2018年度 弁理士合格者座談会 ~合格への軌跡~
VOL2 講師編 ~疑問や不安はすぐに解消!~
──では次に、TACの講師についてお伺いしたいと思います。
松宮 原さん、眞田さんは、ほぼ齋藤先生オンリー。それから、堀さんは小松先生オンリー。髙橋さんは齋藤先生がメインで、途中お仕事の関係とかで出席できない時は小松先生の講義も受けられていました。
眞田さんが齋藤先生を選ばれた理由を教えていただけますか?
眞田 8ヵ月本科生をご担当されていたのと、新宿校が近かったからです。受講する前に齋藤先生の講義動画をホームページで拝見し、「この先生にずっとついていきたい!」と思ったのがきっかけです。
松宮 実際に受講されて、どこがよかったですか?
眞田 毎回たくさん質問をさせていただきましたが、真摯につきあってくださって、お答えくださいました。また毎回講義の前に15分間、問答してくださっていたので、来週の問答で答えられるようにしようと思って勉強したのがすごくよかったですね。
松宮 8ヵ月本科生は、日程的にもすごく厳しいと思います。8ヵ月だからこうしなさいという話は齋藤先生からありましたか?
眞田 ありましたっけ?
齋藤 思う通り進んでください、TACを信じてくださいって。このカリキュラムに乗っかって、他のものに手を出さないよう、余計なことをしないでくださいと言いましたね。
松宮 原さんも齋藤先生ですね。齋藤先生の講義を受けてよかったところは何ですか?
原 毎回真摯に対応していただいて、曖昧だと思ったところを次の週にはフォローしてくれたり、質問が多かったところは資料を作って皆さんにフィードバックしてくれたり、そのようなところはありがたかったと思います。
松宮 堀さんは、ほぼ小松先生一辺倒ですよね。なぜ選ばれたのですか?
堀 私は、通信しか選択肢がありませんでした。ちょうど授乳していた期間で、5時間家を空けるのは絶対できなかったため、必然的に通信になり、小松先生になりました。
松宮 堀さんは、小さいお子さんがいらっしゃる中で勉強して、一発合格したというすごい方です。例えば通学講座では、自分が分からなければ、質問することができますが、通信だと疑問があった時はどうしたのですか?
堀 質問メールしました。
松宮 なるほど。質問メール制度がありますよね。それをフル活用したのですね。
堀 フル活用しました。
松宮 生講義を受けていた眞田さんも質問魔でしたね。
眞田 はい、そうです。
松宮 堀さんもそうですけど、分からなかったことをそのままにせず、すぐ聞くというのはいいことですよね。
齋藤 今思い返すと、眞田さん、原さん、髙橋さん3人ともすごかったです。
松宮 原さんは、私がたまに齋藤先生の講義を聞きに行くと、講義が終わると必ず質問していましたね。とても印象的でした。自分で何か決めていたのですか?
原 決めていました。講義後に1個は必ず質問しようと決めて聞くと、自分は本当に理解できているのかを考えながら講義を聞くようになります。やはり集中力も高まるし、自分自身の集中力を高めるためにそう決めて受けていました。
松宮 それは講義の受け方がいいですね。
原 そうですね。そういう意識を持って聞くというのは、集中力を高める動機づけにはなるかなと思いました。
松宮 素晴らしいですね。髙橋さんはいかがですか?
髙橋 そこができていなかったから、多分、1年目は短答に受からなかったのでしょうね。
松宮 髙橋さんは、質問は多かったですか?
齋藤 多くはないのですけど、たまにすごい質問が来たのを覚えています。「髙橋さん、来た!」みたいな。
松宮 核心を突く…。
原 自分もそばで聞いていて、核心を突く質問をしているなと思いました。