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H.Uさん(56歳) 群馬大学工学部化学工学科 卒業
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技術職に就いており、特許出願をする機会がありました。その時担当された特許事務所の弁理士の先生にとても熱心に技術内容を聴いていただき、実験結果が一つの特許になりました。その時、このような仕事をやってみたいと思ったのがきっかけです。 勉強を始めた当初は予備校もない田舎だったので独学、その後、東京転勤できて、某大手予備校で複数の先生の講義を受けていましたが5~6年勉強しても短答を突破できず行き詰まっていました。その時、受験生仲間からTACのことを聞いて受講しました。 TACは、先生方同士がとても仲が良く、明るく和気あいあいとした雰囲気で、とても楽しい雰囲気でした。仕事その他で勉強できる時間がなかなか取れず、あきらめようと思ったこともありましたが、週末の講義がとても楽しく元気の出る講義・ゼミで、「学ぶ楽しさ」も教えてもらいました。また、楽しく勉強できる受験生仲間もできたおかげで短答、論文、そして口述まで突破することができました。
齋藤先生に短答的中答練や短答応用答練、短答突破!齋藤ゼミ、論文応用答練や論文的中答練でお世話になった後、松宮ゼミで論文から口述までお世話になり、最終合格できました。 弁理士試験は時代とともに変化していますが、TACの講師の方々は実際の受験の現場を熟知していること、昔ながらの部分と変化している部分とをきちんと理解されているので、他のどの予備校より試験の傾向等について信頼できました。 また、どんなことでも「信頼できる先生に一貫して教わる」ことが上達の秘訣と思いますが、齋藤先生と松宮先生は共通して一貫したものがあり、お二人の講義・ゼミを受講できて本当に良かったと思っています。 <齋藤先生> 短答応用答練、短答的中答練、PCT規則攻略セミナー、口述重要論点整理、論文応用答練、論文的中答練、短答突破!齋藤ゼミでお世話になりました。 短答突破!齋藤ゼミでは、ゼミ資料の冒頭に「受験勉強が大好きになること」「受験勉強を楽しくワクワクするものにすること」と大きく書いてありますが、まさにその通りのゼミで、問答が多く受験生仲間もできて、とても楽しいゼミでした。仕事等で勉強時間が確保できず、受験期間が長くなってくるとモチベーションの維持も難しいですが、ゼミでは知識だけでなく元気ももらえて、くじけず勉強を続けることができました。 難しい趣旨や判例などもとても親しみやすい言葉で説明されるので、苦手だった商標や著作権の判例などもよく理解できました。言葉は平易ですが内容は高度で、押さえるべき文言はきちんと正確に教えてもらえるので、正確な知識を身に付けられました。 講義がわかりやすいだけでなく、ゼミの資料の充実度も素晴らしく、条文の要件・効果や、似た制度(例えばマドプロとハーグとか、PCTの19条補正と34条補正などなど)の一致点と相違点、各法域の関係、国内法と条約の関係、などがきちんと見やすい表で整理され、「こういう資料が欲しかった!」と思いました。これらで得た知識は、短答だけでなく論文にも必要な知識でした。 また、短答過去問を、「〇×だけで10年分を10回繰り返すより、一枝一枝をきちんと、じっくりと3年~5年分をやったほうがよい」と教えていただき、短答の勉強法を根本から見直しました。短答過去問は条文やテキストの趣旨、判例等を参照しながら〇×だけでなくその根拠がきちんと出るようになるまで、過去3年分くらいをじっくりやりました。 また、短答応用答練や短答的中答練は解説が充実していることと、講義で要点を教えてもらえるのでこれらの復習も短答過去問と同じように一枝一枝、解いて解説を読むということを繰り返しました。短答過去問は条文をめくりながらやるので時間がかかるけど短答応用答練や短答的中答練は解説だけ見ればよいので能率が良いと考えて、直前期は答練の問題を繰り返しました。 三振後に受けたR1短答本試験では33点、おまけに条約は足切りという始末でした。また、その後R2短答本試験までの期間も、仕事等で平日の勉強時間は30分~1時間程度しか取れませんでした。 しかし、短答応用答練・短答的中答練・短答突破!齋藤ゼミ・PCT規則攻略セミナーのおかげで、R2短答本試験では合計42点、条約も7点で突破できました。 R2論文本試験は合格には至りませんでしたがR2再現答案を作りながら短答突破!齋藤ゼミの資料を見直し、このゼミの復習をもう少ししっかりやっていれば、論文も突破できたと考え、短答合格後のR3論文本試験前も齋藤先生の短答ゼミを受講しました。 相変わらずの楽しいゼミで、毎週土曜日が楽しみでした。 論文では、趣旨や判例はヤマが当たっても調子に乗って書き過ぎないで、あっさり瞬殺しないと書き終わらないこと、じっくり構成してあっさり書かなければならないことを教えていただきました。 <松宮先生> 松宮ゼミを齋藤先生に薦められ、6月から受講しました。8月の論文本試験まで僅か3か月でしたが、ここで学んだことがなければ論文本試験はもちろん、口述試験も突破できなかったと思います。 弁理士試験は難関ですから厳しさはもちろんありますが、問答から始まる毎週土曜日のゼミはとても楽しく毎週土曜日が楽しみでした。 松宮ゼミを申し込んで、ゼミテキストの論文過去問解答集を見たとき、「これがよく言われるじっくり考えてあっさり解答するという答案なのか!!」と愕然としました。また、問題文の読み方・構成のやり方、問題文の読み方など、知りたかったことが全て書かれていました。おまけに過去20年分以上の過去問解答が載っていました。 論文本試験の解答集は各大手予備校などからいろいろなものが数多く出版されていて、いろいろな過去問解答集を買い集めてしまいましたが、松宮ゼミのゼミテキストを読んで、他のものは一切不要と考え、ゼミテキスト一本に絞りました。 ゼミでは問答を通して条文力や趣旨・判例の知識を鍛えられます。楽しく一緒に勉強できる仲間も更に増えました。 なかなか勉強時間が確保できず、受験期間が長くなってしまい、仕事を辞めて受験勉強に専念できるとか、試験前仕事を休めるという人でなければ弁理士試験には受からないのかと思ったこともありました。 しかし、松宮ゼミでは、仕事や家庭の事情で勉強時間が確保しにくい人のために、短時間で効率よく力をつけるための正しい勉強法をたくさん教えてもらえます。 また、弁理士試験は論文本試験から発表までの間が長く、メンタル面もとても重要となる一筋縄ではいかない試験です。 松宮先生は、このようなところまで本当に面倒見がよく、論文本試験から論文合格発表までの不安定な時の過ごし方についてのアドバイスも適切で、口述試験まで突破することができました。 論文発表から口述試験までもとても熱心に指導していただき、僅か3週間で口述試験を突破できるまでになれました。 松宮ゼミの紹介に「受験生に一番近い」とありますが、受講してそれがどれだけありがたいことか、よくわかりました。 ほんとうに、心から感謝しています。 <活用したフォロー制度> 学習フォローの「質問メール」にお世話になりました。長々といろいろ質問してしまいましたが、いつもわかりやすく丁寧な解答をいただき、理解を深めることができました。
弁理士試験の予備校や講義は多く、本試験前後はいろいろな情報が飛び交いますが、信頼できる先生を決めてその先生に一貫して教わり、情報に惑わされないことが大切だと思います。 <短答> 短答応用答練の問題を、解答に書かれた要件効果を挙げられるようになることを目標に繰り返しました。また、その問題をやったときの講義の復習、短答突破!齋藤ゼミの資料の復習を繰り返しました。 本試験前の短答模試では結局合格点に達せず、直前期も平日の勉強時間は1時間前後でしたが、休日はまとめて勉強時間を確保して答練の問題と模試の問題を繰り返すことで本試験では42点で合格できました。 <論文> とにかく松宮先生の指導の通りのことをしていました。また、土日は松宮ゼミで解いた問題を全文書きし、自分が書いた答案とゼミテキストの模範答案と読み比べ、自分の文章の無駄な言葉をチェックして、また書いて、ゼミテキストと読み比べるということを本試験までの3か月間やりました。 これをやったことで、ある程度「必要なことだけを短く書く」ことができるようになりました。 また、ゼミに参加するまで「答案構成の時に記載量を把握する」ということができず、構成が不十分なまま、行き当たりばったり全文書きをしていましたが、これをやったことで、「構成段階で記載量を把握する」ということもある程度できるようになりました。 結局、松宮ゼミに参加した6月から8月の3カ月では条文の要件・効果の知識を素早く言えるまでには至らず、条文力が不十分なまま論文本試験になってしまい、本試験で必要な条文を探すのに時間がかかってしまいました。しかし、「短く書く」練習をしていたことで、未完成答案にならず、論文本試験を切り抜けられました。
おかげさまでようやく最終合格できました。本当にありがとうございました。 準備が間に合わないまま本試験に突入し、論文本試験も口述試験もいろいろと失敗していましたが、何とか切り抜けられ、最後まであきらめないで目標を達成できたことを心から嬉しく思っています。 今はコロナの関係でなかなか顔を出せませんが、落ち着いたらぜひまた先生方や受験生仲間にお会いしたいと思います。受講生の皆様もぜひ来年は最終合格して、みんなでお祝いしたいです。 産業財産権法は最近、毎年のように法改正がありますが、これは産業財産権法が過渡期にあり、改正法に詳しい若手弁理士の活躍の場が広がっているということだと感じています。 いつの間にか大学よりTACで勉強した期間が長くなっていて、TACが第二の母校のようになっています。 これからは弁理士として先生方、受講生の皆様と親交を深め、弁理士試験を通して学んだ知識と、何より先生方や受験生仲間と力を合わせてこの試験を突破できたことを支えに頑張っていきたいと思っています。 これからも、よろしくお願いいたします。
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