大西 京介さん
DATA BANK
最終合格試験種 | 警視庁警察官Ⅰ類/千葉県警 警察官A/兵庫県警 警察官A |
出身大学 | 東洋大学 法学部 在学中合格 |
小学生のころから警察官に憧れており、興味をもって調べたところ本気でなりたいと思うようになり、警察官を志望しました。大きな事件や事故に遭った経験がありませんが、これは、警察官として日々働く方々の尽力のおかげだと考えています。私も、警察官として事件や事故の被害を未然に防いだり最小限に抑えたりすることで、地域の安全を守りたい、という想いから警察官を目指すことにしました。
私がTACを選んだ理由は、自宅から近くにあるため通いやすく、また比較的受講料が安価で学習を始めやすかったことです。私は、公務員試験を受ける上では独学ではなくプロの講師に頼った方が合格可能性が高いと考えていました。独学では、論文の添削や面接の練習といった他者評価の部分における対策を十分に行うことが難しいと思ったことが理由です。結果として、学習面はもちろん、自習室の設備といった環境面も充実しており、TACを選んで本当に良かったです。
TACの担任講師は、学習における相談や面接カードの添削等に快く応じてくれます。相談する前は不安な気持ちもありましたが、いざ相談してみると安心して頼ることができ、万全な状態で試験本番に臨むことができ、最終的に合格を勝ち取ることができました。
教養試験は、重要度の高い科目や点数の取りやすい科目、正答率の高い科目を落とさないように学習することが重要です。数的処理や社会科学といった科目は出題数が多いため、問題集を何週も解くようにしましょう。人文科学や自然科学といったいわゆる知識系といわれる科目は、分野によっては得点を取りやすいため大事な部分は覚えた方が良いです。文章理解は正答率が高くなる傾向にあるため、多くの問題を解いて慣れておくことが必要です。反対に、出題数が少ない問題や正答率の低い問題は、間違えてしまっても特に問題はありません。そうした問題は、自分だけでなく他の受験生も間違えているからです。そのため、出題数が少ない問題や正答率の低い問題よりも、正答率の高い問題、皆が確実に得点できるような問題を確実に解けるように準備しましょう。
論文試験の対策をする上で大切なことは、まずは書いてみることです。最初は、時間も内容も気にしなくて良いので、与えられている解答例を見ながらまず書いてみましょう。書いていくうちに、書き方を理解することができるようになります。最初から上手く書ける方はほとんどいませんので、とにかく数をこなすことが重要です。また、こうして繰り返し論文を書き論文の書き方や文章を使いまわす力を身に付けることで、本番の論文試験で出題されるような多くのテーマにも対応できるようになります。
公務員試験において、面接試験は最後の難関であり、また得点比率の高い試験でもあります。面接を制す者は最終合格を勝ち取る、と言っても過言ではなく、しっかりとした事前準備と万全の状態で本番の試験に臨めるかが重要です。本番ではどうしても緊張してしまうと思いますが、たくさん面接練習をして少しでも本番の緊張感に慣れておくようにすると良いでしょう。また、本番の面接では、覚えてきたことをそのまま話すような形ではなく、あくまでも自分の考えや気持ちを伝えるような受け答えを心掛けてください。事前に想定問答を全て暗記していくのではなく、暗記はポイントだけにすることで、準備したことを読み上げるだけの棒読みにはならないよう気を付けてください。
公務員試験は、長く、辛く、終わりの見えない時間との戦いであると考えます。苦しい時間が続くと思いますが、そんな時は辛いのは自分だけではない、他の受験生も同じ思いをしていると考えるようにしてみて下さい。さらに、決して安くはない受講料を払っていること、本気で合格して警察官になりたいこと、今警察官として働いている方は同じ思いをして乗り越えた方であることなど、何でも良いです、自分のモチベーションが上がるようなことを考えてください。自分を奮い立たせ、やる気にさせるような考えを持っておくことが重要です。なお、公務員試験は長丁場になりますので、週に1回は休養日を作るなどして無理なく学習を継続できるような環境を整えることも大切です。公務員試験に合格するためには「学習を継続すること」こそが最も大切です。諦めずに頑張って下さい!