小規模な建築物の適法性を審査できる資格が誕生二級建築士のニーズ拡大!
「建築副主事(二級建築主事)」が創設されます!

 

二級建築士を目指されている方、二級建築士をお持ちの方に朗報です!
令和6年4月1日に「建築副主事(二級建築主事)」が創設されます!


これまでは、「建築主事」になるには、建築基準適合判定資格者検定に合格することが必要で、その受験には一級建築士試験に合格した者で2年の実務要件が必要でした。


それが、この度人材確保のための「建築副主事」の創設により、級建築士でも受検が可能になり(二級建築基準適合判定資格者検定)、合格すれば、二級建築士が設計・監理できる建築物の建築確認・検査を担えることになりました。

1.そもそも建築主事とは?

建築物を建てる際には、建築基準法をはじめ、関連法規に適合させる必要があります。

建築物が適法かどうかその審査・確認を行うのが、建築主事です。

今回新たに創設される建築「副」主事は、全体の建築物のうちの、二級建築士が設計・監理できる建築物について審査・確認を担うことができます。

2.建築「副」主事 創設の背景

建築確認の事務拡大による人材不足が背景にあります。

2025年4月には、建築確認における四号特例の縮小や、全ての建築物への省エネ基準の適合義務化が予定されており、建築確認・検査の対象が増えます。また建築主事、確認検査員の高齢化もあるようです。

3.建築「副」主事 試験について

令和6年4月1日に建築基準法の改正が施行され、さっそく令和6年6月に初の二級建築基準適合判定資格者検定が行われる予定です。詳細は国土交通省のホームページをご確認ください。

4.【結論】二級建築士のニーズが拡大!

ということで、令和6年からの建築副主事の創設によって、今後各地の行政や指定確認検査機関で、二級建築士のニーズが拡大することは間違いありません!

市役所や確認検査機関などの安定した職業につきたい方建築・不動産業界でのキャリアを広げたい方、先行者利益を得たい方は、二級建築士の取得がおすすめです。

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