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応用情報技術者試験は独学でも合格可能?必要な勉強時間や対策方法を徹底解説

応用情報技術者試験は独学でも合格可能?

IT系のエンジニアにとって、応用情報技術者の資格は自身の能力を証明するための資格です。この試験は難易度が高く、独学で学ぶには効率的な方法が必要です。この記事では、応用情報技術者試験の合格に必要な勉強時間や対策について解説します。

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応用情報技術者試験は独学でも合格できる?

応用情報技術者試験は独学でも合格できる?

応用情報技術者試験は、年2回開催されていること、受験資格がないことから、受験しやすい試験です。ただし合格率をみると、難易度が高い試験であることがわかります。ここでは応用情報技術者試験の試験概要や合格率、必要な勉強時間について解説します。

試験の実施概要

応用情報技術者試験は、春と秋の年2回、全国主要62都市で開催されています。受験資格や受験料などの実施概要は以下のとおりとなっています。

日程 春期試験:4月第3日曜日
秋期試験:10月第2日曜日
申込期間:試験日の3ヶ月~1ヶ月前
試験会場 全国主要62都市
試験時間 午前150分
午後150分
受験資格 年齢、学歴などの制限なし
受験料 7,500円(税込)
合格通知 試験日の約2ヶ月後

難易度や合格率

応用情報技術者試験は、午前と午後に分かれ、午前はマークシート方式、午後は記述式の問題です。午前試験は出題数が80問、午後試験は11問の中から必須問題1問と選択した4問を解答する方式です。どちらも合格基準点は60%とされています。

合格基準だけみれば難易度が高くないようにもみえますが、例年の合格率は20%前後であり、難関資格といえる部類です。2014年から試験方式が改定され、経営やプログラミングが専門ではないエンジニアが受験しやすくなりました。

難易度や合格率についての詳細は以下の記事も参考にしてみてください。

合格に必要な勉強時間

応用情報技術者合格に必要な勉強時間は、基礎知識の有無によって異なります。情報処理技術者試験の未経験者であれば、500時間程度の勉強時間が必要です。実務経験者や、基本情報技術者試験の合格者であれば、200時間程度で合格できるといわれています。

基礎知識を持っていたとしても、毎日2時間の勉強で3ヶ月程度必要です。基礎知識がなければ、7ヶ月以上の勉強が必要になることから、難易度の高さがわかります。

応用情報技術者試験を取得するメリット

応用情報技術者試験を取得するメリット

応用情報技術者を取得すれば、進学や就職の際に有利になることや、資格手当がもらえるといったメリットがあります。また、他の国家試験や高度試験において試験項目を一部免除されることもメリットです。ここでは、応用情報技術者を取得した際のメリットについて解説します。

進学や就職・転職の際に有利となる

応用情報技術者の取得により、進学やIT企業への就職時に有利になります。応用情報技術者を取得することで、ITに関する基本的な知識だけではなく、応用的知識や技能を備えたことの証明になります。

プログラマーやシステムエンジニアが取得しているケースが多いことから、IT業界でも広く認知度された資格です。そのため、応用情報技術者の資格を持っていれば、プロジェクトで中心となる役割も期待されます。認知度や能力への信頼度から、就職の際にも有利になるでしょう。

資格手当・報奨金の対象となり年収UPが期待できる

資格手当や報奨金により、年収UPを期待できることもメリットです。多くのIT企業では、情報系資格の取得を推奨しています。企業イメージ向上効果を狙い、ホームページや会社案内で資格保有者数を公表している企業も存在します。

そのような企業では、資格手当や報奨金を支給していることが一般的です。金額は企業によって異なるものの、10,000円前後の資格手当が支給されるケースもあります。資格手当が支給される企業であれば、応用情報技術者の取得は年収UPにつながります。

国家試験の一部免除を受けることができる

国家試験の一部免除も、応用情報技術者取得のメリットといえるでしょう。以下の国家試験において、試験の一部が免除されます。

・中小企業診断士試験
・弁理士試験

受験時の負担が軽減されることで、試験合格の可能性も上がります。獲得資格が増加すれば、自身の価値向上にもつながるでしょう。

高度試験の一部が免除となる

応用情報技術者の上位資格である「高度試験」の午前試験を免除されることもメリットのひとつです。高度試験には、以下のようなカテゴリーがあります。

・ITストラテジスト試験
・システムアーキテクト試験
・プロジェクトマネージャ試験
・ネットワークスペシャリスト試験
・データベーススペシャリスト試験
・エンベデッドシステムスペシャリスト試験
・ITサービスマネージャ試験
・システム監査技術者試験

ただし、免除される期間は、応用情報技術者取得から2年までとなっており、申請手続きも必要です。高度試験取得まで検討しているのなら、2年以内に受験できるような計画を立てましょう。

応用情報技術者試験を取得する際の注意点

応用情報技術者試験を取得する際の注意点

応用情報技術者試験は、IT系以外の業務では活かす機会がないことを覚えておく必要があります。この資格がなければ就けない業務もないため、あくまでも自身の知識やスキルを証明するための資格といえます。

また、学習コストが高いことも理解したうえで、合格を目指すことが大切です。ここでは、応用情報技術者試験を取得する際の注意点について解説します。

独占業務がない

応用情報技術者を取得しても独占業務はないことを理解しましょう。応用情報技術者の資格が必要な業務や職種はありません。あくまでも自身の知識やスキルを証明するための資格です。

ただし難易度の高さから、IT系企業からは高く評価されます。試験合格に向けて習得した知識はIT企業の業務で活かせることを考えれば、独占業務がなくても取得する価値がある資格といえるでしょう。

IT系以外の業務では活かせない

IT系以外の業務では活かす機会が少ないことも注意点に挙げられます。応用情報技術者試験は、ITに関する応用的な知識やスキルを証明するための資格です。そのため、IT業務以外で資格を活かせません。

基礎的なIT知識を持ちたいのであれば、下位資格でも十分です。自身の業務やキャリアプランから、応用情報技術者の資格が必要なのかを検討したうえで受験を決めましょう。

勉強時間が長く学習コストがかかる

勉強時間が長く、学習コストがかかることも注意点です。合格率約20%の結果が示すように、応用情報技術者試験は難易度が高い資格です。基礎知識がある人でも200時間もの勉強時間が必要になるため、勉強時間をどのように確保するのかが課題とされます。

効率的な勉強方法を見つけ、勉強を習慣化することが、合格に近付くポイントといえるでしょう。

独学で受験する際の3つのポイント

独学で受験する際の3つのポイント

独学で受験する際のポイントとして以下の3つが挙げられます。

・午前試験対策は過去問を繰り返し解く
・午後試験は分野選択の優先順位を決めておく
・複数テキストを活用して問題に慣れる

午後問題は、午前問題で習得する基礎知識の応用力を試すような問題が出てきます。そのため、勉強法としては、午前問題を習得したあとで午後問題に進むと良いでしょう。

1.午前試験対策は過去問を繰り返し解く

午前試験対策は、過去問を繰り返し解くことがポイントです。これまでの試験では、80問中30問程度は過去10年で出題された問題で、60%は過去問とよく似た問題になっています。

2021年度の問題は、80問中9問が新しい問題でした。合格基準が60%の正解率でいいことから、過去に出たことがない問題が解けなくても合格できます。過去問演習に集中的に取り組むことが、合格への近道といえるでしょう。

2.午後試験は分野選択の優先順位を決めておく

午後試験では、選択する分野の優先順位を決めておくことがポイントです。選択の基準として、自身が得意なテーマを選びましょう。過去問演習で正答率が高い分野も、選択肢に入ってきます。

勉強のしやすさも含め、自身にとって適した分野を選択しましょう。

3.複数テキストを活用して問題に慣れる

試験対策では、問題に慣れることが大切です。過去問演習で問題の形式に慣れ、苦手な問題を減らしましょう。ただし、問題の答えを覚えるだけでは意味がありません。問題の意味を理解し、似たような問題が出題されても正答できるようにしましょう。

複数のテキストを活用して、多様な問題に触れておくことも有効な勉強方法です。

効率よく合格するには受験指導校の利用がオススメ

効率よく合格するには受験指導校の利用がオススメ

効率よく勉強し、合格を目指すのであれば、受験指導校を活用した勉強がおすすめです。応用情報技術者試験は、IT関連資格でトップレベルの難易度であることは、合格率20%前後の結果が証明しています。

受験指導校であれば、カリキュラムが整っていることから、効率よく知識を習得できます。自身に適した勉強方法も教えてもらえるため、効率よく合格を目指せるでしょう。

独学で難しい試験は受験指導校がおすすめ

独学で難しい試験は受験指導校がおすすめ

応用情報技術者試験は、受験資格の条件がないことと、年に2回開催されていることから、受験しやすい資格です。ただし、合格率が約20%と難易度が高い資格といえます。

応用情報技術者を取得することで、進学や就職の際に自身の知識をアピールできるほか、資格手当がもらえ、収入UPにつながる可能性もあります。他の試験項目が一部免除になることもメリットです。

注意点としては、この資格がなければ就けない業務がないことです。IT系の業務でなければ活かせないことや、学習コストが必要になることも理解したうえで、合格を目指しましょう。

独学で受験する際は、過去問演習で問題に慣れることと、午後試験の分野選択に対し、優先順位を決めておくことがポイントです。

効率よく勉強するには、カリキュラムが整っている受験指導校の活用がおすすめです。TACのような受験指導校であれば、独学では見つけにくい勉強方法も学べます。自身に適した勉強方法を見つけ、応用情報技術者試験合格を目指しましょう。

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