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竹内 彩子さん 関西大学 卒業
DATA BANK
2020年4月ころからに勉強を始め、2021年度の短答試験と論文式試験の必須科目は合格できたものの、選択科目(民法)が合格できませんでした。不合格となった要因は、民法の論文の書き方がまったくわからず、論点をがむしゃらに覚えようとしても頭に入らなかったことでした。 翌年どうやって勉強しようと思っていたときに、TACの民法の講義を見つけました。 講座の紹介で「最小限の知識で本試験に対応できるようになる」とあったことから、基本的な内容から学べるかもしれないと思い、TACの田畑先生の民法を選びました。
私は選択科目のみだったので、そこまで大変ではありませんでしたが、必須科目もある方も無理なく受けることができるスケジュールで講義のカリキュラムが組まれているように思いました。 4月頃までに一通りの講義を終えられ、短答試験が終わった後からまた答練や模試が始まり、本試験の直前にファイナルチェックと模試が設定されているので、最後までモチベーションを保ちながら勉強をすることができたのがよかったです。
私は法学部出身でしたが、卒業からずいぶん経っていたことや、学生のころから民法が苦手だったので、できるだけわかりやすいものがいいなと思っていました。民法というと分厚いテキストを想像しますが、TACの民法のテキストは薄く、これで合格できるのか!と驚きでした。それでいて、点数を取るための論点の書き方がわかりやすく記載されており、効率的に勉強することができます。 私は2年間TACで選択の民法を勉強することになりましたが、合格した年の勉強ではテキストや答練、模試、ファイナルチェックの内容をほぼ丸暗記し、何が来ても大丈夫な状態にしていました。そのおかげで本試験では9割を超える点数を取得することができました。
法学部出身の私ですが、民法は学生のころから苦手意識がありました。しかし、田畑先生の講義は具体的な事例を交えながらわかりやすく教えていただけるので、民法は判例も多くわかりにくいという民法のイメージが払しょくされました。また、論点ごとに試験への出やすさをAランク付けしていただけるので、効率よく勉強することができました。 必須科目の論文と異なり、論点の多い民法は論文の書き方も最初はよくわかりませんでしたが、講義の中では論文の書き方のコツも教えていただけます。講義や答練で論文のコツをしっかりと自分のモノにすることができたおかげで合格をつかみ取ることができました。田畑先生の講義なくしては民法の合格はなかったと思います。
通信講座で基本的に一人で勉強していました。私は、答練や模試の成績でモチベーションを維持していました。やはりいい成績だと次も頑張ろうと思いますし、点数が低いと絶対次は同じ間違いをしないと思って復習をします。 今はSNSもあるので、通信講座で一人でもSNSでTACの講座を受けている人がいて、いっしょに頑張ろうと励ましあっていました。
【短答編】 私は、2020年4月頃から弁理士試験の勉強を始め、2021年に初めて短答試験を受験しました。短答試験に合格しなければ論文試験を受けることもできないため、短答試験が終わるまでは短答試験の勉強しかしませんでした。過去問を何度も解くことを重点的に行いました。何度も間違えるところは四法対照に書き込んで、条文の素読みをする際に確認できるようにしていました。また、記憶の整理をするためにメモリーツリーを作りました。 短答試験は条文の細かい知識まで問われるため、曖昧な知識だと点数が延びませんでしたが、メモリーツリーで暗記をし直すと、あそこに書いてあったことだ!と問題を解いているときにも頭にメモリーツリーが出てきて役立ちました。 【論文編】 論文式試験の勉強は短答試験後から始めました。主には過去問の全文書きをしていました。短答試験から論文試験までは40日ほどしかありませんが、私はそれまで論文試験の対策をしてこなかったので、論文の書き方がわからず大変苦労しました。ただ、短答試験に合格しただけの知識はあるはずだから、あとは書き方をマスターすれば大丈夫と思い、10年分の過去問の模範答案の全文書きを3周ほどしました。ただ、論文試験は答案構成、全文書きをするだけで1問につき1時間以上かかってしまうため、仕事と勉強の両立が一番大変な時期でした。この時期だけは寝る時間を削り、夜中まで勉強して朝も早く起きて勉強しました。全文書きをしすぎて軽く腱鞘炎にはなりましたが、必須科目は1年目で合格できました。 論文の選択科目は1年目は必須科目の論文試験後に勉強を始めたことで勉強時間が足りず、不合格となり、2年目はあまり理解しないまま受験したため不合格となりました。3年目となった今年は1年間民法の論文対策だけをTACの民法トータルパックで勉強しました。テキストと講義でわからないところがなくなるくらい暗記し、何が出ても大丈夫と思えるようにしました。そのおかげで今年選択科目の民法も合格することができました。 【本試験直前編】 本試験の直前は、平日はより早く起きること、隙間時間は条文の素読みをすることをしていました。また、できる限り勉強時間を作れるように御飯は冷凍食品等、勉強以外はすべて時短で出来るものを心掛けていました。 また、土日はできる限り本試験と同じ時間帯で勉強するようにしていました。短答試験はお昼から始まるので、模試や過去問を同じ時間から開始するようにしたり、論文試験も朝9時から始まるため、9時から特許・実用新案、意匠、商標と同じ時間帯で勉強するようにしていました。 試験の前日はうまく眠れませんでしたが、これ以上できないと思えるくらい勉強したという自信はあったため、当日は今まで勉強した自分を信じてベストを尽くすことができました。
田畑先生、民法の講義ありがとうございました。選択科目の民法だけが受からず、選択科目だけ3回受けることとなりました。最初はまったく民法の論文の書き方もわからず、合格点を取れる日が来るんだろうかと途方に暮れたときもありました。今年は田畑先生の講義とテキストの内容でわからないところがなくなるくらい勉強しました。また、わからないことあるときは質問メールにも早く対応して頂きありがとうございました。そのおかげで、今年は民法で91点を取ることができました。本当にうれしくて田畑先生には感謝しかありません。本当に本当にありがとうございました。
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