、12月からは1日10時間を目標に学習してきました。数的処理は量をこなして基礎を作ることが重要だと考え、V問題集やTACの過去問を、解き方が着実に身に付くまで何度も繰り返し解き、実際に一問一問時間を計って速さも意識して取り組みました。応用問題についても、どの分野の基礎が元になっているのかを意識することで、解決の糸口を発見することができました。
暗記科目は、できるだけ捨て科目を作らないようにすることが重要です。私は、移動時間や空き時間等を使って暗記し、その後問題を解くことを繰り返しました。また、答え合わせの際も解説までしっかり読むことで、より一層理解が深まり、うろ覚えだったところも確実に定着させることができました。
私は非常に論文が苦手でしたので、早いうちから講師に何度も添削をして頂きました。よく出題されているものから書き始め、慣れてきてから書きにくい題に挑戦していきました。論文は得意不得意あると思いますが、自分が不得意と感じているのであれば、周りの仲間よりも多く論文を書くべきです。様々な分野の過去問題に取り組み、どのような題であっても自分の思いを確実に伝えられる方法を見出すことができれば、論文試験が楽になると思います。私は、読み手がどのように受け取るのかを意識し微調整を繰り返し行ったことでより良い論文が書けるようになりました。
公務員試験は、自分自身との戦いです。合格する為にいちばん大切だと思うのは、「合格したい」という気持ちの強さと、それを自分が絶対に叶えられると信じることだと思います。その次に、自分のやりたいことや夢について目標を設定し、それに向けて努力することが合格に繋がります。ただ闇雲に努力するのではなく、学習の質や効率を考えて計画的に努力することが重要です。不安に思うこともあると思いますが、その際には必ずTACの講師の方々がサポートしてくださいます。また、TACで出会った同じ警察官・消防官を目指す仲間たちと切磋琢磨し、互いに励まし合うことで、辛い時期を乗り越えることができました。私自身も学習は苦手でしたが、最後まで諦めずに自分を信じて努力することで、受験した全ての試験に合格することができました。皆さんもここが人生を決める勝負の時だと思って、挑戦してみてください。