服部 文香さん
DATA BANK
最終合格試験種 | 神奈川県警察警察官A |
出身大学 | 立命館大学 産業社会学部 在学中合格 |
尊敬していた先輩が現職の警察官として活躍されており、その先輩に憧れたことがきっかけです。また前々から奉仕活動ができる公務員に憧れていて、中でも使命感と正義感を持った警察官として働きたいと思い志望しました。幼いころから身体を動かすことが好きだったことや性格的にも警察官が合うなと思ったことも理由の一つです。
独学では計画的に勉強できないと思ったので、講義時間が確保されている予備校に通うことにしました。校舎まで説明を聞きに行った時の熱心な対応や、大学から通いやすいこと、教室講義、Webフォローに魅力を感じましたが、担任講師が親身に接してくれたことが一番の決め手でした。
私の担任講師は、私自身よりもいつも試験勉強のことを心配してくれていました。わからないことがあったらいつでも聞きにおいでと言ってもらえていたことが、とても心強く、質問コーナーだけでなく、講義の始めや終わり、休憩時間にも対応してもらいました。また不安なことや相談事など、質問以外にも本当に様々なことを聞いてくださり、そのおかげで自信をもって試験当日を迎えられ、やってきたことを全て出し切ることができました。
試験が延期になるなど想定外のことが起き、精神面でも支えてくださった担任講師の存在なしでは乗り越えられないことがたくさんありました。合格の報告に行った時は自分よりも喜んでくれました。本当に感謝しかありません。
私は教室講義だけは出ようと真面目に通っていました。講義の予習はせず、講義で受けた範囲を復習する作業をしていました。また問題集や過去問をやるときは、本番の試験時間と同じように取り組み、わからない問題に時間をかけすぎず数をこなすことも大切です。本番のペース配分を練習することで試験中の心の余裕も変わってきます。比重が大きい数的処理は理屈で覚えながら問題を解くように心がけると、だんだん解けるようになっていきました。暗記科目は移動中、勉強中、時にはご飯中もひたすら講義音声を聞いて頭に入れていました。音声を流しているだけでも十分だと思います。問題集も何周かはしましたが、選択形式なので1日1教科はできるものもあるかと思います。
すべての範囲を理解できれば申し分ないですが、苦手な教科や分野があれば一度担当講師に相談して、一番効率のいい勉強方法を教えてもらうのがいいと思います。きっと親身になって相談に乗ってくれます。
面接試験の比重が大きいということは聞いていたので、志望理由、長所や短所、神奈川県警の取り組み等についてまとめたノートをつくっていました。教養試験勉強の合間の時間になぜ自分が警察官になりたいのか・向いているのかなどを自問自答してそのノートに書きこむと同時に、自分が警察官になったときの姿を想像していました。そのノートを参考に面接練習をしていました。私はTACの模擬面接の他に、警消クラスの友達と個人的に講義の前後やリモートで面接の練習を行っていました。普段から接している友達なのでお互いのことをよく知っているし、突っ込んだ質問ができたことでアドリブ力が鍛えられました。
また、お互いに良いところや悪いところをとことん言い合って、高めていくことが大切だと思います。警察官を目指している友達でなくても、自分のことをよく知ってくれている友達と面接練習をするのも自分を見つめ直せる良い機会になるかなと思います。
私は関西出身で神奈川とは全く無縁でしたが、旅行で訪れた際に直感で「ここに住みたい!」と思ったことから、インターンや説明会に参加し、やっぱり神奈川県警で働きたいと思い勉強を頑張りました。インターン先でできた友達と一緒に合格した時は本当に感動しました。受験するにあたり出身地はあまり関係なく、警察官としてやっていく覚悟を持っているかがとても大切だと思います。なぜその地域でないといけないのかということもしっかり考え、自分の軸をもって臨んでほしいと思います。
警察官・消防官試験を受ける人の中で自分だけがしんどくてつらい経験している訳ではありません。みんな同じ気持ちを経験していると思います。TACには一緒に頑張る仲間がいるし、その仲間と弱音を吐ける間柄になると心強いほかありません。行き詰まり時にはいつも応援してくれる講師に相談してください。一人で頑張っているわけではないということを忘れずに、絶対警察官になる!この試験で必ず合格する!という強い気持ちをもって合格を勝ち取ってほしいです。後悔がないように頑張ってください!!