簿記学習者のSTEP UPランキング 第5位
情報処理技術者試験
ITの知識とスキルを評価する国家資格
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学習期間
3ヵ月~6ヵ月
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簿記関連度
★★☆☆☆
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稼げる度
活かし方は人それぞれ
情報処理技術者試験とは
試験の概要
概要:
情報処理技術者試験は「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定水準以上であることを認定する国家試験であり、ITに関係するすべての人が活用できる試験として実施されています。
特定の製品やソフトウェアに関する試験ではなく、情報技術の背景として知るべき原理や基礎となる技能について、幅広い知識を総合的に評価しています。
合格発表:
試験区分により異なります(受験日から1ヵ月後または2ヵ月後に発表)
情報処理技術者試験を受験するメリット
1
数あるIT資格の中で唯一の国家資格なので認知度が抜群!
ITに関する知識・スキルの客観的な評価指標として、個人の自己研鑽やキャリアアップ、企業では社員教育や社内研修への導入、資格手当て・取得報奨金の支給、昇格要件とされている等、職種や業種を問わず、幅広く認知・活用されています。令和元年度には年間約50万人が応募しており、その人気の高さを伺うことができます。
2
ITだけでなく様々な知識を学べる
試験ではITに関することだけではなく、経営戦略、会計、法務、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメントなど、幅広い分野の知識が問われます。試験の学習を通してそうした知識を体系的に学ぶことができるので、どのような職種・業種でも普段の業務に活きる知識やスキルを自然と身につけることができます。
3
就職や転職の心強い味方に!
ITの知識・スキルは今やどんな業界、どんな部門でも必須になっています。企業によっては、エントリーシートで「ITパスポート」の合格やスコアを確認するなど、IT資格を取得しているかどうかが採用の大きなポイントとなる可能性もあります。また、資格を取得しておくことで選択肢が大きく広がるというメリットがあり、就転職活動の強い味方になるといえます。
情報処理技術者試験、ココがポイント
1
すべての社会人におすすめの試験です
現代社会において、IT(情報技術)と関連がない職業はほとんどありません。それほど、ITは広く各業種・業務の中に浸透してきています。昨今では不正アクセスや企業の個人情報流出など特に情報セキュリティ分野においては、社会全体で避けては通れない問題となっています。あらゆる業種においてITスキルというものはなくてはならないものになっており、各人材には業務や目的に応じた多様なスキルが求められています。情報処理技術者試験なら、基礎から専門分野まで目的やレベルに応じたスキルを習得することができます。
2
他資格と組み合わせることでも効果を発揮
現代のビジネスパーソンには3つのチカラが必要であるといわれています。そのうちのひとつは簿記検定や税理士試験、公認会計士試験などの「会計力」。2つ目はTOEICⓇなどの「英語力」。そして3つ目は情報処理技術者試験に代表される「IT力」です。情報処理技術者試験の試験区分の一つ、ITパスポート試験では本試験に簿記の問題が出題される場合があり、意外に両者の関係の深い側面も。この関係性を活かして、簿記の学習後にITパスポートというように、効率的にダブルライセンスを目指すのもお勧めです。
3
ITにおける「共通言語」が身につく
特にIT製品やサービスを扱う営業職や企画職などの方にお勧めしたいのが、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験などIT全般の知識を身につけられる、いわゆる「ITゼネラリスト」を目指すことができる試験です。英語を話せないと外国人と会話ができないように、ITも専門用語やその仕組みなどを知らなければ、取引先や社内のIT技術者、情報システム部門などとのコミュニケーションを円滑に行うことができません。試験の学習を通じて、「共通言語」を身につけることで、ITの理解が深まり、製品やサービスのプレゼンテーション力の向上や、顧客のニーズのより深い把握など、営業活動や業務効率の向上にも寄与することができます。
合格者に聞く!合格で得られたメリットや受験動機
こんなふうに役立っています!
- ITのことや用語が理解できるようになり仕事がしやすくなった [ ITパスポート試験 合格 N・Kさん]
- 自分の持つスキルを周囲に理解してもらえ信頼を得られた [情報セキュリティマネジメント試験 合格 A・Nさん]
- 職場で情報セキュリティに関する研修やテストが行われるようになったが、試験の合格をもって対応できた [情報セキュリティマネジメント試験 合格 T・Aさん]
- IT未経験でも専門用語や略語について理解できるようになった [基本情報技術者試験 合格 M・Mさん]
- これまでの技術者としての業務知識を体系的に整理するため [エンベデッドシステムスペシャリスト試験 合格 T・Tさん]
- 業務の中で内部監査を実施していく上で、ITの知識が必要だったため [システム監査技術者試験 合格 N・Kさん]
- 高度試験に合格していることが昇進条件であったため [プロジェクトマネージャ試験 合格 A・Sさん]
- システム監査やセキュリティ診断、コンサルティングを業務内容に加えるため [情報処理安全確保支援士試験 合格 W・Tさん]
情報処理講座 講師からのメッセージ
一人では難しい学習計画やペースもTACの講義に合わせれば安心です!
情報処理講座 講師
藤澤 大輔
「情報処理技術者試験」なんだか難しそうな響きです。試験範囲も広そうだし、映画に出てくるハッカーのようにコンピュータに詳しくないと、とてもではないが合格できないのでは? と、尻込みしてしまうかもしれません。でも大丈夫。あなたには、しっかりと最新の試験傾向をふまえ、最適な道筋を示してくれる『教材』と『講義』という強い味方があります。試験対策を登山に例えるなら、テキストや問題集などの教材は、シューズや雨具などの高機能なグッズ。そして講義を担当する講師陣は、それらの道具を最大限に使いこなすための師匠であり、合格という頂に到達するための有能な山道ガイドでもあります。独学では得られない双方向のコミュニケーションを活かしながら、着実に一歩ずつ足を進めていきましょう。
簿記学習者のステップアップ資格ランキングBEST5!
【その他の注目資格】社会保険労務士