USCPA(米国公認会計士)の独学合格は可能?効率よく合格を目指す方法などを解説 !
USCPA(米国公認会計士)とはグローバルに活躍できる会計士資格のことで、転職市場でのニーズが高いです。この記事では、USCPAの独学合格に関してや効率よく合格を目指す方法など解説します。
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USCPAの基礎知識
はじめに、USCPAの基礎知識から解説します。 そもそもUSCPAとはどのようなものか、受験資格規定や試験の概要、合格率について、それぞれのポイントを詳しくチェックしていきましょう。
そもそもUSCPAとは?
USCPAとは会計の専門家であり、国際ビジネス資格の最高峰に位置づけられています。米国各州が認定する公認会計士資格ですが、米国だけではなく世界150ヵ国以上で幅広く活躍している方がいる、世界的な認知度が高い資格です。
日本でも、外資系企業や日系企業などのさまざまな企業で評価され、活躍しています。
USCPAの受験資格
USCPAには受験資格が定められています。USCPAの受験資格には学位要件と単位要件があって、出願する州によって受験できるかどうかの判断が違うことに注意が必要です。
この要件は、複数の学習機関での単位の組み合わせであってもカウント可能なため、もしも受験資格を満たしていない場合には、受験資格を得られるように単位を追加取得することも可能です。
USCPA試験の概要
USCPA試験は米国各州に出願しますが、試験自体は日本でもおこなわれていて、米国にいかなくても受験可能です。
試験科目は2024年1月に改定され、必須科目となる3つの「Core科目」FAR(財務会計)、AUD(監査論)、REG(税法・ビジネス法)、と選択科目となる3つの「Discipline科目」BAR(ビジネス分析と報告)、ISC(情報システムとコントロール)、TCP(税務コンプライアンスとプランニング)のうち1つ、合計4科目を受験し合格する必要があります。とはいえ、科目合格制度を採用しているため一回のテストですべて合格する必要はなく、4科目を30ヶ月以内(出願州によって異なります)にクリアできれば問題ありません。
USCPA試験の合格率
USCPA試験は難関ではあるものの、合格率は低くありません。科目別の合格率は50%前後あります。数科目が不合格であっても期間中に再チャレンジできることもあり、挑戦しやすいといえそうです。ただし英語でおこなう試験であるため、日本人にとっては英語力が試されます。
USCPAの独学合格は可能?
続いて、USCPAの独学合格は可能なのかどうか、独学合格の難易度が高い理由について、詳しくチェックしていきましょう。
独学合格は可能だが難易度が高まる
結論からいえば、独学合格は可能です。働きながら独学で合格した方も実際にいます。しかし、予備校などを活用するケースよりも難易度が高くなってしまうことに注意が必要です。
一般的に、USCPAの資格取得のために必要な時間数は、1,000時間~1500時間ほどだといわれています。独学ではこれほどの時間を働きながら勉強し続けることは、モチベーション維持などの観点から見ても難しいでしょう。また、ノウハウがないため正しい勉強法などがわからない状態で進めていくことになってしまいます。
独学合格の難易度が高い理由
独学合格の難易度が高い理由は、教材やテキストを選ぶなど情報収集が大変であることと、予備校を活用したほうが受験資格を得やすいという事情があります。
USCPAの受験対策は情報が少なく、制度変更も多いです。そのため、しっかりとした予備校へいくなどして、ノウハウを蓄積しているところを活用するほうが、コスト的にも時間的にも節約できます。
教材やテキストを選ぶなど情報収集が大変
USCPAの独学合格を目指す場合には、教材やテキストを選ぶなどの情報収集に時間がかかり、学習を始める前から大変です。探してもテキストや問題集は英語版が多く、日本人にとってわかりやすいものはなかなか手に入りません。
また、受験する際にはさまざまな手続きをしなければならないため、はじめて受験される方にとっては難易度が高いでしょう。
予備校を活用したほうが受験資格を得やすい
予備校を活用したほうが受験資格を満たしやすい点も、結果的に独学合格のほうが難易度が高くなる要因のひとつだといえるでしょう。基本的に、独学合格を目指す場合には、自分に受験資格があるのかどうかを自身で判断しなければなりません。
しかし先述のとおり、出願する州によってもUSCPAの受験資格が異なるため、どうすれば受験できるのかの判断が難しいでしょう。その点予備校を活用すれば、受験資格の判断の仕方を教えてもらえます。
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効率よくUSCPA資格合格を目指そう!
USCPAとは会計の専門家であり、国際ビジネス資格の最高峰に位置づけられる資格です。USCPAの受験資格には学位要件と単位要件があって、出願する州によって受験できるかどうかの判断が違うため注意しましょう。
独学での合格は可能ですが、資格の学校などを活用するケースよりも難易度が高くなってしまうことに注意が必要です。
USCPAの受験対策は情報が少なく、制度変更も多いです。そのため、しっかりとした予備校へいくなどして、ノウハウを蓄積しているところを活用するほうが、コスト的にも時間的にも節約できます。
効率よく合格をつかみたい方は、資格の学校であるTACを活用しましょう。
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