警察官・消防官 合格体験記2020年度

山本　澪さん

DATA BANK

皇宮護衛官を目指した理由

　私にとって、TACの試験対策講義で「皇宮護衛官」という職業の存在を知ったことが最終的に志望する大きなきっかけとなりました。TAC入会当初は、幼少期からの憧れであった警察官を目指していたのですが、その後皇宮護衛官について自分で調べたり説明会に参加したりして「皇室守護」という重要かつ壮大な仕事に次第に大きな魅力を感じるようになり、第一志望として目指すようになりました。

TACを選んだ理由

　私は大学で運動部に所属しており、まとまった時間の確保が難しく、勉強面・情報収集面において第一に基盤作りが必要と感じ、予備校に通うことを決めました。TACは、大学の食堂前で広告付きのポケットティッシュが頻繁に配布されていて聞き慣れた存在であったことや、警察官・消防官コースだけでなく様々な講座がある大手の予備校ということで、とても安心感がありました。実際に説明を聞きに行った時も受付スタッフの方が丁寧に説明してくださり、Webフォローができる点や、論文・面接対策含め採用試験に向けての準備で必要なことを網羅することができると感じ、TACに決めました。結果的に、自分のスケジュールとうまく調整しながら効率よく勉学に励むことができたので、部活動やアルバイトで忙しい学生だけでなく、一般企業に就職している社会人の方でも利用しやすい予備校だと感じました。

教養試験対策

　教養試験対策において私が一番大事だと感じたのは、「基礎の徹底」です。公安職の採用試験は教養試験の科目数が多く、かつその範囲は広大ですが、なるべく捨て科目は作らないようにすることと、講義ノートに書いてあることは満遍なく触れておくことを意識して取り組むようにしました。試験本番では何が出るか分かりませんし、問題集を全部解いていたとしても初めて見るような問題に遭遇することがあります。そこで基礎ができていると応用が効き、正解への糸口が見つけやすくなるかと思います。教養試験が重要となる皇宮護衛官の試験で力を発揮できたのは、紛れもなく基礎の繰り返しを試験直前まで継続した成果だと感じます。
　私は、どの科目においてもまずは講義を受け、講義ノートにメモを取り、暗記必須の箇所は目立つようにマークアップしていました。配点比率の高い数的処理は、特にV問題集での演習に力を注ぎました。どんなに分からない問題でもまずは解いてみること、自分の持っている知識からどう導けるかを様々な問題において考えることを徹底しました。社会科学・自然科学は暗記が大変でしたが、覚えにくいところは語呂を自分で作ったりして、少し遊び感覚を交えながら取り組んでいました。

面接試験対策

　面接試験は、どこの自治体でも配点が高く、合否を大きく左右するかと思います。私は民間企業も受験していましたが、やはり公安職の面接は民間とは違った独特の雰囲気があると感じました。志望動機など“自分自身のこと”を固めるだけでなく、面接への“慣れ”も必要だと聞いていたので、本番に向けてTAC講師の方々には何度も模擬面接でお世話になりました。講師の方々はこれまで多くの受験生を見てきており、経験や知識が豊富で、模擬面接を受けるたびに様々な収穫を得ることができました。
　また、過去の受験生による復元シートは、本番に大きく活かすことができました。面接で問われる質問は過去のものと被ることがほとんどのため、それをもとに練習すればほぼ万全だと思います。また、試験の様子や状況についてもよく分かるので、本番の緊張防止にも繋がりました。

これから受験する人へ

　TACは、試験合格に向けて最後まで全力でサポートしてくださいます。ただ、それをどれだけ活用できるかは自分次第です。辛い時期もあるかと思いますが、人生の岐路に立つ今、何度も自分自身の夢・目標・やりたいことについて考え、悩み、葛藤することも大事かと思います。私自身、それによって皇宮護衛官への道を志すことに決めることができました。公務員試験は長い戦いですが、努力の先にはきっと良い景色が待っています。とにかく、悔いの残らぬよう、頑張ってください！