国家総合職 合格体験記
目標めざして効率的に学習を
宮坂 侑大さん
DATA BANK
| 内定省庁 | 農林水産省 |
|---|---|
| 出身校 | 慶應義塾大学 経済学部 |
| コース | 経済本科生 |
| 受験区分 | 大卒程度 経済区分 |
- 国家総合職を目指した理由・キッカケ
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父の姿にあこがれて
父が国家公務員として働く姿に子供の頃から憧れを抱き、将来は国の発展のために働きたいと強く思うようになりました。課題先進国といわれる日本をより良くするために、国家公務員の中でも政策立案や法律改正によって課題を根本から解決することができる国家公務員総合職を志望しました。
- TAC・Wセミナーを選んだ理由・良かったところ
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いつでも相談
TAC・Wセミナーが他の予備校よりも担任カウンセリング制度と記述対策に優れていると考えたからです。国家公務員総合職試験は筆記試験から官庁訪問まで幅広い対策が必要です。それゆえに学習スケジュールをいかに正確に立てられるかが合否を分けるポイントとなります。TAC・Wセミナーは担任講師とのカウンセリング制度が充実しており、いつでも学習スケジュールについて相談することができるため効率的に学習を行えると考えました。
また国家公務員総合職試験では得点比率が高く設定されている記述対策も重要です。記述対策では第三者に添削してもらい試行錯誤を繰り返すことが必要です。TAC・Wセミナーでは記述対策講義で答案を何度でも添削してもらうことができるため、記述対策を効果的に行えると考えました。
- 所属校舎または講師のおすすめポイント
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溝江講師
溝江講師の担任カウンセリングがおすすめです。国家総合職試験についての豊富な知識と長年の指導経験に基づいて丁寧に相談に乗ってもらえます。私は学習スケジュールの立て方、各科目の学習法、官庁訪問対策と幅広い内容について相談に乗ってもらいました。
- 専門試験対策
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重要な科目から
専門試験対策で一番重要なことは得点比率の高い科目を重点的に学習することなので、専門択一で比率が高い経済理論、択一、記述の両方で使う財政学は時間をかけて学習しました。
択一と記述の学習方法について、択一は得点比率が高い経済理論の学習を最初に始め、学習ペースが掴めてきた頃にその他の科目の学習を始めました。直前期にまとめて学習すれば得点を伸ばせる経営学、経済事情は直前期に短時間で学習しました。直前期にまとめて学習するべき科目については内定者アドバイザーの方のアドバイスがとても参考になりました。
記述対策は答案作成と添削を繰り返していました。具体的には、講義で扱った問題の解き直しや過去問の答案作成をしていました。TAC・Wセミナーでは記述答案の添削を何回でも行ってもらえるので、時間がある限り添削してもらい答案の完成度を高めることができました。
- 公開模試の活用法
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弱点を克服
公開模試の活用法は大きく分けて３つありました。
１つ目は実戦の感覚を体験することです。公開模試は本番の試験と同じ形式で自分の実力を測ることができる滅多にない機会だったので、試験時間や各科目の時間配分など事前に決めて臨みました。
2つ目は学習スケジュールの基準として活用することです。公開模試は2回開催されます。それぞれの試験に向けて学習スケジュールを立てることで学習モチベーションを維持していました。
3つ目は弱点の発見、克服です。公開模試では他の受験生と比べて自分はどの科目の得点力が弱いかをデータを用いて知ることができます。私は財政学、数的処理が弱点だと判明したため、その2科目の学習を強化しました。
- 省庁インターンについて
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まずは参加してみよう
1日でも複数日でもよいので参加してみることをおすすめします。私は大学2年生の春休みに農林水産省の2週間のインターンに参加しました。省庁の雰囲気を知ることはもちろん、様々な職員の方とお話する機会を通じて自身の知見を深めることができました。そしてインターンを通じて農林水産省で働きたいと強く思うようになりました。辛い試験勉強を乗り越えることができたのも、インターンを経験し省庁への想いが強くなったからです。
興味がある省庁について深く知るため、そして学習モチベーションを保つためにもインターンへの参加をおすすめします。
- 併願について
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余裕があれば
学習ペースに余裕があれば公務員試験の併願をおすすめします。国家総合職に失敗した場合の保険、そして本番の感覚を維持するという目的で都庁と財務専門官を併願しました。どちらも国家総合職試験と科目が似通っており受験しやすかったため併願先に選びました。都庁については基礎能力試験と論述、財務専門官については憲法の対策をしました。
- これから受験する人へアドバイス
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困ったら相談を
困ったときには誰かに相談してほしいと思います。国家公務員総合職試験は筆記試験から面接対策まで本当に長い道のりです。途中で躓いて心が折れてしまうことがあるかもしれません。せっかく予備校に入学しているのならば、試験に精通している担任講師や内定者のアドバイザーに相談してみてはどうでしょうか。的確なアドバイスを得られることはもちろん、誰かに相談するだけで気持ちが楽になって前に進めるかもしれません。
みなさんの希望が叶うことを願っています。
