外交官(外務省専門職)合格体験記
最後まで走り続けよう
松林 未悠さん
DATA BANK
研修語 | フランス語 |
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出身校 | 早稲田大学 国際教養学部(在学中合格) |
合格年度 | 2023年度 |
選択科目 | 憲法 |
- 志望理由:テネシーでの経験を糧に日本へ貢献したい
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私が外交官を目指したきっかけは、高校2年生でアメリカのテネシー州に留学した際に外交官の方にお会いしたことです。世界を舞台に日本を体現している姿に感銘を受け、外交官という仕事に漠然と憧れを感じていました。また、大学2年生の時にアメリカに留学した際に出会った多くの方々が、日本に対し好意的な印象を持ってくれた経験から、自分自身が日本人であることを強く認識したとともに、より多くの人に日本の良さを知ってもらいたいと思うようになりました。帰国後、外務省の説明会やシミュレーションに参加していく中で、国際社会の最前線で奮闘している話をお聞きし、外交官への想いが溢れ受験を志望しました。
- TAC・Wセミナーを選んだ理由:圧倒的な合格者占有率!
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私は、圧倒的な外務省専門職試験の合格率とサポートが充実していることから、TAC・Wセミナーを選びました。外務省専門職試験の専門科目(国際法・憲法)は初学であったので学習の仕方が全くわからず不安になったり、科目数の多さに圧倒されたりすることがありました。そんな時には井能講師の担任カウンセリングや合格者アドバイザーカウンセリングを受け、自分の進捗状況を見つめ直しアドバイスをいただきました。また、1次試験後の自主ゼミでは志望動機や個別面接などお互いに切磋琢磨しながら対策していくことができ、周りの受講生の方から多くの刺激を受けることができました。このように1次試験から2次試験までサポートが充実している点がTAC・Wセミナーの強みであると思います。
- 専門科目対策:初学の専門科目を耳でインプット
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私は国際法・憲法どちらも初学であったので初めてテキストを開いた際には、受験本番までに自分が1,500字の答案を書けるようになるのかと不安に思っていました。 言葉の定義や判例、憲法の論証など覚えなければならないことが多く気が滅入ってしまうこともありました。そこで、効率的かつ継続して学習をするために、答案化した論文や憲法の論証を録音しそれをひたすら聞いて覚えるようにしていました。耳からインプットすることで国際法に特有の言い回しや用語の定義などが頭の中に刷り込まれ、記述試験でもスラスラと言葉が出てくるようになりました。また、複雑な判例や憲法の統治などは図やイラストを描いて頭でイメージして理解するようにしていました。本番は講師の予想問題がズバリ的中したので答案もスラスラ書くことができました。
- モチベーションの維持:辛くてもなんとかなる
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訳のわからない国際法や膨大な量の基礎能力試験など、試験期間中何度も挫けそうになる時がありました。このような紆余曲折を経て私が言えることは、なんとかなるという楽観的な気持ちも時には必要であるということです。私は毎日毎日机に向かって勉強していると視野が狭くなって、なんで勉強してるんだろうと思ってしまうことが多々ありました。そんな時は1日何もしない日を作ったり、友達に相談したり、散歩したりしていました。もし勉強で詰まる時があったら是非、肩の力を抜いてみてください。
- 最後に!これから試験を目指す方へ
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外務省専門職試験は8月中旬までと長丁場であり、精神的にも体力的にも多くの辛抱が必要になってくる試験であると思います。周りが民間就活を終えていくのを横目で見ながら焦燥感に駆られることも多々ありました。そんな時には、自分を支えてくれている家族や友人に相談したり、アップテンポの曲を聞いたりし、自分を鼓舞しながら何とか最後までやり切ることができたと思っています。これから先、学習の過程で投げ出したり叫んだりしたくなるかもしれません(実際私もなっていました)が、息抜きもしながら自分の最大限のベストを尽くせるように最後まで突き進んでください。心から応援しています。