合格体験記|TACだからできた! 仕事との両立
仕事と受験の両立のうえ、見事合格されたみなさまに学習上の工夫などを伺いました。
仕事との両立はスキマ時間の活用がカギ
山中 啓二郎 さん
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合格科目
簿記・財表・法人・相続・消費
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学習開始時の
簿記知識日商簿記検定2級
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学習開始時の状況
一般企業勤務
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最初の受験科目
簿記・財表
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主な学習メディア
教室講座・DVD通信講座
仕事との両立はスキマ時間の活用がカギ
仕事との両立で最も苦労したことは、仕事やプライベートでどんなことが起きようが、学習し続けなければいけないことです。毎週講義はありますし、反復・継続して学習を続けなければすぐに置いていかれるからです。そのため学習する上で工夫したことはスキマ時間の活用です。通勤時間では「テキスト」を読み、「テキスト」を読めない時(歩いている時やお風呂の時間など)は、暗記中の理論を頭の中で暗唱したりしていました。
しっかり解答できた問題も期間を空けて再度解く
計算問題を解いた時は、正解・不正解のチェックを行って自分の苦手論点を把握し、効率よく学習することを心掛けました。また、しっかり解答できた問題でも期間が空くと忘れてしまうことがあるので、解答した日付を書いて、間隔が空いた問題については、計算スピードなどが鈍らないように再度解くようにしました。直前期はボリュームが極めて多い本試験を想定し、いかに早く正確に解くか、問題の取捨選択を上手くできるかを意識しました。
本試験から逆算してスケジュールを立て、覚えるべき理論を暗記
理論の勉強は、初めに本試験までに覚えるべき理論数をイメージし、それを全部覚えるために逆算してスケジュールを立て、とにかく先行して暗記を進めました。また、「答練(直前期の答案練習)」では理論の予告はあえて見ないようにして、本試験を想定して初見で問題をめくった時の焦りや驚きなどの感覚、時間配分などの練習をし、より本番に近い状態で解いていました。「答練」は良い点数を取るためでなく、本試験で合格するためのものなので、一喜一憂せずに勉強していました。 。
上手くいかない時は、合格後になりたい自分を想像して
仕事と両立して受験勉強していると、時には上手くいかないこともあるかと思います。そんな時は、受験勉強を始めた時の気持ちを思い出してください。そして合格後になりたい自分を具体的に想像してください。周りに惑わされず、自分を信じて頑張り続ければ、必ず最後は報われます。とにかく後悔だけはしないよう頑張ってください。
自分の中でルールを決めて勉強時間を捻出
小水 崇 さん
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合格科目
簿記・財表・法人・相続・消費
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学習開始時の
簿記知識日商簿記検定2級
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学習開始時の状況
一般企業勤務
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最初の受験科目
簿記・財表
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主な学習メディア
教室講座
自分の中でルールを決めて実践
苦労したのは仕事との両立です。5 科目合格まですべて働きながらの受験でしたので、勉強時間の捻出を一番重視しました。①電車に乗ったら必ず「理論マスター(基礎理論集)」を開く、②平日の朝と終業後はカフェか自習室で勉強する、③休日は朝から自習室で勉強する、といった3 つのことをルールとして定め、勉強時間を捻出しました。仕事や飲み会などで徹底できない時もありましたが、このルールは常に意識していました。
簿記論は『仕訳』のスピードアップを重視
簿記論で一番意識したのは『仕訳』です。取引を見て仕訳をいかに素早く切れるかがポイントと考えて「トレーニング(問題集)」をひたすら繰り返しました。また、直前期は「答練(直前期の答案練習)」の復習を中心に行い、いかに得点を多く積み上げるかを意識して勉強しました。財務諸表論については、簿記論と同時受講していたため、計算は財務諸表論特有の論点のみを押さえることで対応できました。理論はまずは理解を優先し、自分の言葉で説明できるようにすることを意識しました。
「理論マスター」を毎日活用
理論は、「理論マスター」に必要な情報をすべて集約し、ボロボロになるまで毎日活用しました。暗記については色々な方法を試しましたが、通勤電車の中で「理論マスター」をハガキなどで隠しながら読むことが、私にとって最も効率的でした。計算は、年内は「トレーニング」で個別問題を完璧にすることを意識し、年明けからは徐々に総合問題演習の量を増やして解答方法を確立し、直前期は本番のつもりでいかにミスをしないようにするかを意識しました。
しっかり学習すれば短期間での合格も可能
仕事の関係で受験できない年が何年もありましたが、官報合格までたどり着くことができました。学習すれば必ず合格できる試験であり、しっかり学習すれば短期間での合格も可能です。一度始めたら、絶対に諦めないでください。突き進めば必ず合格できますので頑張ってください!
足りないものを常に考え、必要なもを優先的に取り組む
佐藤 慶介 さん
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合格科目
簿記・財表・法人・相続・消費
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学習開始時の
簿記知識日商簿記検定2級
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学習開始時の状況
一般企業勤務
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最初の受験科目
簿記・財表
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主な学習メディア
教室講座
自分に足りないものが何かを常に考え、必要なものから優先的に取り組む
私が学習をする上で行った工夫は次の通りです。①スキマ時間は常に理論の確認に充てることで、理論暗記の反復回数を確保したこと。②ムダな学習時間をなくすために、今自分に足りないものが何かを常に考え、必要なものを優先的に取り組むように意識したこと。③仕事などで勉強スケジュールが崩れた場合にも早期にリカバリーできるように調整を図ったこと。④試験本番までに合格レベルに到達すればよいと割り切り、「答練(直前期の答案練習)」や全国公開模試の結果が悪かった時も、前進することだけを意識したこと。
「答練」を通じて自分なりの解法を確立
計算については、「答練」でアウトプット練習を進め、TAC出版の問題集も参考にして試行錯誤の上、自分なりの解法を確立しました。また、他の受験生が得点する解答箇所を確実に得点できるように、手をつける問題の見極めも訓練しました。さらに、ミスしやすいポイントをまとめたシートを作成し、寝る前や「答練」を解く前に確認してミスを減らす工夫もしました。一方、理論については暗記カードを作成し、スキマ時間で何回も確認し、暗記精度を上げるように心掛けました。
ミスしやすいポイントを整理し、適宜確認
年内は講義内容を理解することを最優先し、講義以外は計算の復習に充てました。年明けは、総合問題を通じて計算のアウトプット練習を進め、理論は演習の出題予告の範囲を確実に覚えることに注力しました。直前期は、会計科目と同様に計算のミスポイントを整理したシートを作成し、ミスを減らすよう工夫しました。また、徐々に理論学習の時間を増やし、理解が浅いテーマを集中的に学習するとともに、「理論マスター(基礎理論集)」を定期的に確認するように計画的に学習を進めました。
税理士試験は自分を変えるきっかけになる
私は税理士受験を始めるまで、事業会社に勤め、会計や税務にも全く関与しておりませんでしたが、今では税理士業界へ転職し、税理士として充実した社会人生活を送っています。以前からは、想像できない生活です。税理士試験は、自分を変えるきっかけになるかもしれません。一緒に税理士業界を盛り上げられたら嬉しいです!
一つ一つの積み重ねが合格へと繋がる
池田 崇 さん
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合格科目
簿記・財表・法人・所得・消費
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学習開始時の
簿記知識日商簿記検定2級
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学習開始時の状況
一般企業勤務
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最初の受験科目
簿記
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主な学習メディア
教室講座
休日にTACの自習室を活用
仕事との両立では、学習時間の確保が課題でした。TACでは講義などに使用していない教室を自習室として開放しているため、休日はなるべく自習室に行くようにしました。家では誘惑が多く捗らないこともあるので、周りに真剣に学習されている方がいると大変刺激になりました。平日は残業で学習時間が取れないこともありましたが、通勤時間中のスキマ時間に理論を覚えたり、帰宅前に喫茶店に立ち寄って勉強をすることもありました。
『間違いノート』を作成し、適宜見直す
計算については、「答練」でアウトプット練習を進め、TAC出版の問題集も参考にして試行錯誤の上、自分なりの解法を確立しました。また、他の受験生が得点する解答箇所を確実に得点できるように、手をつける問題の見極めも訓練しました。さらに、ミスしやすいポイントをまとめたシートを作成し、寝る前や「答練」を解く前に確認してミスを減らす工夫もしました。一方、理論については暗記カードを作成し、スキマ時間で何回も確認し、暗記精度を上げるように心掛けました。
「理論マスター(基礎理論集)」を常時携帯し、空いた時間に確認
計算は、「テキスト」に載っている設例や「トレーニング」を繰り返し解きました。何度も間違える箇所は、小さめのノートに書き留めておき、テスト直前に毎回見直して同じ間違いをしないように心掛けました。理論は、「理論マスター」を常に持ち歩いて、通勤時間や時間が空いた時にすぐに見れるようにしました。一度覚えた理論も暗記が定着するよう、定期的に繰り返し確認し、音読による暗記が中心でしたが、暗記した日付を記載することで達成度を可視化できるようにしていました。
TACの魅力は社会人それぞれの環境に合わせられること
重田 修 さん
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合格科目
簿記・財表・法人・相続・消費
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学習開始時の
簿記知識簿記未学習
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学習開始時の状況
一般企業勤務
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最初の受験科目
簿記
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主な学習メディア
教室講座
問題を何度も繰り返し解き、スピード・解答精度を上げた
簿記の学習経験が全くない状態で会計科目の学習を始めましたので、まずは仕訳に始まる会計的思考を修得することから始め、その後、問題を何度も繰り返し解きました。学習を続けるうちに解答するスピードが早くなり、精度も向上していきました。「答練(直前期の答案練習)」では、平易な解答箇所と難易度の高い解答箇所を判断し、戦略を立てて問題に取り組むことができるようになりました。
科目ごとの出題傾向に応じて学習方法を変えた
科目ごとに出題傾向が異なるため、それに応じて学習方法を変えました。法人税法の理論については、答案作成にあたり自分自身の言葉で端的に表現できるよう努めました。消費税法は比較的ボリュームが少ないため、「理論マスター(基礎理論集)」をほぼ暗記し、計算については取引分類を正確に判断できるよう努めました。相続税法は、「理論ドクター(応用理論集)」で応用理論の対策を中心に学習し、計算は財産評価をしっかり身につけました。
ゆとりを持った学習プランを立てて実践
私と同じ社会人の方の場合、合格まで長い時間を要することがあるかもしれませんが、決して諦めずコツコツと継続することが大切です。また、『時間』は意外に自分で作れるものです。ゆとりを持った学習プランを立てて、それを日課として日々実践していきましょう。
諦めなければ必ず合格できる
嶋田 一郎 さん
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合格科目
簿記・財表・法人・相続・消費
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学習開始時の
簿記知識日商簿記検定2級
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学習開始時の状況
会計事務所・税理士法人
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最初の受験科目
簿記
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主な学習メディア
教室講座
仕事帰りに自習室へ直行
仕事との両立は大変苦労しました。私の場合は、税理士試験を受けることを前提として勤務先を選定し、TACに通いやすい場所にあり、受験勉強を奨励してくれる税理士事務所へ転職しました。終業後は、ほぼ毎日TACの自習室へ直行してその日のノルマを定め、必ず達成するように努めました。移動中の時間も無駄にしないよう、「ポイントチェック(要点集)」や「理論マスター(基礎理論集)」を携帯しました。
基本問題をしっかり解答できるようにすることが合格への近道
簿記論は、基礎期から応用期まで毎日「トレーニング(問題集)」などの個別問題を解きました。直前期は、さらに30 分~1時間の総合問題を毎日繰り返し解きました。直前期は難しい応用問題に目がいきがちですが、基本的な問題をしっかり正解できるようにすることが合格への近道だと思います。一方、財務諸表論の計算は、簿記論の学習内容がかなり重なるため、簿記論の実力が習熟すると、財務諸表論の計算も必然的に合格ラインに近づくと思います。
理論の重要論点はお経を唱えるように覚えた
消費税法は理論のボリュームが比較的少ないので、「理論マスター」を全部暗記することを目指しました。また、理論と計算がリンクするため、バランスよく学習することを意識しました。相続税法は「理論ドクター(応用理論集)」の暗記にも励み、重要論点は一言一句間違えずに書けるようにするため、お経を唱えるように覚えました。法人税法はボリュームが多いものの計算と理論がリンクしますので、年内は計算の学習を優先し、理論暗記は年明けから重要論点を中心に進めました。
最後まで諦めない
税理士試験に合格するためには、プライベートなど様々なことを犠牲にして勉強しなければなりませんが、最後まで諦めなければ必ず合格できる試験だと思います。頑張ってください!
TACのカリキュラム通りに学習すれば実力は養われる
藤田 浩文 さん
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合格科目
簿記・財表・所得・相続・消費
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学習開始時の
簿記知識日商簿記検定3級
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学習開始時の状況
一般企業勤務
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最初の受験科目
簿記
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主な学習メディア
教室講座・Web通信講座
毎朝早起きして学習
仕事と両立する上では、『いかに学習時間を確保するか』が大切だと思います。私は、仕事・家事などに影響を出さないように、毎朝早起きして学習するというスタイルを徹底しました。出勤時間の1時間前には会社近くの公園に行き、そこで毎朝ブツブツ理論を唱えながら暗記していました。また、SNSを通じて受験仲間を作ったことも、勉強を継続するモチベーションにつながりました。
財務諸表論の理論は、理解することが大切
計算については、とにかく問題数をこなす必要があると思い、「答練(直前期の答案練習)」を繰り返し解きました。また、財務諸表論の理論については、まずは理解することを大切にし、理解した上で理論を暗記しました。理論暗記については、電車に乗っている通勤時間などのスキマ時間を有効活用しました。
理論教材の『目次』の暗記は全体像の把握に有効
理論暗記は『書いて覚える』『黙読する』『音読する』『パソコンに入力して暗記する』など、様々な方法を試しました。また、暗記した理論を繰り返し確認するため、「理論マスター(基礎理論集)」や「理論ドクター(応用理論集)」の各ページの左上に日付を書き、暗記スケジュールを管理しました。なお、理論の全体像を把握するために特に有効だったのは『目次』の暗記です。一方、計算は、直前期の「答練」などの総合問題をほぼ毎日早朝の時間を利用して繰り返し解きました。
カリキュラム通りに進めれば、必ず実力は養われる
主に『講義→演習→講義→演習…』という流れでカリキュラムが進んでいくので、毎回の演習を頑張ろうというモチベーションになります。たとえ演習に出てくる理論の暗記が間に合っていなくても、後日必ず取り戻すつもりでとにかく演習は受け続けました。カリキュラム通りに進めることができれば、継続した分だけ実力は養われているはずです。TACを信じてとにかく学習を継続していただければと思います。
税理士は自分の未来を変えることができる資格
佐藤 悠 さん
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合格科目
簿記・財表・法人・消費・国徴
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学習開始時の
簿記知識日商簿記検定1級
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学習開始時の状況
一般企業勤務
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最初の受験科目
簿記
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主な学習メディア
教室講座・Web通信講座
定時で仕事を終わらせ、仕事以外の時間を学習に充てる
すべての科目の学習が仕事と両立しながらであったため、学習時間の確保が大変でした。仕事はできる限り定時までに終わらせて、昼休みや通勤時間など仕事以外の時間をすべて学習に充てていました。平日は理論暗記や「トレーニング(問題集)」、休日はまとまって時間が取れたのでTACの自習室などで「答練(直前期の答案練習)」を繰り返し解くことをメインに行いました。家事については、家族・夫の協力のおかげで両立することができました。
「トレーニング」を時間を計って繰り返し解く
会計科目については、「トレーニング」をメインに学習しました。解答目安の時間が記載されているので、必ず時間を計って時間内に解けるようになるまで繰り返しました。また、直前期は「答練」で解答箇所の取捨選択を誤って点数が伸び悩むことが多かったため、あえて解答時間を短く(1 時間30 分程度) 設定して、他の受験生が確実に得点する箇所を絶対に落とさず解答できるよう練習しました。
「理論マスター(DL版)」をスマートフォンで繰り返し確認
年内は計算を重点的に復習しました。計算の内容が頭に入っていると、理論暗記もしやすくなると考えたからです。年明けからは理論中心にシフトし、「理論マスター(基礎理論集)」の重要項目は一言一句まで、重要性が低い項目はキーワードだけといった形で、すべての項目を暗記することに努めました。また、「理論マスター」の音声DL(ダウンロード)版を購入し、スキマ時間にスマートフォンなどで繰り返し確認しました。直前期は「答練」を毎日1題ずつ時間を計って解き、解答の感覚を失わないようにしました。
自分の未来を変えることができる資格
税理士試験に合格したことで税理士法人に転職することができ、プロフェッショナルとして働く責任ややりがいを日々感じることができています。税理士試験の学習は苦しいですが、自分の未来を変えることができる、魅力のある資格であると思うので、ぜひ諦めずに合格を勝ち取ってほしいと思います。
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