国家総合職 合格体験記
圧倒的な情報量をもって臨む
E.Mさん
DATA BANK
内定省庁 | 外務省 |
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出身校 | 東京外国語大学 国際社会学部 |
コース | 1.5年政治・国際本科生 |
受験区分 | 大卒程度 教養区分 |
- 国家総合職を目指した理由・キッカケ
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日本を代表する存在になる
幼い頃から日本とスコットランドの2つの文化の間で育てられ、自分が日本人であるというアイデンティティを強く意識する機会や日本の長所・短所を目の当たりにする機会が多くありました。小学4年生のころに起こった東日本大震災の直後にスコットランドの現地校に転校し、学校で唯一の日本人だった私は、クラスメイトから震災時の日本の状況や福島第一原子力発電所の事故についての意見を求められました。私が望むと望まざるとに拘わらず、彼らにとって私は事実上日本を代弁する存在であり、私の発言によってクラスメイト達の日本観に影響を与え得るということに身が引き締まる思いがしました。またその経験を通じ、海外の人々に日本について正しく知ってもらいたい、そして好きになってもらいたいと強く思うようになり、中学校に入学する頃には外務省を志すようになりました。
- TAC・Wセミナーを選んだ理由・良かったところ
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「圧倒的な情報量」と「校舎数」
大学で行われたTAC・Wセミナーの無料ガイダンスを受けたうえで、「圧倒的な情報量」と「校舎数」が決め手となり、TAC・Wセミナーの国家公務員総合職講座を受講することにしました。私は、大学2年生の時に予備校を探し始めましたが、この時は試験区分や合格までの道のりがちゃんと理解できていませんでした。TAC・Wセミナーはそこを一からしっかりサポートしてくれる上、数多くの合格実績から自分に合った学習法・対策法を用意してくれています。また、首都圏・地方ともに校舎があるので、夏休み期間中や直前期はさまざまな校舎の自習室を積極的に活用していました。
TAC・Wセミナーでは、1次試験から官庁訪問まで多様なツールを使ってサポートしてくれるところが魅力に感じました。TAC WEB SCHOOL、答案添削、担任カウンセリング、模擬面接など、すべてステップごとに用意されています。また、官庁訪問直前期は自主ゼミや模擬集団討論を通して同じ省庁の志望者と仲良くなる機会があるので、自然と情報が集まってきます。
- 所属校舎または講師のおすすめポイント
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ポイントを絞ったやる気の出る講義!
全区分共通の「憲法」と「数的処理」の全講義をWEBで2回反復受講しました!どの区分を受けるにしても、憲法と数的処理の得点比率は高く、非常に重要な科目になってきます。さらに、文系の学生は数的処理に苦手意識を持つことが多く、ついつい学習で後回しにしたくなってしまう科目です。
しかし、担当講師はWEBでも伝わってくるほどエネルギッシュでやる気になる講義をしてくださいます。ポイントを絞ってわかりやすく解説してくださり、試験突破のための基礎知識から応用まで幅広くサポートしてくれます。また、わからない点は質問すれば、担当の講師から一人一人に回答が返ってきます。直接校舎に行かなくても利用できるので、非常にありがたいと感じています。
- 教養試験対策
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戦略的な取捨選択
教養試験はとにかく出題範囲が幅広いので、早めに苦手分野と得意分野の区別をし、取捨選択しながら学習を進めることが大事になります。その中でも数的処理や文章理解は配点が高く、1次試験突破において重要な科目になるので、早めの対策と繰り返しの問題演習が大切です。私は自分の得意科目・好きな科目を気晴らしのように使い、一日の勉強スケジュールを組み立てていました。
- 効率的勉強法
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TAC WEB SCHOOLアプリの活用
私は、通学時間やスキマ時間にTAC WEB SCHOOLのアプリを使って講義を視聴していました。全ての講義をアプリにダウンロードしてスマートフォンで視聴することができます。ほとんどの場合、講師はキーワードしか黒板に書かないので、画面をずっと見る必要もありません。特に、1度受けた講義を反復受講するときにおススメです!通学時間にスマートフォンで音楽を聴くより、TAC・Wセミナーの講義を受けている方がずっと身になりました。
- 面接・官庁訪問対策
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志を同じくする仲間と高め合う
面接前や官庁訪問直前期は、志望動機や学生時代のエピソードを洗練させ、何度も練習することがカギになります。そんな時、TAC・Wセミナーで出会った志を同じくする仲間たちは自分にとって一番の励みになりました。時には厳しくエントリーシートを添削し合い、時には和やかに雑談し、近い将来一緒に働けることを夢見て高め合う仲間がいて本当に良かったと思います。
- これから受験する人へアドバイス
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オンとオフの意識
思い返すと、TAC・Wセミナーに入学してから外務省に内々定をいただくまで非常に長い道のりでした。数的処理が解けなくてくじけそうになったことや、志望動機がうまく書けなくて悔しい思いをしたこともあります。それでも最後までやり遂げることができたのは、「強い志」と「オンとオフの意識」のおかげだと考えています。国家公務員はどの省庁・職種であれ、国のために働く非常にやりがいのあるお仕事です。そのことを常に意識しながら熱心に勉強に取り組み、休む時はすべてを忘れて思いっきり趣味に没頭する時間を作りました。
これから国家公務員総合職試験・官庁訪問に臨む皆様、ぜひ霞が関でお会いできることを心待ちにしています。