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国家総合職 合格体験記

夢を叶える勇気

川嶋 拓也さん

DATA BANK

内定省庁 文部科学省
出身校 東京大学 経済学部
コース 1.5年経済本科生 地方上級併願Type
受験区分 大卒程度 経済区分
国家総合職を目指した理由・キッカケ

日本の教育全体の制度作り携わる

 最初のきっかけは母の希望や、給料が高い、という浅く単純なものでしたが、大学2年生の末に奄美大島を訪れて自分とは大きく異なる学びの環境で過ごす子ども達に出会ったこと、就職活動の中で自身がこれまで感じてきた教育への違和感を深めたことから、日本の教育全体の制度作りに関われる仕事がしたいと考えるようになり、改めて公務員を目指すようになりました。
TAC・Wセミナーを選んだ理由・良かったところ

立地と利便性

 2・3社の予備校の無料ガイダンスや資料を比較してTAC・Wセミナーに決めましたが、最も大きな決め手は大学・自宅の両方から通いやすい位置にそれぞれ校舎がある、という点でした。1年半という長い期間利用し続ける上では、学びに対するモチベーションを保ち続けるためにも、立地という観点は重要だったと思っています。
 大学3年生以降はコロナのため大学に行くことがなくなり、大学に近い渋谷校に足を運ぶことも難しい状況になりましたが、自宅から近い横浜に校舎があったおかげで、大学の自習スペースが使えない中でも毎日集中して自習することができたので、場所をないがしろにせずTAC・Wセミナーを選んで良かったと感じました。
 もちろん学習面に関しても、情報量豊富なテキストと、ダウンロードしてWi-Fi環境がなくても視聴できる講義動画によって、電車の中やカフェなど場所を選ばず講義を見ることができ、計画的に学習を進められたことで、コロナ禍という今までとは異なる環境においても最終合格することができたのだと思います。
所属校舎または講師のおすすめポイント

オンラインでも担任カウンセリング

 コロナによって、予定されていたよりも校舎で講師にお会いする機会は少なくなったのですが、校舎に通いづらくなっても、オンラインによる各種対策講座や担任カウンセリングがすぐに開催されたのが印象的でした。特に面接カードの添削や模擬面接など、面接関連の担任カウンセリングは、民間就活にあまり注力しない場合は貴重な機会になると思うので、全てのイベントに参加して練習を積むと良いと思います。
教養試験対策

限られた時間のやりくり

 TAC・Wセミナーの入学自体は大学2年生の10月でしたが、学校の授業やアルバイトが忙しかったこともあり、TAC・Wセミナーの講義に出席する以外に学習をしたり、現地での講義がない科目の講義を視聴したり、テキストの問題を解いたりし始めたのは大学3年生の6月ごろでした。
 もともと数学が得意ではなかった一方、英語や国語は得意だったので、数的処理に時間を割くべきだと理解していたものの、長く数的処理を解き続けることが苦痛になり、人文科学や社会科学、自然科学などの問題も満遍なく手をつけてしまいました。その結果どの科目も点数が伸びず、教養区分の一次試験を突破することができませんでした。特に数的処理に苦手意識のある人は、限られた時間で合格に必要な点数をどの科目で取るのか、の戦略を持っておくことが必要になると思います。
 一方春の経済区分での試験では、教養区分の反省も活かしながら、数的処理を時間内に解く練習を十分に行うようにしました。具体的には、テキストに記載されている全ての問題番号をリスト化したカードを作り、5分以内に正答できた、5分以上かかって正答できた、正解できなかった、の三種類に問題を分類し、正解できなかった問題を最優先に、問題を繰り返すことを心がけました。
専門試験対策

的を絞って

 大学でも経済学部に所属していたものの、学校の単位を落とさないようにするのがやっと、という程度の実力だったため、経済区分の試験対策も苦労しました。受験前年11月ごろから経済理論基礎の講義を聞き、問題を解き始めましたが、応用や記述試験の練習を始めたのは受験年2月ごろでした。内定者アドバイザーの学習計画を見ると自分より数ヶ月早いペースで学習を進めていたため、焦りや不安も大きかったのですが、公務員試験も民間企業の選考も後悔のないように最後までやり切ることを目標にしました。
 択一については、数的処理と同じ方法でカードを作り、効率よく問題の反復ができるようにする一方で、大学で十分に学習した経営学や、出題が少ないと思われる統計学の応用分野などは過度に時間をかけないようにして演習を行なっていました。
 記述については、経済区分では多くの人が経済理論・経済政策・財政学を選択すると聞いていましたが、自分は極力計算ミスや解法が分からないことによる失点を抑えたかったため、財政学ではなく公共政策を選択し、本格的に過去問を解くのは経済理論と経済政策に絞っていました。
これから受験する人へアドバイス

夢を叶えるための勇気

 公務員になる上では、「択一と論文の試験を突破すること」が大きな目標になりがちで、実際に自分も試験勉強をしている際はそれ以外のことは考えられませんでしたが、就職活動が終わってみて気づいたことは、公務員試験は成績や偏差値を競う高校や大学の試験とは異なり、自分が社会の中で何をして働くかを決めるためのものだ、ということでした。
 試験に向けて学習をしている途中は成績が伸びず、受かるのは無理だ、と常に感じながら一次試験、二次試験、官庁訪問と進みましたが、同時に民間の教育業界や娯楽業界の選考を受ける中で、自分が将来どのように働きたいのか、を考え続けましたし、その経験がなければ官庁訪問で自分の想いを伝えて内々定をもらうことは不可能だったと思います。択一試験においては5択の運に、官庁訪問においては人との縁に助けられることもあるかもしれませんが、自分は何が好きで、何のために働きたいのか、という想いを明確に持つことで、その運や縁を掴むことができると思います。
 夢を叶えるための勇気を大切にして頑張ってください。

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