落合 雄生さん
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最終合格試験種 | さいたま市消防局(大卒程度) |
出身大学 | 専修大学 法学部 在学中合格 |
私は伯父が消防官であり幼い頃からその姿を見て憧れていました。高校生の頃、突然目の前でおじいさんが倒れてしまったことがありました。その時、私は怖くて救助活動に参加できませんでした。その経験から、消防官になるという夢を諦めようとも思いましたが、市民の安全安心を守りたい、次こそは目の前の人を必ず救いたいという思いの方が強かったです。大学生になってから、現職の消防官のお話を聞くことや、消防について調べていくうちに消防官への憧れが決心へと変わりました。
最初は独学で勉強していこうと思っていましたが、なかなか勉強に本腰を入れることができずにいました。9月頃、予備校に入っている友人の話を聞き、予備校に入れば勉強に集中できると思い予備校に通うことにしました。数ある予備校の中でTACを選んだのは、自分の生活に合わせた様々な勉強スタイルがあることと、最後まで支えてくださる担任制度があることに魅力を感じ、入会しました。今では、TACのサポートがなければ合格を勝ち取ることができなかったと思います。
どの試験種も数的処理の配点が多いため、一番数的処理に勉強時間を割きました。毎日数的処理を勉強するように心がけ、時間がないときでも10問は最低限解くようにしました。また、分からないところはその場で解決するようにし、自分一人では解けない場合、周りの人間を頼るようにしました。担任講師や科目の講師に分からないことを聞く癖をつけておくと、直前期には全ての知識を身につけることができていて、自信を持って試験に臨めると思います。
また、暗記科目は一度覚えてしまえば、週に1回程度確認すれば忘れることはないので、真っ先に勉強しました。さらに、試験のとき問題を解くのに時間がかからず、一番の得点源だと思いました。社会科学、自然科学は満点を目指して対策しておくと、本番で数的処理が解けなかったとしても合格の可能性を残すことができます。公務員試験の試験範囲は浅く広くだと言われていますが、暗記科目に関しては少し掘り下げるくらいの気持ちで勉強すると、本番難しくても柔軟に対応することができ、解くことが出来ました。
面接は公務員試験の中で最も重要な試験だと思います。私は、面接は普段からの行動や意識の違いが表に出る場だと思います。つまり、面接の時だけ頑張って偽りの姿を見せても合格を勝ち取ることができないと思います。だからこそ、普段から消防官や警察官になったつもりで行動するのが望ましいです。面接は話している内容よりか、表情や伝え方で大きく評価が変わると学びました。志望先のことを徹底的に調べ、現職の方のお話も聞かせていただいたので、面接で自信を持って話す事ができました。
私は、TACの面接対策を最低週に1回受け、担任の先生や友達にも面接練習をしていただきました。面接官が変わることで様々な意見が出てくるので、多くの人と面接練習することは重要だと思います。
TACの教材や講師を信じて取り組んでいけば、合格を勝ち取ることができます。不安なことや悩みごとは全て相談したほうが良いです。一人ひとりに熱心に向き合ってくれる講師が多くいてとても力になりました。また、同じ目標である友人ができれば、お互いに切磋琢磨でき、さらに相談事もできるので心の支えになると思います。勿論、最後は自分の努力次第ですが、TACの教材だけでも合格できるので焦らず自信を持って試験に望んでください。
面接の対策で悩んだときは、インターネットなどで調べるのも良いのですが、自分の足で行動して見てください。現職の方のお話を聞くと、自分の理想の姿が見えてきて強い志望理由が見つかると思います。私自身、アポイントメントを取りお話を聞いたことで、面接に自信を持って望むことが出来ました。
勉強のモチベーションが上がらないときや辛いときは、ぜひ将来自分がどうなっていたいのか想像してみてください。消防官、警察官になりたいと考えている方の多くは、人のためになりたいから目指したという方も多いでしょう。辛いとき、自分自身に勝てなければ人のためになる仕事はこなせないと思います。絶対消防官、警察官になるという強い気持ちを持ち、勉強頑張ってください。