国家総合職 合格体験記
効率的な勉強方法で合格をつかみ取る
野里 夏彩さん
DATA BANK
内定省庁 | 防衛省 |
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出身校 | 慶應義塾大学 法学部 |
コース | 政治・国際本科生 |
受験区分 | 大卒程度 政治・国際区分 |
- 国家総合職を目指した理由・キッカケ
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日本の安全保障に携わりたい
日本の安全保障に貢献したいと考え国家総合職を希望しました。高校時代の平和活動の経験から安全保障に関わることのできる仕事に就きたいと考えていました。それと同時にミサイル警戒のJアラートを実際に聞いたことから、日本を取り巻く安全保障環境の厳しさと国際情勢を考慮しない一方的な主張や平和を希求する気持ちだけでは平和は達成できないと感じました。そこで平素から日本の意思と能力を世界に示す様々な活動を行い、有事の際は最後の砦として日本を守ることのできる国家総合職に魅力を感じ、志望しました。
- TAC・Wセミナーを選んだ理由・良かったところ
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TAC・Wセミナーにしかない情報量
政治・国際区分の講座を開講している予備校がTAC・Wセミナーの他になかったためこちらを選びました。TAC・Wセミナーにしか政治・国際区分の講座がないことから情報が集約、蓄積されており、教材や官庁訪問対策が充実していました。テキストは必要な情報がコンパクトにまとまっており、少ない学習時間でもTAC・Wセミナーの教材だけで合格することができました。
- 所属校舎または講師のおすすめポイント
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親身なカウンセリング
新宿校の山本講師にお世話になっていました。山本講師にはよく担任カウンセリングをしていただきました。学習開始時期が遅れ、焦っている私に対し、山本講師は私の学習状況や試験までの残り時間を冷静に分析し的確なアドバイスをくださいました。山本講師の担任カウンセリングの後はいつも身が引き締まる思いになるので、試験勉強中に気持ちが落ち込んできたときには山本講師の担任カウンセリングで叱咤激励をしてもらい、学習に戻るようにしていました。
自習室としては日吉校をよく利用していました。夜の9時まで利用することができるので集中して学習することができました。日吉校の受付の方々はいつも明るく接してくださり、学習中につらいことがあっても励ましてくださいました。
- 面接・官庁訪問対策
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志を同じくする仲間との出会い
模擬人事院面接や官庁訪問対策自主ゼミを利用しました。模擬人事院面接では複数の講師から面接練習をしてもらえたことで様々な視点からアドバイスをいただき、本番ではA評価を取ることができました。官庁訪問対策自主ゼミでは同じ省庁を目指す仲間と出会うことができました。同じ省庁を志望する友人が周りにいなかったのですが、官庁訪問対策自主ゼミを通じて輪が広がりました。官庁訪問直前期はゼミで出会った仲間とほぼ毎日、勉強会を開き面接練習や政策研究をしていました。
- 効率的学習法
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最短距離で合格ゲット
私は学習のスタートが遅かったため試験まで時間がありませんでした。そこで山本講師のアドバイスのもと、問題集に載っている問題の中で過去数年分のものだけに絞り何度も繰り返して解くことにしました。やるべき問題を全て数え、一日にやるべき問題数を割り出し、それを毎日のタスクとして取り組んでいました。間違えた問題にチェックをつけ2週目からはそのチェックがついた問題だけを解くというのを繰り返していました。
- TACの教材の活用法
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信頼の官庁訪問対策テキスト
人事院面接、官庁訪問復元テキストが大いに役立ちました。これまで官庁訪問の時の話を先輩などから聞いてはいましたがイメージをなかなかつかめずにいました。しかし、このテキストには人事院面接と官庁訪問の様子が詳細に書いておりイメージをありありと浮かべることができました。このテキストを読みイメージトレーニングをしておいたことで本番でもあまり緊張せず自分らしく受け答えすることができました。
- 教養試験対策
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得意に絞った学習
私は大学受験で数学をつかっておらず数的処理に苦手意識を持っていました。そこで、多くの人が得点源となる資料解釈と判断推理を重点的に学習しました。初めは時間をかけて解き方を学びました。わからないところは講義を何度も繰り返し聞き、教材を読み込みました。解き方をある程度理解した後はひたすら繰り返し問題集を解きました1日に5問は解くと決め、一問を10分以内に解けるようにタイマーをセットして解いていました。数的処理の問題は1時間かければ解けるような問題もありますが、試験本番では時間をかけられないので10分経ってもわからない場合にはすぐに解説を見て解き方を覚えるようにしていました。
- これから受験する人へアドバイス
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応援しています!
公務員就活は民間就活と違い、試験勉強もあり、決まる時期も遅く、周りと比べて焦ってしまうこともあると思います。そんな時はなぜ自分が国家総合職を目指しているのか、将来本当にやりたいことは何なのかを振り返って考えてみてください。私たちの未来は日本の未来です。陰ながら応援しています。